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将棋駒作家のつぶやき

芙蓉書 ~その6~

2016年03月21日 | 大阪駒(蜀紅・草流・芙蓉・安清)
芙蓉の花の画像です。

美しい花ですね。

花言葉は「繊細な美」です。

更に詳しくお知りになりた方は

⇒芙蓉の花言葉

へどうぞ。

書体については、

トーシンさんの解説をお借り致しました。

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「芙蓉」は書体銘として広く知られていますが

実は明治期の大阪の駒師の銘でもあります。

明治末期、増田弥三郎を中心とした

駒師のグループ(増田開進堂)がありました。

「芙蓉(もしくは芙蓉盃)」はそこで製作された

大阪彫(大阪の彫駒)の駒銘でした。

書体銘としての「芙蓉」は後にこれが書体に発展したものと思います。

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大阪を中心に昭和初期までは盛んに作られていた書体ですが、

大阪駒の衰退と共に、あまり作られくなった様です。

美しく歴史ある書体です。

微力ながら後世へ伝えて行きたいと思います。


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