徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

KTXでソウルへ。宗廟(★)、昌徳宮(★)、仁寺洞(★)

2005-07-09 | 日記
KTX(韓国新幹線)で大田(デジョン)からソウルへ。約1時間の旅。車内は一寸狭い感じ。幅は2席、2席の4列。同乗者の弁では、昔の列車のほうがシートとか豪華だったとか。列車が速くなったせいか、居住性よりはスピード重視の車両設計ということか。途中の車窓は、ひたすら田園地帯。日本の風景はやはり乱開発しすぎ。都市は高層ビルで、田舎はきちんと田園風景を保つことが、食糧自給をするには重要では。290kmの高速運転なので、あっという間にソウルに到着。ソウル駅をひとたび出てみれば、とても近代的で日本にいるのと変わらない。首都だから当然か。

荷物をロッカーに預ける。ロッカーがあるのは、日本と同じ感覚か。2000WON。でも壊れていて余分に2000WON取られてしまった。
地下鉄に乗る。番号が駅名についているのは、日本の地下鉄がまねしたのだろう。シンガポールもついているそうだ。市庁で降りて、よくテレビで移る市庁を眺める。

そのあとは、世界遺産だという宗廟(Jongmyo)と昌徳宮(Changdeokgung)へ。宗廟は、朝鮮王朝の歴代国王、王妃の位牌を祀るための建物。緑の中に廟がある。次に昌徳宮に。ここはガイドつきでないと回れない。1405年に造られた朝鮮王朝の離宮。敦化門(トンファムン)という正門は、慶長の役で焼けて、その後も何回か再建して焼けたとのこと。仁政殿(インジョンジョン)は、両班が正一位、従一位と左右に分かれて並んで祝賀儀式などをするための正殿。緑色を基調として赤など彩色が施されている。これは国王だけに認められた色彩とのこと。(koityouさんの写真)。宣政殿(ソンジョンジョン)は、青瓦の建物。大造殿(テジョジョン)は寝殿。楽善殿(ナクソンジュ)は、側室のすまいとして1847年に造られたが、最後の皇后である純貞孝皇后や李方子女史(halaboji2さんの解説。さらに田村さんのHPが分かりよかったのでリンク)が住んだところ。とても落ち着いた雰囲気だが、日本人としては、建物の形と色合いが韓国風というだけだという気もした。ガイドツアーだったので、すこし韓国の歴史が垣間見れ、それは楽しかった。英語のツアーに参加するとまた別のニュアンスで韓国の歴史を説明してくれるのかもしれないとは思った。

そのあと、骨董屋さんと土産物屋が並ぶ仁寺洞(Insa-dong)を歩いて、鍾閣の駅へ。行きの地下鉄の鍾路3街から宗廟へもそうだったが、鍾閣の駅の周りは、宝石の販売店がずらっと並ぶ。呼び込みまでしているし、結構お客さんが店に入っている。韓国の女性は宝石が好きらしい。
その後、ホテルへ。今日は空港に隣接する高級ホテルなのできちんとシャンプーがあった。


コメント (1)
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