いつものように胸をはって「成果」を誇ることができない!
住宅の再建や産業の再生に
すべての閣僚が全力を尽くすよう指示
こんなハッタリの檄を飛ばす安倍政権なのだが
切れ目なく命と安全安心を奪っている事実浮き彫り!
首相 集中復興で住宅再建・産業再生に全力を
安倍内閣総理大臣:「被災者の方々の心に寄り添い、従来の発想にとらわれることなく、スピード感を持って、自らの持ち場で復興のために全力を尽くすよう」
安倍総理は、来年3月で東日本大震災の「集中復興期間」が終わることから「前期5カ年の集大成として、これから半年間は重要な期間だ」と強調しました。会議では、住宅の再建や産業の再生を進めるほか、被災者の心の復興も大切だとして心身のケアや地域のコミュニティーづくりなども支援していく方針を確認しました。19日には、安倍総理自ら福島県の被災地を訪問する予定です。(引用ここまで)
1300人近くが犠牲になった岩手県大槌町の吉里吉里漁港で開かれた法要では、発生時刻に遺族ら約30人が黙とう。高台にある寺の鐘が響く中、妻を津波で亡くした東谷藤右エ門さん(82)は「地震の時でも、運営していた保育園の子どもたちを気に掛ける優しい妻だった。供養する思いが天まで届けばいい」。
この日、仮設住宅から高台に再建した自宅へ引っ越した宮城県東松島市の川上由夫さん(76)は犠牲になった妻と長女、孫2人を思い「小さな家だが、4人を供養できるよう仏壇を買った。女房も遠くで喜んでくれているだろうな」と笑った。
「安らかに眠ってください」。宮城県南三陸町の防災対策庁舎を訪れた東京都小平市の会社員古谷公一さん(41)は、献花台を囲むようにできた水たまりにはだしで入り、手を合わせた。かさ上げ工事など復興に向けた景色の変化を感じるといい「何度も足を運ぶことで被災地を応援し続けたい」と語った。
一方、東京電力福島第1原発事故で福島県富岡町から福島市に避難している50代女性は「町での記憶が少しずつ薄れてきている。これまでのコミュニティーがばらばらになったのが一番寂しい」と今の思いを明かす。
9月10日の警察庁発表によると、震災犠牲者は死者1万5893人、行方不明2572人。復興庁によると、避難生活での健康悪化などが原因の関連死は3月末現在で3331人。8月13日現在、全国で19万8513人が避難生活を送っている。(引用ここまで)
今も19万人以上が避難生活 震災から11日で4年半
このうち岩手、宮城、福島3県の仮設住宅などで暮らす人は約14万2千人。災害公営住宅は資材不足などで建設が遅れ、完成済みは3県で計約1万1千戸と計画の37%止まり。
入居開始から5年目以降もプレハブ仮設の使用が確実なのは35市町村で、阪神大震災での使用年数を超える。腐食やカビといった住環境の悪化が問題になり、岩手県は15年度から補修を開始、宮城県も一斉点検と補修を始めた。(引用ここまで)