愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

天安門車炎上事件はフレームアップか?NHKなどマスコミ報道のテロ容認扇動報道とテロ脅威論のウソ検証

2013-10-31 | 日記

天安門における車の炎上事件の「真相」が中国政府から発表されました。しかし、HNKの報道を視ていると以下のことが判ります。

一つには、中国政府の発表を全く信用していないことが、その日本語から判ります。二つ目は、ウイグルの独立運動を支持する側の立場から報道していることが判ります。三つ目は、この行為がテロ行為であるならば、日本国内におけるテロ対策キャンペーンと同じように、徹底して批判しなければならないにもかかわらず、そのような批判的言葉は、ウイグル族の言葉を伝えているだけです。四つ目は、この行為が中国政府に対する抵抗闘争、革命闘争として位置づけるのであれば、徹底して反中国キャンペーンをはった中国の市場経済と連携する日本企業に対する暴行行為=暴力行為は、日本政府に対する中国政府の甘さを糾弾する反中国政府運動として報道されなければなりません。

この問題に対する日本政府は沈黙です。これは、これで一つの選択です。日本のマスコミの異常報道は、どうでしょうか?検証されなければなりません。勿論、愛国者の邪論は中国政府をなんでもかんで支持するというようなことは、言っていません。日本の報道振りを問題にしているのです。このことを強調しておきます。

このように矛盾に満ちた報道が何を意味しているか、注目していきたいと思います。以下、報道を一覧しておきます。ご検討ください。

中国 ウイグル族の締めつけ強化か

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131031/t10015696351000.html

中国・北京の天安門広場の近くで車が歩道に突っ込み、炎上した事件で、車内で死亡した3人や拘束された容疑者たちは名前からいずれもウイグル族とみられ、事件を「テロ」だと強調している習近平政権は、今後、ウイグル族に対する締めつけをさらに強めることが予想されます。今月28日に天安門広場の近くで車が歩道に突っ込み、炎上した事件は、車内にいた3人を含む5人が死亡したほか、日本人男性1人をはじめ、40人がけがをしました。30日夜、国営の中国中央テレビなどは、捜査当局が、車内で死亡した3人と共謀して事件に関わった疑いで容疑者5人を事件発生からおよそ10時間以内に相次いで拘束していたと伝えました。車内の3人は、男とその妻、それに男の母親だということで、拘束された5人とともに、名前からいずれもウイグル族とみられています。国営メディアは、「夜を徹した捜査で事件を解明した」などと伝えており、迅速な解決をアピールすることで動揺が広がるのを防ぎたいものとみられます。一方、事件の背景について、国営メディアは、組織的で計画的な「テロ」だと強調し、容疑者たちが滞在していた場所からイスラム教の「聖戦」を意味することばが記された旗が見つかったと伝えており、断定は避けつつも、ウイグル族の中のイスラム過激派による犯行だと印象づけています。新疆ウイグル自治区では、宗教活動などに対する抑圧的な政策への反発からウイグル族の抗議行動が相次いでおり、習近平政権は今回の事件を契機にウイグル族への監視や締めつけをさらに強めることが予想されます。

天安門付近で車炎上 容疑者5人拘束か

天安門付近で車炎上 容疑者5人拘束か 10月30日 21時36分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131030/k10015687861000.html

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中国・北京の天安門広場の付近で28日、車が歩道に突っ込んで炎上した事件で、中国の国営メディアは、捜査当局が事件を「テロ」と断定したうえで車内で死亡した3人のほかに事件に関わっていた疑いで、容疑者5人を事件当日に拘束していたと伝えました。この事件は28日、日本時間の午後1時すぎ、北京の天安門広場の付近で車が歩道に突っ込み炎上したもので、車内にいた3人と、巻き込まれた観光客2人の合わせて5人が死亡したほか、日本人男性1人を含む観光客など40人がけがをしました。国営の中国中央テレビなどは日本時間の30日午後7時すぎ、捜査当局がこの事件を組織的で計画的な「テロ」だと断定したうえで車内で死亡した3人のほかに事件に関わっていた疑いで、容疑者5人をすでに拘束していたと伝えました。拘束された5人は名前から、いずれもウイグル族とみられていて、5人は、事件の発生後およそ10時間以内に相次いで拘束されたとしています。また、炎上した車で死亡した3人は男とその妻、それに男の母親だということです。
車には新疆ウイグル自治区のナンバーがつけられていて、3人は車内に用意したガソリンに火をつけて車を炎上させ、車内からは刀や鉄の棒、それに宗教的な内容の過激な言葉を記した旗などが見つかったと伝えています。さらに拘束された5人は死亡した3人とは知り合いで、共謀して事件を計画したことを認めているとしているほか、捜査当局はこの事件に関わった容疑者全員を拘束したとみているとも伝えています。5人は事件の当日に拘束されていたことになりますが、中国政府は今回の事件を受けて、国内に動揺が広がらないよう発表の内容やタイミングについて慎重に見極めていたものとみられます。

車炎上でウイグル族 締めつけ懸念 (10月30日 19時21分)

車炎上でウイグル族 締めつけ懸念 10月30日 19時21分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131030/k10015686781000.html

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中国・北京の天安門広場の付近で車が歩道に突っ込んで炎上した事件で、捜査当局は車内で死亡した3人のほかにも新疆ウイグル自治区の出身者が事件に関与した疑いがあるという見方を強めています。事件後、自治区ではウイグル族の摘発が始まったという情報もあり、ウイグルの人たちでつくる団体は当局による締めつけが強まることを懸念しています。

この事件では、炎上した車内にいた3人と、巻き込まれた観光客2人の合わせて5人が死亡したほか、日本人男性1人を含む観光客など38人がけがをしました。関係者によりますと、北京の捜査当局は、車内で死亡した3人のほかにも政府に不満を持つ新疆ウイグル自治区の出身者が事件に関与した疑いがあるという見方を強めていて中国版ツイッターのウェイボーには29日、当局が手配した容疑者とされるウイグル族の男女7人の名前と顔写真が掲載されました。関係者によりますと、捜査当局は新疆ウイグル自治区に捜査チームを派遣して背後関係などについて調べを進めていて、自治区の各地ではウイグル族の摘発が始まったという情報もあるということです。これに対して、中国国外に住むウイグルの人たちでつくる世界ウイグル会議のラビア・カーディル代表は声明を出し、「中国当局はテロとの戦いを名目にウイグルの人々への抑圧を正当化しようとしている」などと、政府側が意図的に情報を操作している可能性を主張し、当局による締めつけが強まることを懸念しています。関係者によりますと、中国政府の宣伝部門は今回の事件についてどのような形で発表するか、慎重に検討を進めているということで、国内に動揺が広がらないよう事態をいかに収拾するか、当局が苦慮していることがうかがえます。中国版ツイッターに容疑者とされる7人中国版ツイッターのウェイボーに掲載された容疑者とされる7人は、25歳から59歳の男3人と27歳から70歳の女4人で、全員が新疆ウイグル自治区出身のウイグル族とされています。ウイグル族は、自治区の人口の半数近くを占め、政治や経済活動における漢族との格差や宗教活動に対する政府の締めつけになどに不満を募らせ、特に7人の出身地とされる東部のトルファン地区や南部のカシュガル地区ではここ数年抗議行動を活発化されています。このうちトルファン地区では、ことし6月、刃物を持った集団が警察施設などを襲撃し、警官や住民合わせて35人が死亡しました。こうした事態を受けて中国政府は、大量の治安部隊を投入し監視を強化していて、ウイグル族に対する締めつけを強めています。

ウイグル族の人たちは困惑

捜査当局が中国政府に不満を持つ新疆ウイグル自治区の出身者が関与した疑いがあるという見方を強めるなか、ウイグル族が多く宿泊する北京市内のホテルの前の道路は人通りが少なく、警備が強化された様子は見受けられませんでした。通りかかったウイグル族の人たちに事件のことを尋ねると、多くは困惑した様子で「詳しく知らない」と答えました。
新疆ウイグル自治区南部のカシュガルから来たという男性は「よいことであれば支持するし、悪いことであれば支持しません。どんな人であってもそれは同じです」と話していました。また、ウルムチから来たという女性は「ウイグル族が事件を起こしたのだとすれば、それはしてはいけないことです。同じ中国人なのですから」と話していました。

中国外務省「関係部門が調査中」

今回の事件について、中国外務省の華春瑩報道官は30日の記者会見でも、「関係部門が調査中だ」として、詳しい言及を避けました。会見で記者が事件についてテロとの関連を質したのに対し、華報道官は「関係部門が調査中であり、その調査結果を待つべきである」と述べました。また、外国人の死傷者への対応に関連して、「関係国の大使館に対して情報提供や説明を行っている。日本もその1つで、けがをした人への面会にも必要な協力を行った。最後まで適切に処理できるよう引き続き必要な協力を行っていく」と述べました。

中国メディアはほとんど伝えず今回の事件について中国のメディアは、事件発生当日の28日は死者やけが人などの情報や当局の対応について伝えました。しかし、29日から30日にかけてはほとんど伝えておらず、中国中央テレビや新華社通信などの国営メディアは、30日は事件について一切報道していません。中国メディアの関係者によりますと、今回の事件について中国当局は報道機関に対して独自の報道を禁じたということで、今回の事件が引き金となって国内で動揺が広がらないよう中国当局が神経をとがらせているものとみられます。

2013年10月30日放送 21:00 - 22:00 NHK総合 ニュースウオッチ9 (ニュース)http://datazoo.jp/w/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E6%97%8F/16693075

中国の天安門付近で車が歩道に突っ込んで炎上した事件で、国営テレビはさきほど容疑者5人がすでに拘束されていると伝えた。いずれもウイグル族とみられている。世界ウイグル会議ラビア・カーディル代表は「中国当局テロとの戦い名目にウイグルの人々への抑圧正当化しようとしている」と話した専門家は「テロ行為だと仮に断定してしまうとそれはそれで問題が非常に単純化される。テロなので新疆の独立運動は封じ込めなければいけない、と。独立運動に対する締め付けをする口実となる。政治的にこの事件を利用しようと思えば利用できる」と話した。

2013年10月31日放送 0:00 - 0:10 NHK総合時論公論天安門車炎上事件の衝撃

中国の天安門で、3人のウイグル族が乗った車が大勢の観光客の中に突っ込み炎上したという事件が起きた。今夜は、この事件の背景と習近平体制のもと、深刻な矛盾を抱える中国の政治社会体制について考える。4年前には、ウルムチ市内でウイグル族が漢族を襲撃したことにより治安部隊と衝突し200人近くが死亡した。当時の胡錦濤政権は“和諧社会”をスローガンに掲げており、比較的早く事態は収束した。ところが、去年の秋に習近平政権が誕生すると思想の引き締めが強調され、力によって人々の不満を抑えこむという姿勢になった。習近平新政権が全国に通達した禁止令として、西側の「普遍的価値観」の宣伝、共産党政権の社会的基礎瓦解、共産党のメディア管理体制に挑戦することなど7項目を禁止した。今回の車炎上事件を巡っても、現場で撮影された画像がインターネットからすぐに削除、外国語テレビのニュース映像が中国では中断され見られなくなるなど当局の厳しい姿勢を反映した対応が取られている。今回の車炎上事件は、この夏から断続的に行われてきたウイグル族に対する警察当局の摘発との関連がありうると想像できる。一方、中国共産党は経済成長を続けているが、貧富の拡大などで国民の不満は高まっている。加藤青延解説委員は、「中国当局は、事件に関わった人たちを検挙し力でねじ伏せようとしているに違いない。しかし、力の弾圧だけでは国民の不満を抑えこむのは不可能。今回の事件は習近平国家主席を頂点とする中国の最高指導部の前途が険しい道のりになることを私達に予見させるものと言えそうだ。」と述べた。

天安門の車炎上事件 その背景は 10月31日(木)

コメント (1)

日米同盟容認論の安倍自公政権とマスコミは国際的ウォーターゲート事件の責任追及せず!不道理不道徳!

2013-10-30 | 日記

昨日、中国の天安門の車炎上事件について、日本のマスコミのテロ行為容認のスタンスを批判する記事を書きました。このこと正当性が、いっそう明らかになってきたように思います。

同時に、アメリカの盗聴問題を報道する日本のマスコミと安倍自公政権のスタンスをみていると、集団的自衛権行使論や「特定」「秘密」「保護」法のデタラメさ・スリカエがいっそう浮きぼりになります。このアメリカ政府容認のスタンスに大渇を入れなければならないと思います。こんな内政干渉を許すことができるか、国民的討論が求められています。

 

以下、愛国者の邪論の考えをまとめてみました。

1.アメリカ政府の盗聴の事実がハッキリしたのに、日本政府は、第三者的というか、当事者意識はまるでありません。菅官房長官のトンチンカン発言というか、そのような発言を追及しないマスコミの甘さは酷いもんです。

 

2.問題はアメリカの盗聴に「しっかり対応している」かどうかの問題ではなく、盗聴行為に対する安倍政権の考えです。「しっかり対応している」ということは「盗聴行為があったか、しっかり対応している」ということを言っているのであって、盗聴行為の存在を認めているのではないでしょうか。そのような国家主権侵害にあたって抗議もしないのです。

 

3.しかも現在、アメリカ版NSC設置法と「特定」「秘密」「保護」法案が問題になっていますが、中国や北朝鮮・テロへの「脅威」に対して、米国と「秘密」を「共有化」し、国民に対しては、秘密の公開を拒否しながら、その米国が、日本政府の、日本国の首相を盗聴し、その行為を日本政府が容認しているのです。日本のマスコミも、この問題については、批判的見解を述べてはいません。むしろ盗聴行為を容認し、オバマ大統領と米政権を励ましているのです。

 

4.これらの行為に共通するのは、国民不在であることです。日本の国家主権に対する侵害行為そのものは、国民主権の否定と言えます。しかも、こうした行為に対して抗議もしないのですから、国民主権の否定を認めていることになります。

 

5.靖国神社への閣僚の参拝などに対する中国や韓国の批判を、閣僚やマスコミは、内政干渉と応じていますが、この行為そのものは侵略戦争正当化論であることは明瞭ですが、この米国の盗聴については、内政干渉とは言わないのです。ここに日米軍事同盟容認論のデタラメさ、大ウソ、トリックが浮き彫りになってきます。

 

6.しかも安倍首相の集団的自衛権行使論の最大の根拠である同盟国、米国が攻撃されたら、日本が、それを支援する権利を行使すべきとする論拠である、その同盟国が、日本の国家主権を侵害しているのです。どうするのでしょうか。集団的行使論の根拠そのものがデタラメであることが明白になったのではないでしょうか。

 

以下、その報道を一覧しておきます。ご覧ください。

 

官房長官 情報保全「対策は講じている」 10月29日 11時48分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131029/k10015635691000.html

菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、アメリカの情報機関が世界の指導者の電話などを傍受していたとされる問題に関連して、「安倍内閣ができた段階から、しっかり対応している」と述べ、政府の情報保全に問題はないという考えを重ねて示しました。この中で菅官房長官は、アメリカの情報機関、NSA=国家安全保障局が、世界の指導者の電話などを傍受していたとされる問題に関連して、「政府としては、常に情報保全のための対応策を取ってきている。安倍内閣ができた段階からしっかり対応しており、常日頃から対策は講じている」と述べ、政府の情報保全に問題はないという考えを重ねて示しました。また菅官房長官は、記者団が「安倍総理大臣の携帯電話は問題ないという認識に変わりはないか」と質問したのに対し、「全く変わっていない」と述べました。

 

産經 米盗聴問題/丁寧な説明で信頼回復を 2013/10/30 6:00
http://sankei.jp.msn.com/column/topicslist/../../world/news/131030/amr13103003270000-n1.htm

 米国の通信傍受機関、国家安全保障局(NSA)が、ドイツのメルケル首相の通話など欧州を舞台に盗聴活動をしていた疑惑が表面化し、ドイツを中心に欧州の対米不信が強まっている。 通信傍受をはじめ諜報活動は、どの国も大なり小なり行っており、互いに言い分があろう。しかし、その問題で世界の安定作用を果たす大西洋同盟の結束が乱れることは避けなければならない。 米国はドイツなどへの丁寧な事情説明と傍受方法の改善などで、ドイツは冷静な対応で、ともに亀裂の修復に努めてほしい。 携帯電話を盗聴されていたとされるメルケル首相はオバマ米大統領に電話して抗議した。「重大な信義違反」と反発している。フランスのオランド大統領も国内通話の盗聴疑惑で、オバマ氏を「プライバシーの侵害」と非難した。 欧州の中でもドイツがいきり立つ裏に、同国の特殊性がある。ナチス・ドイツ、そして戦後も東独は情報監視体制下にあった。メルケル氏はその東独育ちであり、傍受疑惑への怒りは理解できる。半面、傍受されたとすれば、防諜に不備があった面も否めない。 米国は英国を中心に、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの英連邦諸国との間で、機密情報を交換すると同時に、相互に盗聴しないという関係を結ぶ。ドイツはかねて同様の関係の構築を模索しており、盗聴疑惑を機に米国に働きかけるとの見方もある。 ドイツは、米国率いる北大西洋条約機構(NATO)の主要加盟国であり、イランの核開発疑惑をめぐっても国連安保理5大国とともに交渉に当たっている。 米欧のきしみはイラン問題はもちろん、国際テロ対策などにも支障を与えかねず、米指導力に対抗しようとする中国やロシアを利するだけではないのか。 米政府は盗聴の事実を認めていないが、2001年米中枢同時テロ後に傍受活動が肥大化し、入手困難だったデータが情報技術革新で獲得しやすくなったことが、今回の問題の背景にありそうだ。

 テロ対策の強化は国家として当然だが、同盟国指導者への盗聴など行き過ぎがあったなら、改めるべきであり、実際、米国は年内をめどに諜報活動に制限を設ける方向で見直しを進めるという。 それによる相互信頼回復こそが米欧同盟の盟主の責任である。

 

毎日 社説:視点 米国の盗聴活動=論説委員・布施広 2013年10月28日 02時30分http://mainichi.jp/opinion/news/20131028k0000m070101000c.html

 ドイツのメルケル首相が「信頼を裏切る行為」と怒ったのは当然だ。首相から抗議の電話を受けたオバマ米大統領はこう答えたという。「(あなたの)通話は傍受していないし、今後も傍受しません」。ええ以前はやってましたよという響きがある、苦しい弁明である。

 米国による一連の盗聴疑惑に続いて米情報機関がメルケル首相の携帯電話を盗聴していた疑いが浮上した。24、25の両日開かれた欧州連合(EU)首脳会議でも問題になったが、EUは結局、盟友の米国に厳しい態度は打ち出さなかった。 だが、「もうしない」という米大統領の言葉をうのみにして対策を怠れば、今度は別の国、たとえばロシアや中国による盗聴に直面しかねない。インターネットによる情報集約化が進む一方、他国のコンピューターに侵入して安全保障を含めた情報を混乱させるサイバー攻撃の手口も高度化しているからだ。 それに情報収集をめぐる米欧の対立は初めてではない。2001年、欧州議会は米国主導の国際組織「エシュロン」が電話やファクスなどを傍受し、人権やプライバシーを侵害したとの報告書をまとめている。情報収集をめぐる暗闘は今後も世界規模で激しくなる一方だろう。 それが現実である。

メルケル首相が言うように、友人(同盟国)同士でスパイ行為はしないという善意の了解も大切だが、疑心暗鬼を招かぬよう約束違反を検証する仕組みも必要ではないか。軍縮・軍備管理と同様に、情報収集でも「検証」の必要性が増した。と同時に、特に同盟国以外からの盗聴やサイバー攻撃を無力化しないと、国民の利益を守れない時代である。

 米中央情報局(CIA)の元職員で米国のお尋ね者になっているスノーデン容疑者が暴露した情報収集活動は、まさに氷山の一角だ。米国が世界の指導者35人の通話を盗聴していたとの報道もあり、波紋はなお広がる気配だ。同容疑者は、機密資料を流すウィキリークスのアサンジ容疑者同様、(行為のよしあしはともかく)米国の機密の壁に挑戦しているつもりだろう。 「獅子身中の虫」を抱え込んだオバマ政権は近年、外交的な得点が少なく、国内では意外にも「スパイ防止法」の適用事例が目立つ。こうした姿勢が政権の精彩を失わせていることは否めず、親米諸国にも離反の動きが出ている。頼みの欧州で不信感が高まり米国の影響力がさらに低下すれば世界の「学級崩壊」が進みかねまい。そんな懸念を杞憂(きゆう)とすべく、オバマ大統領の奮起に期待したい。 

1カ月で1248億件=日本も「関心国」-米盗聴 (2013/10/28-22:08)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201310/2013102800934&g=int&relid2=1_2

 【ジュネーブ時事】盗聴問題で揺れる米国家安全保障局(NSA)が2012年12月から約1カ月間で、全世界で1248億件の電話を盗聴していた疑いが浮上している。イタリア主要紙が28日、暴露サイトの情報として一斉に伝えた。NSAが標的とした疑いのある国には、メルケル首相に対する盗聴が明らかになったドイツと「同程度」として、日本も含まれていた。伊紙コリエラ・デラ・セラによると、暴露サイト「クリプトム」が明らかにした盗聴期間は12年12月10日~13年1月8日。NSAは通話相手やその電話番号、通話時間などのデータを把握した。国別の盗聴件数は、アフガニスタン220億件、パキスタン128億件、イラン17億件。同盟国ではドイツ3億6000万件、フランス7000万件、イタリア4600万件など。

 

「オバマ氏、関与せず」=ドイツ首相への盗聴確認-米上院委員長 (2013/10/29-09:32)http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2013102900126

 【ワシントン時事】米上院情報特別委員会のファインスタイン委員長は28日声明を出し、国家安全保障局(NSA)が「2002年から行っていたドイツのメルケル首相に対する盗聴をオバマ大統領は知らなかったと理解している」と発表した。その上で「同盟国の指導者への盗聴に反対する」と表明した。メルケル氏の電話盗聴をめぐっては、ウォール・ストリート・ジャーナル紙がオバマ政権が今夏から始めた情報収集活動の見直しで監視の事実を把握し、やめさせる決定を下したと報道。ファインスタイン委員長の声明は、政権に関与する有力者として一連の報道を初めて裏付けた。ファインスタイン氏はまた、「ホワイトハウスが同盟国に対する情報活動を続けないと伝えてきた」とも指摘。NSAがフランス、スペイン、ドイツなどで監視活動を展開してきた事実を暗に認めた。

 

同盟国も米指導者を盗聴=情報機関トップが反論 (2013/10/30-10:40)

 【ワシントン時事】クラッパー米国家情報長官は29日、下院情報特別委員会の公聴会で、同盟国も米指導者を盗聴していると主張し、国家安全保障局(NSA)がドイツのメルケル首相を含む各国指導者を盗聴していた問題を正当化した。クラッパー氏は「指導者の意図を収集・分析するのは、情報機関の基本的な仕事だ」と明言。活動は法の範囲内で行われていると改めて強調した。一方、中央情報局(CIA)元職員スノーデン容疑者によるNSA活動の暴露について「われわれの能力やわが国の安全を脅かしている」と批判した。

 

通信傍受の拠点に日本含まれずか (10月29日 11時10分)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131029/k10015632811000.html

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アメリカの情報機関が世界の指導者の電話などを傍受していたとされる問題で、ドイツの有力な週刊誌は、通信傍受の拠点となったとされる世界の80か所以上のアメリカ大使館や領事館などの所在地を明らかにし、その中に日本の都市は含まれておらず、対象から外されている可能性があります。ドイツの有力な週刊誌「シュピーゲル」は28日、アメリカのNSA=国家安全保障局がドイツのメルケル首相の携帯電話を盗聴していた疑惑についてのテレビリポートをインターネット上に掲載しました。この中で、アメリカのCIA=中央情報局の元職員から入手したとみられる機密文書が紹介され、このうち2010年8月の資料には、各国の指導者の電話などの通信傍受を担う「スペシャル・コレクション・サービス」と呼ばれる部門の拠点となったとされる世界80か所以上のアメリカ大使館や領事館などの所在地が記されています。この中で、アジアでは北京や上海、それにバンコクやジャカルタなど20か所の都市名が記されていますが、日本の都市は含まれていません。また、イギリスやオーストラリアといったアメリカとのつながりが深い国々も含まれておらず、日本がこうした国々と共に、アメリカの大使館などを拠点にした通信傍受の対象から外されている可能性があります。

 

米上院幹部 通信傍受事実上認める (10月29日 22時13分)

米情報機関トップ 通信傍受を事実上認める 10月30日 6時35分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131030/k10015663861000.html

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アメリカの情報機関が同盟国の指導者の電話などを傍受していたとされる問題で、情報機関のトップらは、通信の傍受を事実上認める一方、こうした国での市民を対象にした情報収集については否定しました。ヨーロッパなどのメディアは、アメリカのCIA=中央情報局の元職員、スノーデン容疑者が持ち出した情報を基に、アメリカのNSA=国家安全保障局がドイツのメルケル首相の携帯電話を盗聴したり、同盟国の指導者や市民の通信を傍受していたと伝え、アメリカに対する批判が高まっています。こうしたなか、アメリカ議会下院の情報特別委員会は29日、公聴会を開き、情報機関のトップらが出席しました。アメリカの情報機関を統括するクラッパー国家情報長官は、「情報機関に入って最初に学ぶ基本は、指導者の考えをどう知るかということで、どんな指導者でも対象になる」と述べ、同盟国の指導者の通信を傍受していたことを事実上認めました。さらにNSAのアレキサンダー長官は、ヨーロッパの同盟国もアメリカの指導者に対するスパイ活動を行っていると主張しました。一方でアレキサンダー長官は、ヨーロッパの新聞などが、アメリカがフランスなどの一般市民の電話などを傍受していると伝えたことについて、「アメリカが集めた情報ではなく、ヨーロッパの同盟国が中心になって集めたものだ」と述べ、こうした報道内容を否定しました。

 

通信傍受問題で独仏が米と協議へ (10月25日 11時41分)

EU首脳会議 米の通信傍受疑惑議題に (10月25日 6時19分)

米情報機関 独首相の携帯傍受の疑い (10月24日 6時34分)

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日本国憲法を改悪して大日本帝国憲法の「公益」信奉者の石破幹事長が人権侵害しますと言うはずはない!

2013-10-30 | 日記

以下のニュースを視て、笑ってしまいました。「この人正直だな」と。大体人権感覚のない人間が、「人権侵害をします」などと言うはずがありません。逆のことを言えば言うほど、ウソだということを振りまいているだけです。何も、石破自民党幹事長を泥棒扱いする訳ではありませんが、泥棒が、「これから泥棒します」などと言わないのと同じです。

その根拠は、自民党とその先輩たちの行状と、自民党の日本国憲法改悪案と、今回提出したと規定秘密保護法案の内容が全てです。以下、そのことを証明してみたいと思います。

まず、以下の記事を読んで、思ったことの二つ目です。それは、「強権的な国家に戻るのように報道されている」と「強権的国家に戻らない」かのように言っていますが、これも大ウソです。石破氏の思考回路には「人権」思想はありません。以下の愛国者の邪論の記事を見れば明瞭です。民主主義国家であれば、「軍隊」に対する拒否権を承認しなければなりません。兵役の拒否や命令に対する拒否権が、それです。これは「個人の尊厳」の究極的な保障です。

政権公約違反・争点隠し・死刑覚悟を迫り暴走しないとウソをつく安倍・石破・高市自民にレッドカードを! 2013-07-20 19:55:21 

石破自民幹事長は国家命令から逃げたいという人間の本性を死刑で脅して貫徹させるトンデモ思想を吐露! 2013-07-20 19:36:58

やっぱり石破発言は国家の命令に従わない人間は死刑を課す!個より公を優先する自民党改憲思想にあり! 2013-07-20 14:41:22

三つ目は、「各党にきちんと説明し…国民は慎重な審議を求めており、国会で十分かつ丁寧な審議を行い、政府には説明責任を尽くす努力を促したい」というゴマカシです。ボタンをかけるスタートにおいて、人権尊重主義の欠落をゴマカシているのです。このことを説明すべきです。例えば、氏の「死刑」論です。このことについては、歴史的解明が必要不可欠です。死刑を明記した治安維持法軍機保護法についての、氏の、自民党の、政府の総括はどうなっているのか、詳しい説明を求めるべきです。

四つ目は、特定秘密保護法案全文に明記されている「公益」論の思想と構造の解明です。この「公益」論は大日本帝国憲法のなかで、人権弾圧の根拠の一つとなっていました。また自民党の日本国憲法改悪案にも、しっかり明記されている「日本語」でした。このことは、日本国憲法と相容れないものです。以下、ご覧ください。

日本国憲法

第11条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

第21 条  集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

第23  学問の自由は、これを保障する。

第31 何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。

第38条  何人も、自己に不利益な供述を強要されない。

 強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。

 何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。

第39条  何人も、実行の時に適法であつた行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。

第40 何人も、抑留又は拘禁された後、無罪の裁判を受けたときは、法律の定めるところにより、国にその補償を求めることができる。

第97条  この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。(引用ここまで

どうでしょうか。人権尊重主義の「濫用」を防止する視点は「公共の福祉」論です。60年代自民党は、労働者の、公務員労働者のストライキを制限する根拠に、この「公共の福祉」論を口実に使っていました。しかし、現在は、使えないほど、自民党政権とその支持勢力が「公共の福祉」を侵害してきました。そこで、持ち出してきたのが「公」「公益」論です。それが、以下の改悪改憲案です。しかし、そこに大いなる墓穴があるのです。

 

戦前の特高の「体罰」を禁止する日本国憲法の条項と自民党の改悪案を比較すれば、自民党が何を考えているか、明瞭です。しかも、自民党案は、主語が、国家なのか、国民なのか、不明です。近代憲法の原則は立憲主義です。国民が国家を監視し、規制し、国民の人権を擁護する装置としてつくったのが、憲法です。しかし、自民党案は、このことを曖昧にしているのです。近代以前の思想が浮き彫りになっているのです。呆れます。

このように前近代的思想を継承する自民党は、国民のなかにある前近代的思想・残滓というか、近代的感覚を持ち得ない文化に依拠しているのです。ここに自民党の存在意義があります。ここをどのように打開していくか、です。マスコミの民主化、教育の民主化などの課題が鮮明になってきます。このことについては、今後記事にします。 

自民党の「日本国憲法改正草案」=改悪草案

(国民の責務)

第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力により、保持されなければならない。国民は、これを濫用してはならず、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない。

人としての尊重等)   

第十三条 全て国民は、人として尊重される。生命、自由及び幸福求に対する国民の権利については、公益及び公の秩序に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大限に尊重されなければならない。

(個人情報の不当取得の禁止等)

第十九条の二 何人も、個人に関する情報を不当に取得し、保有し、又は利用してはならない

身体の拘束及び苦役からの自由)

第十八条 何人も、その意に反すると否とにかかわらず、社会的又は経済的関係において身体を拘束されない。

(表現の自由)

第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。

2前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。検閲は、してはならない。通信の秘密は、侵してはならない。(引用ここまで)

どうでしょうか、他の条項についても、ありますが、ここでは、これだけにとどめておきます。この自民党の改悪案の思想的根拠は、以下の大日本帝国憲法です。安倍首相をはじめとしたお仲間たちノスタルジーは大東亜共栄圏思想ですが、その思想の大本は、この大日本帝国憲法なのです。かつては「安寧秩序」論も使われていましたが、この思想を、そのまま打ち出すことは時代錯誤と言われてしまいますので、微妙なところを受け継ぐ戦法・手法を使うのです。それが、「公益」論、「法律の範囲内」論です。以下ご覧ください。

大日本帝国憲法

第20条 日本臣民ハ法律ノ定ムル所ニ従ヒ兵役ノ義務ヲ有ス

第21条 日本臣民ハ法律ノ定ムル所ニ従ヒ納税ノ義務ヲ有ス

第22条 日本臣民ハ法律ノ範囲内ニ於テ居住及移転ノ自由ヲ有ス

第23条 日本臣民ハ法律ニ依ルニ非スシテ逮捕監禁審問処罰ヲ受クルコトナシ

第24条 日本臣民ハ法律ニ定メタル裁判官ノ裁判ヲ受クルノ権ヲ奪ハルヽコトナシ

第25条 日本臣民ハ法律ニ定メタル場合ヲ除ク外其ノ許諾ナクシテ住所ニ侵入セラレ及捜索セラルヽコトナシ

第26条 日本臣民ハ法律ニ定メタル場合ヲ除ク外信書ノ秘密ヲ侵サルヽコトナシ

第27条 日本臣民ハ其ノ所有権ヲ侵サルヽコトナシ

 公益ノ為必要ナル処分ハ法律ノ定ムル所ニ依ル

第28条 日本臣民ハ安寧秩序ヲ妨ケス及臣民タルノ義務ニ背カサル限ニ於テ信教ノ自由ヲ有ス

第29条 日本臣民ハ法律ノ範囲内ニ於テ言論著作印行集会及結社ノ自由ヲ有ス

第30条 日本臣民ハ相当ノ敬礼ヲ守リ別ニ定ムル所ノ規程ニ従ヒ請願ヲ為スコトヲ得

第31条 本章ニ掲ケタル条規ハ戦時又ハ国家事変ノ場合ニ於テ天皇大権ノ施行ヲ妨クルコトナシ

第32条 本章ニ掲ケタル条規ハ陸海軍ノ法令又ハ紀律ニ牴触セサルモノニ限リ軍人ニ準行ス(引用ここまで

石破氏の発言の注目点の最後は、「かのように報道されている」論です。石破氏の関心は国民の運動ではないのです。マスコミがふりまく論調と世論を気に懸けているのです。大衆的な運動ではないところに、最大の特徴があります。勿論マスコミを動かしているのは国民の運動もあることは確実です。

それにしても、このマスコミの論調を踏まえて、「慎重な審議」「十分かつ丁寧な審議」「説明責任を尽くす努力」をしていこうという作戦です。ここに、愛国者の邪論が、繰り返しマスコミの問題を提案してきた最大の理由があります。

では、そのマスコミの論調を、前回の記事後の特徴を検証してみたいと思います。

これが、特定秘密保護法案に対する見解を表明した全国紙と地方紙の社説一覧?だ!問われるのは国民目線! (2013-10-27 10:11:52)

27日以後の社説の一覧と世論の動向です。以下ご覧ください。

信濃毎日 秘密保護法案/市民生活にも関わる 2013/10/27 10:05
http://www.shinmai.co.jp/news/20131027/KT131026ETI090003000.php

[秘密保護法案] 検証の仕組みが必要だ ( 10/27 付 )

http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201310&storyid=52287

沖縄タイムス 特定秘密保護法案/市民の権利への脅威だ /2013/10/28 10:06
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2013-10-28_55866/

熊本日日 秘密保護法案/今国会成立に固執するな /2013/10/28 12:06
http://kumanichi.com/syasetsu/kiji/20131028001.shtml

陸奥新報 特定秘密保護法案「知る権利尊重し慎重な審議を」 2013/10/28 10:07
www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=2&

北海道 米盗聴疑惑/情報収集の全容公開を/2013/10/29 10:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/500784.html

宮崎日日 南シナ海問題 当事国の信頼醸成が必要だ  2013/10/29 8:06
http://www.the-miyanichi.co.jp/shasetsu/_2208.html

信濃毎日 秘密保護法/情報公開と相いれない 2013/10/29 10:05
http://www.shinmai.co.jp/news/20131029/KT131028ETI090003000.php

高知 防衛秘密廃棄/疑問拭えぬ情報の扱い 2013/10/29 10:07
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=310275&nwIW=1&nwVt=knd

 次は世論の動向記事です。 

毎日 秘密保護法案:世論調査で「反対」が半数超え50.6% 2013年10月27日 23時48分http://mainichi.jp/select/news/20131028k0000m010093000c.html

安倍内閣支持率7ポイント↓汚染水対応に厳しい目も(10/28 11:51) http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000014915.html

報道STATION・ANN世論調査

秘密保護法反対が半数超  汚染水「制御」83%不信 共同通信世論調査 2013/10/28 11:39

http://www.47news.jp/47topics/e/247016.php

【東京新聞】6割強「反対」も3割弱が「分からない」秘密保護法案で街頭投票2013/10/29 13:34  

【共同通信】村上元行革相が秘密保護法案批判 「30年封印、検証できず」 2013/10/29 20:54  

これまでの社説を含めて考えると、今回の石破氏が記者会見強調していたことは、「検証の枠組み」論、言わば、秘密保護法の制定は判るが、秘密事項が永遠なのは、国民の税金で「秘密」がつくられていることからすると、問題だ。国民主権からすると、情報公開の原則を確立すべきだという論調に依拠していることは明らかです。ここに最大のゴマカシがあります。「公益」論と「情報公開担保」論は相容れないものだということを、民主党もマスコミも自覚すべきです。だからこそ、歴史的検証をすべきなのです。

もう一つは、この「保護法」案の根拠、安倍自公政権の枕詞、思考停止言葉である「中国や北朝鮮・テロの脅威」論、「日米同盟繁栄」論です。これこそが憲法平和主義の軽視と形骸化論です。憲法の平和主義を活かした外交努力を怠ってきたです。時には日本の平和主義を強調し、利用しているくせに、ホンネのところは憲法「改正」なのです。このことは、この愛国者の邪論の記事では一貫して追及してきたことです。ご覧ください。

では、最後に、記者会見の内容・言葉をご覧ください。これを報道するNHKの視点もハッキリします。

石破幹事長 野党の懸念払拭に努める 10月29日 15時59分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131029/k10015642841000.html

自民党の石破幹事長は、記者会見で「特定秘密保護法案」について「強権的な国家に戻るかのように報道されている。各党にきちんと説明していかなければならない」と述べ、「国民の知る権利が侵害されかねない」という野党側の懸念払拭(ふっしょく)に努める考えを示しました。この中で自民党の石破幹事長は、特に秘匿が必要な安全保障に関する情報を保護する「特定秘密保護法案」について、「多くの党は『明らかになることで国家の安全保障に重大な影響を与える情報がある』という認識は持っている」と述べました。そのうえで石破氏は、「この法律によって人権を侵害するようなことを行政が行うことはないが、あたかもそういうことがしばしば行われ、強権的な国家に戻るかのように報道されている。各党にきちんと説明していかなければならない」と述べ、「国民の知る権利が侵害されかねない」という野党側の懸念払拭に努める考えを示しました。また、公明党の山口代表は記者会見で「特定秘密保護法案の課題は、私たちが強く迫り一定の修正がなされた。国民は慎重な審議を求めており、国会で十分かつ丁寧な審議を行い、政府には説明責任を尽くす努力を促したい」と述べました。(引用ここまで

コメント (1)

これが中国国内のテロ?を容認する日本のマスコミ報道だ!中国共産党バッシングの手法で自爆容認!?

2013-10-29 | 日記

それでは、昨日から、今日にかけて、日本のテレビと新聞が、中国の天安門における事件をどのように報道したか、その視点が浮き彫りになっている日本語を紹介しておきます。今日のNHKのニュース9は、事件の場を説明する映像に、中国の建国集会で毛沢東が発表する映像とあの天安門事件の映像を流し、専門家にコメントさせていました。今回の事件と関係づけていました。なんか、こじつけでした。その後に、日本における防犯カメラの設置の記事を報道していました。日本の監視体制が強化されていくことと中国共産党の一党独裁をどのように関連できるか、楽しみです。詳しくは、TVでた蔵をご覧ください。

それにしても、中国共産党政府の情報管理を批判する日本のマスコミをみていると、日本における情報操作装置である新聞・テレビがどのように民主的運営をしていくか、反面教師と言えます。日本のマスコミ労働者の人権と民主主義擁護のための奮起を呼びかけたいと思います。

 

テレビと報道

天安門近くで車突っ込み炎上 3人死亡 (10月28日 16時4分)

ただウェイボーに掲載された現場付近の画像はすぐに削除されており、当局が削除を指示したものとみられます。北京のラジオ局は電話をかけてきた目撃者の話として、「天安門広場の前で1台の車が歩行者に向かって突っ込み、装飾用の石柱にぶつかった。車から火が上がり、付近の交通に影響が出ている。天安門広場に通じる大通りの長安街は通行が規制され、多くの警察の車両と救急車が現場に向かっている」とウェイボー上で伝えました。また北京の地下鉄を運営している会社は、警察の指示により、天安門広場に近い天安門東駅を封鎖し、列車を停車させない措置をとっています。

天安門近く車突っ込む 3人死亡11人けが (10月28日 18時18分)

天安門近く車突っ込む 日本人もけが (10月28日 19時40分)

中国版ツイッターのウェイボーに事故直後の様子として掲載された画像では、車から炎と煙が上がっていますが、画像はすぐに削除され、当局が削除を指示したとみられています。車が歩道に突っ込んだ1時間余りあとNHKの取材クルーが現場に到着しましたが、車はすでに撤去されたとみられ、警察官や作業員が水などで歩道を洗い流す姿が見られました。また現場の周辺は、一時、通行が規制されたほか、天安門広場も封鎖され、大勢の警察官が警戒に当たっていました。新華社通信などは、これまでのところ、車が歩道に突っ込んだ原因や乗っていた人物など詳しいことは伝えていません。ただ、天安門広場の周辺は、中国で最も警備の厳しい場所の1つで、ウェイボーには、「テロではないのか」とか「社会に対する報復か」といった書き込みも見られ、単なる事故でないのではないかという見方も出ています。

NHK 5人死亡日本人もけが 天安門 (10月28日 20時40分)

中国版ツイッターのウェイボーに事故直後の様子として掲載された画像では、車から炎と煙が上がっていますが、画像はすぐに削除され、当局が削除を指示したとみられています。車が歩道に突っ込んだ1時間余りあと、NHKの取材クルーが現場に到着しましたが、車はすでに撤去されたとみられ、警察官や作業員が水などで歩道を洗い流す姿が見られました。また現場の周辺は、一時、通行が規制されたほか、天安門広場も封鎖され、大勢の警察官が警戒に当たっていました。新華社通信などは、これまでのところ、車が歩道に突っ込んだ原因や乗っていた人物など詳しいことは伝えていません。ただ天安門広場の周辺は、中国で最も警備の厳しい場所の1つで、ウェイボーには、「テロではないのか」とか「社会に対する報復か」といった書き込みも見られ、単なる事故でないのではないかという見方も出ています。

NHK 天安門付近で車炎上 事件で捜査 (10月29日 4時46分)

新華社通信は28日夜、事故ではなく、事件として当局が捜査していると伝え、中国政府が、何らかの背景がある事件だとみていることを明らかにしました。ただ、車に乗っていた人物など詳しいことは伝えていません。一方、新華社通信は、中国政府が迅速に事件に対応したと強調しており、中国で最も警備が厳しい場所の1つである天安門広場の目の前で車が炎上するという事態を受けて、国内に動揺が広がるのを抑えようという姿勢も見せています。

NHK 一夜明けた天安門の現場は厳重な警備 (10月29日 12時5分)

一夜明けた29日、現場には車が炎上した痕跡はなく、天安門広場の周辺はふだんどおり大勢の観光客でにぎわっていました。しかし、車が歩道に進入した場所には車止めが設置され、周辺には大勢の警察官が配置されて観光客らに名前や住所などを確認する証明書の提示を求めるなど、厳重な警備態勢が敷かれています。現場で撮影していたNHKの取材班も警察官に呼び止められ、取材内容について詳しく質問されたうえ、すみやかに現場を立ち去るよう求められました。今回の事件について、香港などのメディアは29日、政府に強い不満を持つ少数民族の関与を当局が調べているなどと伝える一方、中国共産党系の新聞「環球時報」は、「北京の社会の反応は冷静だ」などと強調しており、中国指導部が事件に神経をとがらせていることをうかがわせています。

NHK 天安門車炎上事件 ウイグル族関与の疑い (19時01分) 10月29日 19時1分

北京市公安局の担当者は、NHKの取材に対し、「情報があれば知らせる」と確認を避けていますが、捜査当局も新疆ウイグル自治区の出身者による事件への関与を捜査しているものとみられます。ただ、中国のメディア関係者からは、当局が世論の反応を見ようと、こうした情報を流出させた可能性もあるとの見方も出ています。中国外務省の華春瑩報道官は、29日の記者会見で、「関係部門が調査中だ」として、28日に続き詳しい言及を避けました。会見で、記者が28日の事件についてテロとの関連を質問したのに対し、華報道官は、「関係部門が調査中だ。同時に力強い措置を取って首都の安全と安定を確保している」と述べました。そのうえで、華報道官は、「具体的な状況に関心があるなら、北京の担当部門に直接問い合わせることを勧める」と述べるにとどめ、28日に続いて詳しい言及を避けました。また、新疆ウイグル自治区の情勢についての質問に対して、華報道官は、「ここ数年、新疆は、経済、社会、文化の各方面で飛躍的な発展を遂げた。これは新疆の各民族が共に努力した結果であり、中国の民族政策がうまくいっていることを実証してもいる」と述べ、ウイグル族の多くは中国政府に対して不満を抱いていないという認識を示しました。

日テレ 天安門前炎上、当局は“事件”視野に捜査 10/29 13:31

28日午後、中国・北京の天安門の前で車が突っ込み炎上、観光客ら43人が死傷したが、公安当局は、事件の可能性があるとみて捜査を進めている。現地から中村光宏記者が報告。北京市内のあるホテルに取材したところ、特定した複数の人物について宿泊していないか、調べに来たと話している。一夜が明けた天安門前は、多くの警備はいるが、車が炎上した痕跡もなく、いつものように朝から多くの観光客が訪れている。現場では28日午後、車が歩道に進入し、観光客らをはねて炎上、車に乗っていた3人と観光客2人が死亡し、日本人男性を含む38人がケガをした。北京市公安局は28日夜、「関連部門が調べを進めている」と発表し、事件の可能性があるとみて捜査している。中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」には、北京市の当局が、新疆ウイグル自治区の男性2人の名前や、疑いのある4台の車両ナンバーが書かれた情報提供を求める通知書を投稿している。これについて、私たちが取材した北京市内のあるホテルでは、「昨日、公安当局から新疆ウイグル自治区の複数の人物について、宿泊客の中にいないか」などと確認を受けたと話していた。早期の解決に向け、捜査が進められている。

日テレ 少数民族複数が関与か 天安門前で車炎上 10/29 15:43

 28日午後、中国・北京の天安門の前で、車が突っ込み炎上、観光客ら43人が死傷した事件で、公安当局は、独立を求める少数民族が関与した可能性があるとみて捜査を進めている。一夜が明けた29日、天安門前は、車が炎上した痕跡はないものの、そこに通じる歩道の入り口には車の侵入を防ぐため、新たに車止めが設置されている。この事件に巻き込まれた日本人男性について、日本大使館の領事部長は、中国・上海から来た30代の会社員で、腰を打ち歯が折れるなどしており、「当時の状況はよく覚えていない」と話しているという。一方、北京市の公安当局は、事件に関与した可能性がある人物を特定しているとみられる。中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」には、北京市の当局が情報の提供を求めて、新疆ウイグル自治区の2人の男性の名前や、疑いのある4台の車両ナンバーを記載した通知書を投稿している。これについて、北京市内のあるホテルは、NNNの取材に対し、「昨日(28日)、公安当局から新疆ウイグル自治区の複数の人物について、宿泊客の中にいないか」などと確認を受けたと話している。

TBSの動画 「中国·天安門前に車突入し炎上、5人死亡」 (29日11:05)

警察当局が、被害者と接触をさせないよう、警戒していて、詳しい様子はわかっていません。事件の背景についても明らかになっていませんが、中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」には、「容疑者はウイグル族」、「車は新疆ウイグルナンバー」で、ウイグル独立派が捜査対象となっていることを示す情報も流れています。中国では、所得格差などに強い不満を持つ人たちによる事件も頻発しています。政府への不満が渦巻く中、天安門という象徴的な場所で起きた今回の事件は、指導部に、新たな難題を突きつける形となりました。

MBS 天安門で車炎上、「事故ではなく事件として捜査」  2013年10月29日(火) 11時56分

中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」には、「容疑者はウイグル族」、「車は新疆ウイグルナンバー」で、ウイグル独立派が捜査対象となっていることを示す情報も流れています。中国では、所得格差などに強い不満を持つ人たちによる事件も頻発しています。政府への不満が渦巻く中、天安門という象徴的な場所で起きた今回の事件は、指導部に、新たな難題を突きつける形となりました。

FNN 天安門広場車炎上 中国政府、自爆テロの疑い強めているもよう (18:41)

観光客2人を含む5人が死亡した中国・天安門広場での車の炎上事件。中国当局は、ウイグル独立派が関与した疑いがあるとして、捜査を始めたことがわかった。28日、天安門広場で車が炎上した時の映像を見ると、大きな音があがり、黒煙が立ちのぼっていた。事件から一夜明けた天安門広場には、朝早くから観光客が大勢詰めかけた。車が歩道を暴走・炎上し、5人が死亡、日本人を含む38人が負傷した惨事から一夜。毎朝、日の出にあわせ、この天安門広場で行われる国旗の掲揚式は、まるで何事もなかったかのように、29日も普段通り行われていた。掲揚式を見に来た人は「(きのう、この場所で車が突っ込んだことは?)知らない」と話した。民主化を求める学生らを当局が武力で鎮圧した、あの天安門事件から、およそ四半世紀。政府の中枢部分とされる「中南海」が目と鼻の先にあり、中国の象徴と呼ばれる天安門広場付近で、再び起こった事件。ロイター通信によると、今回の車炎上について、中国政府が、自爆テロとの疑いを強めていることを明らかにしたという。問題の車は、本来走るべき車道ではなく、歩道を数百メートルにわたり走り抜けたとみられ、故・毛沢東主席の肖像画が掲げられる目と鼻の先で、柱に激突、炎上した。
車は歩道を走ってきたとみられるが、途中にはフェンスなどの障害物がある。当時、この歩道には多くの観光客もいた。けがをした上海在住30代の日本人男性について、北京の日本大使館関係者は「腰(の骨)がひびが入っているのか、どういう状況で骨が折れているのか。命に別条はないということでした。(事件については?)聴きましたけども、ほとんど覚えていないと」と話した。
そして、今回注目されるのは、中国当局側の対応。中国の国営放送は、今回の車炎上を「事件」だと伝える一方、現場の映像は一切流していない。また、新聞各紙も、短い行数で事実を伝えるのみとなっている。そして、海外の報道にも、過敏に反応する様子が見られた。北京では、日本のニュース番組が、今回の事件を放送中、画面は暗くなったままだった。そして、29日朝、取材中だったFNNの記者が、当局に事情を聴かれ、現場を離れるよう求められた。今回の事件は、誰の手によるものなのか。公安当局は、ウイグル独立派組織が関与した可能性があるとみて、名前や顔写真などを記した手配書を28日夜、ホテルなどに配って、情報提供を求めていたことが判明している。ホテル側は「(公安局からウイグル族について、捜査に協力するよう求める通知は来たか?)はい」と話した。少数民族のウイグル族は、一部に、新疆ウイグル自治区の独立を目指すグループがあり、中国当局との衝突が絶えない。拓殖大学客員教授の石平氏は「今回の事件は、場合によって、当事者が独立派である可能性もあります。(逆にウイグル族と)関係ない事件であっても、それを口実にして、よりいっそう、民族弾圧を強める可能性も排除できない」と話した。
29日午後、中国外務省の華春瑩報道官は「(天安門での事件の捜査状況は?)中国の関連部門は、現在、この事件に関する調査を行っている。同時に、有力な措置をとって、首都の安全と安定を確保している」と述べた。

テレビ朝日系 天安門前に車突入し炎上、5人死亡38人けが 10月29日(火)5時51分配信

中国のメディアは、「事件」という言葉を使って報道していますが、当局は情報統制を強め、背景は不明のままです。28日夜、国営テレビは、「事件」という言葉を使い、車が天安門前の歩行者専用道路に突っ込み、5人が死亡し、38人がけがをしたなどと伝えました。しかし、現場の映像は一切放送せず、国営通信社の原稿をそのまま引用していて、車に乗っていた人物や背景については一切伝えていません。また、インターネットにアップされた発生当時の車が炎上している写真も次々と削除するなど、情報統制を強めています。

北京(中国) | 報道ステーション | TVでた蔵

http://datazoo.jp/w/%E5%A4%A9%E5%AE%89%E9%96%80/16669756

テレビ東京 中国天安門前に車突入 炎上

テレビ東京 中 天安門突入「テロ」か

中国、北京の天安門広場にきのう、車が突っ込んで炎上し運転手を含む5人が死亡した事件について、香港の新聞は、車に乗っていて死亡した3人のうち少なくとも2人はウイルグ族だと伝えました。香港の新聞・明報によりますと、天安門広場に突入した車に乗っていた3人のうち、少なくとも2人は、中国からの分離独立を求めるウイグル族だということです。また、中国版のツイター・ウェイボーでは、北京の治安管理部門がウイグル族とみられる男性を容疑者とみなして情報提供を求める書類の映像が出回りました。一方、中国の公安当局はテレビ東京の取材に対し次のように答えました。…

 

新聞について

時事 天安門で車炎上、5人死亡=突入し邦人含め38人負傷 -政治的抗議の可能性・北京...  (2013/10/29-01:39)

インターネット上では、共産党統治に不満を持つ少数民族などが政治的抗議を表した可能性を指摘する見方が出ている。中国版ツイッター「微博」で流れる写真や発言を当局は相次ぎ削除し、事態の拡大に神経をとがらせている。

朝日 天安門、旗振って突っ込む? 党の「聖地」に衝撃:10月29日05時30分

中国・北京の天安門前で28日に起きた車突入・炎上事故は、故意によるものとの見方が強まっている。中国では、政治や社会への不満を背景にした市民の自爆事件が続く。事故は市民だけでなく、習近平(シーチンピン)指導部にも緊張を与えている。事故後、現場付近の歩道は封鎖され、天安門広場への立ち入りも禁止された。現場に向かった記者が立ち入り禁止区域の外側からカメラを構えると、武装警察官が「撮るな」「カメラをカバンにしまえ」と怒鳴りながら駆け寄ってきた。事故時に現場にいたという40代の旅行会社員は「車内から黒い旗を振りながら車が突っ込んできた」と話した。旗には少数民族の使うような文字が書かれていたとの目撃情報もある。

 

毎日 中国:天安門前車両炎上、死者5人に 邦人含む38人負傷- 10月28日 20時50分

天安門の故毛沢東元主席の肖像画が掲げられた場所の真下で衝突、炎上した。その間、観光客らをなぎ倒しながら約500メートルほど突進しており、意図的な事件である可能性が高い。一方、車に乗っていたのは男性と見られるが、身元や背景は明らかにされていない。国営の中国中央テレビ(CCTV)は主要なプログラムである午後7時のニュース番組で、一切今回の事件について報じなかった。中国当局が事件の背景に神経をとがらせている可能性がある。事件後、天安門広場周辺は封鎖され、武装警察や公安警察が警戒に当たった。最寄り駅の地下鉄1号線「天安門東」駅は出入りが禁じられ、地下鉄も同駅には停車しなかった。現場は人民大会堂に隣接、習近平国家主席が執務する「中南海」なども近い

毎日<天安門車両炎上>テロ?当局厳戒、ネット書き込み次々削除 10月28日(月)21時19分配信

現場は民主化運動を武力鎮圧した「天安門事件」(1989年)の舞台で、習近平国家主席らが執務する人民大会堂という中国政治の中枢にも近い。車両炎上は敏感な場所で起きただけに、当局は厳重な警備態勢を敷き、情報管理を徹底させた。…通りかかった市民は「いったい何が起きたのか」と一様に不安な表情を浮かべていた。事件を知らずに参観に来た家族連れは警官に「なぜ広場に入れないのか」と尋ねていたが、警官は「封鎖中」「立ち止まらずに歩いてください」とだけ指示していた。中国では来月、共産党の第18期中央委員会第3回総会(3中全会)という重要行事を控えている。現場が天安門近くであることもあって、微博上には「テロではないか」「社会に対する報復か」などさまざまな見方が出た。当局は情報管理に神経をとがらせ、これらの書き込みも次々に削除されていった。…今回の事件も中国にとって象徴的な場所で起きただけに、体制への不満の発露である可能性もある。

読売 天安門前で車炎上、5人死亡·38人負傷 : 国際 : 10月29日01時45分

公安当局が3人の身元や、政治的背景がないかなど原因を調べている。

日経 天安門前で車突入、5人死亡 故意の可能性 :2013/10/28 22:35

厳重な警備下で起きた出来事に当局も神経をとがらせている。関係者によると、公安当局は「故意の可能性が高い」とみており、事件性の有無を含め、慎重に調べている。 …現場付近では、車の炎上直後から多数の武装警察が出動して警備を強化。車両は2時間ほどで撤去されたが、厳しい交通規制が敷かれ、周囲は数百メートルにわたって通行止めになった。28日夕までにいずれも解除されたが、現場の目の前にある故宮博物院と天安門広場は入場禁止が続いた。…「単なる事故か自爆テロか」といった背景を問う書き込みも多くみられたが、当局はいずれも相次いで削除。神経をとがらせている様子がうかがえる。 習近平指導部は、中長期の方針を決める中国共産党中央委員会第3回全体会議(3中全会)の11月開催を前に北京市内の警備を厳しくしたばかり。中国では社会格差や党幹部の汚職への不満などから、社会不安が広がっている。習指導部は社会管理を強化して対応しているが、チベット族やウイグル族らの反政府運動も後を絶たない。

産経 【天安門車炎上】【天安門車炎上】死者は5人に、日本人男性もけが 抗議活動か -2013.10.28 20:15

運転手らの身元は明らかになっていないが、中国のインターネット上では、政治的な抗議活動ではないかとする見方が多数寄せられている。火災はすぐに消し止められたものの、公安当局は現場周辺を一時封鎖し、厳重警戒に当たった。菅義偉官房長官は28日の記者会見で、「詳細は不明で、情報収集に努めている」と説明した。

産経 天安門車炎上 毛沢東の肖像画前に立ち上る黒煙 周囲は厳重警戒 10月28日(月)21時0分配信

車両はまるで、天安門城楼に掲げられた毛沢東の肖像画に向かって突進したかのようだったとの目撃談も伝えられる。…現場周辺は習近平国家主席(共産党総書記)ら党・国家要人の執務室などがある中南海に近い。1976年と89年の2度にわたり、民主化要求運動が起きた天安門広場とその周辺は、中国当局にとって政治的に最も敏感な場所の一つといえる。常に制服・私服警官たちが観光客らに目を光らせている。2007年には毛沢東の肖像に爆竹を投げつけようとした男や、インクや卵で肖像を汚そうとした陳情者とみられる男女らが、相次いで取り押さえられる騒ぎも起きている。今回の出来事が事故なのか、背景に何らかの政治的な意図があったのか、当局が捜査を進めている。習近平政権は汚職の撲滅などを掲げ、国民の不満の矛先を当局からそらそうと躍起になっているが、今年7月には、北京国際空港で車いすの男が手製の爆発物を爆発させる事件が発生。当局への不満が犯行の背景にあったとも伝えられている。

天安門前に車突入し炎上5人死亡 邦人もけが、中国政府に抗議か (10月28日 22:07)

中国共産党の統治に不満を抱く少数民族や、貧富の格差など社会矛盾を感じた人が抗議の意思を示した可能性がある。

東京 天安門車突入、ウイグル族犯行か政治テロの可能性 2013年10月29日 12時20分

ウイグル族やチベット族などの間では中国当局の抑圧的な少数民族対策に不満が募り、11月の共産党第18期中央委員会第3回総会(3中総会)を控え、事件は中国指導部に少数民族問題の難しさを突きつけた。

中国でNHKニュース画面真っ暗 当局が規制か (10月29日 12:52)

【北京共同】中国で29日昼、NHK海外放送のニュース番組が一時中断された。天安門前で28日に起きた車突入をトップで伝えたところ、突然画面が真っ暗になった。中断は約2分間続いた。車突入では、少数民族のウイグル族の関与が疑われている。少数民族問題は中国にとって微妙な問題で、当局が放映を中断したもようだ。

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天安門車炎上事件が日本の国会で起こったら、日本のマスコミはどのように報道するか?テロ容認報道?

2013-10-29 | 日記

28日、北京の天安門でトンデモナイ事件が起こりました。愛国者の邪論は、この事件がどのように報道されるか、注目していました。予想どおりでした。以下、テレビと新聞がどのように報道したか、一覧してみました。その報道ぶりのポイントは、愛国者の邪論風にまとめてみると、以下のとおりです。

 

1.いかなる理由があろうと、日本人も含まれている無辜の市民を巻き添えにした卑劣な事件であることを、どこも告発していないことです。

2.中国当局が詳細を明らかいしていないと、何か隠そうとしているのではないかという報道をしていることです。

3.むしろ、何か、背景があるかのような報道に終始していることです。

4.中国当局の事故の後始末をはじめとした事故対応を隠そうとしているかのような報道に終始していることです。

5.しかも、警備の武装警察や公安警察の厳しい警戒などを強調し、あたかも自由を制限しているかのように報道していることです。

7.インターネットをはじめ、NHKの報道も削除したことを批判的に報道しているのです。

6.制限されている中国当局の情報を反映しているのでしょうか、香港経由などの情報を元に情報が流されています。

 

では、以上のようなポイントに対して、愛国者の邪論が何を考えたか、述べてみたいと思います。

1.まず中国政府の要人と政府機関のある天安門において、このような事件が起こったことに、日々厳しい警戒網を敷いているとされている中国政府の人権制限ぶりは、必ずしもそのようになっていないのではないかと思いました。

2.中国政府の報道管制について、日本のマスコミは批判的ですが、日本におきかえてみると、日本の報道管制は、中国よりはしたたかであることが浮き彫りになります。それは日本のマスコミが報道したように中国のように削除するなどという手法・手口は取らずとも、立派に報道管制を敷いているからです。これは大爆笑もんです。

(1)日本のマスコミが中国を批判する資格があるかということです。自由を装ったアンフェアー報道、安倍首相のお仲間有識者会議が横行していないでしょうか。以下をご覧ください。

首相動静「知る権利超える」=自民・小池氏主張、野党は反発http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013102800782

担当補佐官、民間登用も=菅官房長官-NSC法案実質審議入りhttp://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013102800030

毎日 国会同意人事:NHK経営委人事案安倍色濃く 新任4人が首相に近い委員 1月の会長人事にも影響か 2013年10月26日 

(2)中国政府の報道管制と同じことが、実は日本ではすでに実践ずみです。それは国民の運動を、国民に報せる責任・義務を著しく怠っていることです。もし、中国政府を批判する手法を使って自らの報道の実態を告発・改善するとしたら、日本は、もっと民主主義の行き渡った国になるでしょう。中国政府の模範となることでしょう。

(3)例えば、北京五輪の時、中国各地を回る聖火について、日本のマスコミは東京五輪の時の日本のことを棚にあげて、どのように報道したか、しかも中国の民族問題について一方の側の「妨害」行為を、批判的に報道せず、共感を持って報道していました。そのことは、今回も同様です。

5.まだ事件の概要が判りませんので、確かなことは言えませんが、現在報道されていることを踏まえると、政治的主張を掲げていれば、あのような自爆行為?テロ行為?は容認されるのでしょうか?

6.今回の事件が、貧困や安倍政権の政策に対する政治的不満を根拠にして、国会や首相官邸、或いは首都東京の繁華街などで起こされたとしたら、日本政府やマスコミはどのように報道するでしょうか?

7.昨年官邸前の原発「集会」に参加しましたが、国会周辺の道路には、ロープが張り巡らされ、通行は厳しく制限されていました。国会議員会館から首相官邸までの道路は通行止めとなっていました。勿論国会議事堂の側には入れないようになっていました。これが民主主義の国ニッポンの実態です。中国政府を批判する、その手法を、そのまま日本国に使ったらどうでしょうか。更に言えば、そもそも、この官邸前行動に対して、日本のマスコミは、どのように報道していたでしょうか。「中国指導部が事件に神経をとがらせている」「」などという前に、自分の報道スタンスを反省しなさい!と言いたいところです。

7.「政府への不満が渦巻く中」などということが起こらないような装置、例えば「自己責任」論、「公務員・生活保護受給者」「不祥事タレント」バッシングなど、国民が団結できないような装置が張り巡らされている日本、これが民主主義の国ニッポンではないでしょうか。

8.「国民の不満の矛先を当局からそらそうと躍起になっている」などと言っていますが、現在の日本を見れば、安倍自公政権から国民の不満の矛先をそらそうと、マスコミを使って躍起になっているということです。中国や北朝鮮政府の政治を報道すればするほど、このことが浮き彫りになります。

9.それにしても、中国共産党の一党独裁を批判する日本のマスコミは、その一党独裁政党の統治する中国政府と日本の財界・多国籍企業が経済的に強い関係にあること、日本国民の暮らしにメイドインチャイナ商品が氾濫していることを、どのように考えるのでしょうか。このことを抜きにバッシングしていているのですから、呆れます。一党独裁政党と政府に協力加担しているのです。

10.このような手法は、そろそろ終わりにしなければなりません。このことを抜きに日本国民の幸福はないだろういうことです。何故ならば、このような報道が、自民党政権を温存してきたからです。

11.この報道のエスカレートぶりをみるにつけ、意図的なものを感じるのは愛国者の邪論だけでしょうか。それは共同通信やテレビ朝日、NHKなど、最近の世論調査の共産党の支持率の向上ぶりをみると、いっそう、このことが募ります。そういう意味で、中国政府の蛮行報道は、日本政府とマスコミに、ブーメランのように返ってくるようにしなければならないと思っています。そのことが、中国の諸民族との真の連帯になるだろうと思います。

共同通信世論調査 秘密保護法反対が半数超  汚染水「制御」83%不信 2013/10/28 11:39

2013年世論調査|世論調査|報道ステーション|テレビ朝日

 世論調査 | NHK放送文化研究所 - NHKオンライン

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国会・マスコミNSC設置・特定秘密保護法案審議不参加・国外逃亡を許す!主権者をバカにする安倍首相!

2013-10-29 | 日記

「日本版NSCの設置法案は、外交・安全保障政策を首相官邸主導で決めることを目指すもので、いわゆる“安倍カラー”の強い政策と言える」(日テレ)などというような重要法案が審議入りしたというのに、攻められると弱い、逆上する安倍首相の「国外逃亡」を許した「1強他弱」国会とそれを批判しない新聞・テレビなど、マスコミに大渇を入れておきたいと思います。

因みに、安倍首相のトルコ訪問を「異例」と表現しながら、いっさい批判をしないのです。今日の全国紙も地方紙も、この国会軽視ぶりについて、批判をした社説はありませんでした。ここに現代日本のジャーナリズムの腐敗が浮き彫りになっています。

そもそも、国会議員の知る権利すら奪うような「重要」法案であると言われているのに、しかも、だからこそ、時間をかけて徹底審議が求められているのにもかかわらず、審議拒否同然の「国外逃亡」を許すとは何事か!ということです。安倍首相と行動を共にする財界人のメンバーをみれば、また、この法案の人権侵害ぶりと非民主性はもとより、このような審議不十分さの容認を含めると、この法案を上程する資格そのものが欠落していると言わなければなりません。

そもそも、トルコからの要請などというものは、丁寧にお断りすればすむ問題です。或いは特使を派遣することも可能なはずです。トルコのトンネル開通儀式と「重要法案」を秤にかけて、どっちが「重要」か、その重みが浮き彫りになりました。というか、軽さが浮き彫りになりました。ということは、国民をバカにしたものと言わなければなりません。

首相が「日本版NSC」の必要性強調、参院予算委 (23日11:39)

http://news.tbs.co.jp/20131023/newseye/tbs_newseye2037093.html

そもそも必要性を強調するほどの「重要」法案であることを踏まえるならば、また会期日数のことを考えるならば、さらには参議院選挙後、国会を休会して重要案件の議論を放棄してきたことを考えるならば、「国外逃亡」が国会改革の一環などと言うのはゴマカシです。国会が国権の最高機関として機能を放棄したものと言わなければなりません。マスコミの追及も甘いものと言わなければなりません。ここでも安倍応援団ぶりが浮き彫りになりました。

首相のトルコ訪問、国会で了承 「通例」破り審議前倒し2013年10月23日11時17分

http://www.asahi.com/articles/TKY201310230025.html?ref=reca

高知新聞/ 国会改革/機能強化につなげてこそ 2013/10/28 10:07
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=310230&nwIW=1&nwVt=knd

…国会改革の基本は審議を充実し、唯一の立法機関、行政のチェック機関としての機能を強めることにある。それを忘れてはならない。(引用ここまで

そもそも、今回のトルコ訪問の本質は、国内では問題だらけの原発の売り込みとシリア・イラン問題について、アメリカを忖度して、というか、アメリカの意向を受けたもの、集団的自衛権の先取り、既成事実化であることは明らかです。「異例」という言葉を使うのであれば、「国外逃亡」を厳しく批判しなければなりません。しかし、その批判はありません。淡々とした説明があるだけです。以下の記事をご覧ください。

読売 原発受注を確実に…首相、異例のトルコ再訪へ(10月28日11時03分)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131028-OYT1T00404.htm?from=ylist

トルコへ向けて政府専用機に乗り込む安倍首相(28日午前10時26分、羽田空港で)=前田尚紀撮影

 安倍首相は28日午前、トルコ・イスタンブールを訪問するため、政府専用機で羽田空港を出発した。首相のトルコ訪問は5月以来で、半年以内に同じ国を再訪するのは異例だ。30日に帰国する予定。首相はトルコ建国記念日の29日午後(日本時間同日夜)、ボスポラス海峡のアジア側と欧州側を海底トンネルでつなぐ地下鉄の開通式典に、エルドアン首相とともに出席する。地下鉄は円借款を利用して建設され、大成建設が工事を手がけた。29日夜(日本時間30日未明)のエルドアン氏との首脳会談では、トルコの原子力発電所建設計画について意見交換し、優先交渉権を得た三菱重工業などの受注を確実にしたい考え。トルコ隣国のシリアの難民支援などについても協議する。(引用ここまで

 毎日 安倍首相:輸出拠点化向け、トルコに熱視線 異例の再訪へ 10月27日 10時36分

http://mainichi.jp/select/news/20131027k0000e010109000c.html

輸出拠点として重要性が増すトルコ

 安倍晋三首相は28〜30日の日程でトルコを訪れる。前回訪問からわずか半年という短期間での異例の再訪。成長戦略で掲げた輸出強化に向け、トルコと「経済的な同盟関係」(経済産業省幹部)を築く狙いがあり、日系企業の一大輸出拠点化を視野に、経済連携協定(EPA)交渉入りや技術協力をエルドアン首相と協議する。安倍首相は4〜5月の中東歴訪時にトルコを訪問。今回は、円借款と大成建設の協力で完成した「ボスポラス海峡横断地下鉄」の開通式典出席が主な目的だ。トルコのアジア側と欧州側を地下で結ぶ鉄道で、トルコにとっては念願だった。

 首脳会談では、EPAの早期交渉入りなどがテーマになる見通し。トルコは中東と欧州の接点に位置しており、北アフリカにも近い。人件費も安く親日的な国柄。EPAの先に政府が見据えているのは、日本から先端部品をトルコに輸出し、現地で組み立て、成長軌道に乗り始めたアフリカを含む近隣諸国への「一大輸出拠点」とすることだ。経産省幹部は「東南アジア諸国連合(ASEAN)地域におけるタイのような関係構築を目指したい」と語る。日本企業が本格進出する環境を整えるため、首脳会談では大学設置を含む技術協力についても意見を交わす予定だ。

 トルコは2023年に国内総生産(GDP)世界トップ10入り(現在17位)を目指しており、経済成長が期待される。欧州連合(EU)と関税同盟を結んでおり、トルコからの輸出は関税面のメリットが期待できるほか、イスラム圏の湾岸産油国や北アフリカとも関係が深い。すでにトヨタ自動車ホンダは欧州向け輸出工場をトルコに構え、ゼネコン各社も湾岸諸国からインフラ建設を請け負う際、トルコ企業と協力している。トルコ国内をみても、日本は5月に原発輸出の優先交渉権を獲得するなど、投資チャンスは大きい。今回の首相トルコ訪問には、米倉弘昌・経団連会長や宮永俊一・三菱重工業社長ら多数の財界人が同行する見通し。「将来を見据え『貴国は大事』とアピールする」(内閣官房幹部)のが狙いだ。【宮島寛】(引用ここまで

異例 国会中に総理再びトルコへ狙いは?記者解説 - テレ朝News

国会では、安倍総理大臣肝いりの日本版NSC=国家安全保障会議の設置法案や産業競争力強化法案、さらには汚染水問題など課題が山積しています。そうしたなか、安倍総理は28日朝、トルコ首脳との会談などに向けて出発しました。今回の海外訪問の狙いはどこにあるのでしょうか。
政治部・菅原裕和記者報告
 半年という短期間で総理大臣が同じ国を訪問するのは初めてで、国会中の外遊も異例のことです。
安倍総理大臣:「首脳外交によって国益を確保していく。国益を増進していくことも大事であり、そのことは野党の皆様にもご理解頂いていると思っている」
 国会序盤にもかかわらず訪問するのは、半年前にエルドアン首相から招待された日本企業建設のボスポラス海峡横断地下鉄の開通式があるからです。外遊などを優先するために、総理の国会出席を減らそうという「国会改革」を先取りした形です。経団連の米倉会長らも同行し、インフラ整備や原発建設の受注、EPA=経済連携協定の交渉スタートなど経済面での連携強化を図ります。日本としては、親日的で情勢も安定したトルコを拠点に、中東での外交・経済の足場を固める狙いがあります。(引用ここまで)

ところが、NHKは、こうした事実を覆い隠すかのような、ピンボケ報道をしているのです。昨日の夜のニュース9では、この問題については、報道なし。大越氏は、番組最後のコメントで原発売り込みの安倍首相のトルコ訪問を「積極外交健在ぶり」と評価するのです。国民とかけ離れていることは明らかです。以下、NHKの報道を掲載しておきます。

安倍首相 トルコ訪問へ出発  10月28日 12時29分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131028/k10015605681000.html

安倍総理大臣は、…「トルコは日本にとって戦略的に極めて重要な国であり、首脳間の信頼関係を強固なものにしたい…両国の経済関係の強化、発展を目指していきたい。中東やシリア情勢など国際情勢についても意見交換をしたい」という考えを示し…日本企業も参加して建設が進められたボスポラス海峡を横断する、地下鉄の開通式典に出席する…一方、安倍総理大臣は、国会開会中に外国を訪問することについて、「国会の運営は、与野党にお任せしたいが、安倍政権は、国会での説明、議論を大変重視している。一方、首脳外交によって国益を確保し、増進していくことも大事であり、そのことは野党の皆様にもご理解をいただいていると思っている」と述べました。(引用ここまで) 

くらし☆解説 「アジアとヨーロッパをつなぐ海底トンネル」  解説委員室ブログ (10月25日)

♪「ウスクダラ はるばる訪ねてみたら 世にも不思議な噂のとおり 町を歩いて驚いた、、、」
この歌は昭和時代に活躍した歌手の江利チエミさんの代表曲の1つで、紅白歌合戦でも歌われた「ウスクダラ」です。ウスクダラはトルコのイスタンブールにある町です。きょうの「くらし☆解説」はここで進められているプロジェクトについて二村伸解説委員とともにお伝えします。…そして、今、日本の先端技術に改めて注目が集まっています。トンネル技術のような日本が得意とする分野で、国の発展に貢献することで日本の存在感をより高めていってほしいと思います。また、冒頭の歌にあったように、トルコに旅行する際にはアジアとヨーロッパをつなぐ鉄道に乗ってウスクダラを訪ねてみたいですね。(引用ここまで

首相「地下鉄は友情シンボルに」 (10月29日 5時45分)

トルコを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の29日未明、ボスポラス海峡を横断する地下鉄の建設に参加した日本企業などの関係者の会合で、この地下鉄の開通が両国の友情のシンボルとなり、関係発展につながることに期待する考えを示しました。安倍総理大臣は、日本時間の28日夜、トルコのイスタンブールに到着し、29日未明、アジアとヨーロッパを隔てるボスポラス海峡を横断する地下鉄の建設に参加した日本企業などの関係者が開通を祝う会合に出席しました。この中で安倍総理大臣は、「このプロジェクトに、日本は15億ドル以上の円借款を行ってきた。トルコにとって、150年越しの夢を実現するためのパートナーになれたことを誇りに思う」と述べました。そのうえで安倍総理大臣は、「来年は日本とトルコが国交を樹立してから90周年となる。ボスポラス海峡を横断する地下鉄が友情のシンボルとなり、両国の関係がますます発展することを期待している」と述べました。安倍総理大臣は29日、地下鉄の開通を祝う式典に出席したあと、日本時間の30日未明、エルドアン首相と会談し、経済や教育などの分野で両国が協力を深めていくことを確認したいとしています。(引用ここまで

トルコ建国90年で記念行事 (10月29日 0時56分)

トルコは29日、建国から90年を迎え、記念行事として日本の支援で建設されたアジアとヨーロッパの間の海峡をトンネルで横断する地下鉄の開通を祝う式典が行われます。トルコは29日、共和国建国から90年になる記念日を迎えます。各地でトルコの赤い国旗が掲げられ、国を挙げたお祝いムードに包まれています。首都アンカラでは、記念の式典が行われるほか、最大都市イスタンブールでは、日本の支援で建設されたボスポラス海峡をトンネルで横断する地下鉄の開通を祝う式典が、安倍総理大臣も出席して行われます。トルコは建国以来、政治と宗教を厳格に分ける政教分離を国是としてきましたが、10年前に就任したエルドアン首相は、イスラム教の伝統的な価値観を重んじる政策を進め、イスラム社会で存在感を高めています。また、外国投資を積極的に呼び込んで経済発展を実現し、イスラム圏初をうたってオリンピックの開催都市に立候補するなど、地域の大国としても注目を集めています。しかし、ことし6月には反政府デモが全国に広がり、盤石とみられていた民主化の流れにつまずきも見られ、外交面では、内戦が続くシリアや、事実上のクーデター後のエジプトとの関係が悪化し、影響力の低下も指摘されていて、エルドアン政権が今後どのようなかじ取りをするかが注目されます。(引用ここまで

首相がトルコ到着 式典出席へ 10月29日 0時14分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131029/k10015625831000.html

安倍総理大臣は日本時間の28日夜にトルコに到着し、日本企業も参加して建設が進められたボスポラス海峡を横断する地下鉄の開通式典に出席することにしています。安倍総理大臣は、今月30日までの日程でトルコを訪れることにしており、日本時間の28日午後10時45分、イスタンブールに到着しました。安倍総理大臣は、日本の企業も参加して建設が進められたボスポラス海峡を横断する地下鉄の開通式典に出席することにしています。そして、安倍総理大臣は、日本時間の30日未明、エルドアン首相と会談します。この中では、シリア情勢やイランの核開発問題などの地域情勢を巡って意見を交わすほか、インフラ整備などの経済面や、大学の創設をはじめとした教育分野で協力していくことを、改めて確認するものとみられます。安倍総理大臣は、ことし5月にもトルコを訪問しています。その際、エルドアン首相に対し、2020年のオリンピックとパラリンピックの招致に関連して、「東京とイスタンブールのどちらが開催都市になっても、万歳と叫ぼう」と呼びかけていました。安倍総理大臣は、今回の訪問に先立って、「東京オリンピック招致が決定した際に、エルドアン首相は、約束どおり、真っ先に祝福してくれた。今回は、訪問を要請された私が約束を守る番だ」と述べ、半年間で2度目となる異例の訪問で、首脳どうしの信頼関係を強固なものにしたいという考えを示しています。(引用ここまで

首相 トルコ再訪問で関係強化へ (10月28日 4時19分)

安倍総理大臣は、28日からトルコを訪れ、エルドアン首相と会談し、経済や教育分野での関係強化を改めて確認したいとしているほか、日本企業も参加して建設が進められたボスポラス海峡を横断する地下鉄の開通式典に出席することにしています。安倍総理大臣は、28日から30日まで、3日間の日程でトルコのイスタンブールを訪れることにしており、28日午前、政府専用機で羽田空港を出発します。安倍総理大臣はことし5月にもトルコを訪問していて、半年の間に同じ国を再び訪れるのは異例のことです。滞在中、安倍総理大臣は、エルドアン首相と会談することにしており、シリア情勢やイランの核開発問題など地域情勢を巡って意見を交わし、日本として中東の安定に貢献していく方針を伝えたい考えです。そのうえで、原子力発電所の建設などのインフラ整備で協力することや、トルコ国内の先端技術の研究者を育成するため共同で科学技術大学を創設することなど、両国の関係強化を改めて確認したいとしています。また滞在中、安倍総理大臣は、日本企業も参加して建設が進められたボスポラス海峡を横断する地下鉄の開通式典に出席することにしています。(引用ここまで

今回の安倍首相のトルコ訪問の報道をみていると、あの、トルコの民衆運動について、どのような報道をしていたか、笑ってしまいます。ご都合主義というか、デタラメ・大ウソ・スリカエというか、自己チューぶりが判るというものです。今回の安倍首相のトルコ訪問の際の目線で、あの「暴動」を報道していたら、と思うと、日本の不道徳ぶりが、いっそう浮きぼりになってきます。以下ご覧ください。

東京五輪招致報道にみるマスコミのウソとゴマカシは特定政党のみを焦点化する報道と同じ!被害は国民に!2013-06-27 13:49:00

トルコ騒動を東京五輪招致に利用?トルコの民衆の反政府運動を報道するマスコミは日本の民衆運動は?2013-06-10 10:09:34

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国体護持のためには男も女もなかった!弾圧のキーワードは「公益のため」!これは戦前前後一貫している!

2013-10-28 | 天皇制

いよいよ、以下の資料の最後の部分です。これは、大日本帝国憲法体制=国体護持の侵略戦争遂行のためには、男を弾圧するだけではなく、女も弾圧の対象とされていた事実について明らかにすることです。このような事実を暴くことは、躊躇いもありますが、すでに文書にされていることです。ネットの中に、こうした事実を掲載しておくことは、それなりに意味のあることでもあります。 

しかし、それにしても、わずか、80年も前の日本では、このような人間として恥ずべきことが、「天皇のため」という思想と論理のために、正当化されていたのです。この根源にあるのが大日本帝国憲法とそのための諸装置(上部構造)にあることは明瞭です。しかし、このことをどれだけ国民的知見として、現代日本は共有しているでしょうか。

日本における人権と民主主義、平和主義を実現するための血みどろのたたかい、憲法第97条の「過去幾多の試練」の文字通りの実態が、ここにあります。このことを国民的財産とするために、本来は政府(国家)とマスコミは尽力すべきです。当事者である共産党も、ネット社会にあって、この事実を国民に投げかけるべきです。そのことが、日本の民主的発展に貢献できることは明らかです。

しかも、このような日本における人権・民主主義問題について、きちんと総括もしないくせに、中国や北朝鮮の人権問題を垂れ流すことで、中国と北朝鮮の「脅威」と「人権侵害国」として国民の目を向けさせているのです。これは権力者の常套手段です。しかも、日本とアメリカの安全保障政策と結びつけることで、憲法改悪の土壌づくりをしているのです。更に言えば、このような「手口」に協力加担しているメディアがつくる日本の「風潮」に、渇を入れること、それが、今、かなりの度合いで大事ではないかということです。

そこで、以下の書物と合わせて、参考にしていただきたいものとして、女性の活動と、その弾圧について書かれたものとして、広井暢子『時代を生きた革命家たち』(新日本出版社98年6月刊)を紹介しておきます。第一部は小林多喜二について、第二部に登場するのは無名の女性。その名前は、伊藤千代子土屋文明の教え子)、高島満兎、田口ツギ、田中サガヨ、飯島喜美、平林せん、安賀君子、赤塚正子です。この記録の大きな意味は、無名の女性に光を当てたことにあると思います。以下ご覧ください。

反戦平和の信念を貫いた共産党員、高島満兎とは?  2005年8月20日

コンパクトに「闘争·死」と刻み 獄死した飯島喜美とは?  2005年8月18日

それでは、森村誠一・下里正樹・宮原一雄『日本の暗黒 実録特別高等警察3』(新日本出版91年1月刊)をご覧ください。

18歳の女性に、国家が何をしたか、ご覧ください。その国家の言い分、理由、口実は、繰り返しますが、天皇のため、国体護持のため、戦争遂行のため、でした。今風に言えば、「公益のため」、でした。このフレーズさえあれば、何でもアリでした。国家が、臣民としての人間をどのように考えているか、明瞭でした。

実は、この「公益」論については、次の記事とします。それでは、前回のつづきです。 

大検挙

 東京市電気局の自動車(バス)車掌をしていた浅沼(瀬野)雪香は、四月十六日午前九時に新宿・角筈のアパートを出た。浅沼の当日の勤務は午後一時半からの遅番であったが、三・一五で検挙投獄された自動車運転手滝嘉蔵の妻しず子を激励しようと思った彼女は、早めにアパートを出た。一家の働き手を獄中に奪われて、一歳の乳飲み子をかかえた滝しず子は生活苦にあえいでいた。浅沼雪香は、職場などで集めた救援カンパを、一刻もはやくしず子に渡したかった。彼女がしず子の家に入ろうとした時、後方から尾行してきた三人の特高警察官がおどりかかった。そのまま検挙された浅沼雪香は、淀橋署からすぐ本富土署に身柄を移された。警視庁の中川成夫、須田勇両警部、木内検事の三人が彼女と対面した。 

 「お前はいつ入党したか」「お前のバックはだれだ。連絡線をいえ」

 彼女が黙っていると、「そうか、名無しか、からだにいわせてやろうか」。中川成夫がすご味のある笑顔になった。往復ビンタの雨あられである。つづいて取調室の床に何回も腰車で投げ飛ばした。彼女はけんめいに耐えた。

 浅沼雪香は市電自治会婦人部の中心活動家の一人であった。一九一一年三月東京・八丈島に生まれ、一九六〇年十月十二日、日比谷公会堂で演説中に右翼少年山口二矢に刺殺された浅沼稲次郎社会党委員長とは、いとこ関係にあたる。彼女は幼少から従兄の影響を強く受けた。一九二二年東京の西村高等女学校に入学するが、若い先生をいじめる校長に抗議して中途退学。弱い者の味方になる弁護士になろうと勉強するが断念し、一九二七(昭和二)年四月、東京市電気局バス車掌に就職、警視庁近くの桜田門支所に配属された。正義感に富んだ雪香は、市電自治会に加盟し組合運動に参加した。

 職場には女性百三十人、男性百二十人の労働者がいた。彼女は「生理休暇二日よこせ」「オーバー、下着を支給せよ」など、職場要求実現の先頭に立っていた。集会での演説。労働歌の指導。ビラの配布。彼女は「労働運動の花形―浅沼女史」と「読売」など各紙に報道され、特高警察官の憎しみの的となっていた。                

  三山今や紅葉して 利根の流れの清き秋

  未来を告ぐる青年の 胸の血潮の赤色旗

  上毛の地にひるがえす 同志囚る十四人

注:「群馬共産党の歌」の作詞者は一九二三年の第一次群馬共産党事件の指導者の一人、高津渡。かれは一九〇〇年政友会代議士高津仲次郎の息子として生まれ、一高から東京帝大に進み、革新の運動に参加。一九二三年九月、関東大震災時に巣鴨刑務所に投獄され、獄中でこの歌を作詞した。一九二六年二月九日結核で死去。二十六歳

 一九二九年の春、浅沼雪香が職場の仲間とともに歌った「群馬共産党の歌」である。

 「メロディーは一高寮歌と同じでした。職場が警視庁のすぐ近くなので、私たちが歌うと、聞こえるのですね。『聞け万国の労働者』……の歌を歌っている時は特高は黙っていたけれど、『ああ革命は近づけり……』と革命歌を歌うと、ばらばらと踏み込んで来て検束していくのです。ところが革命歌は歌っていると気分がいいから、労働者がみんないっせいに歌うんです。皇居を見ながらお堀端で歌ったこともありましたわ」

 浅沼雪香(80)の回想である。

 「制服改善や生理休暇をかちとり、賃金は下げさせなかった。月四十二~四十三円の収入でした。特高は『そんなに高くて、またストやるのか』という。連中は私たちのところから押収したマルクス主義の本などをみんな読んでいるのです。職場に出入りしていた特高警察官の一人は、ついに私たちの主張に共鳴し、警察官のなかに仲間のグループを作ったのです。上部に分かり、かれは首になり、夕張の炭坑に行ってしまう……そんなこともありましたよ」

 浅沼が党と接触したのは一九二八(昭和三)年七月初めのことであった。当時新大久保にあった浅沼のアパートに新宿車庫車掌の佐々木極がやってきた。

 「あら、私たちの組合を指導なさっている佐々木さんじゃないの。今日はまたかしこまってなんですの」「浅沼さん、これを読んでみないか」

 佐々木は懐から八つ折りにした「赤旗」十六号を差し出した。

 「あら!これが持ってるだけで治安維持法違反になる『赤旗』なの。組合員のみんなからいい指導すると評判の佐々木さんは党員でしたの!そんな佐々木さんが勧める新聞ですもの、購読しますわ」

 浅沼は二つ返事でOKを出した。佐々木が帰ったあと、彼女は「赤旗」十六号をむさぼり読んだ。

 「日本共産党が私を迎えにきたんだ……と思いました。読み終えた時、からだ中に新しい血がめぐり、わきだしたようで、全身がシーンと震えてくるのです。当時、田中義一内閣は中国大陸へ侵略戦争を拡大し、農村は疲弊、娘の身売りが目立ち、労働者は仕事がなく、あっても低賃金と長時間労働、そのうえ無権利で奴隷的な状態におかれていました。こうした現実を打開できるのは日本共産党しかないと……私はいつしかそう考えるようになったの。そんな私を党の責任者だった佐々木さんはじっと見ていたのね」「何回かの来訪のあと、佐々木さんは『もっと勉強したいなら日本共産党に入ることだ』といわれ、私は昭和三年七月十五日党創立六周年日に党費二円を納めて入党しました」

 こうして浅沼雪香と「赤旗」の“共同生活”が始まった。-

 浅沼は心覚えに書いた手記をもとに語る。

 「三・一五から四ヵ月のちに私は入党しました。『赤旗』が配達されるのをいまか、いまかと待ち、届くと何回も読み返して暗記してしまった。『赤旗』を読み終えたら、かんで飲み込んでしまえと佐々木さんに言われていたので、その通りにしました。焼くと火鉢のなかに証拠が残るからです」「『赤旗』が定期に配達されるようになり、内容を暗記するまでの間の隠し場所にはずいぶん苦労しました。ボロの中にしまいこんだりして……特高がちょいちょいとアパートをのぞきにきたが、発見されませんでした。『浅沼、要領がいいな、またどっかに隠したな』と、特高は捨てゼリフを吐いて出て行きました。アパートが危険と思えるときはデパートの便所の中で『赤旗』を読みました。トイレで繰り返し読み、暗記し、終わると順にかんで飲み込んでしまった。昔の紙は糊がついているので飲み込むのが大変でした。なかなかのどを通らない。苦労しました。時間がかかるので、ドアの外から『いつまで入っているのよ』『早く出てよ』とドアをたたかれるありさまでした。『赤旗』のほか党文書はこのように全部暗記し処分しました。オルグたちに『何か書いてあるか』と聞かれたとき、スラスラと内容を話したのでびっくりしていました」

 当時十八歳の日本共産党員浅沼雪香に、中川成夫らの特高警察官が襲いかかった。

 浅沼雪香の「手記」からの引用―

 「忘れもしないよ四月十六日。中川警部、須田警部、木内検事は拷問係にメチャメチヤに殴る、

 蹴るをさせたあと、木内検事は涙を流して、泣き落とし戦術だ。『ぼくもあんたと同じような年ごろの娘をもっているけれど、こんなにやられたら見るに忍びない。あんまり強情だとたたく方も疲れるから、早くこの書類にハンコを押してよ』とポロポロとっくり涙を流して私を説得しようとする。私か『いや』と答え沈黙していると、中川、須田警部は『叩け』『ロープで絞めろ』『向こうずねを蹴飛ばせ』と拷問係に指示する。拷問のなかで一番我慢できるのは『百叩き』です。 竹刀でビシッビシッとたたく。平均して背中をたたく。最初は痛い、三十回ぐらいまではビリビリと痛い。しかし、それ以後になるとからだが暖かくなって、眠くなる。すると特高は水を頭からぶっかけるのです。また『百叩き』を繰り返す。別の日には椅子に座らせ、ロープでぐるぐると巻いて締め上げる拷問だ。これは唇が紫色になって、ついには息ができなくなる。すると少しゆるめる、唇の色が回復するのを待ってまた締めつける。最後は気絶してしまう。痛かったのは手の指の間に二本の大きな万年筆を入れて締め上げる拷問です。これはとても痛い。中川、須田警部らが代わるがわるに、『あなたが、かの有名な浅沼女史ですか、お近付きの印に握手しましょう』といい、両手で私の五本の指を握り締める。骨が砕けたような感じで、激痛のため十日間ぐらい箸が持てない。こんな拷問が朝九時ごろから四時ごろまでやられた。はじめは拷問をやられると、『痛い』と大声で叫ぶ。それが路上の通行人に聞こえる。それが困るので、屋上か地下室に連れていって拷問する。ある日、ついに私は真っ裸にされた。私の裸身を四~五人の特高警察官と検事がしげしげとながめたあと、『浅沼女史、なかなかきれいな餅肌じゃないか。おっぱいもふっくらとして、美味しそうじゃないか』『こんなきれいなとこ、たたくともったいないなあ、傷になったらお嫁にいけなくなるぞ』とかいって私のからだ中を触りはじめた。私は「人間の仮面をかぶった獣!」と大声で叫び、唾をひっかけたり、特高の手や腕にかみついて抵抗した。すると、私を素っ裸のまま椅子にぐるぐると縛りつけ、ますます陰湿になってくる。やわらかい肌を触ってはつねる、なでながら『ああ、いい肌だねえ。このおっぱいも吸ってみようか』……と。その合間に中川警部が、『もうここらで、話したらどうや、着物も着せてやるから、どうだ』という。横合いから木内検事が、また涙を流しながら、『浅沼女史がかわいそうだ。早く解放してあげたい。この書面にハンコついてくれ』と泣き落としでかかってきました」

 しかし、浅沼雪香は供述に応じなかった。特高警察官は、彼女が女性であるがゆえの拷問をさらにエスカレートさせた。      

 浅沼雪香の手記は続く―。                  

 「私のからだは椅子にしっかりと結びつけられている。身動き一つできない。特高は、こんどは股の奥の方に手を入れる。それを楽しむようにくり返す。特高たちは口ぐちに、『もっとお近づきになろうよ、浅沼女史』『やわらかい肌だな、どうだ……感じるか』といい、はずかしめの拷問に出た。私はすかさず、『けだもの、やめろ!』と大声で叫んで、中川、須田警部や木内検事に唾をひっかけて抗議した。すると特高どもは面白半分に性器に指を入れ、恥毛を引っ張ろうとする、煙草の火を押しつけようとする……全身ありったけの力を出し、声を張り上げて抵抗するが、恐怖と怒りのために私ののどはしだいにからからに渇き、もう唾も出ない、言葉も出ない。私は特高警察官の一人に軽蔑をこめて言ってやった。『あなたさまは、奥様にも、娘さまにもこういう仕打ちをなさるのですか!』 瞬間、その特高警官は真っ青になった。いらいその特高は私のからだに触らなくなった」

浅沼は四・一六検挙後二十九日間で本富士署を釈放となる。手記は続く―

 「外交官やっていたおじさん、姉ら三人が本富士署に迎えにきた。おじさんがお土産を特高に渡すと、急にえびす顔になり、『あのう、いいとこの娘さんとも知らずに、ちょっときつく取り調べた。お宅の娘さんはいい人だ。あとについている大学生たちが悪い、二度といっしょにならないようにいってくれ』とまったくのウソを平気でいう。私は出る条件として、“拷問はなかった”という趣旨のウソの誓約書を書かされていた。言葉で抗議はできない。そのウソつき特高をにらみつけてやった。治安維持法と特高制度はひどいものだと思う。ひどく殴られたため、私の左の耳は今でも聞こえない。一番うれしかったことは親が私の共産党貝としての活動を、『あの娘のやっていることはまちがっていない』といって支持してくれたことだ」

 浅沼は本富士署を出ると、ただちに活動を再開した。

 一九二九年六月二十五日、現実同盟と市電自治会が合同し、「東京交通労働組合」が結成(一万三千人)された。浅沼雪香は初代婦人部長に推挙された。東京・芝、協調会館での出来事である。火のような熱いものが彼女の胸底にたぎっていた―。

 密室で凄惨なエロテロと対決した浅沼雪香。彼女のたたかいぶりは、のちに警視庁纐纈弥三元特高課長に「女性思想犯にはほとほとまいった」と回想させるほどのがんばりであった。

 以後、敗戦までの十六年間に、浅沼は十八回検挙され獄中生活の連続であった。戦後も北海道・浜頓別で反戦平和の活動を続け、党勢拡大の先頭にたち、今日にいたっている-。

注:エロテロとは「エロによるテロル」の意。戦前、婦人活動家のあいだに使われた表現である。引用ここまで

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大日本帝国憲法・国体護持のための侵略戦争遂行に人権を否定することは当たり前!その証拠はこれだ!

2013-10-28 | 天皇制

以下の資料は、大日本帝国憲法の規定する「安寧秩序ヲ妨ケ」「臣民タルノ義務ニ背」いたという理由で、「体罰」を受けた証拠の資料です。

 

森村誠一・下里正樹・宮原一雄『日本の暗黒 実録特別高等警察3』(新日本出版91年1月刊)

 

このような事実はたくさんありました。天皇制権力による「体罰」を受け、命を奪われた臣民、或いは心身を傷つけられた臣民に対して、謝罪も補償もありません。したがって教訓化もありません。国家として、証拠を公開したという話は聞いたこともありません。そのような政府が、戦後ずっと政権を担当してきたのです。国民から支持されて、です。

 

政府が教訓化していれば、教科書にも書かれ、安倍首相が靖国神社参拝に意欲を持つように、顕彰されているはずです。命を懸けて反戦平和のために、国民の人権と民主主義の擁護のために活動し、そのために命を落とさねばならなかった、犠牲になられた方々に尊崇の念をもつはずです。しかも、これらの方々がいたからこそ、戦後日本国憲法が制定され、今日の日本の礎が築かれ、繁栄がもたらされたことに感謝しなければならないと思います。

 

しかし、戦後の事態は全く逆の方向で動いてきました。それもこれも、このような事実を、今風に言えば、「擬装」して、スリカエ・ゴマカシて、はじめて成り立ってきたことです。これぞ、不道徳の極みと言わなければなりません。

 

マスコミも、閣僚や国会議員たちの靖国神社参拝に対する中国や韓国の抗議の声を報道するばかりで、このような日本国臣民の犠牲と、犠牲になられた方々の事実、抗議の声などについては、ほとんど、というか、いっさいというか、報道していません。その事を反映して、また閣僚の発言にもあるように、日本国民の中には、中国や韓国に対して、「内政干渉をするな!」という、ある種のナショナリズム感情を噴出させる効果をつくりだしているのです。このことが、特定秘密保護法など、日米軍事同盟容認の、憲法改悪の土壌づくりに貢献しているのです。このことが今後も野放しにされていくことは、日本が国際的に孤立していくことになることは明らかです。同時に再び国民の人権を奪い、日本の民主主義を破壊すること、その先に、日本が再び戦争のできる国に変貌し、同じ過ちを繰り返すことになることは、安倍自公政権の主張や政策をみれば明らかです。

 

人権と民主主義が成熟した国ニッポンというのであれば、このような世界的に恥ずべき人権弾圧の実態について、しっかりと総括とけじめをつけるべきです。というような問題意識を持っているがゆえに、以下の資料を2回に分けて掲載することにしました。以下ご覧ください。

 

第五章 大検挙  海老責め

·一六事件 弾圧の端緒をひらいた菊地克巳追捕について、纐纈弥三はのちに米CICあて報告書の中でこう書いている。

「(警視庁特高課は)意外に重要な書類の入手を喜び、東京地方オルガナイザー菊地克巳の取調べに依って再建共産党の全貌を知ることが出来たのだ。即ち中央執行委員は佐野学三田村四郎鍋山貞親市川正一 の四人、中央事務局に砂間一良 、間庭末吉が据わり、その補助に杉本文雄、戸敷行盛があてられていた……」

 纐纈自身の回想-。

「菊地克巳から得た情報と物証で、·一五事件 -のように再び一網打尽の検挙の見通しが出たんだなあ……あとは順々にパクって裏を取っていけばいい……、こんどこそは党の最高幹部を取り逃がさないぞ……とね、それまでいささか意気消沈気味だった本庁の特高課員は、燃えに燃えたものだ」「菊地検挙による大成果で、内務省警保局、司法省検事局の内部にも歓声があがったと聞いている」

警視庁特高課は、一九二九(昭和四)年三月二十一日、党中央全国オルグの任にあった杉本文雄のアジトを急襲した。杉本のアジトは当時、東京・麹町区飯田町三丁目十番地にあった煎餅屋の二階にあった。杉本は検挙された状況を語る。

 「三月二十一日の午後、新党準備会城西支部の橋本二郎がアジトにやってきた。ぼくは当時、市川正一の指導のもとで、間庭末吉組織責任者や菊地克巳らと連絡を取り合いながら、全国の党組織の再建のためあちこちと飛び回っていた……このため、東京を留守にすることが多かった。ぼくは橋本を呼び、留守中の運動の状況報告を聞こうとしたんだ……」「橋本が『このところ連絡が切れちゃってる……どうもヘンだ、何かあるぞ』と口を開くか開かないかのうちに、十数人の警官が奔流のようにどどっと室内へとび込んできた」「私は床にねじ伏せられ、両手を荒縄で後ろ手にしばりあげられた。首にも縄をかけられて……特高警察官は私に向かって『これは江戸時代の高手小手の捕縛術だぞ!』と誇らしげに叫び、日中の往来を麹町署まで、引き立てて行った。江戸八丁堀同心の捕物さながら、白昼の人目にさらし、本人に屈辱感をあたえるわけだ

 杉本の体は麹町署の道場に据えられた。三~四人の特高係が取り囲んだ。「お前の連絡線はどこだ、いえ!」「……」「なに?言わないのか、痛い目にあいたいのか!」「……」「よし、それじゃ、お前のからだに聞いてやる。もう容赦しないからな!

 このときの拷問の傷跡が、いまも八十五歳の杉本の背、腕、腹に残っている。

 「特高は……ぼくの全身を、竹刀でメッタ打ちした……。沈黙を続けていると、両肩をつかみ、立たせて足払いをかける。腰車で投げ飛ばす。それが何十回も続いた……つぎに正座させ、ひざ裏に角棒を差し込むんだ。そうしておいて太股の上を、靴で何回も上からけりつける。これは激痛がする。太股はみるみる倍にもはれあがる。目の玉が飛び出し、心臓が破裂しそうになる。のどか詰まる……息も絶えだえになってもこれが繰り返された……。ぼくのアジトの所在を知っているのは菊地克巳だけだ……ぼくはもうろうとした意識のなかで、『ああ、おれは菊地の手引きでやられたんだなあ』と思った」

オルガナイザー杉本文雄が検挙されたおなじ日の三月二十一日、党中央事務局政治部長・砂間一良 は、東京・日本橋の街頭で検挙された。

 砂間の回想―。

 「私は、党の組織方針を掲載した『赤旗』パンフレットなどを持ち、日本橋のたもとで午後七時に同志に会う約束をしていた……。三越本店前から白木屋(現在の東急デパート)方面へ街路の右側を歩き、日本橋を四~五メートル渡ったところで、十数人の特高がドーツと襲ってきた……両手を後ろ手に回され、手錠をかけられた。そのままタクシーに押し込められ、近くの堀留警察署に連行された」

 砂間は同署地下房にほうりこまれた。砂間一良、獄中十四年二ヵ月の苦難の日々の始まりである―。検挙される六日前の三月十五日、砂間は神奈川県と東京府の境界、多摩川の河原で市川正一、間庭末吉の三人で会議を開き、第四回党大会の開催を決めた。その矢先の街頭逮捕である。

 「三月十五日の会議以後、私の活動の中心は第四回党大会の開催準備にあてられていた……市川さんは党大会を成功させ、さらに『赤旗』を増やし工場や農村に深く根をはった大衆的前衛党をつくろうと考えていた……雄図(ゆうと)直前の逮捕……私は無念でならなかった」

党最高幹部市川正一の片腕ともいうべき砂間を検挙したとあって、警視庁から纐纈弥三特高課長はじめ浦川秀吉労働係長、山県為三、毛利基、丹下政之助警部ら特高捜査のベテランが堀留署にやってきた。

 「お前が砂間一良か」「…………」「おい、ウンとかスンとか言ってみろ。ネタは全部あがっているんだ!」「…………」

 唇を一文字に結び完全黙秘を続ける砂間に、本庁特高メンバーは手をやいた。

 「よーし、やれ!」

 纐纈弥三特高課長のひとことで、拷問が始まった。普通、拷問現場に本庁エリート幹部が姿を見せることはない。むごたらしいテロル“汚れ役”は現場の下っ端にまかせ、幹部はデスクにいるものだ。だが、砂間の時にはちがった。纐纈弥三はみずから砂間と向かい合った。かれは直接拷問を指揮した。このときの体験をのちに砂間は書いている。砂間一良著「治安維持法下の母」(光和堂刊)

 「彼等の間には一定の分業があるらしく、ある者は甘言を弄して誘惑し、ある者は最初からテロ一本槍であった。それが一定の期日をおいて、交互にやってきて、何とか吐かせようとしたのである」「一口にテロ、拷問というけれども、その手口は千差万別である。指の間に太い万年筆をはさんでグルグル回すのは序の口であって、椅子に体をしぼりつけて、なぐる、ける。あるいは柔道場や剣道場に引き出して、数人でとっては投げ、とっては投げ、気を失うと活を入れて、また投げ飛ばす。木剣や竹刀で滅多やたらにぶちのめす。何しろ相手は心から(共産党員を)国賊と思い、不忠者と信じているのだから、人間らしいいたわりなんか、みじんもない。足を紐でくくって、逆さ吊りにし、気を失うと水をぶっかけて竹刀でなぐる。私は一度も正気で監房に帰ったことはない。いつも意識を失ってかつぎ込まれたのである」「朝、目をさますと体中が痛む。頭をもち上げようとしても頭が上がらない。後頭部がぶっ切れて血を噴き、それを煮しめたような手拭でしばって、寝かしておくと頭の血が枕にベッタリついて枕ごともち上がってくるのである。ある同志は膀胱に竹のヘラをさしこまれてグルグルまわされ、痛くて小使が出なかったという

 ここに出てくる「ある同志」とは、砂間の記憶では九州出身の男性党員であった。

 砂間の証言。  

 「特高どもは、九州の同志の下着をはぎ取り一人の特高がかれのペニスをにぎりしめ、もう一人が竹で作った「耳かき」のような細いヘラを尿道に突っ込むんだ……ヘラの先がボウコウに達したところで竹ヘラをグルグルと回す……「自分はいくつもの責め苦を受けたが……これには参った。竹ヘラを回されると身体が飛び上がるほど痛かった』とその同志は言っていた

 砂間の手記に戻る。-‐

「日本の警察には徳川時代から拷問の責め道具がそのまま引継がれていて、それを治安維持法 の被告にたいしフルに使ったのである。私か一番苦しかった拷問は『海老め』の拷問であった。両手を背中にまわし手錠をかけて、足を結わえ、手と足を麻ひもでつないで、ちょうど海老の腹をひっくり返したように、じわじわと責めあげていくのである。背中がメリメリと折れるように痛む。腹が太鼓の如くはって今にも破裂しそうになる。しばしば 息がつまって窒息しそうになる。それは痛いとか苦しいとか、到底言葉に表せるものでない」

 「海老責め」の拷問は「吊るし責め」とならんで江戸時代からの公刑の一つである。縛りつけられピッと背骨を曲げた格好が、海老に似ているところからこの名がついた。「海老責め」は、江戸小伝馬町牢屋敷内にしつらえられた拷問蔵でおこなわれた。この蔵はしっくい塗りごめのぶ厚い壁で仕切られ、中に入れられると泣き声も、悲鳴も外部に一切もれず、残虐な責めは囚人たちの恐怖の的となっていた。

 「(海老責めは)むりな姿勢なので、始めはともかく、時間がたつと徐々に苦痛が増大してゆき、非常に苦しむ残酷な拷問である」「『海老責め』は全身の血行障害を起こし、動きもがくこともできないし、痛みをまぎらす方法も全くない」「縛って三十分以上経過すると、全身はうっ血で真赤になり、脂汗を噴きだし、意識が混濁してくる。一時間も経過すると全身が気味悪い紫色に変色し、さらに時間がたつと暗蒼色になっていく。血管はふくれあがり、呼吸は不規則になり、やがて口や鼻から血潮が、とめどなく流れしたたり仮死状態になる」「立ち会いの医師は死の一歩手前、ぎりぎりの線まで待ち、拷問の中止を申し出る。気絶すれば、薬と水を与え蘇生させて牢にかえす。絶命しても、役人や医師には何のとがめも責任もない。しかし記録によると、これまでたえた者は、ほとんどなかったといわれている」名和弓雄「拷問刑罰史」(雄山閣刊)。

 ロープに縛られた砂間は、生死の境をさまよいながら、意識を失っていった―。

 「拷問のうち、殴る、蹴る、唾を吐きかけるなどは序の口。海老責めだけはいま思い出すもぞーとする…これにかけられると、一時間しないうちに気絶してしまう……。水をぶっかけられても正気にもどらない。ぐったりして目が覚めると地下房のなかだった……冷たい、暗やみの中で意識が戻っていく時の、身体の各部が分解してしまったのではないか。下半身が引きちぎられたまま、上半身だけを転がされているのではないか、という恐怖……」「前の拷問の痛みと傷がよくならないうちに、また海老責めがくる。ロープが筋肉にぎりぎりと食い込み、極限にたっした痛みに意識はもうろうとなる。その時に私の耳元で特高が叫んだ……。

『中央幹部はどこだ』『お前たちは天皇陛下にたいしてなにをしている!天皇の命令によりぶっ殺してもいいんだぞ!』『この野郎、お前なんかが、生きているのがどうかしている』 

反戦と民主主義を主張する日本共産党員を、国賊、非国民扱いだ。全体を指揮する纐纈特高課長は一番冷酷なもんだ。かれの表情を思い出すといまだに全身が震えてくるほどの憤りを感じる

 砂間の証言である。

 砂間への拷問は三月二十一日に検挙されてから五月半ば市ケ谷刑務所におくられるまでの約四十日間つづいた。砂間は手記に書いている。

 「こうした拷問、テロをつづけながら、弱い同志がその責め苦に負けて何か一言しゃべると、誰それは素直に自供した。貴様がどんなに口を固くしても、傍証がいくらでもあるのだから、有罪は確実である。素直にしゃべるか、しゃべらないかによって、情状酌量で罪が軽くもなれば重くもなる、などと拷問の合間に口説く」「毛利基警部が私を呼び出し、『どうだ砂間、お前はそんな情けない姿で親に会わせる顔があるか』と口を切った。私は髪もヒゲもぼうぼうとのび全身コブや傷あとだらけで、服は裂け、血がこびりついていて、いかにも情けない姿をしていたが、『こんな体にしたのは、お前達ではないか、親だろうが、誰だろうが、いつだって会う』とタンカを切った。毛利は、『よし、それなら会わしてやろう』と堀留警察の地下の調べ室へ父親をつれてきた。私はまさか父が来ているとは夢にも思っていなかったので、おどろいた。父には、『自分は何も悪いことはしていないのだから心配することはない。正義は必ず勝利する。最後に笑う者が最もよく笑う、という言葉がある』といって、なるべく心配させないようにして帰した。父は、金など差し入れて、体を大切にするように、といって帰った」「毛利が『ようし、砂間の口を割らせるために、この親爺を利用してやれ』と、父を連れて堀留警察へきたのである。しかし、毛利の計略は失敗に終わった。警察の取り調べは、拷問、テロ、甘言、誘惑、あらゆる手段を弄して、その後もつづいた。そして私がしゃべる、しゃべらないにかかわらず、周囲の者が供述しているので、証拠は十分とばかり、五月の半ばになって私は市ヶ谷刑務所に送られたのである」

東京・堀留署に留置された砂間一良にたいする拷問を、のちに毛利基は語っている。毛利基、昭和十七年九月十五日「九州各県特高課々僚会議二於ケル体験談」。

 「その時砂間一良というのをいま警視庁を辞めて神戸にいる浦川という人が調べていた。この人は特高警察官であり、刑事警察官である有力な人であった。当時、私の上にいてやっていた。

この人が砂間一良を締めて締めて締め上げても砂間より何一つのネタが出ないので、私に引継いだ。徹底的にやっつけんといかんという事であった」「日本橋の堀留警察署に調べに行った……彼(砂間)の骨に穴があき、包帯をしていた。鮮血だらけであったので、医者を呼んで手当をした所が、(砂間は)余計な事をするなと反対した」

浦川とは当時、警視庁特高課の浦川秀吉労働係長のこと。“テロの川”のあだ名を持ち山県為三とならんで拷問の荒っぽさは有名であった。連日の責め苦に、身体の反転もままならず、うなっていた砂間の目に留置場のはめ板にツメで書かれた女文字の短歌の一首-。

いとはしも 革命に捧げし身なりせば この恋永久に秘めんとぞ思う

 -あの人がどんなに愛しくてもこの恋は胸に秘めておこう。いまは革命運動に捧げた身だから。

 恋人への思慕をうたった若い女性の短歌であった。

 「この可憐な一首をなんども口ずさんでねぇ……ここにも頑張りぬいている同志がいるんだ。自分も負けるもんかと。この歌はいまでもわすれられないよ」と砂間は回想する。

 一方-。

砂間検挙の報を聞いた間庭末吉は、青山墓地付近にあった砂間のアジトに駆け付け、党文書や謄写版を砂間宅から他所に移した。さらに、蔵原惟人(現日本共産党名誉幹部会委員)がかけつけ、アジトの中を入念に点検し、家宅捜索の機先を制した。一斉検挙の決め手を欠いた警視庁特高課はつぎに間庭をねらった。菊地克巳が四谷署へ連行される時、投げ捨てた「マッチ箱」から出てきた暗号紙片が間庭検挙の糸口となった。暗号を解読すると、紙片には、菊地が「三月二十三日午後六時上野みやこ座で間庭末吉及び立石峻蔵と会合すべき」とあった。特高は上野周辺に間庭がひそんでいると見当をつけ、内偵の網を張った。間庭は東京・下谷区谷中のアジトで検挙された。間庭の取り調べ担当は山県為三警部であった。最初は完全黙秘で通そうとした間庭も海老責めの前に屈した。のちの第二十六回予審訊問調書のなかで間庭は、「警察の拷問により作成された調書に基づけるものであり、且つ警察署内において引続き拷問の脅威の下に検事によって作成され、私は自由の立場から申立てする事ができなかったからであります」旨をのべ、拷問の事実を暴露している。 一九三一(昭和六)年四月六日市ヶ谷刑務所での予審訊問(中里竜判事)。現代文直しは著者による。

 東京・下谷区谷中の間庭末吉のアジトに特高警察官の一群が詰めた。かれらは一階床板をはぎ、シャベルで地面を掘った。間庭の自供通り、素焼きの大きな土製の瓶が出てきた。瓶を開けてみると、暗号による党員名簿、党員証、「赤旗」の全国配布網、入党推薦状、党の予算書、暗号符など党内文書が続々と出てきた。党員証が発行されていたこと、それが三月中旬から上部の指示によって回収されていたことは特高側も先に検挙した菊地克巳の自供によりつかんでいた。しかし、「党員名簿」の存在は、特高の予測を超えるものであった。そのうえ「赤旗」配布網や入党推薦状など党組織の実態をしめす文書まであらわれるとは!瓶の中から出てきた文書に、警視庁特高課は狂喜した。

 砂間一良はいう。

 「間庭は捕まるとすぐ自白してしまった。かれは一九二八年秋、ウラジオストックから帰ってきたばかりで、日本の党が置かれている非合法状況のきびしさが身についていなかった。床下の地中の瓶のなかに入れていたのだから、特高が通常の家宅捜索をしても文書の所在はわからないはずだ。それが明るみになったのは、間庭自身が特高に教えたからだ……」「瓶から出てきた党員証は間庭の独断で党員に発行されたものだった……。多摩川会議の時、間庭は、市川正一さんに『革命的警戒心がない』と党員証発行の誤りをきびしく批判された。間庭もすぐ回収作業に入った。党員証を発行したこと、回収したあと焼却せずに瓶のなかに隠したこと、瓶の在りかをしゃべってしまったことは、間庭の犯した三重の過ちだった」

 当時、警視庁宣房主事をしていた品川主計の回想-。

 「暗号党員名簿の入手は四.一六大検挙の基礎的証拠となった。間庭を捕まえてから半月余りで一斉検挙が可能になった。三・一五事件の時も、中尾勝男がつくった暗号党員名簿の入手が大きな成果だったが……。間庭のつくった党員名簿は棚からボタモチだったよ。私は宮田光雄警視総監や総額君らとバンザーイをやった

 総額弥三元特高課長の証言―。

 「党員がふえ、大衆運動が上げ潮の時など、その組織状況を把握し、あるいは党勢拡大をする以上、事務局としては党員名簿作成はさけられないものだ。党側からみた問題点は、第一に特高側に入手されたこと、第二に暗号を含め、秘匿の技術が稚拙だったということだろうかなあ……」

 元特高官僚の勝ち誇った回想を聞くことは、著者にとって苦痛であった。しかし民主勢力にとっても三・一五、四・一六弾圧から引き出すべき教訓は大きい。総総弥三、品川主計らへのインタビュー中、取材者は腹の中が煮えくりかえり、そのたびに全身に力を入れつとめて冷静さを保った。(引用ここまで) 

コメント (1)

権力の内部告発は厳禁!権力批判を封じるスパイは放任免罪!戦前の特高思想継承の秘密保護法は墓穴へ!

2013-10-28 | 日記

 中国の尖閣への「脅威」、北朝鮮の核ミサイルの「脅威」、「テロ」に対抗するためとする「日米安全保障」上の「特定」の「秘密」を「保護」するための法案が、国会に上程されましたが、このフレーズで、日本国中というか、マスコミが思考停止に陥っているような気がする昨今の日本です。全国紙も地方紙も一応は「知る権利」が擁護できるかどうか、不安や心配を記事にしています。それは読売にしても、産経にしても、同じです。 

しかし、問題は、国民の運動に対する監視(スパイ)活動に対する告発、情報公開も「安全保障」を口実とすれば、「特定」の「秘密」となるのです。だからその「秘密」は「保護」の対象になります。「内部告発」問題については、「知り権利」問題として触れられてはいますが、この視点は、あくまで愛国者の邪論が調べている限りという限定ですが、ほとんどありません。ここに、国民主権に対する最大の挑戦・否定があるのです。

 

まず、このような憲法違反の法案を上程する安倍自公政権に、ノーを突きつけられない日本の民主主義の現状から出発しなければなりません。一つには、憲法の平和主義を使って、安部自公政権の「口実」「根拠」「言い訳」を封じていくことです。二つは、彼らの危険な思想と論理の根拠を暴いていくことです。ということを踏まえて、記事を書くことにしました。以下の記事のポイントは、以下のとおりです。

 

1.「『君主制廃止』と天皇陛下の体制に攻撃を加えるのは日本共産党だけだから」(纐纈)という思想と論理こそ、安寧秩序」の維持、「国体護持」思想です。これを守るためには手段を選ばないという思想です。

2.その手段として使われたのが、内偵線(スパイ活動)であり、情報の隔離・独占でした。「スパイを使うことは治安対策の大きな柱」(纐纈)であったという証言です

3.その活動の典型は、「徹底的取り調べでドロをはかせるのさ」(纐纈)と、人権否定に対する反省も謝罪も教訓も微塵もないことが判ります。それは現在日本においては、現在進行形、いや、このままいけば未来進行形です。

4.「党組織を破壊するうえで、スパイは不可欠の存在」(纐纈)と言いいますが、アジア太平洋戦争遂行のためには、共産党の組織の破壊が不可欠であったことです。このことは人権と民主主義を否定することを意味していたことです。ここに天皇主権を標榜する大日本帝国憲法の人権抑圧装置の本質が浮き彫りになっています。逆に言えば、戦後国民主権を謳った日本国憲法の意義が鮮明になってくるのです。

5.「湯水のごとく機密費を使っても」(纐纈)と、臣民の血税を、このような発想で正当化するのです。このこと現代日本においても継承されています。そうです。「官房機密費」です。マスコミ関係者にもばら撒かれている「機密費」です。

6.「スパイを使う経費として機密費から支出するので、その際管理上、機密費を渡す相手先として、スパイ名は分かる。日記帳を見ればもっと正確な話ができる。なにしろ一日もかかさずつけていたか」(纐纈)と言いますが、勿論、この「日記」の公開は「極秘」です。ここに、今回の「特定」「秘密」「保護」法の本質が透けて見えてくるのです。

7.「ぼくの分だけで月五百円あった。警視庁特高課長になってからは、それよりはるかに多くなった。特高課長の月給は当時百数十円だが、機密費のほうがず-っと魅力だった」(纐纈)ということは、どのように使われているか、不問・極秘ですから、私腹を肥やすために使ったとしても、国民の知るところにならないのは当然です。

8.しかも、「CICは日本があのように大規模な戦争をおこなうことができたのは、特高制度があったからだとみた」(纐纈)と自慢している思想に、侵略戦争に対する反省もありません。同時に侵略戦争が人権と民主主義を否定してはじめて成り立ったということを浮き彫りにしました。

9.また「世界に冠たる特高警察制度は将来アメリカにとっても参考になる時が来る。そのための資料にしておきたかったのではないか」(纐纈)というように、特高の「手口」をアメリカが学ぼうとして纐纈氏に報告書の提出を求めたこと、纐纈氏も、公職追放解除を狙って、その求めに応じていたということに、安倍首相の祖父、戦犯容疑者であった岸信介元首相がアメリカに命乞いした構造が浮き彫りになりました。その構造が、今回の「特定」「秘密」「保護」法にも見られるのです。

 

それでは、以下の資料をご覧ください。

森村誠一・下里正樹・宮原一雄『日本の暗黒 実録特別高等警察3』(新日本出版91年1月刊)

 

第一章 ある特高官僚の証言

ある特高官僚の証言

 五色大会について、纐纈元特高課長は一九五五年『文芸春秋』八月臨時増刊号の手記「赤色戦線大検挙」のなかでつぎのように書いている。

 「五色温泉の創立総会を確認して以来半歳余の努力が続けられたが、党の最高幹部の所在はどうしてもつかめない。捜査陣の首脳部の間には漸く焦燥の色が濃くなってきた」

 纐纈は本棚から手記掲載の雑誌を取り出し、その行に、赤鉛筆で線を引きながら語る。

 「いや、最高幹部がみな地下に潜り、ようとしてゆくえが知れず、手がかりもない。手づまり状態の時に、『無産者新聞』に徳田球一が昭和三年二月の総選挙に福岡三区から立候補するとの記事を見た。党の最高幹部たちの所在を把握する手がかりができた、『しめた』と思ったよ。

注:纐纈特高課長が見たのは「無産者新聞」の一九二八(昭和三)年一月十五日付一面下段に掲載された「各労農政党の立候補地、立候補者一覧」見出しの記事と、二月一日付「並いる判検事を震え上らす剽悍(すばやく荒々しいこと)無比の徳田君」の記事。労農党から立候補した徳田は当初福岡三区からと発表されたが、四区に変更となる。

ぼくはさっそく福岡県警察部に電報を打ち、選挙期間中の徳田球一の尾行を依頼した。そのころ、二七年テーゼが出て、選挙中の二月一日付で『赤旗せっき』創刊号が出た。日本共産党の公然化だ。特高にたいする不敵な挑戦状ですな。警視庁特高課、司法省刑事局、内務省警保局で大問題になった。それだけでなく、『天皇と結びついた資本家地主の政府を倒せ』『帝国主義戦争反対』などの日本共産党名の入ったステッカーが電柱に貼られるようになった。これを指導している党の最高幹部をなんとしても一刻も早く検挙することが至上課題となった。内偵線(スパイ)も動かし、党員名簿の入手を急いだが、実現しない。『無産者新聞』や『赤旗』を赤鉛筆を引き引き丹念に読み、ヒントをえようとしたがダメである。そこで徳田しかいないとしぼり、ねらいをつけた……」

 一九二八(昭和三)年二月、第一回普通選挙がたたかわれるさなかに、日本共産党中央の幹部を、なんとしても捕まえるのだ……。警視庁特高課の第一着手は、徳田球一の検挙であった―と纐纈弥三はいう。徳田が検挙されたのは一九二八年二月二十六日、総選挙を終えての帰路、門司で床屋から出たところを特高に襲われた。纐纈ははいう。

 「特高課内にワーツと歓声が上がったねえ。ところが徳田をきびしくとっちめたが、何も出てこない。コミンテルンの指示で、最高幹部から外されているので、いくら責め立てても、何も知らんという……最高幹部の所在が分からないまま、三・一五の一斉検挙を断行した」「五色大会の事実が明らかになり、党が再建されたと分かった以上、内務省警保局、司法省検事局とも、じっとしているわけにはいかない。『君主制廃止』と天皇陛下の体制に攻撃を加えるのは日本共産党だけだから……取り締まりをきちんとしないと上部からお目玉がくる。さあ!本庁特高課は夜も昼もない。当時ぼくは妻に死なれ独り身だったので、ほとんど泊り込み同然で捜査にあたったものだ……。『天皇陛下に弓引く輩を一人のこらずパクらにゃならん』『国賊退治だ!』と特高課全員にハッパをかけた」

 「当時、警視庁特高課は特高係、労働係、検閲係、内鮮係の四係があり、スタッフは七十~八十人ぐらい居たかな……。私を先頭に労働係の浦川秀吉係長、毛利基警部らと会議を開いては、徹底的に内偵・捜査を重ねた。評議会(日本労働組合評議会)、無産政党のメンバーなどしらみつぶしにあたったが、その結果……党員数は特定できたが、その数はやっと七十人足らず……かんじんな最高幹部の所在が分からない」

 党幹部の所在が不明のまま、当局は見切り発車の大検挙を立案した。纐纈の回想によれば、一九二八(昭和三年三月初め、東京・千代田区丸ノ内の東京ステーションホテルで、内務省警保局、司法省検事局、警視庁特高課の三者協議がもたれた。出席者は山岡萬之助内務省警保局長、友部泉蔵保安課長、松阪廣政東京地裁検事局次席検事、平田勲思想主任弥三郎特高課長、浦川秀吉労働係長らであった。

「この時の三者協議で…全国いっせい検挙でいこうということとなった。その日三月一五日をXデーとした。特高課は検事局と緊密な連絡をとり、絶対に、事前に情報が漏れることのないようにしようとー確認した」「なにしろ、対象一二年の、第一次共産党検挙事件のおり…捜査情報が事前に新聞記者に漏れ、手痛い失敗をなめたことがある…。特高、検察は『同じ轍を踏むな』が合言葉になった。検察・特高一体となった思想事犯の取り締まりは初めての体験なので、警視庁のわれられは猛烈を仕事をした」(略) 

第二  内偵線上のアリア

 「日本共産党とたたかうには、表の闘いだけでは絶対に勝利できない。裏のたたかいが必要だ。裏の闘争……それは高度の頭脳戦ですよ」

 綱傾弥三の証言である。頭脳戦とはなにか。纐纈のいうところを聞こう。

 「(一九二八年)当時は……大学出の、頭のいい党員が多かった。これを切り崩し、転向させるためには捜査当局が、かれら以上に党内事情に通じ、かれらの動静をてのひらの上に置くことが求められた」

 わずかな党員しか知らないはずの事実を、捜査当局がすでにキャッチしている…その驚きとショックを与えて、党員を動揺させ、供述させ、敗北感を抱かせ、転向させる。特高警察のもちいた手法である。そのためには、「内偵線」(スパイ)をたえず増やし、切れ目なく、太くしておくことを心がけなくてはならない。「内偵線」を特高官僚は単に「線」ともいう。五色大会(第三回党大会)の事実を探求したのも、「線」からの電話通報を受付たからである。

纐纈弥三はいう。―

 「スパイを使うというと、世間では不道徳のように受け取る向きがあるが、われわれ特高側にしてみると常識の部類だ。何も驚くことではない」「スパイを使うことは治安対策の大きな柱だよ。明治維新以後、治安当局はスパイ政策について研究を重ねてきている。各種の極秘文書として、今も治安当局に残っている。警視庁特高課もこうした政策を引き継いできたんだ」「共産党は、外から見ているだけでは分からない。とくに非公然の時代にはなおさらだな。スパイがいてはじめて共産党の姿、現状が効果的に、正確に分かる。正確な情報を入手してこそ、対策も平確になる。だからこそスパイが必要なのだ」「スパイの養成なくして共産党対策はない…これは昔も今もかわらないねえ。五色温泉での第三回再建党大会も、三・一五事件も、いずれも各方面に放っておいたスパイからの情報がモノをいった……第一報はスパイから入手する。それにもとづいて内偵、捜査をやり、思想犯を捕らえる。検挙したあとは、徹底的取り調べでドロをはかせるのさ

 スパイの具体名を尋ねても、纐纈弥三は言葉をにごし、実名は一人も挙げない。

 纐纈はいう。-

 [天皇制国家を守るうえで治安維持に果たした三・一五と四・一六の二大事件の一斉検挙の教訓は、後世、また党が大きくなり、国家体制をゆるがすようになれば、再び生かされよう。国政選挙や地方選挙で日本共産党の議席が伸びない時はいいのだがねえ

 「一斉検挙の教訓」とは、ふだんからスパイを要所に配置し、いざという場合にそなえ、弾圧の準備おこたりないことをいう。纐纈ら特高官僚は三・一五弾圧をやって、日本共産党との「たたかいは終わった!」と思った。ところが、また党が伸びて、二度目の四・一六大検挙をやっ。た。これもまた、「たたかいは終わった!」と胸を張った。二度ともつかの間の勝利にすぎなかったが、かれらはあたかも天下を取ったかのごとく、美酒をくみかわし勝利のアリア(絶唱)に酔いしれた。だが、その“勝利”も纐纈がいうようにスパイ頼みの内偵線上に成り立ったアリアであった。暴行と脅迫と甘言と金品で、スパイに堕落させられた人々の苦悩。自堕落。ふてぶてしい開き直り。―その上に特高は。勝利”のアリアを歌ったのである。党組織を破壊するうえで、スパイは不可欠の存在―と級願はいう。

 「スパイを作るためには、党員、主義者個人の持つ弱点を、徹底的に研究する。そしてねらいをつけた者にじわじわと接近する。とくに、本人の弱点が、党の機関に知られておらず、知られると、こっぴどく処分を受けるような弱点にかぎる」「しかも、党幹部になれそうな党員で、将来を嘱望されている者が一番いい。中央委員クラスのスパイを持たないと、質の高い情報が得られないからだ」「スパイをつくること自体……特一に同警察官にとって必死の仕事だ。そう簡単には党員をスパイに仕立て上げることはできない。湯水のごとく機密費を使っても、おいそれとできるわけではない。スパイ工作に失敗すれば、党内の警戒心が高まり、内偵線がこわれる……だからといって、危険があるからスパイ作りをやめるというわけにはいかないからねえ……」

 元特高課長の証言は率直であった。スパイを多用した特高ナンバーワンは、纐纈弥三特高課長の部下だった毛利基である。かれは三・一五弾圧、四・一八弾圧事件を通し、庁内では。“スパイ使いの名手”“特高の神様”の異名で呼称されていた。網傾はいう。

 「毛利君の異例の出世は、かれが三・一五事件以前から優秀なスパイをつくり、育成し、温存するのがうまかったということにつきる……。優秀なスパイとは何か。質の高い情報、すなわち、党の最高幹部の認識、判断、方針を状況に応じて的確につかめればいいわけだ。毛利君は幹部スパイを育成し、いい情報をつかんできたので、いい仕事ができた………」「スパイはそれぞれの警部についていたが、警部同士がどんなスパイを持っていたのか知らない。お互いにそれを知らないようにしていた。本庁の特高課長時代、ぼくは部下がどんなスパイを持っているか、特別に聞いたことがない。それは個々の警部の個人的な関係である。ただスパイを使う経費として機密費から支出するので、その際管理上、機密費を渡す相手先として、スパイ名は分かる。日記帳を見ればもっと正確な話ができる。なにしろ一日もかかさずつけていたからねえ

 纐纈元特高課長自身のスパイづくりはどうだったのか。著者はたずねた。

 「ぼくは二人の幹部スパイを持っていた。よ。それも前にいったように、党機関が知らない、知ると大問題になるような本人の弱点を、部下からの情報でつかんで、本人に接近して、スパイにした」「その男の名前も、ぼくの日記帳にかいてある。ぼくはそのスパイにいろいろと面倒を見てやった。その時は課長の手元にある機密費を使った」「機密費はぼくが兵庫県警察部外事課長のとき(一九二六年)ぼくの分だけで月五百円あった。警視庁特高課長になってからは、それよりはるかに多くなった。特高課長の月給は当時百数十円だが、機密費のほうがず-っと魅力だった

 特高がスパイ仕立てにねらう党員の弱点とは、自分だけは長期投獄を逃れたいと思う者。党内の人事評価への強い不満、批判を根強く持つ者。土地、家庭、借財などの金銭上の悩みが切迫していて、すぐにもまとまった金を必要としている者。酒と女と金にだらしのない者。家庭内の不和、家族崩壊。妻のよろこぶ旅行、ちょっとしたプレゼント、おしゃれなどの要求を満たしてやりたいが「金がない」と悩んでいる者など。しかもそれがなるべく「党機関に知られていない弱点」-纐纈弥三はこの条件にかなった者にスパイ工作をおこなうというのである。

 日本の秘密警察が蓄積した「内偵線」養成のノウハウは、戦後に日本を占領した米軍の注目するところとなった。日本を占領統治するために、サンフランシスコ条約反対、民族独立を主張する日本共産党を押さえ込まなければならなかったからである。ここに纐纈弥三・元警視庁特高課長が戦後CIC(米陸軍情報部)の依頼を受け、戦前の特高警察のスパイ政策について書いた報告書の下書き原稿がある。網傾は特高生活が長かったため、一九四五年から五一年まで公職追放を受けた。この追放を一日も早く逃れるため、米軍に忠誠を誓って書いたのが、CICへの提出報告書である。

 纐纈は「CICは日本があのように大規模な戦争をおこなうことができたのは、特高制度があったからだとみた。世界に冠たる特高警察制度は将来アメリカにとっても参考になる時が来る。そのための資料にしておきたかったのではないか」と注釈をつける。(引用ここまで

コメント (3)

これが、特定秘密保護法案に対する見解を表明した全国紙と地方紙の社説一覧?だ!問われるのは国民目線!

2013-10-27 | 日記

愛国者の邪論が検索して調べてみた全国紙と地方紙の社説です。

強調したいのは、前回の記事で書きましたので、コメントはなしです。

ただ、それでも言いたいことは、マスコミ自身が墓穴を掘らないようにするためにはどうするか、でしょう。国民の生活と人権、民主主義、平和主義を発展させるのか、それとも「日米同盟」にもとづく「安全保障」論にもとづいて、アメリカの意向に沿ったかのように見せながら、岸信介元首相がめざした大東亜共栄圏構想論を取り戻す国づくりを許すのか、そのことが鋭く問われていると思います。

全国紙

朝日 特定秘密保護/この法案に反対する 2013/10/26 4:00
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1?

朝日 秘密保護法案/知る権利はつけ足しか 2013/9/19 4:00
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1?

毎日 秘密保護法案/懸念材料が多すぎる 2013/9/4 6:00
http://mainichi.jp/opinion/news/20130904k0000m070119000c.html

毎日新聞/秘密保護法案/国会は危険な本質見よ2013/10/26 4:00
http://mainichi.jp/opinion/news/20131026k0000m070141000c.html

読売 秘密保護法案/報道の自由への配慮が必要だ 2013/9/6 2:00
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130905-OYT1T01629.htm

読売 国家安保戦略/日本の将来へ包括的指針示せ 2013/9/13 2:00
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130912-OYT1T01507.htm

読売 秘密保護法案/国会はどう機密を共有するか /2013/10/24 2:00
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20131023-OYT1T01308.htm

読売 NSC法案/戦略策定強化へ早期成立図れ /2013/10/26 2:00  
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20131025-OYT1T01296.htm

日経 疑問点があまりに多い秘密保護法案  2013/9/7 3:30 http://www.nikkei.com/article/DGXDZO59415920X00C13A9EA1000/

日経 秘密保護法案はさらに見直しが必要だ /2013/10/20 4:00
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO61347840Q3A021C1PE8000/

産經 秘密保全法案/言論に配慮し情報管理を 2013/8/18 6:00
http://sankei.jp.msn.com/column/topicslist/../../politics/news/130818/plc13081803200002-n1.htm

産經 国家安保戦略/受動と依存脱し責任担え 2013/9/14 6:00
http://sankei.jp.msn.com/column/topicslist/../../politics/news/130914/plc13091403100004-n1.htm

産經新聞 秘密保護法案/報道の自由踏まえ成立を 2013/10/22 6:00
http://sankei.jp.msn.com/column/topicslist/../../politics/news/131022/plc13102203240001-n1.htm

中日/東京 秘密保護法案/軍事国家への入り口だ 2013/9/13 8:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013091302000147.html

中日/東京新聞 「戦前を取り戻す」のか/特定秘密保護法案 2013/10/23 8:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013102302000123.html

地方紙

北海道 秘密保護法案/危険性に変わりはない 2013/9/24 10:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/493574.html

北海道 民主主義を危うくする/特定秘密保護法案 /2013/10/25 10:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/500033.html

 

陸奥新報 特定秘密保護法案「国民理解と慎重審議が不可欠」 2013/10/16 10:06
www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=2&

デーリー東北 特定秘密保護法案/基準や範囲 多くの疑問 2013/10/26 10:05
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/jiten/jihyo/todayjih.htm?

秋田魁新報 特定秘密保護法案/「知る権利」堅持が前提 2013/10/19 12:05
http://www.sakigake.jp/p/akita/editorial.jsp?kc=20131019az

東奥日報 「知る権利」守らなければ/あすから新聞週間 2013/10/14 10:05
http://www.toonippo.co.jp/shasetsu/sha2013/sha20131014.html

東奥日報 修正でも変わらぬ危険性/秘密保護法案提出へ 2013/10/21 10:05
http://www.toonippo.co.jp/shasetsu/sha2013/sha20131021.html

岩手日報 秘密保護法案提出/国会の良識が問われる 2013/10/26 10:05
http://www.iwate-np.co.jp/ronsetu/y2013/m10/r1026.htm

河北新報 特定秘密保護法/知る権利を保障できるのか 2013/9/6 8:00
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2013/09/20130906s01.htm

福島民報 秘密保護法案/真実究明に大きな懸念 2013/10/14 10:05http://www.minpo.jp/news/detail/2013101411487

福島民友 秘密保護法案/「知る権利」を保障できるか 2013/9/18 12:05
http://www49.atpages.jp/toms/charset.php?s=Shift_JIS&d=UTF-8&url=http://www.minyu-net.com/shasetsu/syasetu/130918s.html

福島民友 秘密保護法修正案/外部チェック働く仕組みを 2013/10/22 12:05
http://www49.atpages.jp/toms/charset.php?s=Shift_JIS&d=UTF-8&url=http://www.minyu-net.com/shasetsu/syasetu/131022s.html

 

下野新聞心の支配2013/10/25 10:07
http://www.shimotsuke.co.jp/special/raimei/201310/1393760

茨城 秘密保護法案/知る権利に重大な懸念 2013/9/6 4:05
http://ibarakinews.jp/news/column.php?elem=ronsetu&

茨城 秘密保護法案/暴走に明確な歯止めを 2013/10/18 4:05
http://ibarakinews.jp/news/column.php?elem=ronsetu&

茨城新聞 特定秘密と情報公開/検証の仕組みを整えよ /2013/10/26 4:05
http://ibarakinews.jp/news/column.php?elem=ronsetu&

神奈川 特定秘密保護法 漏えい防ぐ効果は薄い 2013年8月31日http://news.kanaloco.jp/editorial/article/1308310001/

神奈川 知る権利/保護を最優先に議論を 2013/9/22 12:05
http://news.kanaloco.jp/editorial/article/1309220001/

神奈川 特定秘密保護法/行政の恣意に懸念残る 2013/10/26 12:05
http://news.kanaloco.jp/editorial/article/1310260001/

 

新潟日報 秘密保護法案 「知る権利」が脅かされる 2013/9/17 10:05
http://www.niigata-nippo.co.jp/opinion/editorial/20130917066981.html

新潟日報 秘密保護法案 修正でも懸念は消えない /2013/10/19 10:05
http://www.niigata-nippo.co.jp/opinion/editorial/20131019073569.html

信濃毎日 秘密保護法/「報道配慮」の見当違い 2013/9/30 10:05
http://www.shinmai.co.jp/news/20130930/KT130928ETI090002000.php

信濃毎日 秘密保護法案/危険性は変わらぬまま 2013/10/19 10:05
http://www.shinmai.co.jp/news/20131019/KT131018ETI090009000.php

信濃毎日 秘密法国会へ/議会政治が危うくなる /2013/10/26 10:05
http://www.shinmai.co.jp/news/20131026/KT131025ETI090005000.php

 

岐阜 特定秘密保護法案/知る権利に重大な影響も 2013/9/6 10:05
http://www.gifu-np.co.jp/column/syasetsu/?

岐阜 秘密保護法案/恣意的運用防ぐ仕組みを 2013/10/18 10:05
http://www.gifu-np.co.jp/column/syasetsu/?

岐阜新聞 特定秘密と情報公開/チェックの仕組み整えよ/2013/10/26 10:05
http://www.gifu-np.co.jp/column/syasetsu/?

 

福井新聞 特定秘密保護法案/拭えない「知る権利」侵害 2013/10/26 8:05
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/46535.html

 

京都 秘密保護法案  法制化は見送るべきだ 2013年09月06日掲載

http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20130906.html

神戸 秘密保護法案/人権害しては本末転倒だ 2013/9/7 10:05
http://www.kobe-np.co.jp/column/shasetsu/201309/0006317230.shtml

神戸 秘密保護法案/情報統制への懸念は残る 2013/10/25 10:05
http://www.kobe-np.co.jp/column/shasetsu/201310/0006445740.shtml

 

山陰中央新報 「秘密保護法案」/「知る権利」に重大な懸念 '13/09/06

http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/article.php?storyid=541108033

山陽 秘密保護法案/情報開示のルールが先だ /2013/10/18 10:05
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013101807424579/

山陽 秘密保護法案/民主主義の根幹が揺らぐ 2013/10/26 10:05
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013102608542987/

中国 秘密保護法案 「知る権利」は大丈夫か -  2013年8月29日

http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201308290084.html

中國新聞 特定秘密保護法案/保障されぬ「知る権利」 2013/10/26 10:00
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201310260078.html

  

徳島   秘密保護法案  国民の知る権利守れるか 9月5日付  

http://www.topics.or.jp/editorial/news/2013/09/news_13783410014901.html

徳島 秘密保護法案修正/それでも危惧が拭えない 2013/10/19 10:06
http://www.topics.or.jp/editorial/news/2013/10/news_13821412318348.html

徳島 秘密保護法案提出/民主主義を危うくするな 2013/10/26 10:06
http://www.topics.or.jp/editorial/news/2013/10/news_13827488410843.html

愛媛 特定秘密保護法案/政府は国会提出方針の撤回を 2013/8/29 10:06
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201308291482.html

高知 秘密保護法案/危険な本質は変わらない 2013/9/26 10:06
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=308595&nwIW=1&nwVt=knd

高知 秘密保護法案/国会提出は見送るべきだ 2013/10/23 10:06
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=309975&nwIW=1&nwVt=knd

 

西日本 秘密保護法案/取り繕いでは済まされぬ 2013/9/23 12:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/41387

西日本 秘密保護法案を閣議決定/国民の懸念踏まえ審議尽くせ 2013/10/26 12:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/48626

佐賀 「秘密保護法案」解釈で統制強化の恐れも 2013/9/3 8:06
http://www.saga-s.co.jp/news/ronsetu.0.2544064.article.html

熊本日日 秘密保護法案/情報管理の行き過ぎを懸念 2013/9/6 12:06
http://kumanichi.com/syasetsu/kiji/20130906001.shtml

熊本日日 特定秘密保護法案/「知る権利」侵害になお懸念 2013/10/20 12:06
http://kumanichi.com/syasetsu/kiji/20131020001.shtml

宮崎日日 特定秘密保護法案/「知る権利」守れるか疑問だ 2013/9/17 10:06
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=56027&catid=15

南日本新聞 秘密保護法案/恣意的な運用を許すな 2013/10/19 8:06

http://373news.com/_column/././syasetu.php?ym=201310&storyid=52085

  

沖縄タイムス 秘密保護と報道/「知る権利」守る覚悟を 2013/10/15 10:06
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2013-10-15_55352/

沖縄タイムス 秘密保護法修正案/「危うさ」は解消されぬ 2013/10/21 10:06
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2013-10-21_55567/

琉球新報 秘密保護法案/国民不在の法制化やめよ 2013/8/27 18:06
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-211612-storytopic-11.html

琉球新報 秘密保護法原案 国民の目をふさぐ悪法だ - 2013年9月28日

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-213113-storytopic-11.html 

琉球新報 秘密保護法案/廃案にすべき「悪法」だ 暗黒社会を招きかねない 2013/10/26 10:06
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-214360-storytopic-11.html

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