日本相撲協会の伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)が、9日目の逸ノ城戦で相手の顎をわしづかみにして振り払うダメ押し行為をした横綱白鵬の師匠である宮城野親方(元前頭竹葉山)に、口頭で直接注意したことを明かした。

同部長は、宮城野親方がこの日、審判部を自主的に訪れたことを明かし「(宮城野親方は)『本人(白鵬)にきちんと言いました。本人も反省していた』と言っていた」と話した。同部長から、宮城野親方へは「今後こういうことのないように、きちんとしてください」などと、注意を促したという。その上で、同部長は白鵬のダメ押し行為について「ひと言で言えば良くないよね、やっぱり。横綱は全力士の見本なわけだから。相手を敬う相撲を取っていかないと。自分で自分の星にみそをつけるようなもん。勝ち星に対して、水を差している。自分で自分の勝ち星の印象を悪くしている。もったいない。相手がいて、勝っているわけだからね。相手を敬う気持ちを持って相撲をとらないとね」などと苦言を呈した。審判部が白鵬に直接注意する考えについては「場所中だから」と否定した。9日目の打ち出し後、藤島審判長(元大関武双山)は「見苦しいでしょう」と指摘し、これを報道陣から伝え聞いた白鵬は「まあ、気を付けます」と答えていた。(引用ここまで

「日本固有の伝統文化の美学に反する行為」

白鵬などは「モンゴル人だから」

「判らない」って言いたいのか!

 相撲の美学に反する白鵬ダメ押し行為 反省なし?この1年で2度目

   スポニチアネックス 7月22日(水)8時50分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150722-00000082-spnannex-spo

逸ノ城(右)を寄り切った後、突き上げるように強烈は掌底をかます白鵬

大相撲の名古屋場所9日目。横綱・白鵬(30=宮城野部屋)が関脇・逸ノ城(23=湊部屋)と対戦した際にダメ押しを行った。完全に土俵外へ寄り切って勝利を収めた後に相手の頬に向かって右手を突き出し、さらにグイッと一押し。勝負規定には「ダメ押しをしてはいけない」というルールはないが、勝者が敗者を思いやるという日本固有の伝統文化の美学に反する行為であることは間違いない。

どんな理由があろうと第一人者の横綱が本場所の土俵上でそれをやれば、批判を浴びても言い訳はできない。期待の逸ノ城が成長していないと感じたのであれば、場所後の巡業で胸を出して鍛えてやればいいだけ。横綱の務めは、アマチュア相撲に励む子供たちを含めた全力士の見本となることではないのだろうか。

白鵬はこの件について「気をつけます」「抑えるところは抑えないと。意識してやっていきたい」と反省の弁を述べた。師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は審判部を訪れて謝罪。伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)は同親方を通じて白鵬に厳重注意し、同親方には監督、指導を徹底するよう求めた。

しかし、だ。白鵬のダメ押し行為は昨年九州場所の照ノ富士戦においても物議を醸したばかりで、その際にも師匠は審判部に呼ばれている。相撲界にイエローカードがあるのであれば、この1年間で2枚目をもらったことになる。原因は師弟関係に問題があるのか、それとも白鵬を直接呼んで注意を与えない協会側が悪いのか。歴史的快挙を次々と成し遂げる横綱だからこそ、なおさら目立ってしまう。

当事者が今回の件を軽んじて考えているようであれば「2度あることは3度ある」となるのは目に見えている。長い大相撲の歴史の中で史上最多優勝を果たした力士がダメ押しの常習だったという事実は消えない。30歳を迎えた白鵬が目指す相撲道は、一体どこへ向かっているのだろうか。 (大相撲担当・鈴木 悟)(引用ここまで

目を覚まさなければならないのは誰か!

「衰える恐怖、負ける恐怖」で相撲は取っていないぞ!

白鵬の「『後の先』相撲」の「哲学」が判っていないな!

白鵬よ、目を覚ませ。投稿者:shushu0611 投稿日時:2014年11月17日 22:28http://www.plus-blog.sportsnavi.com/shushu0611/article/2

…一般的に力士としての寿命は32歳が平均と言われている。白鵬は29歳、朝青龍は30歳。貴乃花親方も30歳だった。近年では旭天鵬や魁皇のように長く相撲を取る力士も少なくないが、既に7年間43場所という長期にわたる横綱在籍歴は近年でも例を見ないほどの長期にわたっている。トップクラスで相撲を取れる、ましてや結びの一番という役目。面白い相撲を取らねばならないとなると、そのプレッシャーは想像を絶する。尚且つ、トップ・オブ・トップの存在である彼にとって強力なライバルがいないことも更に拍車を掛けていったのではないだろうか。本来は肩を並べなければいけないはずの鶴竜も日馬富士も。もっと言えば稀勢の里も。白鵬に対して常に勝利をすることができるわけではない。 そのような現状が、徐々に彼の心を蝕んでいったのだろうか。彼は孤独だったのだろう。そこに現れたのは同じモンゴルの同胞たち、そして大関たち。彼自身は自分が本当の意味で「負けて」しまうことを恐れながら相撲をとっているのかもしれない。

トップにしか見えない世界というのは、実はある。私は見たことがないが、追いかけるべき背中がそこにはない。その場合、人はどうしていいのかが分からない。何より目標がそこにはないからだ。それでも彼は相撲を取らねばならない。たった一人残された横綱であるから。そして、大相撲の危機を救う顔役だったからだ。彼一人で、大相撲は持っていたようなものであった。そこは評価を忘れていはいけないところであると思う。許されないのは「横綱のダメ押し」だ。衰える恐怖、負ける恐怖があったとしても、白鵬は明日も土俵に立たねばならない。それが具現化されたからなのか。だが決して、相撲はスポーツであって、スポーツではないということをくれぐれも自覚して欲しい。

相撲は神に捧げる儀式だ。そして、力士は神のお使いだ。横綱とは神に最も近い位置にいる。そんな勝利した横綱が、ダメ押しをするようなことがあれば、神様はどう思うだろうか。どれだけ低迷期に頑張っていても、咎を受けるような相撲を取るような横綱など、誰が応援したいと思うだろうか。

白鵬がいなければ、今の相撲界はないだろう。そしてこれからも白鵬は大横綱として語り継がれていく存在だ。まるでそれを全て否定するかのような立ち居振る舞いの変貌ぶり。昔に戻れとは言わない。だが、名声を築くのは早くても、その名が崩れ落ちていくのはあっという間だ。神などいないと振舞う暴君に誰が付いてこよう思うだろうか。ぼくはそれを危惧してならないのだ。マニー・パッキャオもその振る舞いから評価を地に落とした。ロナウジーニョは自らの不摂生によって母国でもトラブルを起こしているという。清原和博の今の醜態は言うまでもない。名声を得た分だけ、自分をコントロールする術を失えば誰だってそうなるということだ。

誰かがコントロールしてあげないといけない。それすら求めることができないのであれば、彼がそれを自覚するのを待つしかない。ファンとしてできるのは見守ることだけだろう。そしてそれはぼくも同じだ。だから、言い続けるしかない。(引用ここまで

逸ノ城の心技体の分析と検証をやるべし!

そのためには、今場所にどのように臨んだか!

それを視れば一目瞭然ですね!

白鵬は、そうして逸ノ城をよく知っていた!

【大相撲名古屋場所】白鵬のダメ押しと逸ノ城の不安要素

20150721

http://www.continue-is-power.com/entry/2015/07/21/210000

f:id:ysk_wtnb:20150721091903j:plain

 

今回は、こちらの記事を読みました。

日刊スポーツ 白鵬、逸ノ城にアッパー一撃「見苦しい」藤島審判長  7月20日(月)18時59分配信http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150720-00000130-nksports-fight

<大相撲名古屋場所>◇9日目◇20日◇愛知県体育館 全勝を守り、優勝争いで単独トッ - Yahoo!ニュース(日刊スポーツ)
 
7月20日に行われた大相撲名古屋場所9日目にて、白鵬が取組相手の逸ノ城を寄り切った後にダメ押しのような形でアゴにアッパー(というより掌底?)のようなものをお見舞いした。というものです。記事では、

その際、明らかに勝負がついたと思われたが、逸ノ城のアゴに「なぜ、もっと残ろうとしないんだ」とばかりに、“右アッパー”を一撃。その右手を、さらにグイと伸ばし、二重にダメを押した。

とありますが、実際はどんな取組だったのか?動画を観てみましょう。

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この取り組みですね…たしかに、逸ノ城は全然残れませんでしたね。まあ相手が白鵬だったというのもあるので、一概に「だらしない」と切り捨てるのはアレですがしかし、白鵬の掌底は完全に取り組みが終わった後に入れてますね。しかも張った後に思いっきり押していますね(笑)よく軍配が上がっても勢いあまってでダメ押しをしてしまうことはありますが、この白鵬は完全に終わったの把握してますね…これは横綱として物議を醸しそう。

ダメ押しはわざと?

最近の白鵬は、良くも悪くもかつての横綱「朝青龍」関を彷彿とさせます。特に懸賞金の受け取り方とかを観ていると、かなり雑になっているような…。昭和の大横綱、大鵬関の記録を破り、歴代一位である33回目の優勝をしたあたりから徐々に言動が荒くなっている気がします。まあそれだけの記録を打ち立てていますし、本人にも大横綱としての自負があるのでしょう。他の横綱である日馬富士、鶴竜が横綱としてパッとしない(特に鶴竜…)のも、本人に「オレがやらなきゃ!」と思わせ、昂らせているのかもしれません。それに、白鵬はわざとああいう態度をとっているのかもしれません。かつて昭和の大横綱と呼ばれた北の湖関が「負かした相手に失礼」という意味で、勝ってもそれを態度に出さなかったというエピソードもありますし。

逸ノ城の不安要素

それよりも、気になるのは逸ノ城です。昨年の9月場所で大ブレイクをした逸ノ城ですが、あの大きな体だと少し心配なことがあります。それが

「上半身の力に頼って相撲を取ろうとしてしまわないか」

ということです。白鵬も、それを感じたからああいう行動に出たのかもしれません。かつて、同じような取り方で膝と腰を壊し、期待されていたにも関わらず現役引退してしまった力士がいましたね。そう、元大関の「把瑠都」関です。把瑠都関も、当時43年ぶりの十両全勝優勝を決めたことが注目され、鳴り物入りで幕内に上がってきました。特に上半身の力がとてつもない力士だったのですが、その上半身に頼りすぎた結果、下半身の怪我に悩まされ続けた力士でもありました。体格も逸ノ城と似ていたので、そうならないか少し心配です。今回の取組を観ていて、そう感じました。(引用ここまで

駄目押し https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A7%84%E7%9B%AE%E6%8A%BC%E3%81%97

駄目押し(だめおし)とは、もともとは囲碁用語の一つである。囲碁の終局後に、どちらの陣地にもならない領域をダメと言い、念のため、ダメを埋めて地を分かりやすくするために石を置くことを駄目押しという。ここから派生して、既に勝負が決まっている時に、さらに勝負を確実にするために念を押すことを駄目押しというようになった。

野球サッカー試合では、勝敗の大勢が決した後にさらに追加点を加えた場合に使われ、駄目押しのホームランとか駄目押しのゴールなどと表現される。これは、さらに相手を突き放す展開へと導き、とどめをさすことになるので評価される。

一方、大相撲取組では、相手が土俵を割ったり土俵上に手を付いたり等で、勝負が既に決まっているにも関わらず、さらに相手を押したり倒したりすることを駄目押しという。これは、無駄な行為であるとともに相手に怪我を負わせることもあるため、大相撲では好ましくない行為とされ非難の対象となる。特に、2008年(平成20年)5月場所・千秋楽の結びの一番においては、東横綱朝青龍は西横綱・白鵬引き落としで制した後、既に土俵上に倒れていた白鵬を両手で思わず強く突いてしまう。この駄目押しに白鵬が逆上し、立ち上がりながら右肩を朝青龍の体にぶつけて押し返したため、両者は土俵上で怒りの形相でにらみ合い、一触即発のムードとなった。当初北の湖理事長は「朝青龍の突きは流れで有り、駄目押しでない。怒った白鵬が悪い」との理由で白鵬の師匠・宮城野親方のみに注意。しかし横綱審議委員会は「その直後に、横綱同士が土俵上で睨み合うのは喧嘩両成敗だ。白鵬だけが悪いとの考えはおかしい」と進言。後日日本相撲協会からはこの行為に対して、朝青龍と白鵬の横綱二人にそれぞれ厳重注意処分となった。

ただし、古代の相撲では駄目押しは好ましくない行為とはされなかった。日本書紀に残る、野見宿禰当麻蹴速によって行われた試合の記録によれば、宿禰は倒れた蹴速に踏み付けの追撃を行い、蹴速の腰骨を踏み折って殺害している。この勝負の結果、宿禰は所領を得、垂仁天皇への仕官がかなったと記述されていることから、少なくとも日本書紀が書かれた時代には、駄目押しが非難の対象と考えられていなかったことが推察される。(引用ここまで