愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

国権の最高機関で人質虐殺事件に関する決議が採決!安倍式か憲法活かすか!鋭く問われている!

2015-02-06 | 中東

両院の決議の内容をどのように考えどおように具体化するか!

よくよく考えなければならい!

以下の決議が採択されました

シリアにおける邦人へのテロ行為に対する非難決議案http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/ketsugian/g18913001.htm
今般、シリアにおいて、ISILが二名の邦人に対し非道、卑劣極まりないテロ行為を行ったことを強く非難する。 
 このようなテロ行為は、いかなる理由や目的によっても正当化されないものである。我が国及び我が国国民は、テロリズムを断固として非難するとともに、決してテロを許さない姿勢を今後も堅持することをここに表明する。 
我が国は、中東・アフリカ諸国に対する人道支援を拡充し、国連安保理決議に基づいて、テロの脅威に直面する国際社会との連携を強め、これに対する取組を一層強化するよう、政府に要請する。 
 さらに、政府に対し、国内はもとより、海外の在留邦人の安全確保に万全の対策を講ずるよう要請する。 
 最後に、本件事案に対する我が国の対応を通じて、ヨルダンを始めとする関係各国が我が国に対して強い連帯を示し、解放に向けて協力してくれたことに対し、深く感謝の意を表明する。 
 右決議する。 (引用ここまで

シリアにおける邦人へのテロ行為に対する非難決議 平成27年2月6日  参議院本会議http://www.sangiin.go.jp/japanese/ugoki/h27/150206-1-1.html
今般、シリアにおいて、ISILにより二名の邦人に対し非道、卑劣極まりないテロ行為が行われた。本院は、この許しがたい暴挙を、断固非難する。また、御家族の御心痛を思えば言葉もなく、誠に無念、痛恨の極みであり、深い同情の念を表明する。
このようなテロ行為は、いかなる理由や目的によっても正当化されるものではない。我が国及び我が国国民はテロリズムを断固として非難するとともに、決してテロを許さない姿勢を今後も堅持することを本院はここに表明する。
我が国は、中東・アフリカ諸国に対する人道支援を拡充することにより国際社会の平和に寄与するとともに、国連安保理決議に基づいて、テロの脅威に直面する国際社会との連携と取組を一層強化するよう、政府に要請する。
さらに、政府に対し、国内はもとより、海外の在留邦人の安全確保に万全の対策を講ずるよう要請する
最後に、本院は、我が国国民を代表し、本件事案への対応に際し、ヨルダンを始めとする関係各国、国際機関及び関係者によって示された強い連帯と、解放に向けてなされた協力に対し、深い感謝の意を表明する。
右決議する。(引用ここまで

この決議とニュースを見て、国民は何を想うことでしょうか。そこで、この決議に述べられている言葉をどのような内容と方法で具体化していくのか、今後は、そこにかかっているのではないかと思いっているところです。

いわゆる、安倍式軍事優先主義でやるのか、非軍事の憲法を活かす内容でやるのか、そこが分岐点と言えます。同時に、この決議の中に述べられている「決してテロを許さない姿勢」ということを口実に、安倍式民主主義否定と憲法改悪の方向にいくのか、それとも憲法を活かす方向にいくのか、大きな分岐点にあることも、指摘しておかなければなりません。

以下、どのように報道されたか、掲載しておきます。ご覧ください。

NHK テロ非難決議 衆議院で全会一致で採択 2月5日 13時55分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150205/k10015236091000.html
衆議院は5日の本会議で、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件について、「非道、卑劣極まりないテロ行為を強く非難する」などとした決議を全会一致で採択しました。決議では、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件について、「非道、卑劣極まりないテロ行為を行ったことを強く非難する。このようなテロ行為はいかなる理由や目的でも正当化されず、テロリズムを断固として非難するとともに、決してテロを許さない姿勢を今後も堅持することを表明する」としています。また、政府に対し、中東・アフリカ諸国への人道支援を拡充して、テロの脅威に直面する国際社会との連携を強めるとともに、海外に滞在する日本人の安全確保に万全の対策を講じるよう求めています。決議は5日の衆議院本会議で全会一致で採択され、岸田外務大臣は「わが国がテロに屈することは決してない。採択された決議の趣旨を踏まえ、政府は今後とも、国内外で日本人の安全確保に万全の対策を講じていく」と述べました。参議院でも6日の本会議で同様の決議を採択する見通しです。(引用ここまで

共同通信 衆院、テロ行為非難を決議 邦人人質「卑劣極まりない」 2015/02/05 12:41   http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015020501001106.html
 テロ行為非難を決議した衆院本会議で拍手する安倍首相=5日午後
衆院は5日の本会議で、中東の過激派「イスラム国」が日本人2人を殺害したとする邦人人質事件について「非道、卑劣極まりないテロ行為を強く非難する」と全会一致で決議した。安倍晋三首相は参院予算委員会で「イスラム国による残虐な支配、過激主義の流れを止めなければならない」と表明した。決議は「テロ行為は、いかなる理由や目的によっても正当化されない」と強調。イスラム国が湯川遥菜さんと後藤健二さんを殺害したとしていることを踏まえ、「わが国およびわが国国民は、テロリズムを断固として非難するとともに、決してテロを許さない姿勢を今後も堅持することをここに表明する」とした。(引用ここまで


共同通信 参院もテロ非難決議 「許し難い暴挙」 2015/02/06 13:24   http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015020601001533.html
邦人人質事件についてテロ行為非難を決議した参院本会議=6日午後
参院は6日の本会議で、中東の過激派「イスラム国」が日本人2人を殺害したとする邦人人質事件に関し「非道、卑劣極まりないテロ行為。許し難い暴挙を断固非難する」と全会一致で決議した。山本太郎参院議員は採決前に退席した。決議は、イスラム国が湯川遥菜さんと後藤健二さんを殺害したとしていることを踏まえ「無念、痛恨の極みであり、深い同情の念を表明する」とした。その上で「わが国と国民は決してテロを許さない姿勢を今後も堅持する」と強調した。政府に対し、中東・アフリカ諸国への人道支援拡充に加え、国際社会との連携強化や邦人の安全確保を要請。(引用ここまで

時事 山本太郎氏が採決退席 2015/02/06-13:09
http://www.jiji.com/jc/isk?g=isk&k=2015020600456&rel=top01
テロ非難決議の採決を前に、参院本会議場を退出する山本太郎氏=6日午後、国会内
山本太郎参院議員は6日、過激組織「イスラム国」によるとみられる邦人人質事件に対する非難決議を可決した参院本会議で、採決を前に本会議場から退席した。山本氏はその理由について、記者団に「(決議に)事件の検証、イラク戦争の総括の文言が必要だ」と説明した。(引用ここまで

時事 山本太郎氏退席を批判=自・民幹部 2015/02/06-17:11
http://www.jiji.com/jc/isk?g=isk&k=2015020600657&rel=top01
自民党の吉田博美参院国対委員長は6日の記者会見で、「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎共同代表が過激組織「イスラム国」に対する非難決議の採決前に参院本会議を退席したことについて、「全党一致でやろうということで、生活にも了解を得た。真意が全く理解できない」と批判した。民主党の榛葉賀津也参院国対委員長も記者会見で、「決議はわが国が結束してテロに抗議する意思を示す趣旨だ。わざわざ目立つ形で退席するのは理解できない」と述べ、退席に不快感を示した。(引用ここまで


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