あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

心揺さぶられる音色

2009-08-19 07:46:39 | 私見・雑感

初めて耳にした瞬間から、ぐっと心を鷲摑みにされる音楽がたまにある。
洋楽・邦楽、ジャンルも問わない。
そのメロディーラインが、乾いた砂に沁み込む水のごとくにじゅわわわーっと入り込んできて、心の柔らかいところがぶるぶる震える。

一番最近のそんな曲のひとつがこちら。
もう、いきなり泣きたくなってしまう。買い物に寄った店のBGMで流れていたりすると、ぐわーっときて涙ぐみそうになるほど。全く困ったもんだ。



街やTVCM、映画やラジオなどでふと耳にしたフレーズが忘れられず、アーティストを調べ、CDを聴きまくって曲を探し当てることもごくたまにある。
まさにその出会い方をしたのが、この曲。実はカラオケの十八番でもある、ラルクの『pieces』
何度聴いても心がじんじんする。その上、このPV、映像も最高に美しく芸術的だ。泣ける泣ける。まさに絶品。


この曲は、その美しく繊細なメロディーラインのみならず、歌詞も素晴らしい。
今まで、大切な人に、お別れの時にメッセージとして贈ってきた。(あひょのカラオケでね
根底に流れる大きく深い愛。
元気を失ってしまった時の、なによりの特効薬だ。


音が心理的にもたらすものって、たっくさんある。
人工的な音楽だけでなく、自然の中にも。
渓流のせせらぎ、森の中の鳥たちのさえずり、街中で聞く蝉の声、お腹に響く花火の音・・・。
中でも、聞こえるとなんとなく避暑地に来たようで幸せになる音色に、ひぐらしの鳴き声がある。
ちょっと涼しい地域で、朝夕、ちょっとはかなげにどこからか聞こえてくる“カナカナカナカナ・・・”という声を聞くと、“あ~、ノスタルジーだぁ”といつも嬉しくなる。

小さい頃に誇っていた絶対音感は、加齢の影響か?だんだん心もとなくなってきているけれど。
音楽に対する感性のアンテナだけは、鈍らせることなく、いつも感度良好でいたいな

コメント
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