あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

むしめづる姫

2013-02-09 17:16:49 | 本と雑誌

20120819_197


「土」  三好達治

蟻が
蝶の羽をひいて行く
ああ
ヨットのやうだ

陰陽師 龍笛ノ巻 (文春文庫) 陰陽師 龍笛ノ巻 (文春文庫)
価格:¥ 530(税込)
発売日:2005-03

 

あまりの面白さに
まるでとり憑かれたかのように、一気読み。
夢枕獏さんの陰陽師シリーズに
思わずニヤっとしてしまうような話がありました。
「むしめづる姫」。

過去にも何度も書いていますが、私は
幼い頃からとにかく生き物が大好きでした。
特に、昆虫。
この話の主人公である露子姫を地で行くような感じで
ありとあらゆる虫を捕まえては育てていました。
モンシロチョウにアゲハチョウ
カブトムシやクワガタ、カナブン、ゾウムシなどの甲虫類はもちろん
コオロギ、キリギリス、カマキリ、かたつむり、ミノムシ、蟻・・・等々


なので、露子姫の心情には
かなりシンクロ。ほとんど同化。

ただ、彼女と違うのは
私は蛾になると分かっている烏毛虫(かわむし=毛虫)は育てなかったコト。
・・・いや、違うか。
蚕は育てたな~。


ま、それはさておき
得体の知れない烏毛虫を大事に育て
それが常識外れに巨大(牛くらいの大きさ)になってしまっても
例えそれが妖物かもしれないと分かっていても
黒丸(毛虫の名前)に対する純粋な愛情を変わらず持ち世話を続けた露子姫の
恐れのない強さ。
そこがあひょと露子姫との大きな違いですな。
私なら、途中で怖くなって手放してしまったかも。
小心者だし。心配性だからねぇ。

かくして、最後まで黒丸に対して
変わらず美しい愛情を注ぎ込んだ露子姫には
最後に思いもかけない展開が待っているのですが・・・。


もしあひょが最後までその赤蚕蠱を育てたら
一体、黒丸はどんな姿に孵るんだろう。
道満さんに引き取られちゃうのかな、やっぱし(笑)

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うみのいやし

2013-02-03 13:40:51 | 自然と風景

うみのいやし

この青い色をただずっと眺めているだけなのに
なぜこんなに穏やかで
すがすがしい気持ちになるのだろう

コメント (3)
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小春日和

2013-02-03 12:15:12 | ドライブ・旅行

小春日和

きょんのダンナの仕事に同伴して 別府に来ています

最高のお天気♪

海風がとっても心地いいです~

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