あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

今さらケンジ

2012-06-20 00:05:00 | 本と雑誌

小学校の国語の教科書で、未だに覚えている、特に印象深いお話2つ。
1つは『小さい白いにわとり』
そしてもうひとつが、宮沢賢治の『やまなし』(どちらも光村図書でした)。

クラムボンも気になったけど
なんといっても、やまなし、が超ウマそうで・・・。
芳醇な香りの、甘く熟した果実のお酒!!!
子ども心にどんなに美味しいのか妄想しまくって、早く大人になりてーと願ったものです。
同じ理由で、赤毛のアンも相当しつこく読みましたね。(いちご水&ぶどう酒)
・・・ま、それはいいとして。


最近なぜかやけに宮沢賢治の本が気になるよなーと思っていたところ
先日ふらりと立ち寄った本屋さんでパッと目に飛び込んできたので
とりあえず1冊購入。

新編 風の又三郎 (新潮文庫) 新編 風の又三郎 (新潮文庫)
価格:¥ 546(税込)
発売日:1989-02

いやー。
今まで私は無知でございました。誤解しておりました。
『雨ニモマケズ』や『永訣の朝』のイメージが強すぎて
他の作品もきっとこんな風に礼儀正しく、真面目で、なんとなくお説教っぽい、あまり遊び心のないものなんだろうなーと思い込んでおりました。

今さらですが、目からウロコ。

特にあひょ心を鷲掴みにしたのが
『蜘蛛となめくじと狸』
グリム童話を思い出させるような、残酷さ。
そして、そこはかとなくただよう、ブラックなユーモア。
登場人物のセリフには、無邪気な可愛らしさすら感じてしまい。
そして・・・深い。ものすごく深い。


もっと読みたい!と続けて買ったのがこちら。

ほんとうは怖い賢治童話 (オフサイド・ブックス) ほんとうは怖い賢治童話 (オフサイド・ブックス)
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2010-07-23

最近本を買ってなかったので、久しぶりにワクワクしましたわ。

これからしばらくは多才な彼の作品を片っ端から読んで
宮沢賢治ワールドにはまってみたいと思いま~す。


・・・これもすべて、山猫大明神のおぼしめしじゃ。
なまねこ。なまねこ・・・。

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花絵の絨毯~インフィオラータ~

2012-06-19 07:40:10 | イベント・街歩き

イタリア語で“花を敷き詰める”という意味の、インフィオラータ。
以前TVで、イタリアのお祭りということで紹介されていて
その美しさがとても印象的でよく覚えていたのですが

今月9日から14日まで、博多駅前のイベントで展示されていました。
10万本のバラの花びらが使われているそう。
面白そうだったし、これは写真を撮る絶好のチャンス! ということで
カメラバッグを会社に持参し、13日(水)の仕事帰りに見に行きました。

P6131404
(うう。入りきれてないのですが・・・。全部で4枚の大きな花絵。2Fデッキより)

花絵の横には、ちょっとした喫茶スペースが。
奥ではバラの鉢植えの販売もやっていました。
P6131410


実はね。今回足を運んでみたのは
このアイドル(?)も目当てだったんですよ。
P6131334
さかさまですが、言わずと知れた、くまモンでございます。
最近、特に福岡での活躍が目立ちます。知名度全国区の強みですな。

P6131384

4作品中、2枚がくまモン。どうした、福岡のキャラは?(笑)
P6131371
いやー、なかなか可愛らしいですな。
跨っているのは馬ですが、後ろで見ていた女の子たちが゛あれって、イノシシ???”
うーん。確かにそう見えなくもないかも。

くまモンもとても魅力的でしたが、個人的にはこちらが好きでした。
P6131504
19時過ぎからはライトアップされ、見え方もまた変わってきます。

P6131343
ライトアップ前の、上と同じ花絵。(写した角度と高さは違います。)
これは、鹿児島県鹿屋市(かのやし)。
解説には「アクロバティックな航空ショーが人気の鹿屋市。錦江湾の向こうには桜島が見渡せます。華やかな薩摩切子はいまでも人気の伝統工芸です」と書かれていました。
ふむふむ、なるほど。
P6131458



印象的なこの模様は、薩摩切子だったのですね。

さて。最後に改めて他の3つの全体像?を。
P6131445
熊本県阿蘇市。
「世界有数の大型カルデラをもつ阿蘇山や神様の結婚を祝う阿蘇神社の火振り神事は「火の国」熊本県の象徴。スケール感あふれるロケーションでの乗馬も人気です』


同じくまモンですが、こちらは熊本県水俣市。
『海岸線を走り熊本と鹿児島を結ぶおれんじ鉄道、恋路島をのぞむ親水公園。水俣市は海と山に囲まれた風光明美(媚)な場所です』
P6131501
存在感、ありますなぁ。

そして。
わが福岡県福岡市。
P6131513
『九州の中心である博多の街。博多駅、キャナルシティ、渡辺通りなど、いつもエネルギッシュでにぎやかです』とのことでした。むむぅ・・・なんだろう、この負けてるっぽい感じは(苦笑)

<おまけ>
灯ともし頃の博多駅から、駅前の通りを望みました。

オフコースの「たそがれ」と共にどうぞ。




YouTube: ♪ たそがれ/小田和正(オフコース)

P6131373


P6131376





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ぶたのほねにくとじゃがいものなべ

2012-06-11 22:28:37 | 外ごはん・外飲み

福岡には安くて旨い店がたーくさんある、けど。
東京は府中の焼肉店「ジュジュハット」の“塩ホルモン”と
大久保の「宋家ガムジャタン」の“ガムジャタン”については
今のところ、超える店が見つからない。

“ひーん、美味しいカムジャタンが食べたいよぉ”と飢えていたら
ちょっと良さげなお店を、キャナルシティの近くに発見!

オモニが作る、本格的な韓国料理店。
しかも、メニューがかなり充実~☆☆

というわけで、先週土曜日に行ってみました。
お店の名前は「パンガパンガ

Dscf3035

これは、運ばれてきた時のカムジャタン。
宋家と比べると、野菜の量がすごく多い~。キノコも入ってるし。
えごまの葉もたっぷり。
中辛と辛口の2種類ありましたが、辛口を頼みました。
マイルドな辛さで、辛党のきょんとあひょにはちょうど良い感じ。
煮込めば煮込むほど、スープのうまみが濃厚になってきて・・・。

旨かったっす~!

宋家では〆は残ったスープで作ってくれる炒めご飯(これがまた、絶品☆☆☆)でしたが
ここではラーメンフィニッシュでした。
味わい深いスープをたーっぷり含んだ麺は、なかなかでございました。


宋家の味を求めていろいろ彷徨ってるけど
ま、あの味はあの店でしか味わえないわな。当たり前のことで。

豚骨ラーメンだって、お店が違うと味は全然違うしね。

でも、この「パンガパンガ」
とっても気に入りました。

次回はタッカルビだな。むふふふふー。

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たかが15分、されど15分

2012-06-09 14:22:36 | テレビ番組・CM

平日、仕事で朝8時15分に家をでる私にとって
NHKの朝の連ドラは、時報も兼ねたうってつけの番組です。

でも。
先週から、別の局に変えました。
いやー、もう。見るに堪えない。お粗末すぎますわ。

ナレーションの人選からしてちょっとなぁ・・・と、実は最初から萎えてしまって
でも、先月あたりまではそれでもまぁなんとか見てはいたのですが。

どうしてこんなにツマラないんだろう・・・。

『ゲゲゲ』の時、面白すぎてその後の新しいドラマに全くなじめなかったワタシ。
このつまらなさの原因は、ドラマそのものではなく、前作『カーネーション』のあまりの素晴らしさに、再び燃え尽き症候群に陥ってしまったせいかな?
と考えてはみたものの。

しかも、高視聴率???

しばらくの間激しい違和感を抱えていたのですが
先日ひょんな事からyahooテレビGガイドの「みんなの感想」を見て、なるほどなーと。
腑に落ちましたわ。

・・・と、不毛な話題はこのくらいで打ち切って。


『カーネーション』、やりましたねっ!おめでと~!良かった良かった♪
第49回ギャラクシー賞 TV部門 大賞受賞☆☆☆

再放送、やってくれないかなー。『ゲゲゲ』と併せて。
衛星放送で毎朝7時45分から『ゲゲゲ』、続けて8時まで『カーネーション』
なんてやってくれたら最高ですわ。
萎えがちな朝の気力も、これでなんとかパワー充填できそうってなものです。


朝の15分で、一日の始まりがガラリと変わるのにねぇ。

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あひょ的カタルシス

2012-06-06 22:31:02 | テレビ番組・CM

最近思うところあって
こんな本を読んでおりやす。

史上最強カラー図解 臨床心理学のすべてがわかる本 史上最強カラー図解 臨床心理学のすべてがわかる本
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2010-11-16

カタルシスとは“不安や緊張の原因となっている感情や衝動を、言語や行為を通じて解放させること”

あひょにとって、涙を流す、という行為は、まさにこのカタルシスの一種。

というわけで昨晩は、このcmでカタルシスを試みました。
1年経ったというのに、なんだろうねー。
ホント、観る度に心が揺さぶられます。



YouTube: 祝!九州九州新幹線全線開CM180秒


CMそのものももちろん素晴らしいけれど
昨年の様々な出来事や祈りや想いといった
すべての記憶がこのCMにはたくさん詰まっていて余計に心に響くな・・・。

それにね、カメさん!(突然個人的メッセージ)
このcmには、くまもんだけじゃなく、せんとくんファミリーも出てるんですヨ。
(先刻ご承知、ですかな?(*^_^*))

あ。泣ける、といえばこのcmも先日放映されてましたね。
同時期のもので、やはり震災の関係で、一時は幻と言われていましたが。
これも先日見た時、やっぱじわーっときちゃいました。




YouTube: 森の木琴

カタルシス、万歳っ!

 

コメント (2)
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