あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

サイバラさんの絵本

2006-09-28 00:37:25 | 私見・雑感

404854053x01_scmzzzzzzz_v59359966__2美味しいお酒を飲んだ帰り、いい気持ちで駅前の本屋さんにふらりと立ち寄り、衝動買いをしてしまいました。

西原理恵子さんの「いけちゃんとぼく」<角川書店>です。
雑誌やなんかでサイバラさんのコラムや漫画はたまに読んでいましたが、作品を購入したのは初めて。

パラパラっと見て、とても惹かれたので買ってみたのです。

うーん、好きっ!!いいっ!!!素晴らしいっ!!!!

なんだろー、この感覚。
面白くて楽しくて可愛いのに、いつの間にか、心の大切な優しく温かなトコロをふんわり包まれて、切なくて泣けてくる。

きれいな色彩の、キュートで暖かい絵。
そして、すごく純粋な子供の口調のような、言葉たち。

うーむ。恐るべしサイバラさん。こんな素敵なモノを隠していたとは・・・。

大切な人を大切に感じる心。
成長してゆく子供(特に男の子)を持つ親御さんは、こんな風に感じたりするのかな・・・なんて。

じんわり、ふんわり。
大人のための絵本だな、こりゃ。
寝る前に、ベッドでもう一度読もうっと・・・^^

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セカンドステージ

2006-09-24 13:52:00 | 私見・雑感

2006_092490006爽やかな風が、どこからか金木犀の香りを連れてくるようになりました。買い物に行けば、栗や葡萄、秋刀魚が並んでいます。五感で秋を実感している今日この頃。いい季節になりました。
甘く優しく、そしてどこか懐かしい金木犀の香りを感じると、なんとなく感傷的キャラのスイッチが入ってしまうのは、私だけではないのではないでしょーか。

さて先日は、とても美味しい、けれどちょっぴり切なくて淋しいお酒をいただきました。

私の愛するTOTO時代の上司だったKさんが今月末で定年退職を迎えられることになり、会社生活最後の東京出張を利用して時間を作って下さったのです。
銀座で美味しい「不老長寿鍋」をつつきながらのとても楽しいひととき。

私にとって、単なる元上司ではなくいつもいつも優しく暖かく見守ってくれている家族(父親?兄貴??)のようなKさん。公私共に本当にお世話になっているとっても大切な存在なのです。
上司がKさんだったからこそ、私のTOTO生活は本当にかけがえのない素晴らしい宝物のような想い出をたくさん作ることができたと言っても過言ではないでしょう。

今でもちょくちょくメールしたり、機会があれば飲みに行ったりと、既にTOTOを何年も前に退職した私にとってはKさんが退職されても実質何らお付き合いに変化はないのです。が!
駅で別れ際に手を振ったとき、TOTO時代の思い出が突然どわ~っと押し寄せてきて、もうほとんど半泣き。
あの時代がいかに楽しく、充実して、大切だったか改めて思い至りました。
そして、あの頃には、もう二度と戻れないんだなーということも。

どんなことも、いつかは必ず思い出に変わるものです。
けれど、後に振り返ったとき、それがいかに貴重なかけがえのない時だったかは、その時の自分がどのくらい懸命に生きたか、で全く違ってくるのですね。

20代前半から30代前半ばという、私にとって大激動の時代を、もしかすると親兄弟よりも身近にいて、一番近くでけれどあくまでもさりげなく支えて下さったのがKさんだったことを、本当に心から感謝しています。

2006_092490005

Kさんはこれから最愛の奥様と共に悠々自適の生活に突入です。
会社という足かせが取れた分、きっとこれからはますますKさんらしく素敵なセカンドライフをエンジョイされることでしょう。
今度お会いする時がとっても楽しみです
^^

Kさん、本当にありがとうございました。
そして、これからもどうぞよろしくお願い致します。

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離れていても

2006-09-19 21:18:53 | 私見・雑感

2006_02260002_2

夕暮れがなんだかせつない季節になりましたね。
写真はかなり季節外れではありますが、チューリップです。

ブログ炎上などという、物騒な言葉も飛び交うインターネット社会。
便利さと諸刃の刃の危険さ。本当に難しいですね。

でも。
ネットならではの新たな関係(?)っていうのもアリかな、と思うこのごろです。

昔、とても好きで、本当に大好きで、でも、どうしても一緒の道を歩めなかった人。
別れてからも、いつも、心の奥のどこかにいて、
でも、もう二度と、道が交わることはない人。
だけど、心から幸せを願っている人。

彼のお店のHPで私は、彼に知られずに彼の近況を知ることができる。
本当はその気になれば、メールだって送れる。
でも。
今の正直な気持ちを誤解なく伝える言葉も持ち合わせてないし、
ましてや、伝える必要性など全くない・・・。
こうして、時折HPを開いては、元気でやっていることを確認して、安心して。
きっとこれが最高の状態なんだろうな。

うーん。ネットって、やっぱり、悪くないね。

夜の秋風に吹かれながら、そんなガラにもないことを考える今宵のあひょです・・・。

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夏のあじ(BlogPet)

2006-09-18 11:33:45 | 私見・雑感
きのうは水みたいな同居したよ♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「ちゃっぷ」が書きました。


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ひろいっこ、もらいっこ。

2006-09-15 21:22:35 | スピリチュアル

2006_09150001

数ヶ月くらい前から左の股関節の調子が悪くなり、次第に日常生活に支障が出て来始めたので、一度整体に言ってみようと思ったのがそもそもの始まりでした。

“縁”って、本当に面白い、不思議なものですね。

ネット検索でピン!ときて訪ねたその整体院の先生(以下I先生とします)とのご縁をいただいたその日から、私の世界はより広く深く開けてきているような気がします。
(“その日”の詳細については、コチラでどうぞ。)

さて、昨日。
約3週間ぶりの整体。I先生にお会いできると思うと嬉しくて、朝からなんだかそわそわ、わくわく♪

施術に入り、まずはうつ伏せ。最初はI先生ではなく他の先生でしたが、本当に気持ち良くて、ものすごくリラックス~。同時に、自分の身体がいかにバリバリなのか、ひしひしと伝わってきました。しばらくして、他の患者さんを終えたI先生が交代し施術開始。

不思議なのですが、I先生が私の身体に触れると同時に、全身をふわ~っと暖かいものに包まれるような感覚が。すうっと心が軽くなってゆくのです。一方、先生は「・・・すごいね・・・こんなに背中が固く張ってたら、痛いでしょう?」と少々呆れ気味??念入りに身体をほぐして下さいます。
やがて、仰向けになり首・肩・頭中心のマッサージへ。首と肩も相当つまってたそうです。どうりでず~っと重苦しかったわけだわ。

さて。一通りマッサージが終わると、I先生は私の枕を外し、両手で私の後頭部を包み込むように下から支えると、聞き取れない程の小さな声でなにかをつぶやき始めました。内心“あー、やっぱりかぁ・・・”と苦笑の私。
先生は気功もされるので、単なる整体だけでなく必要に応じてその力を使われるとは知っていたのですが。
でも、なんだかゆったりと気持ち良い。ただただ心身を委ねて目を閉じ、リラックスしていました。そして、そのまましばし・・・。

「はい、終わりました。お疲れ様でした」というI先生の声で「ありがとうございました」と上体を起こすと、あらあらなんということでしょう!頭が軽い軽い^^
先生は静かに微笑みながら「少しは軽くなったんじゃないかなと思うんだけど。」
「はい、すごくスッキリした感じです」と答えた私に、「すごかったよ。頭の中はパンパンに詰まってて、ごちゃごちゃになってた。すぐ抜けるかな、と思ったんだけど、なかなか抜けなくて。あなたぐらい何でももらって溜め込む人は本当に珍しいのよ。他人の想念とか邪気が、針のようになってあちこちずんずん突き刺さっているって感じだった。すごいわよ。貴方は意識するしないにかかわらず、その場にいるだけで、そこにいる人たちのいろんな思いや感情を拾ってしまうのね。優しいというのか、なんというか・・・。だから結構時間がかかっちゃって。何とか全部抜けたとき、もやもやしたものがまるで水蒸気のようにうわーっと上に広がっていってね・・・。本当にあなたは珍しいくらいアンテナが鋭すぎて、普通の人なら拾わないようなものまで拾ってきちゃうのね。感度が良すぎる上に、開けっ放しになっているから、もう物凄い状態で頭の中にいろんなものが詰まってたよ。何かものを考えようとしても、考えがまとまらなかったり、いろんな思いが湧いてきて戸惑ったり、そんなこと多くない?」とI先生。
そして、呼吸法やイメージトレーニングで邪念をシャットアウトしたり、逆に吸収してしまったものを放出する方法を簡単に教えて下さいました。

うーん、やっぱりね。って感じ。
ちょっと怪しいけど、本当はちゃんと感じているし、分かっているんです。そういう体質だってこと。エピソードなんかゴロゴロあるしね。
別に意識しているわけではないのに、自然とその手の本(セルフヒーリングとか呼吸法とか)が増えてきているし、ヨガか気功を始めたい、いや、始めなきゃ、って気持ちはずいぶん前からずっと抱いているし。(金銭的な理由で保留中だけど(T_T)
全ては、今の私の状態に対するメッセージだってこと。I先生との出会いだって、本当に必然だな、と思うし。

帰り際、先生はまたもや私にご自分のホワイトセージを分けて下さいました。
「嫌なことがあった日は焚くようにね。立ち上る煙を見ているだけでもいろんなことが分かるし、浄化になるから。」と優しく言われた後、「さっき頭の中の邪気を抜いたとき、良いイメージをあげなきゃと思っていたんだけどなかなか入らなくて。でもその後、すごくいいシーンが見えたのよ。今は話さないでおくけど、楽しみにしててね。大丈夫ですよ。心配はありませんよ。」と、とても嬉しそうな笑顔で、なんだかわくわくするような言葉を私にプレゼントしてくださったのでした。

きゃ~!なんだろ~っ^^!! わくわく。

I先生のところにいくと、何か必ず嬉しいことや不思議なことが起きるのです。
心身共に癒され、パワーをいただき、本当に今の私にとってI先生は命綱って感じです。
次回は2週間後。ああ、待ち遠しい・・・!!

というわけで、すごく長々してしまいましたが、最後に。
冒頭の写真は、I先生のお引き合わせで出会えた、私の大切な大のお気に入りの天眼珠とパワーストーンののネックレス。ブレスレットたちと共にいつも私を護ってくれる、私の宝物です。

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