あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

夢のお告げ

2009-08-25 19:23:08 | スピリチュアル

かなり季節ハズレですが。
2006_05040044

『サクラサク』

9月からの、新しいお仕事決定しやした。
いやー、本当に有り難いことでやんす。ううっ。


4月に福岡へ戻って、早5ヶ月。
わりとすぐ決まった最初のお仕事は、あのように情けない汚点となってしまい・・・。
それでも、“それも一つの選択だ”と、内心は開き直っていて、それほど気にしていなかった。
もうひとつの大きな望みがあるから、それに重点を置いてみよう・・・と。

ところが。やはり現実はそう甘くなく。
どんどん行き詰まってゆく毎日。
膠着状態が3ヶ月ともなると、流石のワタシも結構凹んできた。
“子どもも出来ず、仕事も決まらず、一日中怠けて家に居て、アタシは一体何をやっているのだ・・・”

地味にあちこち就活を続けていたもののオファーは全くない。妊娠の兆候も全くない。
澱んで歪んで八方塞がりに陥って、憂鬱でヤル気を失っていたある日。
ふっ、と宇野千代さんの言葉を思い出した。

「窮地に陥った時はジタバタせず、開き直って、その状況に思い切って身体ごと飛び込んで身を委ねてみる。そうすると意外に凌げるものだ。」

本を読んだのはもう10年以上前だから、言葉は全く異なっていると思うけれど、趣旨としてはこんなことだったと思う。
そうだそうだ。自分なりに手を尽くしても事態が動かない時、今まで確かに私もそうやってなんとか切り抜けてきたじゃないか。目の前の霧がふっと晴れた気がした。
“大いなる流れに心身を委ねます。もしも私が進むべき道があれば、どうかそれをお示し下さい”真摯な気持ちでそう祈った。


そしてその数日後、夢を見た。
あひょが尊敬し大ファンでもある人が出てきて、こう告げた。
『どちらか一つは必ず叶うから、心配しなくて大丈夫だよ』
夢なのにミョーにリアルで、ものすごい安堵感と久しぶりのスッキリした気持ちで心がとても落ち着いたのを覚えている。きっとこれは正夢なんだろうな、そう思った。


その2日後。某派遣会社から全く思いがけなくお仕事紹介の電話を貰った。
仕事内容、勤務時間、勤務場所、就業開始日・・・全てが不思議なくらい私の希望とピッタリ一致していた。
本日、就業決定のお返事を頂いたのが、そのお仕事なのだ。

あれほど悩み苦しんだ期間が嘘のように、ある時突然、勿体なくもあっけないくらいにトントン拍子に事が運ぶ。
不思議だけれど、人生にはそんな瞬間があるものだ。

そんな時私は、自分の存在を遥かに超えたとてつもなく大きな存在のようなものを感じてしまう。

全てを自身で選択しているようでいて、実際は、元々抗うことのできない大きな運命の流れの上に乗っかっていて、自分が決定していることは、実はその中の小さな枝葉に過ぎないのではないか、という不思議な感覚。

タイミングだとか、縁だとかいう言葉によって表される目には見えない流れ。
時折それはその時の自分の希望と全く反した状況を齎したりするから、渦中では全く理解できないことも多いけれど、少し時間を置いて振り返ると、まるでずっと探し求めていたジグソーパズルの一片が急に見つかってスッとはまった如くに、その理由や意味がストンと腑に落ちたりする。あぁ、そういうことだったのか、と。


それはともかく。
せっかくいただいた、新しいご縁。
今度は途中で投げ出すことなく、精一杯向かい合わなくちゃね。

コメント (2)
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