あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

旅立ち

2021-06-17 11:17:25 | スピリチュアル

7日(月)、義母(きょんママ)が85年の人生を終え、義父の元へ旅立ちました。

75歳でパーキンソン病を患い、10年間の闘病生活でした。
73歳まで現役バリバリで仕事をこなしていたキャリアウーマンの義母にとって
身体の機能が徐々に衰えてゆく病との闘いは
心身共に本当に辛く苦しい、長い長い年月だったと思います。

そして
今はきっと
思うように動かすことが出来なかった重苦しい身体を抜け出し
軽やかに解放され、久しぶりの義父との再会を喜んでいると
私は信じています。

自宅で倒れ救急搬送、病院での長期療養を経て
最期を迎えた介護施設に入居して丸5年。
ここ2年ほどは、新型コロナの影響で面会もままならない状態でしたが
いよいよターミナルケアに移行してからは
特別なご配慮をいただき
感染症対策を徹底し、入所者の方々とは一切接触しない形で
付き添いをすることができました。

個室ということで
お部屋でのアロマディフューザーや、オイルトリートメントも許可いただいていたので
言葉での意思疎通はほとんどできない状態でしたが
手や足に触れながらゆっくりと向き合う時間を過ごすことができました。

約1.5~2時間毎の体位変換、痰の吸引や清拭、血圧や体温計測など
こまめに入れ替わり優しく義母をケアいただいた施設スタッフの皆様には
ただただ有難く、言葉にできないくらい心から感謝しています。


ところで。
嫁として、義理の娘として、ほとんどなにもしなかったこの私が結局
義母の臨終を一人で看取ることとなりました。

こまめに会いにいかないことを
コロナのせい、仕事のせい、体調不良のせいと
あらゆる言い訳をして逃げていながら
亡くなった後
会いに行けなかった、何もしなかったと後悔する愚かな私の気持ちが
きっと義母には分かっていたのでしょう。

亡くなる数日前から側で過ごせた貴重な時間と
最期の瞬間に立ち会う役目を私に与えてくれたのは
後になって親不孝を悔やむ私の心の負担を少しでも減らそうとしてくれた義母の
大きな思いやりだったのだと感じています。

そして
3月末に仕事を辞めていたのも
ほんのちょっぴりですがアロマやマッサージについて学んでいたのも
自然な流れですが、必然だったのだなぁ・・・と

なにより
私自身がスピリチュアリズムを学んでいたおかげで
生まれて初めての看取りであったにもかかわらず
死に対する過度な恐れを感じることなく
悲しみながらも、なんとか冷静さを保ちつつ
しっかりと手を握って義母を見送ることができたのが本当に有難いことでした。


スピリチュアリズムを知る前の自分だったら
死への恐怖のあまり、動揺やショックが大きすぎて
トラウマになっていたかもしれません・・・

昨日、大変お世話になった施設に
きょんのダンナとふたり、荷物の引き取りも兼ねて御礼に伺いました。
どんな言葉を尽くしても足りないくらいの、心からの感謝を込めて。

そして、スタッフの皆様からは
今回、精油を使ってのケアは初めてのことでとても勉強になった
今後施設としても検討したい、というお言葉をいただきました。

私はアロマの専門家ではないけれど
精油のすばらしさを少しでもお伝えできたのだとしたら、本当に良かったと思います。


さあ、これから、義母に誓ったように
ハーブやアロマの勉強、もっともっと頑張ります・・・

コメント (2)
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いまこそ。浄化と愛の力を。

2020-03-01 08:48:06 | スピリチュアル

明け方、ふいに目が覚めた。
嫌な夢のせいもあるけれど
漠然とした不安感にじわじわと侵食される。
動悸。異常に早いバクバクという心音にどんどん支配されてゆく。
ああ、まただ。
半身を起こし、右手首に左手を重ね
早鐘の鼓動を感じつつ、ゆっくりと深呼吸を始める。
「大丈夫。大丈夫。」
声に出して呟きながら。


新型コロナウイルスの影響で
日本はもちろん、世界中が大きな危機を感じている。

重大な出来事は、見事に世の中の光と影を浮き彫りにする。
人の心のあらゆる側面が露呈してゆく。

そこには、思わずひれ伏したくなるくらいの崇高さや気高さもあれば
邪悪で卑劣なものも多く存在している。

先の見えない状況から生じた
恐怖、不安、疑惑、焦りや不信・・・
そんなネガディヴなパワーが
世の中に蔓延し始めていて
そして、いつの間にか
私までもがそのパワーに取り込まれそうになっていた。


今こそ
客観的な事実のみを冷静に把握しよう。
感情のフィルターを通して物事を見てはいけない。

ネガティヴな思いに気づいたら、そっと流そう。
”ああ、そうか。今、不安なんだね、私”
自分に優しく語りかけた後に、そっと手放そう。

こんな時に大切なのは、自分の意識をどこにフォーカスするのか、ということ。

「私は反戦運動には参加しません。でも、平和のための活動になら喜んで参加します」
有名な、この言葉のように。

恐れや否定、反発は、却ってその物事を呼び込んでしまう。

病気にかかりませんように、ではなく
「皆が健やかでいられますように」

不安や心配がなくなりますように、ではなく
「穏やかで心落ち着いた気持ちでいられますように」

そして
今、ここに生きていること
生かされていることに心から感謝しよう。

全てのことはみなひとつだから。
今こそ、みんなの平穏と安息を祈ろう。
愛にフォーカスしよう。






この子たちとの穏やかな生活を守ろう。
愛で満たそう。


今こそ、世界中に、愛の力を・・・!

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ご縁ばなし~大国主命~

2015-03-12 00:16:40 | スピリチュアル

もう半月近く経っちゃいましたが・・・。

先月22日に開催された「東京マラソン2015」。
9度目の正直で悲願が叶い、きょんのダンナがめでたく当選。
その応援のため、久々に上京しました。

できればたっぷり休暇を取って1週間くらい滞在したかったのですが、2泊3日がやっと。
しかもスケジュールが結構つまっていて、ホントにあっという間でした。
会いたい人や行きたい所もいろいろとあったのですが・・・。

マラソン前夜は都心へ繰り出すこともせず、二人で地味に
懐かしの海鮮処寿し常 府中くるる店に行きました。
(やっぱ寿司は東京の方がコスパの良い店が多いんだよね・・・)

ちなみに、東京に行った時のあひょの定宿は府中アーバンホテル別館
東京マラソンには若干不便かな?と思ったのですが、これが意外にも大正解(きょんのダンナ談)。
Gブロック指定のGATE4の最寄駅が初台だったので、すっごいラクだったそう。

府中が定宿なのには、いくつか理由があるのですが
そのうちの一つが大國魂神社の存在。


ご祭神は大國魂大神。出雲大社の大国主命と御同神です。
府中に住んでいた頃何度も何度も訪れた、私にとっては特別な神社。

大国主命とは深いご縁があるらしく
今まで何人もの方から指摘され
実際、出雲大社では強いご縁を実感する出来事を経験しました。

マラソン前日の朝、早起きをして大國魂神社へご挨拶。
何度訪れても、いつも非常に心が落ち着き、清々しい感覚で満たされます。
いいなぁ、府中。やっぱり。
今回はしっかりご朱印帳も持参して、ご朱印も戴きました~

・・・と、少々話が逸れてしまいましたが。

寿し常さんにはその夜訪れたわけですが
相変わらずの混み具合。
忙しすぎてホール係の手が回らないらしく
板前さんもお客様のご案内などされたりして。

店内の待合椅子に座って待つこと20分ほど。
暇潰しに周囲をキョロキョロしていたら
レジ横の壁に神社の御札が3体お祀りされているのに気づきました。
中央は神宮大麻だったのですが
右側、氏神様の御札が大國魂神社ではなく、老松神社でした。
「ん?何でかな?」とちょっと不思議に思ったのですが・・・。

その後間もなく、カウンターに案内され。
きょんあひょの対応をして下さった板前さん。実は板長さんでした。
名札を見ると、おや偶然、出身地は福岡県。
話しかけると、今まで何年も府中で暮らしていらっしゃったそうですが
ご実家の家業を継ぐため、4月に福岡に帰るご予定とか。
「どんなお仕事ですか?」と何気なく聞いたところ
「店の入り口に貼ってるよ」とのお答え。すぐさまチェックしに席を立つきょんのダンナ。

しばらくしてから「???・・・何もなかったよ??分からんかった・・・」と戻ってきました。
改めてお聞きすると、ご実家はなんと、入口に貼ってあった「老松神社」でした。
現在はお父様が宮司をなさっているそうです。

すかさず「ご祭神はどなたですか?」と聞いたところ
「大国主命。それと、菅原道真公だよ」

ひゃー!と思わずのけぞるきょんあひょ。
「じゃ、福岡に帰ったらお参りに行きます~」と言ったところ
「それなら4月に例祭やるからよかったらおいでよ。」と、板長さん。
「え~、ぜひ行きます!4月何日ですか?」と確認したら
「26日だよ。」

ぎゃ~!!と再びのけぞるきょんあひょ。
「4月26日は結婚記念日なんです~!!!」
「え?そうなんだ!?」板長さんもちょっとびっくり。
「じゃあ、朝早めにおいでよー。上にあげてあげるから~」
「え~、本当ですか~!絶対、行きますぅ~!!」
その後、板長さんと連絡先を交換し、必ず訪れるお約束を交わしたのでした。
(※因みに、県内に“老松神社”は何社かあります。念のため。)

・・・うう。
朝、大國魂神社に詣で
その夜、食事をしたお店で大国主命をお祀りする神社の(次期)宮司さんとご縁ができるなんて・・・。

不思議な偶然には慣れてきているはずのきょんくんも
“いや~、ビックリした。こんな偶然があるとは・・・”と驚き顔。

むむ~。ありがたやありがたや。
大国主命とのご縁は、やはり結構強いようで。

今後に向けての、更なるお導きではないか、と心しております。
(だって新たに菅原道真公とのご縁も繋がりそうだし・・・。学べ、働けってとこでしょうか。)

そう。
やっぱり、「全ては必然」なのです。ね。

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ごえんいろいろ

2014-08-19 17:16:01 | スピリチュアル

先日とあるブログを見ていたら
「あなたがこの世に生まれてこられたのは産土神様のお許しあってこそなのだから
あちこちの神社に願掛けに行く前に
まずは自分の産土神様にこまめにご挨拶をするべき」と書かれていて、妙に納得。

そういえば、神社の名こそ知っているけれど
産土神様のお名前までは知らなかったなーと思い、調べてみると。

神武天皇と大国主命のお名前が。

おお・・・。
なるほど・・・。

大国主命は言わずもがなですが
神武天皇。
神日本磐余彦命(カムヤマトイワレヒコノミコト)とも称されるのですが
恥ずかしながら、どんな神様なのか全く知らなかったので調べたところ

おお・・・!
なるほど・・・!!
ここで八咫烏と見事につながりましたよ。
やはり烏とご縁があったのですなぁ。

それともうひとつ。
義母の転院先が、香椎宮の近くなのですが
以前から好きなだったんですよねー。参道の雰囲気とか。
でもご祭神はこれまた存じ上げなかったので
これも何かのご縁と調べてみたら。

主祭神が、仲哀天皇と神功皇后でした。

神功皇后・・・。
あっ、なるほど・・・。

なんだかなー。
繋がっちゃってます。いろいろ。

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西へ・・・

2014-07-03 23:18:13 | スピリチュアル

少し長く、しかもスピリチュアル系の内容になってしまうのですが・・・。

昨年12月の終わり、きょんのダンナといつもの買い出しドライブに行った帰りに
ふと思い立ち、ある所へ寄り道しました。
不動産情報サイトで見かけ、なんとなく気になっていた土地です。

その時たまたまごく近くまで来ていたこともあり、迷うことなくすんなりと到着。
確かに“売地”の看板が。
車を降り、実際にその土地に立った瞬間、“うわー、なんて気持ちの良い所なんだ!”
きょんのダンナも同感だったようで「いいねー、ここ。」


それからほぼ半年が過ぎた先月中旬。
その土地の売買契約が完了しました。

良い方々とのご縁に恵まれ、驚くほどトントン拍子に話が進展し、びっくりするくらい。
来週あたりから土地造成工事に入り、今のところ、年末か年明けに転居の予定です。
20130518_76_2

ドライブで訪れる度にパワーをもらっている大好きな土地なので
今回のご縁を心から嬉しく思っています。

それにしても、あまりにも自然な流れで、不思議さを感じてしまうほど。
何か目に見えない大きな力のお導きなのかな、と思ったりしています。
20130518_96

そういえば、先日、不思議なご縁を感じる小さな出来事がありました。

「日本の神様カード」という、私が愛用しているオラクルカードがあるのですが
先日、カードを引いたら「月読命」。初めての神様でした。
お祀りされている代表的な神社も書かれていて
そのうちの1社が長崎・壱岐にある「月読神社」。
(それで少し前のブログに“壱岐にも行きたい”と書いたのですが)
で、なんとなく月読神社が気になっていたところ・・・

転居先のすぐ近くにある「鎮懐石八幡宮」。
こちらのご祭神は神功皇后。

その神功皇后が願を掛けた月延石が
月読命のご神託により奉納されているのが、なんと「月読神社」なのです。

伝説によるとその月延石、元は一つだったのですが
ある時雷が落ち、3つに割れ、その結果、1つは壱岐の月読神社、1つは京都の月読神社、あと1つがその鎮懐石八幡宮に祀られたのだそうです。

晴れた日の鎮懐石八幡宮からは
壱岐が望めるらしく。

むむぅ。
なんだか、不思議に繋がってるなぁ・・・と。


5年ほど前、東京から福岡へ戻ってきたばかりの頃
とある方から言われた
「西に強い縁があるようだね。それに、たくさんの段ボールが見えるから、引っ越しするのかな?」
の言葉が、思いがけず現実のものとなりそうです。
(当時は絶対に再び東京に戻る気でいたので、聞いても「???」だったのですが)


もしかしたら。
やっぱり。
必然?(笑)

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