あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

暮らしの中のハーブ① 山椒

2021-05-21 10:57:23 | ハーブ・アロマ
近所の産直所で実山椒を2袋ゲットしました

ピリッと爽やかでスッキリとした芳香
じめじめムシムシした梅雨空のせいか、なんとなくよどんでいた気分が
スーッと晴れていくような清々しさを感じます

昨年は水煮を作って冷凍したのですが
今年はしょうゆ漬けと山椒みそで楽しんでみようと思います



しょうゆ漬け。参考にしたのは
大好きな大原千鶴さんのレシピです
10日後が楽しみ~


こちらは山椒みそ(ピント甘っ)
Eテレ『きょうの料理』の小平泰子さんのレシピで作りました

こちらは作ってすぐに食べられるので
昨夜、塩コショウして焼いたラムチョップに添えてみましたが
なかなか合いましたよん
冷蔵庫で半年保つそうなので
これからいろいろ使えそうです。

さて、そんな山椒(サンショウ)ですが
ハーブとしてのプロフィールを簡単に。

英名:Japanese pepper
学名:Zanthoxylum piperitum
科名:ミカン科
作用:消化機能活性化、尿の出をよくする、抗菌

山椒の実を噛んだ時のあのしびれるような辛味は
サンショオールという成分で、これが消化器系の働きを活性化してくれます。
それに、解毒や抗菌作用もあるそうで。
梅雨にピッタリですね。

面白いのが、精油成分。
リモネン、ゲラニオール、シトロネラールということで
ミカン科だからリモネンは分かるけど
ああ、いい香りだな、と感じるのはバラの花の香りに似たゲラニオールの働きかな?
そして虫よけ成分でおなじみのシトロネラールまで。ふむふむ。
なるほど、スーッとする香りの三重奏ですなぁ・・・。

(参考文献:『ハーブ&ライフ検定テキスト』池田書店)

ところで
香りの強い食品(特に山椒はアクも強い)に触れるとき
使い捨てのニトリル手袋が欠かせません
そして、作業場所にも気を使います
(今回、山椒の実を枝から外す作業は締め切った別室で行いました)

嗅覚鋭い我が家のニャコムのふたりへの配慮からですが
特に精油に関しては、トイレで自作の消臭スプレーを使うくらいで
講師のクセに、我が家では一切使っていません

ペット、特に猫にとって、精油は特に危険な存在なのです
・・・と、少し内容がそれちゃいましたが、どうぞお気をつけください



「あひょママ、別室に籠ってなにやってたんだ?」
お昼寝から覚めたうみくんの、ピンボケのび~



「たいくつだったなのよ~、遊んでなのよ~」
はいはい、ただいま。

作業を終えたあひょの指先には
アクも香りも一切ついていませんでした
優秀だな~、ニトリル手袋
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ゆるゆるハーバリスト

2021-05-15 23:21:19 | ハーブ・アロマ

朝から雨だなーと思っていたら
なんと今日梅雨入りだそうで。早っ!

「どうりで朝からやけに眠いわけだな」

「あんにゅいなのよ」

雨の日は我が家のニャコム・うみ&そらもまったり。
外は、強弱をつけながら降り注ぐ雨。
時折止んでは、しばし明るくなる空。

コロコロと変化する景色をリビングの窓から眺めながら
静かに過ごした一日でした。

雨の合間に
少しだけ、庭の手入れ。


3月末、それまで6年間勤めた仕事を辞めた大きな理由のひとつ。
これからは
ハーブやスパイス、色彩心理というツールを使って
自分なりのやり方で誰かの力になりたい、という想いでした。

おもしろいことに、昨年度からその兆候は既にあって
不思議な成り行きで、何度かハーブ講座を開催させてもらうことができたのです。

思い切って挑戦したハーブ講座は予想を上回る反応をいただいたのですが
知識だけでなく、経験としてお話しすることの大切さも気付かされました。

というわけで
ささやかな庭ながら、少しだけハーブの種類を増やしてみようと
只今ゆるゆると手を加えています

新しく仲間入りしたのが
(手前)ローズゼラニウム


オレガノ


そして、レモングラス。


ついでに植えたミニトマト。
黄色の可愛い花が次々に咲き始めました。


早いもので、もう小さな実もなっています

かわゆいのう。

ピーマンの一番花も咲きました。


そして
ギンバイカにもめでたく花芽がつきはじめました。

昨年冬、思いがけない積雪にやられて葉が全て茶色に変色し
枯れたかもしれないと少し心配していたのですが
見事に新芽を吹き、復活です。

本当に、植物は、強いなぁ・・・。



か弱く優しげな雰囲気も持ちながら
実はしなやかでしたたかな強さを隠し持つ植物たち。

彼らと接していると
改めてその生命力の強さに励まされる今日このごろです

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IKEAデビュー

2012-11-06 12:06:02 | ハーブ・アロマ

昨日はきょんのダンナが代休だったので
ドライブがてら新宮のIKEAに行ってみました。

きょんのダンナは東京にいた頃から好きでよく行ってたらしく
我が家にはいくつか食器や雑貨があるのですが
あひょにとっては、初IKEAでした。

店内をゆっくり回っていると、すっかり物欲と妄想のトリコ。
欲しいモノが次から次に湧き出てきて困りましたわ。

で、結局買ったのは、絞りに絞った数点。
コンセントタップと、小物ケース
そして、こちら。
20121106_09

左から、マスタードとディルソース、濃縮エルダーフラワージュース、そしてアロマキャンドル。
特に左の2つは、見つけた時すっごい嬉しくなっちゃって。
ハーブ好きの血が騒ぎました。


エルダーフラワーは、欧米では「インフルエンザの特効薬」と呼ばれるほど、有名なハーブ。
ハーブティーはマスカットのような風味があって飲みやすいですよ。
薬ではないので、もちろん風邪を治すことはできませんが
発汗作用があるため身体を温め、鎮静・鎮痙・消炎作用もあるのでくしゃみ・鼻水・悪寒という風邪の初期症状の辛さを緩和してくれます。
私も昨年はエルダーフラワーのチンキを作っていたので、ちょっとヤバいかな?と感じた時はエキナセアやカモミールのブレンドティーに加えて飲んでいました。
これからの季節には、頼もしい存在ですね。
ジュースタイプだから、お子さんでも飲みやすいだろうし。
まだ開封してませんが、とっても楽しみにして冷蔵庫で冷やしています。


それから、マスタードとディルソース。私ディルがとても好きなのです。
見つけた瞬間、これはいろんな料理に使えるぞ!と直感しました。

で、昨日は早速、頂きものの生ハムと刺身用のホタテ&たっぷり野菜のカルパッチョ風サラダを作ったので、添えてみました。
期待通りの美味しさ。
IKEAではサーモンのソースとして薦めていましたが、工夫次第でいろんな料理のアクセントになりそうです。

ハーブとしてのディルは、なんといっても鎮静作用。それに、消化促進など胃腸の調子を整えるという働きも。


いずれにしても、理屈抜きでパッと目に飛び込んできて、直感で気になるものは
なんでも、その時の自分に必要なものなんだな、とホントつくづく思います。

IKEAを楽しんだあとは、超久しぶりに東区のラーメン屋さん「かしい亭」へ。
あひょ的には二十年ぶりくらいの懐かしさでしたが
記憶を裏切らない美味しさでした。きょんくんも満足だったようです。

IKEAのお蔭で、気持ちもお腹も満足の一日でした。

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風邪にもマケズ

2012-04-02 08:48:31 | ハーブ・アロマ

先週末からの風邪に少々苦しめられておりやす。


微熱があるけど出勤中。最低限の仕事を済ませたら早退するつもりです。



それにしても
昨晩はペパーミントの精油にずいぶん助けられました。

鼻づまりが酷く呼吸が苦しかったのですが
首に巻いていたタオルの端っこに精油を1滴。
それを口と鼻に当てて吸入。


しばらくするとスーッと鼻が通ってすごく楽になりました。

喉のイガイガにはうがいと、やっぱり精油。
アロマディフューザーに水を張り、ペパーミント、ローズマリー、ラベンダーとレモンを1滴ずつ。


ミストで拡がる精油のパワーで
喉も鼻も頭痛もずいぶん症状が和らいで。



いや~、勉強しといてよかったっす~(*^o^*)

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いたわりデトックス

2012-01-23 00:01:00 | ハーブ・アロマ

全身に現れた薬疹を見て
まず最初に思ったのが
“あちゃー、こりゃ相当ひどくダメージを受けてしまったんだろーなー、肝臓。”
ってコト。

病院で処方してもらった抗アレルギーのお薬はちゃんと飲んでいるけれど
こういう時こそ、ハーバルセラピストの知識を活かして体調の回復に努めるべきでは!?
との思いがムクムク・・・。

原則として、薬を服用している間はハーブの摂取は控えた方が良い、のですが
ま、そんなに気合いを入れて飲むわけじゃなし
普通にお茶やコーヒーを飲んでいるわけだから
その代わりにハーブティーを・・・というわけで
普段は嗜好優先で飲んでいるハーブの種類をちょっと変えてみることにしました。


肝臓といえばなんといっても
ダンディライオン、ミルクシスル、アーティチョーク
このトリオですが
それぞれ単品で購入して飲む度にブレンドするのはちょっと面倒だなー
・・・と思いつつ、博多阪急の7Fにある「生活の木」へ。

店内をぶらぶらしながらあれこれと物色することしばし・・・。
んっ、これなら!というブレンドを見つけました。

【生活の木】マザーズハーブ オーガニックハーブティー D-ブレンド (ティーバッグ) 10ヶ入 【生活の木】マザーズハーブ オーガニックハーブティー D-ブレンド (ティーバッグ) 10ヶ入
価格:(税込)
発売日:

浄血のネトル、賦活・鎮静・利胆のペパーミント、強肝のダンディライオン、皮膚・粘膜保護のウスベニアオイ(マロウブルー)、にメリロート。
うーん、まさに今の私にぴったりなブレンドではありませぬか!

ちなみにメリロートについては知識がなかったので
帰宅後すぐ調べてみました。
マメ科のハーブで、和名はシナガワハギ。
主な含有成分はクマリンおよびクマリン誘導体、フラボノイド、サポニン。
作用には「静脈還流およびリンパ液の循環促進」とある。ふむふむ・・・。


生活の木では、たくさんのハーブティーが売られているのですが
中には、飲みやすさを重視して香料が加えられているものもあり
個人的にはもっとワイルドな、オーガニックハーブ100%のハーブティーこそが好み。
そういう点でも、これはど真ん中でした。

早速淹れて飲んでみると
う~ん、トレビアーンなワイルドテイスト。
ハーブの香りや味わいがストレートに伝わって来ます。
ハーブティーはやっぱりこうでなくちゃ。


はやく身体が浄化されて
赤いブチ模様がキレイに消えてしまいますように・・・。

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