あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

光るおきゃくさまとギンバイカ

2020-06-18 14:51:06 | 植物・動物いきもの全般

2,3日前の朝6時過ぎ。
いつものように窓を開けようとして、ふと気付いた。
外のガラスにくっついている、小さな虫。

あ、蛍だ・・・。

滅多にないチャンスと
カメラを手に、外から回ってその窓へ。


体の大きさと模様からすると、源氏蛍かな。

近寄っても逃げなかった。というより、身動きひとつせず。

蛍の成虫は薄命というし
もしかしたら、止まったまま既に昇天!?
そっと指で触れると動いて(というより落下して)ちょうど私の掌へ。


左手にのっけて、右手でデジカメを構え
ゆらゆらしながらも、なんとかパチリ。

うん。お尻のあたり、確かに光りそうだ。

でもさすがに
乾燥甚だしいカサカサの手の上では絵にならないなあ・・・と
すぐ側のギンバイカの落ち葉の上に移動してもらって、最後に1枚。


いくら片手撮影とはいえ、いろいろ甘いなあ・・・(汗)
まぁそれはさておき
思いがけない貴重なひとときに、感謝。

この後まもなく、元気に羽を広げて
住処である土手のほうへ飛び去りました。
遊んでくれて、ありがとうね。感謝。

さて。
北部九州も先日梅雨入りし
ギンバイカの可憐な白い花が咲く時期に。

ころころした玉のような可愛い蕾がぽつぽつと開き始め
ぴんと長く伸びたたくさんの蕊が印象的な真っ白い花があちこちに。



和名「ギンバイカ」、漢字で表すと「銀梅花」
まさに、5枚の花びらが開いた形が梅の花に似ていて
ほんのりと甘い香りがただよう、梅雨の季節に咲く一服の清涼剤のような存在。
マートルという名のハーブでもあります。実も食用になるのだ。

正面は確かに可愛いくてよいのですが
個人的には横顔が好み。


新型ウイルス拡大防止対応で、いろんなことが昨年までと違っている今年。

仕事の量やペースがぐんと穏やかに緩やかになっているせいか
金銭的にはともかく
精神的には日々の生活を味わい楽しむ余裕が増えているような気が。
このことについてはやっぱり、感謝だなぁ。

「外でばっか撮ってないで、オレたちも構えよっ!」

洗面所のタオルラック下の脱衣カゴに籠城?するニャコムのふたり。

はいはい、分かっておりますよ。
次はニャコムのうみそら通信どすえ~。


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ミモザ開花

2020-01-29 10:53:24 | 植物・動物いきもの全般

えっと、まだ1月だよね??
・・・というくらいの寒さゆるゆるのヘンテコな日が続いています。
春の嵐を思わせるような強風、激しい雨、雷に、空気の柔らかさ。

数日前の夜のこと。
我が家の前の道路に、ぽつんぽつんと距離をおいて散らばる、茶色っぽいかたまり。
一瞬大き目の枯れ葉かと思いましたが
近づいてよく見ると、なんとカエルさんたち。
大人の手のひらにちょうどすっぽり乗るくらいの大き目の彼らが
のっそりのっそりと道路に出てきていたのでした。

いや~、ビックリ!

えっっ、もう冬眠から解脱したのっ!?
初めて目にする光景に
きょんのダンナとふたり、しばらく周辺をウロウロと探索。
我が家の前だけでも4~5匹はいましたね。

カエル好きだからよかったものの
普通の女性なら絶叫モノの光景でしたわ。

それはさておき。

我が家のミモザアカシアが早くも開き始め。

日当たりの良いところは、かなりぽわぽわになってきています

伸びすぎた枝を適当に剪定してしまったせいか
一年前に比べると樹形が乱れ、花付きもいまひとつみたい。
今年は庭師さんにお願いしよう。ギンバイカもちょっと病気っぽいし。

まだ1分~2分咲きといったところなので
美しく咲きそろうのはこれからかな。楽しみです。

おかげさまでうみとそらは元気です~!

あひょ母もコーネンキーに負けずに春を迎えねば!!

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ウグイスの訛り?

2015-03-23 09:42:33 | 植物・動物いきもの全般

裏山にはたくさんの野鳥がいて
先月くらいから、ウグイスが鳴く練習を始めた。
ああ、春になるんだなぁ・・・と嬉しく思っていたところ。

最近。
明らかに2羽、ヘンな鳴き方のヤツがいる。

「ホー、ホケキョ

・・・えっ?? ひとこと多くね?

「ホー、トッポジージョ

・・・爆笑。
(何度聞いても、トッポジージョにしか聞こえない。私だけでなく、きょんのダンナにも。)

高性能の集音マイクで録音してネットで公開したいところだが
残念ながら機器がない。

早春の若いウグイスは鳴くのが下手で
そのうちきちんと「ホー、ホケキョ」と美しい声になるそうだけど。

毎回笑えるから、今のままでいいかも。

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秋ですね~樫原(かしばる)湿原のいきもの 完結篇~

2014-09-21 09:01:34 | 植物・動物いきもの全般

さて。だらだらと続いておりました樫原湿原ネタも
今回にて完結でございます。

ワタクシ、休日の外出には和銀さんの蛙リングを必ず身に付けているのですが
そのご縁か、あらゆる場所でカエルさんたちとよく出会います。
(いや、単に田舎にばかり行ってるってコトか・・・)

樫原湿原でも、こんな出会いが。


ああ・・・なんてキュート。

小指のさきっちょくらいの、小さな小さなかえるさん。うぅ。
葉っぱの上にちょこんと。(猫だと香箱座り?)

じっとうずくまり、微動だにしない。しかも半眼。

角度を変えて撮ってみました。



「無」ですな。


湿原散策は、カメラに夢中なあひょと、あちこち歩き回るきょんのダンナ、それぞれ別行動だったのですが

「奥で、すんごい気持ち悪い変な植物見つけた~!」と、きょんのダンナ。
行ってみると・・・。


うっわ~、ボコボコ頭~!!
確かに、なんかキモチワル~い



どうやらこれ、マムシグサという、これまたちょっとグロな見た目の花をつける植物の果実でありました。
時期的にまだ若く緑色ですが、熟すと赤く色が変わるそうです。でも有毒だって~。


カエル→マムシグサと、なんだかビミョーな展開の今回の記事。
トリは、ママコノシリヌグイで飾りたいと思います。

え?何その名前??


こんな可愛らしい花ですよ。

若干手ブレ&ピンボケのお粗末写真ですが、その小さな花のマクロがこちら。


たまに見かけたことのあるこの花に
「継子の尻拭い」なんて残酷な名前が付いているなんて・・・

なんでも「茎や葉が棘だらけで、憎い継子の尻をこの草で拭くという連想から来ている」
お隣の韓国では「嫁の尻拭き草」と呼ばれている・・・らしい。

ああ・・・神様・・・
ヘクソカズラに次ぐ、差別的なサイアクのネーミングだぁぁぁぁ・・・・パーンチ
せめてあひょは、別名の「棘蕎麦」として認識したいと・・・うぅ。


まぁ、そんなこんなでいろんな発見がありました。
樫原湿原。
10月くらいまでがおすすめ、かな。



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秋ですね~樫原(かしばる)湿原のいきもの その2~

2014-09-20 11:29:58 | 植物・動物いきもの全般

今年特にそう強く感じたのですが
秋って本当にいい季節だなーと。しみじみ。


以前は、春から初夏にかけてが一番好きだったのですが・・・。

年齢を重ねるにつれ、どんどんシブ好みになってきてるのかも。ぷぷぷ。


さて。
樫原湿原は、サワギキョウが盛りでした。


花をアップにしてみるとまるで、踊り子のよう。


この湿原を散策すると、自然の豊かさを実感します。



アザミの蜜を吸う、チャバネセセリ。

まん丸でとってもつぶらな瞳。
見た目はシブいのですが、かなりかわゆいヤツです。
吻(ふん)をしきりに動かしながら蜜をさがしていました。




オミナエシの鮮やかな黄。

湿原でひときわ目立つ色です。



対照的な、ツルリンドウ。

萼(がく)まで入れても3cmくらいの、小さくて可憐な佇まいの花です。
他の植物に蔓で巻きつき、その陰にひっそりと咲いていました。
リンドウにくらべると色も淡く、ピンクがかった薄紫です。



コガマです。
小さい頃から大好きな植物でした。
もしかしたら、大国主命つながりだったりして(笑)

この独特のフォルム。ホント、心惹かれますわ。
ま、何度見てもやっぱフランクフルトっぽいんですけどねー。



↑上は、サワヒヨドリ。(いや、フジバカマなのかなー?)
あちこちに咲いていました。




そして、今回の締めは、この花。
シロヨメナ(別名ヤマシロギク)です。

サワヒヨドリも、こちらのシロヨメナも同じキク科の植物。アザミも然り。
秋といえば、やっぱりキク科の花盛りですねー。

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