3連休の最終日、妻と連れ立って栗橋の八福神巡りに行きました。
マミーマートで買い物をして駐車場に車を停めさせてもらい、すぐそばの迎盛院からスタートです。
迎盛院の福神は弁才天(愛敬・蓄財・芸術)です。
栗橋駅西口から階段を昇って東口に出ました。
栗橋駅東口には静御前の墓が遺されています。
「静女之墳」と刻まれた墓石は享和3(1803)年,利根川氾濫の復旧工事を指揮した関東郡代中川飛騨守忠英によって建てられたそうです。
その後,昭和4(1929)年には義経の招魂碑が,昭和6(1931)年には男児の供養塔が建てられ,生前には遂に出会うことのできなかった一家が,こうして栗橋の地でともに安らかな眠りにつくことになったのだそうです。
静御前の墓から県道147号線を歩いて行くと八福神の寺が次々と見えてきます。
先ず、福寿院です。
福寿院の福神は福禄寿(福徳・人望・長寿)です。
深廣寺の門を入ると三百年を経た松の大木があり、その下に21基の六角名号塔が建っています。
本堂の横には法然上人の石像と御歌の石碑がありました。
「月影のいたらぬ里はなけれども ながむる人のこころにぞすむ」
深廣寺の福神は恵比須(商売繁盛・産業降盛)です。
すぐ近くに浄信寺。
浄信寺の福神は寿老人(長寿延命・除難)です。
そして顕正寺。
顕正寺の福神は毘沙門天(厄よけ・勇気・授福)です。
国道125号を越えると利根川堤に常薫寺があります。
常薫寺の福神は大黒天(知恵・有福・蓄財)です。
利根川に出ました。
栗橋関所跡を探したのですが分かりませんでした。
水神宮にお参りをして栗橋駅へ戻ります。
マミーマートに戻り、マグドナルドでコーヒーを飲んでから車に乗って総合文化会館イリスに行きました。
イリスの展示室には栗橋関所に関する貴重な資料が展示されていました。
写真は栗橋関所を再現した模型です。
妻は熱心に資料を見ています。
国道125号を行田へ帰る途中に定福院があります。
五百羅漢像と言って、こちらの羅漢様は「定福院羅漢を彫る会」の皆さんが彫り上げたものだそうで、500体以上の羅漢さんがあるそうです。
一般の方たちが作った羅漢さんなのでいろんな造形があるそうです。
定福院の福神は布袋尊(福徳・円満)です。
今日の八福神巡りの最後は宝聚寺です。
宝聚寺は国道125号が東京方面への3号線と別れる場所、時計塔の裏側にあって少し分かりにくい所にあります。
宝聚寺の鐘楼は約350年前の慶安2年(1649)、宝聚寺の北方に位置する十王の地にあった建造物を移築して、宝聚寺の山門にしたと伝えられています。
2階部分の鐘楼と山門が合体した構造の建築物は大変珍しいものだそうです。
宝聚寺の福神は吉祥天(永遠・吉祥)です。
歩いた時間は1時間ちょっと。
心地よい疲労感で「今夜は鍋にしようか」と話しながら、夕暮れせまる国道125号を我が家に向かって車を走らせました。
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