10月24日(土)妻も会社が休みであったので二人で群馬県前橋市に行ってきました。
上毛電鉄の中央前橋駅から歩き始めました。
「広瀬川詩(うた)の道」と名付けられた広瀬川河畔緑地には萩原朔太郎をはじめとする前橋ゆかりの詩人・歌人の碑があります。
また現代詩の最も優れた作品に送られる「萩原朔太郎賞」を受賞した詩が刻まれたモニュメントなどが点在しており、まさに文学の遊歩道です。
詩人萩原朔太郎は口語自由詩を確立し、近代詩史に大きな足跡を残しました。
他に平井晩村、高橋元吉、萩原恭次郎、伊藤信吉ほか多くの詩人を輩出した前橋は「近代詩のふるさと」と言われています。
前橋文学館は、これら詩人たちの資料を展示しています。
「広瀬川詩(うた)の道」を出て前橋公園に向かいました。
「前橋るなぱあく」という遊園地が眼下に見えました。
「前橋るなぱあく」のキャッチコピーは「日本一なつかしい遊園地」で、「ゆっくり大きくなる子どもたちのために」をモットーに運営を行っているそうです。
「前橋るなぱあく」を過ぎると右手に「臨江閣(りんこうかく)」です。
県の重要文化財に指定されている本館と茶室、市の重要文化財の別館があります。
入館は無料です。別館から入ります。
別館は明治43年(1910)に共進会の貴賓館として建てられた木造2階建ての入母屋建築です。
安中市にあった旧中山道の杉並木の樹齢200年の大木が30本も柱に使われたそうです。
本館は明治17年(1884)9月、当時の群馬県知事の揖取素彦(かとりもとひこ)や有志によって迎賓館として建てられたそうです。
2階のこの部屋は明治天皇が使われたお部屋です。
臨江閣を出て前橋公園に到着です。
前橋公園は明治38年に開園した前橋市内で最も古く歴史ある公園です。
園内には、鶴舞う形の群馬県を形どった「さちの池」などがあり、前橋城の土塁の名残である土手には桜並木が続き、桜の名所としても有名です。
「さちの池」の背後には群馬県庁の高層ビルが見えます。
前橋公園から道路ひとつを渡ると群馬県庁です。
この写真は昭和庁舎です。
昭和庁舎は、早稲田大学大隅講堂を設計した佐藤功一の設計により、昭和3年に建設され、現在の新庁舎が完成した平成11年夏まで、長年県庁の顔として親しまれてきました。
昭和初期の典型的洋風建造物で、関東近県では、最も先進的な建築技術を駆使した県庁であったそうです。
1時間半ほど歩き回り、お腹も空いてきたので、県庁新庁舎31階にある「ヴォレ・シーニュ」で「ジャーマンスタイル ハンバーグランチセット」という長たらしい名前のハンバーグを食べ、少し冷めた食後のホットコーヒーに多少の不満を感じつつ、今日のウォーキングを終了しました。
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前橋と言いますと、いつも素通りしておりまして、
群馬県庁なども車窓から眺めただけでした。
このように歴史や文学を感じながら、ゆっくりと歩かれるって素敵ですね。
見どころ満載で、魅力的な街ですね。
そういえば、行幸田の蕎麦畑から眺めます雄大な赤城山と
群馬県庁の聳え立つ風景は絶景でした。
いつも魅力的なところへのご招待をありがとうございました。
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