両親の離婚

残暑厳しき今日の休日、昼食はビールとサンドウィッチ。

サンドウィッチは妻の手造りが最高だ。

ビールを飲みながら、稚内市で起きた母親殺しの事件について思う。

殺人を依頼した息子も、依頼された友人も、親が離婚したと聞く。

何とも言えない・・・やりきれない・・・絶望感が漂う。

この息子は両親が離婚してから父親に会いたくて家出までして父親の住む横浜市を彷徨ったらしいじゃないか。

この友人は両親の離婚後、父親と二人で暮らすことになるのだが、生活を助けるため、新聞配達までしながら頑張ったそうだが、父親は自殺してしまったそうじゃないか。

もちろん、いかなる理由があっても、人を殺すことなんて悪いことに決まっているのだが・・・。

この子たちが両親の離婚によって、いかに傷つき悲しんだのかを理解してあげなければならない。

そしてこの子たちの両親も、止むに止まれぬ理由があったのであろう。

でも・・・子供のことを考えて離婚を思いとどまっていたら・・・と考えるのは無責任な他人の意見に過ぎないのであろうか。

この事件は、特殊な青少年の犯罪ではなく、我々の身近にいつでも起こり得る事件である。



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