「僕はどこへ
行けばいいのだ
僕の愛は
はるかな銀河の果てに
ひとり星の上で
僕は旅に出る
銀の舟に乗り
幸せ求めて
新しいひとつの
光を目指して
僕は飛んでいく」
「酒井澄夫(作・演出)
エクレール・ブリアン(華麗なる煌めき!)
このショーの発想は、ジルベール・エコーのシャンソン「ひとり星の上で」にあります。
なんとなくベコーのファンであった僕は、昔からこの曲には心ひかれていました。この度、星組のショーと聞いて、なぜか、最初に紅さんの顔と共に浮かんだのがこの曲でした。遥か宇宙の彼方からやってきた紅ゆずるが、この舞台に降り立ち、夢を伝える・・・そんな発想から、このショーは生まれました。
夢を振りまき、新しい星に飛んで行く・・・。そんな想いで、このショーを創っています。」
(公演プログラムより)
華やかなプロローグのあと、星空をみあげながらひとり銀橋にすわって歌う紅さんの姿が、8月11日の観劇時は一階席からだと近くに感じられてそれはそれで幸せでした。優しさ、愛おしさ、切なさ、さみしさ・・・、色々な想いが込められている歌声、沁みました。生きているのも悪くないよ、ってそっと背中をさすってもらえたような、あったかい時間でした。出会えた奇跡に感謝。