たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

宝塚歌劇の殿堂より_『Memories of 紅ゆずる展』

2019年08月15日 22時47分04秒 | 宝塚
 木曜日、休暇申請しているのに昨夜1時過ぎに就寝したらいつもどおり7時過ぎに目がさめてしまい、三度寝からの休日、年齢を考えるとすっきり疲れがとれるということはもうむずかしいのかもしれません。夕方暴風雨の中をどうしても外に少し出たくて自転車でカフェ行って、モンゴメリさんの『険しい道』の原文を写経のようにノートに書き写していたら眠気におそわれてしまいウトウト。来週の月曜日また休むので明日はなんとしてでも出勤しなければなりません。

 一昨日あたりから、自分が観劇するわけでもないのに気になって仕方なかった大劇場公演、11時と15時、ともに定刻どおりに開演し、阪急もJRも動いていたとのこと。飛行機や新幹線で遠征を予定していたのが叶わなかった方もいらしたようですが、当日券の列も長々とできた盛況ぶりで劇場内は熱気にあふれていたもよう。11時公演では「台風の中来てくれてありがとう」、15時公演では「台風の中ほんとうに来てくれてありがとう」のアドリブが「オレ端正」のあとにあったそうで楽しい公演になってよかったです。こういう時に上演することに賛否両論あると思いますが緊急時に通常営業してくれることの安心感とありがたさが東日本大震災の時身に沁みたので、ようやくチケットをとって何カ月も前から指折り数えて待つ気持ちを考えるとわたしはありがたいです。一か月後の東京公演、自分の体と新幹線が動くか心配、月半ばを余裕あることがわかったので休みをとって早めに動くべし。8月15日は終戦記念日、無事に観劇できる平和に感謝し、こうした日々が続いていくことを祈りたいと思います。


 歌劇の殿堂の写真をまたようやく少し整理したのでアップ。

 『Memories of 紅ゆずる展』から舞台写真集。ライブビューイングも含めてトップスターになってからの作品、ほとんど出会えうことができてよかった。

紅さん主演作品、『調香師ルイ・ファージョン』もみたいなあ。映像あるのかしら。







『鎌足』の凛々しい姿、特に好きです。




















『エストレージャス』の衣装、












フィナーレの紅さんの衣装と大羽根



シャンシャン。



愛里さん、こんなに小さい頭にこんな凝ったのっけているのか、すごい。




『食聖』の台本








『霧深きエルベのほとり』の小道具、細かく撮ってみました。出会えてほんとよかった。















8月12日は日航機墜落事故から34年目の夏でした。雪組生だった北原遥子さん、杜けあきさんの写真集に掲載されている舞台姿をみるとほんとに美しい。ヒロインになるために生まれてきたような美しさと気品にあふれています。同期は黒木瞳さん、涼風真世さん、真矢みきさん、毬藻えりさんら美人がずらり。亡くなった時まだ24歳。いつまでも記憶にとどめ語り継いでいくことで魂はずっと生き続けると思います。


 

苦悩していた日々を思い返す_実習記録ノートより(4)

2019年08月15日 18時52分11秒 | 祈り
実習二日目の続き    

「なにも決まってすることはないが、心の中は活発だ。会社生活の中で私は収入を得るという目的の為に自分の感情をコントロールすることに一生懸命だ。怒りの感情はオブラートに包み込んで表に出さないようにと努力する。つらいことをつらいと口に出すことはしないでかなり無理をしている毎日だ。そんな癖が身についてしまっていることを、素のエネルギーに出会うことで強く感じている。眠らせているものが動き出している。一問一答のように、ひとことももらさず話をきいてそつのない受け答えをしなければならないと思っていた。私という人間との関わりの中で、人の声にとても敏感になっていた。自分のせいで相手は今こう反応したんだ、こんなことを言ったんだ、そう考えるクセがしみついてしまっていた。たが待てよ。この空間はちょっと違う。来所する人たちそれぞれに自分の世界をもっている。

hさんはわたしがk大を通信教育て卒業したという話をしたらとても関心があるようでしっかりと覚えている。彼はk大の卒業生らしいことがわかった。kさん、帰り際にライターがなくなっていることへのこだわりと怒りの感情をみせていたのだということが、ひきつぎの時にわかった。fさんがイトーヨーカドーのチラシをもってきて一万二千円の鞄を指して本物の革かなとたづねてきた。買い物リストを頭の中で作成するプロセスになんとなく受け答えをして関わったがひきつぎの時に彼のテンションは高かったことがわかった。

その他書ききれないが各々が自分の世界の中で生きている。こだわりをもちながら生きている。そんなことが強く伝わってくる。私にできるのは、そんな世界を感じ取ろうとすることたけだ。自分がその空間にいることをかみしめながら巻き込まれることなく素の私でそこにいる。何かをしなければならないと思う必要はないし、何かを言わなければならないと思う必要もない。ただそこにいて同じ空間の中で呼吸している。時間の流れの中にいる。そのことをかみしめる。そのことだけで十分なのだ。初めて会う人たちなのだから、どんな歴史をもっているのか感じ取ってみることに努めよう。そして、そんな自分自身を、やじろべえのようにゆらゆらと揺れながらもそこにいる自分自身を感じ取ってみよう。ただそこにいる。そこから始めればいいではないか。逃げ出したい思いにかられた瞬間はたびたび訪れた。無理をしなくていい。先ずはそこにいること。それで十分だ。」

ボランティアもなにもできません。実質サービス業で精一杯。また援助職をやりたい思いはありますが、駅から遠い家から通うのは無理、車社会の田舎では無理。これからどうしましょうかね。