過去から解き放たれていくためにまたしばしば自分語り。
「平成18年10月21日(土)晴れ、実習二日目
本日の目標
実習二日目。大切なのは、その人がどうしてそういうことをいったかということである。心の声に耳を傾けるようなつもりで接してみたい。
実習二日目。自分がどこかかまえていて、まだ健常者とは違うという意識がある。そういう意識のうえに言葉を選んで受け答えしたり、すわる場所を考えたりしている。なぜ自分がそのような言動をするかということを意識してみる。実習のテーマは事故覚地だ。フリースペースで新聞を読んではいるがわたしの耳は来所者の声を聞いている。薬の話や障害者手帳の話など耳に入ってくる。おの人たちは病気で通院しているのだ。テキストに書いてある制度を利用している人たちなんだ。おんな話を聞きながらここにいること自体が私にとっては奇跡だ。母に幻聴や被害妄想が顕著になった頃を思い出す。お母さん、それは違うよ、言葉でさとそうとしてもどうにもならなかった。きちがいばばあ、と心の中でののしった。私には耐えられない。誰かどうにかしてくれと、心の中でさけんでいた。私は家を離れることで母から逃げ出した。住む場所は離れても心は離れられない。自分もどこかおかしいのではないかと畏れ、自分を好きになることができないまま、今も私は生きている。そんな私が今ここにいるのだ。母を乗り越えたいと思い、受け入れたいと思い、PSWの勉強を始めた私がここにいるのだ。その事実をかみしめている。そんな私が今ここにいるということを大切にしたい。」
前職、すごくきつかったですがおかげで統合失調症の人ってこんなにいるんだってわかり、障害者手帳の更新手続きのこともわかったし代わりに受け取ったりもしていたので、わたしにとってはたぶんいい意味でなんとも思わなくなりました。振り回してくれましたが最後は応援したくなるような気持ちになることができた出会いもあり、学ばせてもらいました。ずっとお付き合いが続いていくのもきびしいですがどうしているかしらとふと思い出すことがあります。かわいいところがありました。社会が複雑になり、変な言い方です典型的な統合失調症よりもわかりづらい症状が増えてきています。ボーダーラインがわかりづらいのがいちばん大変。母はもういない。母から解き放たれたところでまた援助食をやりたい気持ちがあるのですが車社会の地方では無理。これからどうしましょうかね。気がつけば家族に夢をもてないまま年をとってしまいました。自分がいなくても困る人はいないわけでなんのために生きているのだろうと思うことがふとありますが、自分のために生きればいいんですよね。ずっと家族をひきずってきて人生。解き放たれたい。
「平成18年10月21日(土)晴れ、実習二日目
本日の目標
実習二日目。大切なのは、その人がどうしてそういうことをいったかということである。心の声に耳を傾けるようなつもりで接してみたい。
実習二日目。自分がどこかかまえていて、まだ健常者とは違うという意識がある。そういう意識のうえに言葉を選んで受け答えしたり、すわる場所を考えたりしている。なぜ自分がそのような言動をするかということを意識してみる。実習のテーマは事故覚地だ。フリースペースで新聞を読んではいるがわたしの耳は来所者の声を聞いている。薬の話や障害者手帳の話など耳に入ってくる。おの人たちは病気で通院しているのだ。テキストに書いてある制度を利用している人たちなんだ。おんな話を聞きながらここにいること自体が私にとっては奇跡だ。母に幻聴や被害妄想が顕著になった頃を思い出す。お母さん、それは違うよ、言葉でさとそうとしてもどうにもならなかった。きちがいばばあ、と心の中でののしった。私には耐えられない。誰かどうにかしてくれと、心の中でさけんでいた。私は家を離れることで母から逃げ出した。住む場所は離れても心は離れられない。自分もどこかおかしいのではないかと畏れ、自分を好きになることができないまま、今も私は生きている。そんな私が今ここにいるのだ。母を乗り越えたいと思い、受け入れたいと思い、PSWの勉強を始めた私がここにいるのだ。その事実をかみしめている。そんな私が今ここにいるということを大切にしたい。」
前職、すごくきつかったですがおかげで統合失調症の人ってこんなにいるんだってわかり、障害者手帳の更新手続きのこともわかったし代わりに受け取ったりもしていたので、わたしにとってはたぶんいい意味でなんとも思わなくなりました。振り回してくれましたが最後は応援したくなるような気持ちになることができた出会いもあり、学ばせてもらいました。ずっとお付き合いが続いていくのもきびしいですがどうしているかしらとふと思い出すことがあります。かわいいところがありました。社会が複雑になり、変な言い方です典型的な統合失調症よりもわかりづらい症状が増えてきています。ボーダーラインがわかりづらいのがいちばん大変。母はもういない。母から解き放たれたところでまた援助食をやりたい気持ちがあるのですが車社会の地方では無理。これからどうしましょうかね。気がつけば家族に夢をもてないまま年をとってしまいました。自分がいなくても困る人はいないわけでなんのために生きているのだろうと思うことがふとありますが、自分のために生きればいいんですよね。ずっと家族をひきずってきて人生。解き放たれたい。