たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

苦悩していた日々を思い返す_実習記録ノートより(3)

2019年08月03日 18時52分00秒 | 祈り
過去から解き放たれていくためにまたしばしば自分語り。

「平成18年10月21日(土)晴れ、実習二日目

本日の目標

実習二日目。大切なのは、その人がどうしてそういうことをいったかということである。心の声に耳を傾けるようなつもりで接してみたい。

実習二日目。自分がどこかかまえていて、まだ健常者とは違うという意識がある。そういう意識のうえに言葉を選んで受け答えしたり、すわる場所を考えたりしている。なぜ自分がそのような言動をするかということを意識してみる。実習のテーマは事故覚地だ。フリースペースで新聞を読んではいるがわたしの耳は来所者の声を聞いている。薬の話や障害者手帳の話など耳に入ってくる。おの人たちは病気で通院しているのだ。テキストに書いてある制度を利用している人たちなんだ。おんな話を聞きながらここにいること自体が私にとっては奇跡だ。母に幻聴や被害妄想が顕著になった頃を思い出す。お母さん、それは違うよ、言葉でさとそうとしてもどうにもならなかった。きちがいばばあ、と心の中でののしった。私には耐えられない。誰かどうにかしてくれと、心の中でさけんでいた。私は家を離れることで母から逃げ出した。住む場所は離れても心は離れられない。自分もどこかおかしいのではないかと畏れ、自分を好きになることができないまま、今も私は生きている。そんな私が今ここにいるのだ。母を乗り越えたいと思い、受け入れたいと思い、PSWの勉強を始めた私がここにいるのだ。その事実をかみしめている。そんな私が今ここにいるということを大切にしたい。」


 前職、すごくきつかったですがおかげで統合失調症の人ってこんなにいるんだってわかり、障害者手帳の更新手続きのこともわかったし代わりに受け取ったりもしていたので、わたしにとってはたぶんいい意味でなんとも思わなくなりました。振り回してくれましたが最後は応援したくなるような気持ちになることができた出会いもあり、学ばせてもらいました。ずっとお付き合いが続いていくのもきびしいですがどうしているかしらとふと思い出すことがあります。かわいいところがありました。社会が複雑になり、変な言い方です典型的な統合失調症よりもわかりづらい症状が増えてきています。ボーダーラインがわかりづらいのがいちばん大変。母はもういない。母から解き放たれたところでまた援助食をやりたい気持ちがあるのですが車社会の地方では無理。これからどうしましょうかね。気がつけば家族に夢をもてないまま年をとってしまいました。自分がいなくても困る人はいないわけでなんのために生きているのだろうと思うことがふとありますが、自分のために生きればいいんですよね。ずっと家族をひきずってきて人生。解き放たれたい。

笑いは心のお薬

2019年08月03日 12時45分17秒 | 日記
 昨夜はお風呂から上がった後コンタクトレンズを外したお目眼で『紅5』DVDの中からミニ芝居編をなんとなくみながら缶チューハイで自分にお疲れ様でしたをしました。今度は左足つりそうになりながら眠剤なしで8時間ほど眠ることができました。なんとか生き返りました。睡眠は大切、笑いは心のお薬。全く笑うことがない生活の中に笑いをくれてありがとう紅5と心からお礼を言いたいです。8年前なのでみなさん若い。天寿さんと如月さんまだ下級生ですね、ほっぺたふっくらしていて可愛い。紅さん率いる奇跡のグループ。自分たちがいちばん楽しんでいる感で、楽しむことを全力を注いでいる、楽しんでもらうことに全力を注いでいる姿に好感度大。紅さん今よりも細いですね、今も細いですがもっと細かったのか、新選組がお好きなんですね、かっこいい、舞台がなかったの少し残念。壱城さんが「紅5はリーダーが解散するって言うまで続きます」ってブログに書いているので、これから先どこかでまた集まる機会があるときにはわたしも参戦したい。生きているかぎりアジア進出をめざしてほしいです。

 平日は悪い夢をみているような毎日。大会社のストレスもすさまじかったけど外の関係者は限られていました。今は不特定多数。契約社会になり、権利ばっかり主張してクレームをつけることで社会に対するストレスを吐き出す人がこんなに多いっていうことなのかなあ、どこらへんまでが地域性なのかなあ。ストレスフルすぎる。不特定多数から怒られるストレス、職員同士のあつれき、頭がおかしくなりそうなほどにややこしい内容。職員だってわかっていなくって抜けているのを、気がつかないわたしが悪いみたいに言われても知らねーよって内心思います。ここで一日六時間、5日間フルはおかしくなります。上司もそんなにわかっていない人たちみたいで状況をわかっているのやらいないのやら、うーん、なんだかなあ。台湾に行ってしまったので8月分の給料はもらいたいから昨夕二枚目の定期券クレジットカードで更新してきましたが続けるのどうなのだろう、うーん。余裕のある時代はたしかによかったのだろうけど、今は怒られるのが仕事みたいもの。大会社で歯を食いしばっていた間ほとんどご縁がなかったですがその間に社会はすっかり変わっていました。不特定多数の、顔がみえない相手から電話で怒られるのって、前職の自分の、担当している対象者から怒られて理解してもらうのに言葉を尽くして頑張るのとは全く異なる種類の疲労。自分大会社から使い捨てにされたあと理不尽さが納得できないと怒ったこと正直なんどかありました。仕組みそのものに対する怒りを入口でぶつけてもどうしようもないのですよね、なにも変えられない、変わらない。これからはそういうことしないようにしようと自己反省。

『ハンナのお花屋さん』のDVD、みすぎて壊れてしまいました。『紅5』、壊さないようにしよう。2枚組で楽しい時間をくれて7,020円はお買い得なり。


 結局わたし日本に生き続けることに希望を見いだせていない、希望はない。ツィッターでみかけた80歳をすぎたおばあちゃまが、車椅子生活を送っていたおばあちゃまが、新幹線に乗って宝塚大劇場まで遠征したというエピソード、新大阪駅から宝塚駅までのけっこうあるのですごいパワー。そこまで人をひきつけ元気にする紅さんの発するエネルギーがすごいと思います。存在そのものが希望。お金を稼ぐ手段は悪夢のようなことにひきよせられてしまい苦しいですが、お金を使う方はいいものにひきよせられています。


 次の土曜日は、早目にお風呂屋さんで毒を洗い流して翌日の日帰りバスツアーにそなえなければなりません。朝早いの、ボロボロのヘタレではきつい。バスに乗ればあとは連れて行ってもらえるから鞄もって集合場所までとにかく間に合うにいく。財布忘れなければなんとかなります。歌劇の殿堂に入ったらまずメモリアル展の映像をみるために並ぼう。そのために今生きている。生き延びる。