たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

休むためにはたらく

2019年08月16日 18時59分28秒 | 日記
 台風一過からの金曜日、冷や汗かきつつなんとか終わりました。月曜日、ライブビューイングのために休むので勝手にボランティア残業しました。わたしが残っているの気になった職員が手伝いましょうかと声をかけてくれましたが特に手伝ってもらうことはありませんでした。火曜日でもかまわないことを自分の段取りで終わらせておきたかったのでやっていただけでした。9月の予定を書き込む表が回ってきたのでめっちゃ休みたいと申請しました。すぐに持ち帰ってしまいましたが一度花組のさゆみさんの卓上カレンダーを机の上においたので、宝塚ですかときかれました。指導担当、自分も好きだそうでばればれでした。おはずかしいですがこの楽しみがなかったら生きている理由もなくたのしみのためにがんばると伝えました。自分の責任で締日に間に合えば休み放題でいいそうです。体が追い付くかぎりにおいてボランティア残業しながらこなすしかありません。役者さんたちが命がけでつとめる舞台。観劇するこちらも命がけ。そのためにはたらく、休むためにはたらく。前職で普通の生活を送ることがいかにむずかしいか、いかに尊いかを学んだのでなにもなし得ませんが、なにもなし得なくても、こうして生き長らえて生きていてよかったと思える瞬間に出会う。それで十分なんだと思います。理屈はいらない。これで十分過ぎるほど十分だと思います。わたし、ボランティア活動とかなにもできません。人と関わるサービス業で満タンになっています。休日は断捨離と心の栄養補給。それ以上のことはできません。目の前の、家賃を払いながら自分を食べさせることに必死になっていた時にはあまり思わなかったような気もしますが、子供がいるわけでもないわたしが今いなくなっても困る人はいないので、わたしが生きている理由って特にないんだなあとあらためて気づきました。かといって今すぐ死ななければならない理由もないですが、車の人だけが生きていける郷里はわたしの居場所ではないとわかった今、郷里にいる理由って家賃負担がないことと宝塚大劇場に日帰りで行けること以外にないんですよね。今はこの楽しみのために生きています。日比谷が遠くなってしまった今観劇はほぼ宝塚オンリーでスケジュールが動いています。生活の中心。それでいいんじゃないですか。当たり前みたいなことは当たり前ではなくひとつひとつが奇跡・・・。


 月曜日は星組のさゆみさんが大劇場を卒業する日。入団7年目にしてはじめて台詞のある役をもらった直後、新人公演最後のチャンスに主演、そこからトップスターになり在団18年はお見事、尊敬しかありません。主役に推した小柳先生の見識眼素晴らしい。魅力を最大限に引き出してくれる演出家との巡り合わせは宝塚に限らず役者人生を左右します。巡り合う人に煌めきと幸せのオーラをふりまく星のもとに生まれた星組のさゆみさん、大劇場最後の「星なんていらない」はどうなるのか、心して見届けたいと思います。星のバトンを受け継ぐ琴さん、紅さんとはレットバトラーとスカーレット、ネイサンとアデレイドだったこともあると知り、嫁2と言われているの、納得しました。琴さんが心配。

 とにもかくにも明日はまたお風呂屋さんで一週間の毒流し、あとはひたすら断捨離。また過去から解き放たれていくための自分語りをすると思います。

 この世にいる間しか楽しめない。だから精一杯。そのために稼ぎは必要なのさ。

 それにしてもこのさゆみさん、ほんとにきれい、どのお写真も美人さんだけど特に凛々しくて美しい。