一路真輝さん主演『あかねさす紫の花』、建て替え前の東京宝塚劇場は通年ヅカ公演ではなかったのでこの作品上演されず、すごく残念でしたが地方公演で観劇することができました。平成8年のことでした。柴田先生の脚本がこれまた秀逸な日本物。一路真輝さんの大海人皇子は品があって美しく、「君をこい、君をしたい、あてどなくさまよう♪」の歌声も最後兄の中大兄皇子に額田王をとられて狂ったようになる場面も、わたしの心の引き出しにしまわれています。願わくば紫ともちゃんの額田王がみたかったという気持ちが今も切に残っています。(一路・紫コンビをもう少しみていたかった、退団してしまうともう戻ることってあり得ないのが宝塚の儚さであり残酷さであり・・・)。高嶺ふぶきさんはバウ公演があったので中大兄皇子の役替わりはなく轟悠さん。中臣鎌足は香寿たつきさん。秀逸でした。高倉京さんの天比古も好演でした。3月に退団されることが発表された飛鳥裕さん、当時雪組の組長さんでした。
知らなかったですがその後も再演されているんですね。大海人皇子と中大兄皇子の力が拮抗しないと成立しない世界観なので花組公演はどうなるのかな。博多座は遠すぎて行けませんがキャスティングが気になるところです。
もう少しあれやこれと書きたいですが今はこれぐらいで。
知らなかったですがその後も再演されているんですね。大海人皇子と中大兄皇子の力が拮抗しないと成立しない世界観なので花組公演はどうなるのかな。博多座は遠すぎて行けませんがキャスティングが気になるところです。
もう少しあれやこれと書きたいですが今はこれぐらいで。