たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

旅へのあこがれ_シルクロード

2015年12月18日 20時21分37秒 | シルクロードへの旅
 1991年に訪れたシルクロードへの旅で出会った子どもたちのことを2013年11月3日に書きました。

http://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/c/57f5bbd569486138b2b7a672cea33e3b


「パミールのかなた、はるか西へと壮大なシルクロードは続く」

(司馬良太郎・NHK取材班『シルクロード第六巻民族の十字路イリ・カシュガル』昭和56年発行、NHK出版より転用しています。)

 高校生だった私は毎回心躍らせながら『シルクロード』のシリーズを観ていました。世界は広いのだということを教えてくれました。ロマンをかきたてられました。
(こういう、チームワークがなければ成立しないような良質な番組もうつくられないですよね。カメラマンも”派遣”の時代になりました。厚労省で記者会見やったとき記者さんと一緒に来たカメラマンは、「俺たちも派遣なんだけど」とつぶやいていたそうです)。

 天山南路のバスの旅の終着点カシュガルに着くと、はるか山の向こうはパキスタンだとガイドさんがおしえてくれました。大陸を、世界の広さを体中で感じた旅でした。あちこち、世界中を旅してみたいと思いました。それから20年余り。世界中というわけにはいきませんが、なんどか北米とヨーロッパに旅をしました。世界情勢はすっかり変わり、旅にでるのもおっかない感じになりました。いつかまたこの世を旅している間に、世界に羽ばたいていける日がくることを今は夢見るばかりです。

 シルクロードへの旅、妹とのお別れの三年前でした。すごく愚かだった自分を思い出したくなくて写真をほとんど捨ててしまいました。旅日記も捨ててしまいましたがデジタルでは保存しているので、いつかブログに書こうと思います。書きたいことが次々とあって時間が足りない感じの毎日です。今日は息抜きにこんなことをふっと書きたくなりました。読んでくださった方、ありがとうございます。