無駄な努力 vs 非効率な努力

無駄な努力など存在しません。しかし、非効率な努力は存在します。

一説には、目標を定めずにする努力は無駄だと言われますが、これにすら納得しません。目標がないのならその設定が第一課程。そして、闇雲な努力でもその中で新たな目標を見つける可能性が皆無でない以上、無駄とまではいえないと思います。

思うに、努力は①結果と②その課程で得る経験のため。ならば、①結果は得ずとも②経験を得るのならば無駄とまではいえませんね。

しかし、あまりにも非効率です。

人生１００年としても、非効率なことをしている場合ではありません。だからこそ、早く歩みたい道を歩むべきですが、それをどう見つけるのかが問題となります。それは自分自身で考えてほしいところですが・・・。

人に、使命はない。
天の定める義務もない。
したがって、誤った道を後悔することはない。
誤った道など存在しないのだから。

ビジネスでもそうですが、「正誤」「可否」「優劣」など客観的に判断すべき問題だけではなく、主観的でどの選択肢も誤りとはいえない「キメ」の問題もあります。自分の道の選択は、この後者の問題なのだと思います。怯えず、確信が持てなかったとしてもその道を歩いてみる。悩んで世界全体の客観的情報を探した上で一歩目を踏むという方が、今できることを今行うよりよっぽど「無駄」に近い非効率な努力なのではないでしょうか。