人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

主役ばかりの会(2)

2005-07-28 08:17:57 | 人生論・閃き
引き続き「主役ばかりの会」をお楽しみください。


前回は、「主役度」「主観的主役度」「客観的主役度」など数々の造語を紹介してしまいましたが、今回は自分の主観的主役度と客観的主役度との間で乖離が見られる場合どのように対処すれば良いのか、ということについてお話したいと思います。当然、全くの私見ですが。

① 観音の手大作戦

客観的に、(自分以外に)主役と見られる人が一人しかいない場合。まずは聞き手に専念し、ラポールを築く。うそっぽくならない程度のオーバーリアクションも◎。信頼を得て話題が多少振られるようになったら、段々違う方向に引っ張られるようになるでしょう。あなたの手は、観音のごとく世界を握ることに。

② コウモリ大作戦

客観的主役が2名いる場合。主権を争っていたとしてもコウモリごとく両方を支持するサポート役。両方に多くの質問をし、段々ミディエーター(MCっぽい立場)になれば会話の主導権を握れる。

③ ホームグラウンド大作戦

次元の違う話がされているけど、やっぱり自分も会話に加わりたい!というときの作戦。アウェイで戦っていると分が悪い。笑いや薄い関連性のある話で、流れを自分の得意分野に引っ張ってみましょう。

④ 一本勝負!大作戦

あえてアウェイで勝負。知らないことについては素直に学ぶ姿勢を保ちつつ、意見がある場合は積極的に。ちょっと斬り味のある質問もありでしょう。どうしてもその場で印象付ける必要がある場合は、やってみる価値あり。

結局客観に主観をあわせるのと、主観を客観にあわせるのと二通りの作戦がありますね。グループ・ダイナミックスの中で生き残るのは非常に大事です。「今日は疲れたからいいや」「人間観察するいい機会だ」と思うことは良くあると思いますが、めげずに参加しましょう。

やっぱり主役は、あなたでしょう!!

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