人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

織姫に会うために

2007-07-07 00:02:17 | 恋愛
(注:七夕説話の認識に誤りがあるかもしれません。その際はお見逃しください。)

天の川に橋をかけてくれるカササギという鳥は、なんとカラスなのです。いいカラスもいたものです。

そして無数のカラスの背の上を歩くのは、夏彦ではなく織姫のようです。男なら妻にそんなことさせるな、と思ってしまいます。

更に、このお人よしカラスさんたちは織姫が帰るときに、わざわざもう一度織姫のために橋を作っていると思われます(そうじゃないと溢れる天の川を渡れませんから)。そんなことしなければ、二人はずっと一緒にいれるのに・・・。

そもそも天の川を作ったのは、織姫のパパなわけですが、孫がほしいという気持ちはないのでしょうか。万一できてしまったら、女手ひとつで育てさせるつもりでしょうか・・・。

他にも突っ込みどころが多すぎるお話ですが、とても好きで憧れるお話でもあります。とても好きな人がいるときは、一日でも会えないとそれが一年ぐらいに感じてしまいますよね。心の中では、我々も何気に夏彦・織姫しちゃっているわけです。

バサバサと翼を上下させるカラスの背を歩いてまで会いに来てくれる織姫のために、何かしてあげたい。会っている数時間を最高の時間にしたいし、会っていないときも幸せになれるようにするのが一番ですよね。

空のかなたでは、さすがに携帯電話を発明しちゃうのは反則だと思いますので、1年分の逆日記の交換なんか良いのでは、と思います。毎日を一緒に過ごしている気分になれますし、同時に自分も毎日を逆日記どおりにがんばろうと思えます。

別に織姫的存在がいなくても、いると思って逆日記を預けてしまえば同じように頑張れるかもしれません。それはとても良いことだと思うのですが、やはり織姫が実在するか否かというのはモチベーションに大きな影響を与えるものです。

天下を獲るには、「この人のために天下を獲りたい!」と思えるような存在を見つけるのが一番の近道なのかもしれませんね。

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