人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

差別されてしまったら

2005-02-21 08:15:35 | 人生論・閃き
よく性別・年齢・外見・収入・勤務先・出身地・出身校・彼女いない歴・スーツのブランド・IQ・専門知識の有無・冬ソナのエピソードに関するトリビアなど、あらゆる場面で多数からの差異を根拠とする差別が起こっています。

特に日本ではとても多いような気がします。欧米で、「太ったね」「老けたね」なんていわれることなどありえませんが、日本では毎日のように耳にします。

確かに、冷静に考えるとひどいことです。生まれながらのこと(性別・年齢)、帰られない過去のこと(出身地・出身校)などについては殊更です。

しかし言う方は、ほとんどの場合は特に傷つけようと思って差別的な発言をするのではないと思います。逆に、そのような差別を直接言えるというのは懇意である印だったりしますね。欧米の人からすれば不可解な部分もあるのでしょうが・・・。

実際何らかの理由で差別されてしまったら、その意味ではなくその意図を考えましょう。特に深い意味がないのであれば、「こんにちは」に置き換えて認識するようにしましょう。慣れればできないことではないと思います。本当に悪意がある場合のみ、怒りがある程度正当化されるといえましょう。

軽率な言葉は聞き流したり、許してあげるようになりましょう。差別される方は、差別をし返さなければ差別する方より上手(うわて)なのです。そしてこれを上手と思ったとしても、それにかかわらず相手を平等に扱ってあげれることが本当の意味での「上手」なのではないでしょうか。