妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
中国の鳥インフルエンザの釈明
衛生部「中国の鳥インフル報告に虚偽なし」
米紙「ウォールストリート・ジャーナル」アジア版は27日、「中国の地方政府の一部関係者が、鳥インフルエンザと疑われる病例のデータを隠している可能性がある。中国における鳥インフルエンザでの人間の死亡例は、政府発表の12人を超える可能性がある」と報道していた。
毛報道官はこれに対し「地方で発生している病例は診断後、可及的すみやかに公表されている。感染情報の発表は迅速に行われており、公開され、透明だ」とした。さらに、これまで中国で鳥インフルエンザに感染した18人をめぐる経緯については「感染の疑いが最初に見つかった医療機関での報告が、あまり迅速ではなかった。原因の一つは意識不足だ」と指摘。衛生部は対策として、地方医療機関に鳥インフルエンザ予防意識を高めるよう求め、疑わしい病例が見つかった場合は迅速に報告するとともに、疑わしい病例すべてを真剣に遺漏なく調査するよう、再三指示を出しているという。毛報道官はその上で「ただし、1人目の鳥インフルエンザ感染例が見つかって以来、中国はすべての感染例を対外的に発表しており、隠蔽の事実はない」とした。
「人民網日本語版」2006年4月29日
記事は端折ってあります。
筆者も報道官と同感で「隠蔽はないだろう、意識不足はあるだろうが」と思っております。感染対策を考えた場合、むしろ隠蔽の方がましなのですが、それだけ現状を正確に認識している証左ですから。
つまり、どこからどう火の手があがるか、あがってるかわかったもんじゃない、ということですな。
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