[※ 「Dappi事件で浮上した自民党のネット工作」(週刊金曜日 1353号、2021年11月12日) ↑]
――――――― 矢崎泰久さん【発言2013】、《腰を抜かすほど驚いて、「君の一票の棄権は、バカの一票が倍になることだ…」…民主主義の大敵は投票に行かないことだ…。…とにかく投票に行く。このことによってしか、悪政は拒否できない…棄権は危険だ!》
――――――― (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。#投票倍増委員会 会員として、いつも通り、当然に、#わたしも投票します。
――――――― (金口木舌)《▼県民の諦めやため息を都合よく解釈し「これが民意だ」と断じるのは早合点ではないか。政治に失望し、それでも一票に未来を託した民に政治の方が近づくべき時である。民意を論ずるのは、その後でいい》
――――――― (神保哲生さん)《ほとんど政治に変革が期待できない日本でも、選挙の投票率が先進国の平均レベルに達した瞬間に、大きな変革が起きているのです。つまり、どうせ政治に変革なんて期待できないから投票に行っても意味がない、のではなく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです。そして、この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではないことを…》
――――――― 故・石川真澄さん《『死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない』などと、小選挙区制導入に反対の論陣を張った》新聞記者
――――――― 中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」
――――――― 金子勝さん《自公+維新で経済的難局を乗り切れるとはとても思えず、手痛いしっぺ返しを覚悟しなければならない。翻って立憲は世代交代でイメージを一新し、国民的利益を守るために全力を振るう必要がある。野党共闘の是非でモメている場合ではない。単独で選挙を勝ち抜く地力がない現実を直視しなければダメだ》 (2021年11月14日[日])
日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/詐欺商法に徹する「自公+維新」では経済的難局を乗り切れない】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/297160)。
《総選挙の結果にはガックリきた。この国はモリカケ桜をはじめとした安倍元首相をめぐる数々の疑惑を見逃す選択をした。腐った資本主義がはびこり続けることになるだろう》。
「地獄」一歩手前の結果は、メディアの大罪でもある。《振り返ってみれば、メディアが加担した詐欺商法のような与党の印象操作が横行する選挙戦だった》。
(神保哲生さん)《つまり、どうせ政治に変革なんて期待できないから投票に行っても意味がない、のではなく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです。そして、この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではない…》。
漸く無料PCR検査と期待したら、医者と保健所からの許可って、アホですか?
お維コミの醜悪な野合。マスコミは、野合だ、野合だ…と何の批難もしないのね? あとの祭り。〝労働貴族〟様・連合はお維にも尾ッポをフルらしい。〝労働貴族〟様との関係、立憲民主党はよく考えた方が良くはないですか? 《野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ》(中島岳志さん)。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/その場しのぎご都合主義の連携を国民は信用しない】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202111100000058.html)によると、《★ところが9日午前、いわゆる野党共闘を離脱した国民民主党幹事長・榛葉賀津也、国対委員長・古川元久は国会内で日本維新の会幹事長・馬場伸幸、国対委員長・遠藤敬と会談し国会対応や政策面での連携強化を確認した。不思議なのは連合だ。共産党との関係は絶対許さないが、労組批判の維新には批判ひとつ言わない。随分と物分かりがいい。どの党もどの組織もその場しのぎのご都合主義で合従連衡を繰り返していても国民は信用しない》。
ああ悍ましや…お維・コミ・トファ(キト)。公明の子育ての党も、大概に嗤ったが、コミは労働者の党らしいですよ。あの〝労働貴族〟様の党、経団連の党とでも呼ぶべきでは?
日刊ゲンダイの記事【維新・国民の接近にチラつく小池知事「国政復帰」の野望 両党トップとは“密”な関係】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297158)によると、《急接近する日本維新の会と国民民主党の両党トップの共通の“友”が、東京都の小池知事だ。…その希望の党と選挙協力し、東京と大阪で候補者をすみ分けたのが、維新の松井代表だ。小池知事とは共通の政策ブレーンを介して盟友関係にあり、政界関係者からも「国民と維新が近づくたび、小池知事の顔がチラつく」との声が上がる》。
いやだねぇ~、醜悪。
最後に、産経系広報紙に出ていた文章【【経済快説】岸田首相の掲げる「新しい資本主義」はどうあるべきか 投資が行われにくい分野に資源を配分し資本主義の補完を】(zakzak 産経系広報紙)によると、《岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」の意味がよく分からない。首相本人も具体的には分からないので、「新しい資本主義実現会議」などという奇妙な有識者会議を作ったのではないか。》
分かるやろぅ! カマトトか! 学商・竹中平蔵氏が絡んでるんだから。「新しい資本主義」=新しくもない新自由主義、小さな政府、市場原理主義経済だよ。水などのコモンズも売っぱらってしまえという経済だよ。何でもかんでも商売、商売。金持ちだけが儲かる経済。ドアホノミクスの《継承》。トリクルダウンなど決して起きない、格差拡大の経済。衆院選前に「広報」しておいてくれよ、全く。
『●(ヨナオシフォーラム2020)《アベにスガるキシダメ内閣》よりも、
#政権交代で命を守る新しい政権を! #わたしも投票します!』
『●経産省内閣復権でいいの? …デモクラシータイムス【総選挙の争点③
どうするエネルギー EVと原発(古賀茂明×飯田哲也×山田厚史)】』
『●#VoiceProject #わたしも投票します #投票はあなたの声
#投票倍増委員会 #YourVoteIsYourVoice #ImVotingToo』
『●「2/4」の選挙に行かない眠り猫の皆様が間接的に自公お維を
支持する、それではいけない… #投票はあなたの声 #投票倍増委員会』
『●古舘寛治さん「『投票に行こう』というのが『異例』というなんて、
どれだけ恐ろしい国なんだ。主権者は僕らなのに、みんなが黙っている…」』
『●神保哲生さん《…期待できないから投票に行っても意味がない、のでは
なく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです》』
『●あとの祭り…アベノカビマスク《当初は配布の目的を「品薄対策」と
しながら、…「再流行への備え」を強調。批判の回避に懸命》だったが…』
『●あとの祭り…自公お維政治屋は《民を飢えさせない、安全な食べ物の
供給、そして絶対に戦争をしないことが政治家の役目》を担い得ない』
『●脱メディアコントロールを! 《そもそも、野党に対して<批判ばかり>
などと報道しているメディアは一体、何のために存在している》?』
『●《右も左も関係ない。シンプルに考えればいい。政治を私物化し、国の
かたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない》』
『●デタラメな選挙制度で《民意が示された》? ――――「岸田政権の
下で、この国の未来をつくり上げてほしいとの民意が示された」?』
『●大阪の直接的・間接的お維支持者の皆さん、大阪「ト」知事三代らに
イジメられることが快感にでもなっているの? それにしても酷い面子…』
『●御用マスコミまでもが喧伝する「立憲民主党敗北は野党共闘のせい」
「野党は批判ばかり」…自公お維はよほど野党共闘が怖いのね?』
『●小選挙区2勝2敗 ―――《沖縄は民意をほごにされてきた地だ。
…民から政治が遠のいていった沖縄で、選挙や民意を語ることは難しい》』
『●《期日前投票の定着や夜間の投票実績の少なさなど》を理由に投票〆切
時刻を繰り上げ…なぜ、投票率を下げる方向に心血を注ぐのですか?』
=====================================================
【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/297160】
金子勝 立教大学大学院特任教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。
金子勝の「天下の逆襲」
詐欺商法に徹する「自公+維新」では経済的難局を乗り切れない
公開日:2021/11/10 06:00 更新日:2021/11/10 06:00
今だけ無料
(総選挙の結果にはガックリ(C)JMPA)
総選挙の結果にはガックリきた。この国はモリカケ桜をはじめとした安倍元首相をめぐる数々の疑惑を見逃す選択をした。腐った資本主義がはびこり続けることになるだろう。
野党共闘の敗因はどこにあるのか。惜敗率90%以上の大接戦で競り負けたのは33選挙区もあった。政権交代のイメージ、あるいは立憲民主党が国政を担うイメージを有権者に伝えきれなかった点にあるのだろう。
振り返ってみれば、メディアが加担した詐欺商法のような与党の印象操作が横行する選挙戦だった。岸田首相が掲げる「新しい資本主義」は中身が空っぽの上、内容はコロコロ変わるのに、何の突っ込みも受けない。「成長と分配」を繰り返すだけで、金融所得課税の強化は封印。格差是正のための教育や住宅への支援もウヤムヤになり、残ったのは給付金のバラマキだけ。「軽武装、経済重視」の宏池会の路線と違う改憲にシフトし、敵基地攻撃能力保有やら防衛費のGDP比2%超えまで言い出した。あらゆる成長戦略が失敗したアベノミクスもよみがえり、むしろ安倍路線そのものが残ってしまった。菅政権のコロナ失策も大した批判を受けず、自民党政治の責任は問われずじまいだ。
日本維新の会の躍進も、詐欺商法に徹したからだ。「是々非々」などと言って反自民の姿勢を見せたがるが、新自由主義の「身を切る改革」でコロナ禍の医療崩壊を招き、全国で断トツの死亡率を記録。にもかかわらず、何の反省もない。英紙ガーディアンが「右翼ポピュリストが大阪の票を総取り」と報じたが、海外メディアの方が真実を正確に伝えている。中国のバブル崩壊に続き、米国も危うい状況に差しかかっている。株価も住宅価格も急上昇しているのに、物価も金利も上がっている。自公+維新で経済的難局を乗り切れるとはとても思えず、手痛いしっぺ返しを覚悟しなければならない。
翻って立憲は世代交代でイメージを一新し、国民的利益を守るために全力を振るう必要がある。野党共闘の是非でモメている場合ではない。単独で選挙を勝ち抜く地力がない現実を直視しなければダメだ。
敗因をしっかり分析し、地方での日常活動不足を反省する。そして「影の内閣」を組織して与党に政策論争を挑む。多方面で足腰を鍛えない限り、いまの日本政治の閉塞状況を打破することはできないだろう。
=====================================================
――――――― 矢崎泰久さん【発言2013】、《腰を抜かすほど驚いて、「君の一票の棄権は、バカの一票が倍になることだ…」…民主主義の大敵は投票に行かないことだ…。…とにかく投票に行く。このことによってしか、悪政は拒否できない…棄権は危険だ!》
――――――― (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。#投票倍増委員会 会員として、いつも通り、当然に、#わたしも投票します。
――――――― (金口木舌)《▼県民の諦めやため息を都合よく解釈し「これが民意だ」と断じるのは早合点ではないか。政治に失望し、それでも一票に未来を託した民に政治の方が近づくべき時である。民意を論ずるのは、その後でいい》
――――――― (神保哲生さん)《ほとんど政治に変革が期待できない日本でも、選挙の投票率が先進国の平均レベルに達した瞬間に、大きな変革が起きているのです。つまり、どうせ政治に変革なんて期待できないから投票に行っても意味がない、のではなく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです。そして、この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではないことを…》
――――――― 故・石川真澄さん《『死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない』などと、小選挙区制導入に反対の論陣を張った》新聞記者
――――――― 中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」 (2021年11月14日[日])
小泉浩樹・平賀拓史・佐々木凌・白石昌幸記者らによる、アサヒコムの記事【投票締め切り時刻、繰り上げ37%「効率性だけ理由にするのは問題」】(https://digital.asahi.com/articles/ASPC86532PC5ULZU001.html)。
《10月31日の衆院選で、投票の締め切り時刻を午後8時以前に繰り上げた投票所が全国の37%に上ったことが総務省のまとめでわかった。茨城県では水戸市全域を含め95%の投票所が繰り上げていた。期日前投票の定着や夜間の投票実績の少なさなどが理由とされるが、有権者の投票機会を奪うことにもなりかねない》。
そうまでして、投票率を下げたいのかね? 何のため?? ここ数回の国政選挙で、大変に気になっていたのですが、ここまで酷いことになっているとはね。それにしても政府や自公は、なぜ投票率を上げる努力をしないのですか? 「期日前投票の定着」したので、当日の投票を止めましょうということになるのか? 投票率を上げるための「期日前投票」だったのではないのか。「夜間の投票実績の少なさ」はどの程度なのか? 当日投票者の0.1%ならば、投票締め切り自国の繰り上げが認められるのか? 1%なら? 5%なら? 《「負担が大きい」などの声が自治体から出ていた》とは、何の負担か? 《立会人から「人が来ないのに待ち続けなければいけない。負担が大きすぎる」と繰り上げの要望が出ていたという》、唖然とする。《開票作業の深夜手当の削減などで1~2割のコストカットになったという》…そんなところのコストカットを誰が求めているのだろうか? なぜ、投票率を下げる方向に心血を注ぐのですか? 《繰り上げへの苦情はない》のならば、《有権者から政治参加の機会を奪》っても構わないのだろうか。逆に言えば、一人でも苦情を言えば、繰り上げを止めるのですね?
『●「政権にとって「白紙委任状」ほど好都合なものはありません」:
2014年12月衆院選に是非行こう!』
『●森達也さん、「僕はもうあきらめた」
「これから4年間でこの国がどう変わるのか、とてもとても楽しみだ」』
『●沖縄県民の民意は明白: 辺野古破壊者、沖縄で4度目の完敗』
『●小選挙区制は欠陥品だし、
自公政権という「驕るもの」に「謙虚」さを求めても仕方ない』
『●やはり選挙で「No」を突きつけるしかなかったはず・・・
「議席数 「改憲」減 「脱原発」増」とは言え』
『●衆院選の酷い結果: 本当に、
「「眠り猫」は眠っているように見えて実は起きている」のか?』
「「▼戦後最低の投票率だった。馬よりも犬よりも強かったのは猫である。
「眠り猫効果」というよりほかない」。
「勝ち馬効果」、「負け犬効果」、いや「眠り猫効果」だそうです……
次回こそ、「君の一票の棄権は、バカの一票が倍になることだ……
民主主義の大敵は投票に行かないことだ」、とならないようにして
ほしいもの。「「眠り猫」は眠っているように見えて実は起きている」
ことを信じたい」
2021年衆院選の投票率は55.93%。数パーセント上がったとはいえ、2/4が選挙に行かないことで、自公お維を間接的に支持しているという大勢に大きな違いはなかった。眠り猫な《選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力》なのに、勿体ないなぁ。あぁ、残念で仕方ない。(鈴木耕さん)《本音を言おう、口惜しいいいいいいいなあ……。》
やはり、脱メディアコントロールを進めなきゃ…。酷い状況だ。神保哲生さん「政治が活気を保つためには、選挙と並んでもう一つ重要な条件があります。それは、多くの人を惹きつけることのできる魅力的な政治報道が存在するかどうかです」「伝え手の腕や能力次第ではとても面白くもなり得る素材を、日本のメディアはきちんと料理できているでしょうか」「日本ではメディア、とりわけ政治メディアが正常に機能していないと考えざるを得ない」「この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではない」。
中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」。
週刊朝日のコラム【室井佑月「選挙あたしの総括」】(https://dot.asahi.com/wa/2021111000007.html)によると、《野党のほかの党に応援を要請しながら、他党に対し全くリスペクトがない。彼らの態度が多くの人たちにどう映ったか、いうまでもないだろう。... 立憲は新しい組織だから、地方に根を張ってない。だから、野党共闘をしっかりし、社民党や共産に協力をもらわないと勝てない。それを中央はわかってない。また迷走し、共産のせいにするのか。だったらもうついていけない》。
『●(ヨナオシフォーラム2020)《アベにスガるキシダメ内閣》よりも、
#政権交代で命を守る新しい政権を! #わたしも投票します!』
『●経産省内閣復権でいいの? …デモクラシータイムス【総選挙の争点③
どうするエネルギー EVと原発(古賀茂明×飯田哲也×山田厚史)】』
『●#VoiceProject #わたしも投票します #投票はあなたの声
#投票倍増委員会 #YourVoteIsYourVoice #ImVotingToo』
『●「2/4」の選挙に行かない眠り猫の皆様が間接的に自公お維を
支持する、それではいけない… #投票はあなたの声 #投票倍増委員会』
『●古舘寛治さん「『投票に行こう』というのが『異例』というなんて、
どれだけ恐ろしい国なんだ。主権者は僕らなのに、みんなが黙っている…」』
『●神保哲生さん《…期待できないから投票に行っても意味がない、のでは
なく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです》』
『●あとの祭り…アベノカビマスク《当初は配布の目的を「品薄対策」と
しながら、…「再流行への備え」を強調。批判の回避に懸命》だったが…』
『●あとの祭り…自公お維政治屋は《民を飢えさせない、安全な食べ物の
供給、そして絶対に戦争をしないことが政治家の役目》を担い得ない』
『●脱メディアコントロールを! 《そもそも、野党に対して<批判ばかり>
などと報道しているメディアは一体、何のために存在している》?』
『●《右も左も関係ない。シンプルに考えればいい。政治を私物化し、国の
かたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない》』
『●デタラメな選挙制度で《民意が示された》? ――――「岸田政権の
下で、この国の未来をつくり上げてほしいとの民意が示された」?』
『●大阪の直接的・間接的お維支持者の皆さん、大阪「ト」知事三代らに
イジメられることが快感にでもなっているの? それにしても酷い面子…』
『●御用マスコミまでもが喧伝する「立憲民主党敗北は野党共闘のせい」
「野党は批判ばかり」…自公お維はよほど野党共闘が怖いのね?』
『●小選挙区2勝2敗 ―――《沖縄は民意をほごにされてきた地だ。
…民から政治が遠のいていった沖縄で、選挙や民意を語ることは難しい》』
=====================================================
【https://digital.asahi.com/articles/ASPC86532PC5ULZU001.html】
投票締め切り時刻、繰り上げ37%「効率性だけ理由にするのは問題」
小泉浩樹 平賀拓史、佐々木凌、白石昌幸
2021年11月9日 6時00分
(衆院選の投開票日、投票所を訪れた有権者
=2021年10月31日午前9時10分、東京都中央区、加藤諒撮影)
10月31日の衆院選で、投票の締め切り時刻を午後8時以前に繰り上げた投票所が全国の37%に上ったことが総務省のまとめでわかった。茨城県では水戸市全域を含め95%の投票所が繰り上げていた。期日前投票の定着や夜間の投票実績の少なさなどが理由とされるが、有権者の投票機会を奪うことにもなりかねない。
総務省によると、全国4万6466カ所の投票所のうち、千葉、神奈川、大阪を除く44都道府県の1万6967カ所で、投票締め切り時刻が繰り上げられた。2017年の前回衆院選に比べ、投票所の数は1275カ所減ったが、繰り上げは220カ所で増えた。
都道府県別で、繰り上げ投票所の割合が高かったのは茨城を筆頭に、島根94%、鹿児島90%、高知89%など。
公職選挙法は、投票時間を「午前7時から午後8時まで」と定める。そのうえで「投票に支障を来さないと認められる特別の事情のある場合に限り、4時間以内の範囲内において繰り上げることができる」としている。繰り上げは、各市町村の選挙管理委員会の判断だ。
かつて投票時間は午後6時までだったが、有権者が投票に行きやすいように1998年から延長された。ただ総務省によると、当時から一律の延長には「負担が大きい」などの声が自治体から出ていたという。
金子恭之総務相は2日の会見で「選挙が行われる時期や地域の実情などを精査し、十分検討を行った上で対応するよう、引き続き各選挙管理委員会への周知に努め、投票環境の向上策に工夫して取り組んで頂くように促していきたい」と述べた。(小泉浩樹)
自治体「午後7時台の投票少ない」「繰り上げないと目立ってしまう」
投票の締め切り時間を繰り上げた自治体は、夜の投票者数の少なさや投票立会人の負担を理由に挙げる。
約27万人が暮らす水戸市では、19年の市長選・市議選から全域で午後7時までとした。「期日前投票が増え、午後7時台に投票に来る人は少なかった」と担当者はいう。14年の衆院選では2818人(当日投票者の3・27%)、17年は1657人(同2・53%)で、時間帯別では最も少なかった。
栃木県内では、今回の衆院選で投票所828カ所のうち489カ所で繰り上げた。17年衆院選の14%から今回の59%への急増ぶりは都道府県別ではトップだ。
鹿沼市では今回、全72カ所の投票所が午後6時か7時までとした。昨秋の知事選では午後7時台の投票者は539人。当日投票者の2・64%だった。市選管によると「全く人が来ない投票所もあった」という。
各投票所には、公職選挙法の規定で2~5人の立会人をおかねばならない。立会人から「人が来ないのに待ち続けなければいけない。負担が大きすぎる」と繰り上げの要望が出ていたという。山間部の粟野地区で今回3回目の立会人になった会社員新田正人さん(64)は「繰り上げで正直ほっとした」と話す。投票日は朝6時45分に集合。投票所を離れられるのはトイレと食事の時間だけだ。投票が終わっても、投票箱を開票所へ運ぶ車に同乗する必要もある。「(午後7時以降は)1、2人しか投票に来なかった。翌朝も仕事があるのに、待ち続けるのは納得がいかなかった」。立会人が70~80代と高齢化し、負担軽減から繰り上げたという自治体もあった。
繰り上げによるメリットもある、と答えたのは茨城県美浦(みほ)村だ。国政選挙の開票は午後9時からだが、繰り上げ自治体では午後8時からに出来る。今秋の県知事選から投票を午後6時までにしたところ、開票作業の深夜手当の削減などで1~2割のコストカットになったという。「今回も知事選以上の効果があった」と語る。
まわりの視線も気になる。午後6時に繰り上げた茨城県北茨城市は「開票結果を早く出せるように、他の自治体と足並みをそろえる意味もあった」と話す。前回衆院選では茨城5区の4市村のうち、同市だけが午後8時まで投票を受け付けていた。「繰り上げないと目立ってしまう」
とはいえ、繰り上げが行き過ぎれば、有権者から政治参加の機会を奪うことにつながりかねない。
茨城県選管は、各市町村選管に「繰り上げをする場合には、有権者に十分周知すること」と通知。水戸市選管では、入場整理券やホームページなどに時刻を太字で記した。担当者は「期日前投票は午後8時まで受け付けており、期日前投票所の数も増やした。夜間に投票していた人はそちらを利用してもらえたのではないか」と語る。市内で期日前投票をしたのは、2017年の衆院選では有権者の19%、今回は20%だった。
栃木県鹿沼市選管は、繰り上げ周知のため、小中学校で保護者向けのプリントを配り、ホームページで呼びかけた。担当者は「広報活動の結果、市民に理解してもらえたと考えている」と話した。
取材した自治体のいずれも有権者からのクレームはほぼなかったという。全43市町村で繰り上げた鹿児島県。地域により午後4~7時の4段階で繰り上げた同県肝付町の担当者は「期日前投票は午後8時までやっており、繰り上げへの苦情はない」と話した。(平賀拓史、佐々木凌、白石昌幸)
識者「投票の権利、制限していないか検証を」
地方政治に詳しい大正大の江藤俊昭教授の話 投票の権利を制限してはならず、効率性だけを理由にした繰り上げは問題だ。デパートへの共通投票所の設置や、期日前投票の導入など投票権の行使を充実させる取り組みは行われているが、各地で投票所は急減しており、過疎地域では期日前投票だけでは代替できない。繰り上げが投票の権利を制限していないか、地域ごとに検証が必要だ。具体的な有権者を想定して、投票権をどう充実していくか検討する時期だ。
2021年衆院選で投票締め切り時刻を繰り上げた投票所の割合
北海道 42%
青森 8%
岩手 84%
宮城 55%
秋田 88%
山形 36%
福島 79%
茨城 95%
栃木 59%
群馬 88%
埼玉 2%
千葉 0%
東京 2%
神奈川 0%
新潟 42%
富山 11%
石川 10%
福井 13%
山梨 9%
長野 25%
岐阜 25%
静岡 14%
愛知 4%
三重 61%
滋賀 5%
京都 11%
大阪 0%
兵庫 3%
奈良 16%
和歌山 74%
鳥取 45%
島根 94%
岡山 68%
広島 39%
山口 47%
徳島 27%
香川 24%
愛媛 41%
高知 89%
福岡 5%
佐賀 46%
長崎 57%
熊本 69%
大分 74%
宮崎 76%
鹿児島 90%
沖縄 19%
=====================================================
[↑ 辺野古破壊反対広告 (2021年06月06日、朝日新聞)]
――――――― (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。#投票倍増委員会 会員として、いつも通り、当然に、#わたしも投票します。
――――――― (金口木舌)《▼県民の諦めやため息を都合よく解釈し「これが民意だ」と断じるのは早合点ではないか。政治に失望し、それでも一票に未来を託した民に政治の方が近づくべき時である。民意を論ずるのは、その後でいい》
――――――― (神保哲生さん)《ほとんど政治に変革が期待できない日本でも、選挙の投票率が先進国の平均レベルに達した瞬間に、大きな変革が起きているのです。つまり、どうせ政治に変革なんて期待できないから投票に行っても意味がない、のではなく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです。そして、この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではないことを…》
――――――― 故・石川真澄さん《『死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない』などと、小選挙区制導入に反対の論陣を張った》新聞記者
――――――― 中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」 (2021年11月11日[木])
琉球新報のコラム【<金口木舌>沖縄で「民意」を論じる前に】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1419749.html)。
《▼沖縄は民意をほごにされてきた地だ。「選挙しても、誰が勝っても何も変わらんよ」という言葉を幾度も聞いてきた。民から政治が遠のいていった沖縄で、選挙や民意を語ることは難しい》。
小選挙区で2勝2敗だった沖縄。《「選挙しても、誰が勝っても何も変わらんよ」という言葉を幾度も聞いてきた…》、沖縄でさえそういう状況だ。でも、それでも、せめて何とかマトモな社会にしたいものなのだが…。《▼県民の諦めやため息を都合よく解釈し「これが民意だ」と断じるのは早合点ではないか。政治に失望し、それでも一票に未来を託した民に政治の方が近づくべき時である。民意を論ずるのは、その後でいい》。
自公お維コミの政治屋は《民を飢えさせない、安全な食べ物の供給、そして絶対に戦争をしないことが政治家の役目》を担い得ない。選挙前から、分かりきっていたことだ。一方、野党4党の共通政策は《米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設中止》だった。つまり、自公お維に投票=《人柱》を許容することを意味するのに。与党・ゆ党と野党の明確な違いだったのに。
アノ島尻安伊子氏が復活とはねぇ…あぁ、残念で仕方ない。(鈴木耕さん)《本音を言おう、口惜しいいいいいいいなあ……。》
『●(ヨナオシフォーラム2020)《アベにスガるキシダメ内閣》よりも、
#政権交代で命を守る新しい政権を! #わたしも投票します!』
『●経産省内閣復権でいいの? …デモクラシータイムス【総選挙の争点③
どうするエネルギー EVと原発(古賀茂明×飯田哲也×山田厚史)】』
『●#VoiceProject #わたしも投票します #投票はあなたの声
#投票倍増委員会 #YourVoteIsYourVoice #ImVotingToo』
『●「2/4」の選挙に行かない眠り猫の皆様が間接的に自公お維を
支持する、それではいけない… #投票はあなたの声 #投票倍増委員会』
『●古舘寛治さん「『投票に行こう』というのが『異例』というなんて、
どれだけ恐ろしい国なんだ。主権者は僕らなのに、みんなが黙っている…」』
『●神保哲生さん《…期待できないから投票に行っても意味がない、のでは
なく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです》』
『●あとの祭り…アベノカビマスク《当初は配布の目的を「品薄対策」と
しながら、…「再流行への備え」を強調。批判の回避に懸命》だったが…』
『●あとの祭り…自公お維政治屋は《民を飢えさせない、安全な食べ物の
供給、そして絶対に戦争をしないことが政治家の役目》を担い得ない』
『●脱メディアコントロールを! 《そもそも、野党に対して<批判ばかり>
などと報道しているメディアは一体、何のために存在している》?』
『●《右も左も関係ない。シンプルに考えればいい。政治を私物化し、国の
かたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない》』
『●デタラメな選挙制度で《民意が示された》? ――――「岸田政権の
下で、この国の未来をつくり上げてほしいとの民意が示された」?』
『●大阪の直接的・間接的お維支持者の皆さん、大阪「ト」知事三代らに
イジメられることが快感にでもなっているの? それにしても酷い面子…』
『●御用マスコミまでもが喧伝する「立憲民主党敗北は野党共闘のせい」
「野党は批判ばかり」…自公お維はよほど野党共闘が怖いのね?』
神保哲生さん《この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではない》。
アベ様のお膝元山口…長周新聞の記事【記者座談会 解散総選挙の結果から見えたこと 既存政治の窒息状況を反映 確かな光明も】(https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/22051)によると、《A 投票率は55・93%で、前回を2ポイント上回った程度で、戦後3番目に低い投票率となった。実に44%が投票そのものを棄権した。政権交代が起きた09年衆院選の投票率が69・28%だったのを考えても低調すぎる。有権者の5割近くがそっぽを向く趨勢に変化はなく、対立軸が明確でない既存勢力がキャスティングボートを握る政局にみなが辟易していることを物語っている》。
数多のアベ様案件のアベ様がまだ国会議員で居る不思議。2万数千票が減ったとはいえ、山口4区の《民意》は…。
同紙の記事【記者座談会 解散総選挙の結果から見えたこと 既存政治の窒息状況を反映 確かな光明も】(https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/22051)によると、《山口四区の衝撃 2万4400票も減らした安倍晋三 …山口4区の投票率は全国最低の48.64%。開票結果は、
安倍晋三 8万448票
竹村かつし(れいわ) 1万9096票
大野頼子(無所属) 1万5836票
という内容だ。安倍晋三は前回の選挙で10万4824票を得ているので、実に2万4400票も減らした。10万票を切ったのは、小選挙区制に移行した、安倍晋三にとっては2回目の選挙となった96年総選挙(9万3459票)以来のことで、今回の8万票台ギリギリはかなり衝撃的な減らし方だ》。
あとの祭り…政治家で居させてはいけないはずなのにねぇ、アベ様を。派閥の顔ね? 大丈夫? 細田氏は、議長であるにもかかわらず、壊憲の促進を口にするし。どいつもこいつも、誰一人としてマトモな議員が居ないアノ党。
日刊ゲンダイの記事【安倍元首相の「派閥復帰・会長就任」は歓迎一色とはほど遠い…派内に流れる複雑な空気】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297212)によると、《本人はうれしくて仕方ないらしい。予定通り、安倍元首相は「派閥」(清和会)に復帰し、会長に就くことになった。11日の派閥総会で正式決定し、自民党の最大派閥“細田派”は“安倍派”に衣替えする予定だ。細田派の西村康稔事務総長は「全会一致で歓迎する」とコメントしているが、派内は“歓迎一色”とはほど遠いという》。
『●最「低」裁(鬼丸かおる裁判長)、
沖縄に弁論もさせずに「政治判断」…「司法判断」出来ない死んだ司法』
『●斎藤貴男さん「人権を否定することに喜びを感じている変質者集団」
…「人権の砦」のはずが最「低」裁…』
『●アベ様のオトモダチのオトモダチを最高裁判事に任命?
「政治判断」乱発の最「低」裁からも忖度?』
『●あのアベ様のオトモダチのオトモダチ・木澤克之氏…
《2017年最高裁判所裁判官国民審査》を迎える!!』
最「低」裁化していることに気づいてほしいよ、全く…特に沖縄に対して酷い。「×××××××××××」しか、あり得ないんです。
東京新聞のコラム【ぎろんの森/国民審査を生かすために】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/141247?rct=discussion)によると、《最高裁裁判官を罷免できる国民審査制度は、主権在民の日本国憲法で設けられた貴重な制度です。活用しない手はありません。ただ、これまでも形骸化が指摘され、罷免された裁判官は一人もいません。「×」の割合も近年は10%を下回る状態で、今回も最も多い人で7・9%でした。最高裁で憲法に則した判決が下されているか、国民が常に目を光らせることで、憲法を生かすことができます。そのためにも、国民審査は十分な判断材料に基づいて行われなければなりません。各裁判官の情報をより詳しく伝えるのはもちろん、投票の際に資料を持ち込めるようにするなど工夫が必要です。有権者の判断をより的確に司法に反映するために何をすべきか》。
《選挙で愚かな政権を選べば愚かな結果が生じる》、本当にそうです。何度、同じことを繰り返せばいいのでしょうか。
ブログ【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊/辺野古ゲート前で資材搬入に抗議/土砂の陸揚げ投入はなし/サンゴの移植は短時間行われる】(https://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/42383867b6915bba455158f62fdeb7f1)によると、《海外では感染が拡大しているのに、自公政権は水際対策を緩めようとしている。選挙で愚かな政権を選べば愚かな結果が生じる。季節性要因を考えれば、ただでさえ冬に向かって感染が拡大するのに、海外から強い変異株を侵入させて被害を大きくするものだ。感染症対策をしっかりやって、人が集まれる今のうちにしっかり抗議したい》。
《前政権のツケ 放置するな》と言うのならば、明らかに投票する先、投票した先が間違っている。自公お維コミに投票しても仕方なし。立憲主義や民主主義を破壊した者たちに投票して、どうするのだろうか?
東京新聞の【<社説>第2次岸田内閣発足 前政権のツケ 放置するな】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1421683.html)によると、《まず新型コロナウイルス対策や経済対策が急務だ。同時に第1次内閣で手つかずに終わった長期政権のひずみを放置してはならない。あらためて立憲主義に基づいた多様で開かれた政治を求めたい。…9年近く続いた安倍・菅政権は権力の集中を生み、森友・加計問題、「桜を見る会」を巡る政治の私物化、「政治とカネ」の問題が表面化した。衆院選で自民、公明の与党は絶対安定多数を確保した。しかし、投票率が戦後3番目に低かった背景に、深刻な政治不信がある。岸田氏は自民党総裁選で「民主主義の危機」と表現した。数の力に頼った政治ではなく、主権者である国民の声に真摯に耳を傾けなければならない》。
=====================================================
【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1419749.html】
<金口木舌>沖縄で「民意」を論じる前に
2021年11月7日 05:00
金口木舌 衆院選2021 投票 自公政権
先週末、80代半ばになる母が「今回は投票に行かない」と言い出した。「もう年だし。誰に入れればいいか分からないし」とごねるのをなだめすかして、投票所に連れていった
▼選挙の翌日になり愚痴をこぼす。別の選挙区の結果が不満らしく、「あの人には通ってほしくなかった」というのだ。勝手な言い草だが、気持ちは分からないでもない。来年は選挙がめじろ押し。またごねるだろうか
▼衆院選の投開票から今日で1週間。不思議な選挙であった。自公政権は続くが自民党幹事長は辞任し、立憲民主党代表も辞意を表明した。勝者は誰か。コロナ禍に翻弄(ほんろう)された有権者にとっても悩ましい選挙だった
▼投票率は小選挙区で55.93%と戦後3番目に低かった。ちなみに都道府県別のワーストは山口県の49.67%。言わずと知れた安倍晋三元首相のお膝元である。どう読み解けばよいだろうか、投票を棄権した人に聞いてみたい
▼沖縄は民意をほごにされてきた地だ。「選挙しても、誰が勝っても何も変わらんよ」という言葉を幾度も聞いてきた。民から政治が遠のいていった沖縄で、選挙や民意を語ることは難しい
▼県民の諦めやため息を都合よく解釈し「これが民意だ」と断じるのは早合点ではないか。政治に失望し、それでも一票に未来を託した民に政治の方が近づくべき時である。民意を論ずるのは、その後でいい。
=====================================================
[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
――――――― (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。#投票倍増委員会 会員として、いつも通り、当然に、#わたしも投票します。
――――――― (神保哲生さん)《ほとんど政治に変革が期待できない日本でも、選挙の投票率が先進国の平均レベルに達した瞬間に、大きな変革が起きているのです。つまり、どうせ政治に変革なんて期待できないから投票に行っても意味がない、のではなく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです。そして、この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではないことを…》
――――――― 故・石川真澄さん《『死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない』などと、小選挙区制導入に反対の論陣を張った》新聞記者
――――――― 中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」 (2021年11月07日[日])
リテラの2つの記事【自民維新、御用マスコミの「立民敗北は野党共闘のせい」に騙されるな! 実際は野党共闘で僅差、見直し論は野党を壊滅させる作戦】(https://lite-ra.com/2021/11/post-6067.html)と、
【「野党は批判ばかり」論に騙されるな! 批判こそ野党の仕事 野党ヒアリングがなければ数々の不正が闇に】(https://lite-ra.com/2021/11/post-6068.html)。
自公お維やマスコミが「立憲民主党敗北は野党共闘のせい」「野党は批判ばかり」と喧伝するということは、よほど野党共闘してほしくない、野党共闘が怖いのね? 野党共闘がなければ、最悪の結果を通り越して「地獄」が待っていたよ。マスコミは、自公お維の野合〝共闘〟には一切騒がず、一方、野党が共闘しなければ批難し、野党が共闘しても批難する。報道の役割は政権の監視・批判じゃないのかね? 公お維共闘に、在阪マスコミはなぜ大騒ぎしないのですか?
立憲民主党議員の皆さんの内、消費税大好き、人権大嫌い、選択的夫婦別姓大嫌い、縁故主義大好き、不正大好き等々、アベ様やカースーオジサンのアノ政が良いと思うのなら、数多のアベ様案件を放置していていいのならば、自民党に行けばいいのではないですか。立憲民主党に止まる意味はないです。大阪のアノ惨状がお好きならば、お維に行けばいい。自民党にすり寄る連合・〝労働貴族〟がお好きならば、または、キトがお好きならば、国民民主党へどうぞ。希望の党騒動の頃を思い出してください。それが嫌だから、立憲民主党に集ったのではないのですか?
4野党は、ひるむことなく共闘を続けるべきだし、次期参院選でも勝ちたいのならば、それ以外に道はない。
やはり、脱メディアコントロールを進めなきゃ…。酷い状況だ。神保哲生さん「政治が活気を保つためには、選挙と並んでもう一つ重要な条件があります。それは、多くの人を惹きつけることのできる魅力的な政治報道が存在するかどうかです」「伝え手の腕や能力次第ではとても面白くもなり得る素材を、日本のメディアはきちんと料理できているでしょうか」「日本ではメディア、とりわけ政治メディアが正常に機能していないと考えざるを得ない」「この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではない」。
『●(ヨナオシフォーラム2020)《アベにスガるキシダメ内閣》よりも、
#政権交代で命を守る新しい政権を! #わたしも投票します!』
『●経産省内閣復権でいいの? …デモクラシータイムス【総選挙の争点③
どうするエネルギー EVと原発(古賀茂明×飯田哲也×山田厚史)】』
『●#VoiceProject #わたしも投票します #投票はあなたの声
#投票倍増委員会 #YourVoteIsYourVoice #ImVotingToo』
『●「2/4」の選挙に行かない眠り猫の皆様が間接的に自公お維を
支持する、それではいけない… #投票はあなたの声 #投票倍増委員会』
『●古舘寛治さん「『投票に行こう』というのが『異例』というなんて、
どれだけ恐ろしい国なんだ。主権者は僕らなのに、みんなが黙っている…」』
『●神保哲生さん《…期待できないから投票に行っても意味がない、のでは
なく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです》』
『●あとの祭り…アベノカビマスク《当初は配布の目的を「品薄対策」と
しながら、…「再流行への備え」を強調。批判の回避に懸命》だったが…』
『●あとの祭り…自公お維政治屋は《民を飢えさせない、安全な食べ物の
供給、そして絶対に戦争をしないことが政治家の役目》を担い得ない』
『●脱メディアコントロールを! 《そもそも、野党に対して<批判ばかり>
などと報道しているメディアは一体、何のために存在している》?』
『●《右も左も関係ない。シンプルに考えればいい。政治を私物化し、国の
かたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない》』
『●デタラメな選挙制度で《民意が示された》? ――――「岸田政権の
下で、この国の未来をつくり上げてほしいとの民意が示された」?』
『●大阪の直接的・間接的お維支持者の皆さん、大阪「ト」知事三代らに
イジメられることが快感にでもなっているの? それにしても酷い面子…』
11月3日(水)のデモクラシータイムスの【◆本日 20時〜生配信 <総選挙、野党混沌の未来>【山田厚史の週ナカ生ニュース】】(https://www.youtube.com/watch?v=-p10AbPOdGo)によると、比例代表投票数でみると自民は100議席も大儲け。民意は反映されているのか? どうやって合法に選挙制度をマトモなものに改善すればいいのやら。
=====================================================
【https://lite-ra.com/2021/11/post-6067.html】
自民維新、御用マスコミの「立民敗北は野党共闘のせい」に騙されるな! 実際は野党共闘で僅差、見直し論は野党を壊滅させる作戦
2021.11.05 07:33
(枝野幸男オフィシャルサイトより)
衆院選の結果を受けて、かつてない「野党共闘」批判と見直し論が巻き起こっている。
投開票日から一夜明けた今月1日の朝刊では産経新聞が「立民「共闘」失敗」「野党共闘は不発に終わった」と報じただけではなく、朝日新聞も「立憲後退、共闘生かせず」と総括。一方、ワイドショーや報道番組に出演しつづけている田崎史郎氏は「なぜ立憲が負けたかというのは、共産党と組んですごい左のほうへ振れてしまったのが失敗の原因」などと喧伝して回り、日本維新の会躍進のPRに駆け回っている橋下徹氏も「大阪は野党共闘がなくても自民を壊滅させた」などと主張している。
こうした総括の影響を受けた結果か、1日と2日におこなわれた共同通信の緊急世論調査では、候補者を一本化した立憲民主党など5野党の共闘関係について「見直した方がいい」が61.5%にのぼり、「続けた方がいい」は32.2%にとどまった。
また、昨日4日の読売新聞の1面記事では、政治部・末吉光太郎記者が〈基本政策の不一致を棚上げにしたままの野合だと見透かされた結果〉〈立民が次第に共産に溶け込み、左傾化していったことで、立民支持層の離反も招いた〉〈政策を無視した共闘では支持が広がらないことを肝に銘じるべきだ〉などと断罪。
挙げ句、当の立憲民主党内部からも「政策や理念が異なる政党との協力は以前からの支持層の反発を招いた」と見直しを求める意見も出ているといい(NHKニュース5日付)、枝野幸男代表の後任を決める代表選への出馬に意欲を示している泉健太政調会長も「衆院選結果を踏まえ、再検討するのは当然だ」と発言した。
ようするに、マスコミの「共闘失敗」の大合唱を受けて世論もそれになびき、立憲の代表選では「野党共闘を見直すか否か」が争点になりそうになっているのだ。
まったく馬鹿げているとしか言いようがないだろう。そもそも、石原伸晃や甘利明や、現役閣僚の若宮健嗣、初代デジタル大臣である平井卓也といった大物議員が小選挙区で敗れたのは野党共闘の成果だし、立憲は小選挙区にかぎっていえば、公示前の48議席から57議席に伸ばしており成果を出している。
■橋下徹「大阪は野党共闘がなくても自民を壊滅」は嘘、維新は公明と握っていたのに
また、橋下氏は「大阪は野党共闘がなくても自民を壊滅させた」などと言うが、大阪府政では維新が与党であり、さらには昨年11月におこなわれた「大阪都構想」住民投票後のテレビ番組で橋下氏自身が「公明党とある意味、握ったわけですよ。衆院選挙の議席を維新は公明党に譲る代わりに、この住民投票のほうに賛成にしてもらったわけだから」と語っていたように、今回の選挙で維新は大阪の選挙区において公明党と調整。「野党共闘がなくても自民を壊滅」させたのではなく、事実上の「維公共闘」の結果なのだ。
しかも、一本化によって自民候補と野党統一候補が競り合う結果となった選挙区が続出したのは、明確な事実だ。
実際、前述したように政治部記者が「野党共闘では支持が広がらないと肝に銘じろ」と1面で書いたのと同じ4日付の読売朝刊では、かたや4面で「衆院選小選挙区 自民当選者 2割が辛勝」という記事を掲載。いかに今回の衆院選小選挙区において共闘野党が善戦していたかを、このように分析している。
〈今回の衆院選では、自民の小選挙区当選者の約2割に当たる34人が、次点候補との得票率の差が5ポイント未満だった。政権復帰した12年は17人だったが、14年は22人、17年は27人と、選挙を重ねるたびに増えている。〉
〈次点候補との得票率差が10ポイント未満で当選した自民候補は59人だった。自民候補が5ポイント減らして次点候補が5ポイント伸ばしていれば、自民候補は小選挙区で59人が敗れていた計算になり、自民単独で過半数となる233議席を確保できなかった可能性もあった。〉
つまり、60近い選挙区ではわずかな差まで自民候補を追い詰めており、自民の議席が単独過半数に届かないシナリオも十分考えられた、というのだ。
この事実はメディアによる情勢調査にも表れていた。投開票日の20時に出された獲得議席予想では、議席予測では信頼度の高いNHKまでもが「自民 単独過半数に届くかギリギリの情勢」と打ったほか、投開票日の夕方にマスコミ関係者のあいだで流れていたNHKや共同通信による出口調査の結果でも、自民が大幅に議席を減らして単独過半数を割り込むと予想されていた。これほどまでに調査結果が大ハズシとなったのは、たんにオートコール方式だとかネット調査だとかといった調査方法の問題だけではなく、いかに接戦区が多かったかということの証明にほかならない。
そして、「野党共闘」が脅威であったことは、当の選挙を戦った自民党が認めている事実だ。
■元自民党情報調査局長の平将明も「野党共闘の見直し論があるみたいですけど、我々からみると、すごい脅威」
読売新聞の記事でも〈自民幹部も野党の候補一本化について「一定の効果はあった」と認めざるを得なかった〉としている上、自民党のネット戦略にかかわり、情報調査局長も歴任した平将明は、4日放送『報道1930』(BS-TBS)で今回の衆院選についてこう語った。
「自民党は結果的には良い数字を獲れましたけれども、現場で戦っている人から見ると、立憲と共産党の統一候補というのは、大変な脅威でした。いままでと緊張感が全然違う。最後競り勝ちましたけど、どっちに転んでも(おかしくなかった)。ギリギリのところ30カ所ぐらい、たまたま我々が勝てた」
(「ちょっと違えばひっくり返った?」という問いに)「もちろん。そう思います」
「立憲と共産党の共闘の見直しみたいな感じがあるみたいですけど、我々からしてみると、すごい脅威でしたね」
野党共闘はすごい脅威だった、ちょっと違えばひっくり返った──。これこそが自民党の本音であり、だからこそ、選挙戦では麻生太郎・副総裁や安倍晋三・元首相、岸田文雄首相、公明党の山口那津男代表をはじめとする与党幹部や日本維新の会の松井一郎代表などは野党共闘を「共産党を政府に関与させていいのか」「立憲共産党」などと攻撃を繰り広げてきた。
そして、いま読売や田崎氏のような御用メディア・ジャーナリスト、橋下氏のような自民アシスト勢が「野党共闘は失敗」であるかのように喧伝しているのも、自民を脅かす野党共闘を潰そうと必死にキャンペーンを張っているにすぎないのだ。
にもかかわらず、その世論醸成に流され、当の立憲内部で「野党共闘は見直すべき」などという声があがっているとは、アホ丸出しもいいところ。立憲の代表選出馬に意欲を示している顔ぶれは自民党の補完勢力になることがミエミエだった「希望の党」に乗った議員ばかりだが、いま野党共闘を見直して「左に寄りすぎ」などという自民支持者の言うことを聞けば、反自民という対決軸を失い、それこそ自民党の思う壺にはまるだけだ。
実際、前述の平氏は「野党共闘は脅威」と語った際、こうも話していた。
「AかBかという選択になると国民投票的な選挙になるもんですから、『自公が良いのか悪いのか』なんですよ。しかも国民投票的なやつはミクロな『こんな酷いことあったよね』の積み重ねで、結構あとになればなるほど、反対の人が増えていく傾向がある。ですから1つの選挙区で選択肢が2つしかないっていうのは、すごいやっぱり怖いんですよね、我々としては」
立憲議員も野党を応援する人も、「野党共闘」を潰そうとするキャンペーンに乗せられてはいけない。「野党共闘は脅威だった」という自民の本音、候補者一本化によって自民を恐怖に陥れた事実こそを見るべきだ。
(編集部)
=====================================================
=====================================================
【https://lite-ra.com/2021/11/post-6068.html】
「野党は批判ばかり」論に騙されるな! 批判こそ野党の仕事 野党ヒアリングがなければ数々の不正が闇に
2021.11.06 11:31
(立憲民主党HPより)
本サイトでは昨日5日、衆院選の結果を受けて田崎史郎氏をはじめとする御用ジャーナリストや御用メディア、さらには立憲民主党内部や野党支持者から「野党共闘は失敗」「野党共闘は見直すべき」という声が噴出していることに対し、実際は自民党は「野党共闘」を脅威と捉えており、いま巷間で叫ばれている見直し論は野党を壊滅させるためのキャンペーンにすぎない、と指摘した。
だが、野党を壊滅に追い込むためのネガティブキャンペーンが張られているのは、「野党共闘」に対してだけではない。「野党は批判ばかり」という野党攻撃、さらには「野党合同ヒアリング」への批判がそれだ。
今回の衆院選では「野党合同ヒアリング」の主要メンバーでもあった立憲の辻元清美や川内博史、黒岩宇洋、今井雅人らが落選したが、この結果を受け、産経新聞は1日に「立民「論客」相次ぎ落選「批判だけでは支持されず」」と題した記事を掲載。
また、吉村洋文・大阪府知事は同日、立憲について「なんでもスキャンダル追及したり、官僚をつるしあげたりするとか、ああいったパフォーマンスは僕は大嫌いですから」と述べ、昨日5日も同じように「官僚をつるし上げたり、スキャンダル追及で日程闘争ばかりしたりすることに国民も辟易している」と批判。
同様に、野党3党の国会対策委員長会談に参加しない方針を決め、日本維新の会との連携を視野に入れる考えを示している国民民主党の玉木雄一郎代表も、「野党合同ヒアリング」について「役所の皆さんを公の場でつるし上げるような印象を持たれることもあった」と疑義を呈し、同党の大塚耕平代表代行も〈TVカメラ入りで人格否定的な罵声を浴びせるような行為は許されない。人権侵害と言える〉とツイート。
さらに、日本若者協議会代表理事である室橋祐貴氏は「Yahoo!個人」に「立憲民主党はなぜ若者の支持を得られなかったのか?」と題した記事を掲載。そのなかで若者から立憲が支持を得られなかった要因のひとつとして「怒りっぽい人を嫌う風潮」を挙げ、若者は〈生産性の低い、不毛なやり取りに対して忌避感が強いように感じる〉〈ハラスメントのように、高圧的な態度を取る人への苦手意識も強いのではないだろうか〉と分析。その上で、「野党合同ヒアリング」の主要メンバーが落選した一方で「対立よりも解決」を掲げた国民民主党が議席を伸ばしたことがその証明ではないかとしている。
■野党合同ヒアリングがなければ、裁量労働制の拡大は阻止できず、残業代なしの職種が拡がっていた
「野党は批判ばかり」「官僚を吊し上げている」「生産性が低く、不毛なやり取り」……。こうした「野党合同ヒアリング」に対する批判はいまにはじまったものではなく、2018年には牧原秀樹・厚労副大臣(当時)が「公開リンチのようだ」と発言(その後、撤回・謝罪)したことをはじめ、与党議員や政権応援団のジャーナリスト、産経やABEMAなどの御用メディアなどによって何度となく繰り返されてきた。そして、今回の選挙で主要メンバーの落選が相次いだことで、ここぞとばかりに批判に拍車がかかっているのだ。
しかし、こうした批判こそ、野党の本来の役割を理解していない妄言であり、権力の不正を隠蔽したいという意図があるとしか思えないものだ。
大前提として、野党の役割には権力の監視があり、さらに立法府である国会の大きな役割のひとつに「行政監視機能」がある。ところが、政権与党は行政の監視どころか行政による不正の源泉となっているためひたすら問題の隠蔽に走り、国会での審議や臨時国会の招集を拒否してきた。このように政権・行政の監視機能を果たすために実施されてきたのが「野党合同ヒアリング」だ。
しかも、「野党合同ヒアリング」は、自民党幹事長に就任した茂木敏充が経済再生担当相だった際に持ち上がった有権者への線香配布という公選法違反疑惑をきっかけに2018年2月から実施されるようになったが、スタート直後から「野党合同ヒアリング」は数々の不正の事実が明らかになる場となった。
その最たる例が、2018年に当時の安倍晋三首相が目論んでいた「裁量労働制の対象拡大」にかんする捏造・虚偽データ問題だ。
同年1月29日に、安倍首相は厚労省が2013年におこなった調査をもとにして「一般労働者より裁量労働制で働く人の労働時間が短い」と答弁したが、野党の追及によってその調査の問題点が明らかになり、安倍首相は2月14日に答弁の撤回・謝罪に追い込まれた。だが、安倍首相は調査データが“捏造”されたものであったことが判明しても、「データを撤回すると申し上げたのではなくて、精査が必要なデータに基づいておこなった答弁について撤回・お詫びした」などと抗弁。データの中身は問題ないと言い出したのだ。
だが、「野党合同ヒアリング」では、この安倍首相の答弁が「嘘」であることを暴いた。厚労省がしぶしぶ出した調査資料を精査したところ、虚偽の記録が約300カ所以上も発覚。さらには加藤勝信厚労相(当時)が「なくなっている」と答弁していたデータの基となった約1万の調査票が厚労省本庁の地下倉庫から発見された。
こうした「野党合同ヒアリング」でのしぶとい調査、追及により安倍首相は追い詰められ、ついに「裁量労働制の対象拡大」を法案から削除、断念せざるを得ない事態となったのだ。
■公文書改ざんを政府が認めたのも、「野党合同ヒアリング」の追及がきっかけだった
さらに、森友公文書改ざん問題においても、「野党合同ヒアリング」は大きな役割を果たした。
森友公文書改ざん問題は2018年3月2日に朝日新聞がスクープしたが、一方、当時の麻生太郎財務相や財務省の太田充理財局長は当初、改ざんの事実を認めようとはしなかった。そんななか、同月5日におこなわれた「野党合同ヒアリング」では、民進党(当時)の小西洋之・参院議員が国会に提出された決裁文書(改ざん後の文書)ではほとんどのページに確認の黒い印が付けられていたのに、朝日が改ざんを指摘した内容があるページにはその印がついていないことを指摘。改ざんしたページをあとから差し替えたことを突き止めた。そして、翌6日の「野党合同ヒアリング」では、日本共産党の辰巳孝太郎・参院議員(当時)がこの問題について追及すると、財務省側は「あらためて確認する必要がある」と返答したのだ。
この後、9日になって近畿財務局職員だった赤木俊夫さんが自殺したことが一斉に報じられ、政府は12日になってようやく改ざんの事実を認め、改ざん前文書を公表するにいたったが、「野党合同ヒアリング」での追及によっても政府はすでに追い詰められた状態だったのだ。
もちろん、「野党合同ヒアリング」が明らかにした事実はこれだけではない。2019年に浮上した「桜を見る会」問題では、当時の菅義偉官房長官や内閣府が同年の招待者名簿について「会の終了後、遅滞なく廃棄した」と説明していたが、じつは招待者名簿が廃棄されたのは、共産党の宮本徹・衆院議員が国会での質問準備のために内閣官房に資料請求をおこなったその当日、同年5月9日だったことが「野党合同ヒアリング」で判明。同じく2019年に大問題となった毎月勤労統計の不正によって賃金の伸び率が実態よりもかさ上げされていたことが判明した「統計不正」問題でも、「野党合同ヒアリング」で野党による試算では2018年の実質賃金の伸び率がプラスだったのは6月の1カ月のみだと指摘すると、厚労省の担当者からは「集計すれば(野党の試算と)同じような数字が出ることも予想される」と認める発言も飛び出した。
さらに、東京オリンピック・パラリンピックをめぐっても、今年6月28日にそれまで公にしていなかったオリパラ関連で来日した関係者の陽性者について明らかになりし、なかには政府が濃厚接触者の有無を把握できていないケースがあったことが判明したが、これも政府が自ら公表したのではなく、同日におこなわれた「野党合同ヒアリング」で野党側が事前に通告していた質問に対して内閣官房のオリパラ推進本部事務局担当者が答えたものだった。
■持続化給付金の電通のトンネル会社、英語民間試験問題、桜を見る会問題なども…
このほかにも、中小・個人事業者向けの「持続化給付金」の給付作業を国が業務委託している法人が電通の“トンネル法人”だった問題や、政府が断念するにいたるまで追い込んだ英語民間試験の導入、「日本学術会議任命拒否」問題などなど、「野党合同ヒアリング」という場が官僚から言質をとったり、問題点を明らかにした事例は枚挙にいとまがない。また、「桜を見る会」前夜祭問題の追及では、安倍元首相の地元である下関市議が会費を支払わず参加していたという地元有権者がいることを証言。入管法問題では技能実習生が過酷な労働環境やパワハラの実態を証言したほか、政府が提出はおろかコピーをとることさえ拒否した失踪技能実習生2870人分の聴取票を野党議員が1枚1枚閲覧して書き写すという“写経共闘”を実施。その結果、約67%もの技能実習生たちが最低賃金以下で働かされていた事実が判明した。
繰り返すが、野党の役割は政権を監視・批判することであり、これらの活動は責務を果たすものだ。また、ここに挙げてきたような問題は国会において審議されるべきものであるにもかかわらず、政権がはぐらかし答弁や虚偽答弁に終始し、はたまた審議に応じなかったり臨時国会の招集を拒否するなど横暴な態度をとってきたために、「野党合同ヒアリング」という場を設け、追及がつづけられてきたものだ。そして、ここまで挙げてきた事例は「野党合同ヒアリング」の成果のごく一部にすぎないが、こうして振り返ればよくわかるように、そもそも政権が捏造データを持ち出したり虚偽答弁を連発するといった不正を働かなければ、このような追及をおこなう必要もないものばかりであり、「野党合同ヒアリング」がなければ事実が明らかにならないまま闇に葬られていたのだ。
つまり、批判されるべきは疑義が生じても誠実に答弁・説明しようとしない政権のほうであり、追及をつづけてきた野党は評価されこそすれ、批判にさらされるとは、完全にお門違い、本末転倒だ。
にもかかわらず、御用メディア・ジャーナリストたちや吉村知事、橋下徹氏らは問題の元凶である政権の問題は無視して「いつまでモリカケをやっているのか」「野党は批判ばかり」と攻撃を執拗におこなってきた。
これは、腐敗にまみれた自民党や維新を擁護し、その不正を隠蔽しようという意図があるとしか思えないものだったが、しかし、その認識は世間にも広がってしまった。そして、立憲民主党の議席減を受けて、「野党合同ヒアリング」の追及によってネタを得てきた大手メディアまでもが、この「野党は批判ばかり」という批判が根本的に誤りであることをまともに指摘することもなく、「野党はだらしない」などとするような言説を垂れ流し、不毛な批判に加担している。
言論・メディア状況がこんな体たらくでは、本来必要である「強い野党」をつくり出すことはおろか、政権を監視・批判する機能も働かない。健全な政治を取り戻すためにも、この姑息な「野党は批判ばかり」「野党合同ヒアリングは不毛」などというネガティブキャンペーンにけっして躍らされてはいけない。
(編集部)
=====================================================
[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]
――――――― (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。#投票倍増委員会 会員として、いつも通り、当然に、#わたしも投票します。
――――――― (神保哲生さん)《ほとんど政治に変革が期待できない日本でも、選挙の投票率が先進国の平均レベルに達した瞬間に、大きな変革が起きているのです。つまり、どうせ政治に変革なんて期待できないから投票に行っても意味がない、のではなく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです。そして、この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではないことを…》
――――――― 故・石川真澄さん《『死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない』などと、小選挙区制導入に反対の論陣を張った》新聞記者
――――――― 中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」 (2021年11月07日[日])
豊田洋一論説主幹による、東京新聞のコラム【私説・論説室から/岸田政治に「民」はあるのか 論説主幹・豊田洋一】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/140355)。
《衆院選の結果は、与党の過半数維持であり、自公連立政権の継続だ。首相は「岸田政権の下で、この国の未来をつくり上げてほしいとの民意が示された」と語るが、あえてこう問うてみたい。その政治、政まつりごとに「民」はあるのか、と。選挙を通じて膨らんだのは、当初語っていた「民主主義の危機」を、首相がどこまで認識しているのかという疑念である。危機にあるというのなら、折り重なった前政権までのさまざまな問題を看過せず、再調査や国民への説明を尽くさねばなるまい。大きく傷ついた政治に対する国民の信頼を取り戻すには「民」の声にこそ耳を澄まし、「聞く力」を発揮することが必要だ。たとえそれが耳の痛い話でも、である》。
あとの祭り。後悔先に立たず、覆水盆に返らず…《この国の未来をつくり上げてほしいという民意が示された》だってさ、あぁ~あ。2/4の選挙に行かずに、間接的に自公お維を支持する眠り猫の下、加えて、『死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない』デタラメな小選挙区制の下、《この国の未来をつくり上げてほしいという民意が示された》だってさ。
《主権者を軽んじては民主主義を担う資格はない》。《政(まつりごと)に「民」はあるのか》? あのデタラメな政に「民」はあったのか? あとの祭り…数多のアベ様案件の忘却、過去の検証・反省なき無責任《アベにスガるキシダメ内閣》がニッポンを破壊していくに決まっている。《折り重なった前政権までのさまざまな問題を看過せず、再調査や国民への説明を尽くさねばなるまい》。
故・石川真澄さん《『死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない』などと、小選挙区制導入に反対の論陣を張った》新聞記者…石川さんの仰る通りだったのにね。
11月3日(水)のデモクラシータイムスの【◆本日 20時〜生配信 <総選挙、野党混沌の未来>【山田厚史の週ナカ生ニュース】】(https://www.youtube.com/watch?v=-p10AbPOdGo)によると、比例代表投票数でみると自民は100議席も大儲け。民意は反映されているのか? どうやって合法に選挙制度をマトモなものに改善すればいいのやら。
『●(ヨナオシフォーラム2020)《アベにスガるキシダメ内閣》よりも、
#政権交代で命を守る新しい政権を! #わたしも投票します!』
『●経産省内閣復権でいいの? …デモクラシータイムス【総選挙の争点③
どうするエネルギー EVと原発(古賀茂明×飯田哲也×山田厚史)】』
『●#VoiceProject #わたしも投票します #投票はあなたの声
#投票倍増委員会 #YourVoteIsYourVoice #ImVotingToo』
『●「2/4」の選挙に行かない眠り猫の皆様が間接的に自公お維を
支持する、それではいけない… #投票はあなたの声 #投票倍増委員会』
『●古舘寛治さん「『投票に行こう』というのが『異例』というなんて、
どれだけ恐ろしい国なんだ。主権者は僕らなのに、みんなが黙っている…」』
『●神保哲生さん《…期待できないから投票に行っても意味がない、のでは
なく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです》』
『●あとの祭り…アベノカビマスク《当初は配布の目的を「品薄対策」と
しながら、…「再流行への備え」を強調。批判の回避に懸命》だったが…』
『●あとの祭り…自公お維政治屋は《民を飢えさせない、安全な食べ物の
供給、そして絶対に戦争をしないことが政治家の役目》を担い得ない』
『●脱メディアコントロールを! 《そもそも、野党に対して<批判ばかり>
などと報道しているメディアは一体、何のために存在している》?』
『●《右も左も関係ない。シンプルに考えればいい。政治を私物化し、国の
かたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない》』
=====================================================
【https://www.tokyo-np.co.jp/article/140355】
私説・論説室から
岸田政治に「民」はあるのか 論説主幹・豊田洋一
2021年11月2日 06時00分
岸田文雄首相は、自ら語る「未来」という言葉に、どんな姿を思い浮かべているのだろうか。
(衆院選を終え、記者会見に臨む岸田首相
=東京・永田町の自民党本部で)
衆院選の結果は、与党の過半数維持であり、自公連立政権の継続だ。首相は「岸田政権の下で、この国の未来をつくり上げてほしいとの民意が示された」と語るが、あえてこう問うてみたい。その政治、政(まつりごと)に「民」はあるのか、と。
選挙を通じて膨らんだのは、当初語っていた「民主主義の危機」を、首相がどこまで認識しているのかという疑念である。
危機にあるというのなら、折り重なった前政権までのさまざまな問題を看過せず、再調査や国民への説明を尽くさねばなるまい。
大きく傷ついた政治に対する国民の信頼を取り戻すには「民」の声にこそ耳を澄まし、「聞く力」を発揮することが必要だ。たとえそれが耳の痛い話でも、である。
私たち日本の民主主義は国民が代表者を通じて政治を行う議会制民主主義であり、衆院選は参院選とともにその代表を選ぶ選挙だ。
しかし、主権者であり、主人公であるはずの「民」の声が政治に届かず、尊重されないことがしばしば起こる。本紙連載「民なくして」で描き出したのは、そうした政治の現実だ。
成長優先の「アベノミクス」による格差拡大で苦しむ人々、新型コロナウイルスの感染拡大で経済的苦境に立たされる人々、実現しない選択的夫婦別姓を待ち望み、つらい思いをしている人々…。
私たちが生きる社会は、さまざまな人々から成り立つ。その1人ひとりの痛みに寄り添わず、個性も尊重されなかったら、それは、いくら名乗ろうとも、とても民主主義とは言えない。
私たち1人ひとりが、よりよい未来をつくるために声を上げるのは、当然の権利であり、義務でもある。選挙が終わったからといって沈黙していいわけはない。
未来を語る首相の視界に声を上げる私たちは入っているのだろうか。主権者を軽んじては民主主義を担う資格はない。政(まつりごと)、「民」ありてこそ、である。
=====================================================
[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]
――――――― (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。#投票倍増委員会 会員として、いつも通り、当然に、#わたしも投票します。
――――――― (神保哲生さん)《ほとんど政治に変革が期待できない日本でも、選挙の投票率が先進国の平均レベルに達した瞬間に、大きな変革が起きているのです。つまり、どうせ政治に変革なんて期待できないから投票に行っても意味がない、のではなく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです。そして、この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではないことを…》
――――――― 故・石川真澄さん《『死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない』などと、小選挙区制導入に反対の論陣を張った》新聞記者
――――――― 中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」 (2021年11月6日[土])
日刊ゲンダイのコラム【適菜収 それでもバカとは戦え/右も左も関係ない。国のかたちを歪める連中を退場させよう】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296761)。
《自公政権の9年間は、新自由主義勢力と政商、反社会勢力、カルトの複合体による国家・社会に対する総攻撃だった。周辺のメディアや広告会社は、心理学から動物行動学まで駆使し、国民の洗脳・誘導をはかってきた》。
『●《内閣情報調査室の一室、男たちがパソコンに向かい、政権を告発した
人物への攻撃を一斉に投稿している一──。…映画『新聞記者』》』
『●コレは「美しい国・日本」? 《内閣情報調査室の一室…映画『新聞
記者』》っていうのも怖いけど、天下の自民党本部事務総長が関連…?』
『●ニッポンは民主主義国家なの? ――― 天下の自民党が血税使って
デマ・ヘイトまがいの野党攻撃、世論誘導…衆院選前に実態解明を!』
《政治は国民の鏡》、自公お維の政、《政治》のあまりの酷さに反吐が出る。選挙結果は最悪、地獄の一歩手前。中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」…とても残念だった。次の参院選に向かって、立憲民主党は《野党共闘が徹底でき》るだろうか?
(適菜収さん)《周辺メディアが投下するプロパガンダに騙されるのはもうやめよう。右も左も関係ない。シンプルに考えればいい。政治を私物化し、国のかたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない》…はずだったのに。
中ほどの日本地図・小選挙区の図…中央の薄い青 (癒[着]党な訳で真っ黒にすべき)。異常だね。比例の近畿ブロックを見ても、唖然とする。ニッポンの行く末は暗いと思うよ、大阪「ト」知事三代といい、当選者の面子も余りに酷い。大阪の皆さん、正気ですか?
アサヒコムの特設頁【2021衆院選 各党の獲得議席】(https://www.asahi.com/senkyo/shuinsen/?iref=above7_Left)。
『●(ヨナオシフォーラム2020)《アベにスガるキシダメ内閣》よりも、
#政権交代で命を守る新しい政権を! #わたしも投票します!』
『●経産省内閣復権でいいの? …デモクラシータイムス【総選挙の争点③
どうするエネルギー EVと原発(古賀茂明×飯田哲也×山田厚史)】』
『●#VoiceProject #わたしも投票します #投票はあなたの声
#投票倍増委員会 #YourVoteIsYourVoice #ImVotingToo』
『●「2/4」の選挙に行かない眠り猫の皆様が間接的に自公お維を
支持する、それではいけない… #投票はあなたの声 #投票倍増委員会』
『●古舘寛治さん「『投票に行こう』というのが『異例』というなんて、
どれだけ恐ろしい国なんだ。主権者は僕らなのに、みんなが黙っている…」』
『●神保哲生さん《…期待できないから投票に行っても意味がない、のでは
なく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです》』
『●あとの祭り…アベノカビマスク《当初は配布の目的を「品薄対策」と
しながら、…「再流行への備え」を強調。批判の回避に懸命》だったが…』
『●あとの祭り…自公お維政治屋は《民を飢えさせない、安全な食べ物の
供給、そして絶対に戦争をしないことが政治家の役目》を担い得ない』
『●脱メディアコントロールを! 《そもそも、野党に対して<批判ばかり>
などと報道しているメディアは一体、何のために存在している》?』
あとの祭り。後悔先に立たず、覆水盆に返らず…《この国の未来をつくり上げてほしいという民意が示された》だってさ、あぁ~あ。
【甘利氏の進退「よく話し合い、早いうちに対応決定」 岸田首相が衆院選結果受け会見】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/140270?rct=politics)によると、《衆院選の結果については「大変厳しい選挙だったが、引き続き自公政権の安定した政治の下で、そして岸田政権の下で、この国の未来をつくり上げてほしいという民意が示された」と述べた》。
まさに《労働貴族》…立憲民主党は、他の野党ときちんと向き合い、連合の顔色など伺わなければ、比例代表ではもっと投票が増えていたよ、きっと。国民民主党との略称「民主党」で案分票が400万票だってさ、デタラメで、あまりに卑怯でしょ? 自公お維も、国民民主党も、脱メディアコントロールできていないマスメディアも、連合も、よっぽど野党共闘が怖いんだね。
【連合会長「組合票が行き場失った。受け入れられない」 立民不振、共産党との共闘批判 枝野氏2日にも進退判断】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/140288)によると、《連合の芳野友子会長は記者会見で、立民と共産党との野党共闘について「連合の組合員の票が行き場を失った。到底受け入れられない」と批判した。…立民は共産や国民民主党などの4野党と候補を一本化し、210選挙区で自民、公明両党の候補と対決。小選挙区こそ公示前48議席から57議席に増えたものの、比例代表は公示前62議席から39議席まで大幅に減らした。…連合はもう一つの支持政党の国民が公示前の8議席を上回る11議席を確保したことを評価。立民に対しては公示前議席を割り込んだとして「大きな課題を残した」と検証を求める談話を出した》。
三春充希さんのつぶやき:
―――――――――――――――――――――――――――――
【https://twitter.com/miraisyakai/status/1455017498001113095】
三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェト@miraisyakai
第49回衆院選 比例得票数全国集計
自民 19,914,883
立憲 11,491,737
維新 8,050,830
公明 7,114,282
共産 4,166,076
国民 2,593,203
れいわ 2,215,648
社民 1,018,588
N党 796,788
支なし 46,142
第一 33,661
やまと 16,970
コロナ 6,620
午後0:42 · 2021年11月1日
―――――――――――――――――――――――――――――
【https://twitter.com/miraisyakai/status/1454900326075494405】
三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト@miraisyakai
第49回衆院選 全議席確定
自民 261(15減)
公明 32( 3増)
立憲 96(13減)
共産 10( 2減)
維新 41(30増)
国民 11( 3増)
れいわ 3( 2増)
社民 1(増減なし)
N党 0( 1減)
諸派 0( 1減)
無所属 10( 2減)
午前4:57 · 2021年11月1日
―――――――――――――――――――――――――――――
11月3日(水)のデモクラシータイムスの【◆本日 20時〜生配信 <総選挙、野党混沌の未来>【山田厚史の週ナカ生ニュース】】(https://www.youtube.com/watch?v=-p10AbPOdGo)によると、比例代表投票数でみると自民は100議席も大儲け。民意は反映されているのか? どうやって合法に選挙制度をマトモなものに改善すればいいのやら。
スッゲェなぁ、アノ党。「ハレンチ内閣」で「人づくり革命担当相」《女性記者へのセクハラ常習説》ねぇ? マトモな人は居ないのかね? 一体誰が投票してるの? 投票に行かなければ間接的に自公お維を支持…。
【甘利明の後任幹事長・茂木敏充も問題だらけ! 1億2000万円の使途不明金、有権者買収、報道潰し、パワハラ・セクハラまで】(https://lite-ra.com/2021/11/post-6064.html)によると、《我が世の春から一転、衆院選では小選挙区で敗北した責任をとって自民党の幹事長を辞任した甘利明氏。選挙中の街頭演説では「私の妨害をしたら、これは国家の行く末を妨害しているのと同じことなのであります!」などと叫んでいたと報じられたが、口利き賄賂問題の説明もせずに逃げたことに対し、有権者が賢明な判断を下したというわけだ。だが、問題なのは、岸田文雄首相が甘利氏の後任に選んだのが、茂木敏充外相だったこと。というのも、茂木氏には1億2000万円以上もの使途不明金問題があり、さらに公選法違反が濃厚な疑惑まで抱えているからだ》。
=====================================================
【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296761】
適菜収 作家
近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。
それでもバカとは戦え
右も左も関係ない。国のかたちを歪める連中を退場させよう
公開日:2021/10/30 06:00 更新日:2021/10/30 06:00
(大注目だった(左から)佐川元国税庁長官証人喚問、詐欺で
逮捕されたジャパンライフ山口隆祥被告、
稲田朋美防衛相の発言…=当時(C)日刊ゲンダイ)
自公政権の9年間は、新自由主義勢力と政商、反社会勢力、カルトの複合体による国家・社会に対する総攻撃だった。周辺のメディアや広告会社は、心理学から動物行動学まで駆使し、国民の洗脳・誘導をはかってきた。
言い過ぎだと思う人もいるかもしれないので、以下、具体的事実を示す。メルクマールは3つある。
1つ目は、省庁をまたがる形で発生した国家の根幹の破壊である。森友事件における財務省の公文書改ざん、防衛省の日報隠蔽、厚生労働省のデータ捏造により国家の信用を地に落とした。「桜を見る会」には、安倍晋三に近い統一教会の関係者、悪徳マルチ商法の「ジャパンライフ」会長、反社会的勢力のメンバー、半グレ組織のトップらが呼ばれていたが、その後、内閣府が国会に出した「桜を見る会」の推薦者名簿も加工されていた。
2つ目は、2015年の安保関連法案を巡る騒動の際、首相補佐官の礒崎陽輔が「法的安定性は関係ない」と発言したことだ。この時点でわが国は法治国家から人治国家へ完全に転落した。
3つ目は、17年に当時防衛相だった稲田朋美が、「(南スーダンの戦闘で)事実行為としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、(日報で)武力衝突という言葉を使っている」と発言したことだ。現役の閣僚が国が憲法を無視していることを公言したわけだ。
客観的事実として自民党は国体に攻撃を仕掛けてきた。つい最近は、自民党の特定の政治家に有利になるデマや歪曲動画を個人(Dappi)を装った企業に制作させ、世論形成・世論誘導を行っていた疑惑が発生。広島では大規模買収事件が発生し、元法相の有罪が確定した。自民党の存続の可否が問われるような話なのに、岸田文雄はこの2つの大事件についてまともに説明しようとしない。
先日、バカが「旧民主党の連中は民主党政権の3年間でやったことに対する反省がないから自民党に投票する」と言っていた。民主党よりはるかにデタラメだった9年間の反省のない自民党に!
周辺メディアが投下するプロパガンダに騙されるのはもうやめよう。右も左も関係ない。シンプルに考えればいい。政治を私物化し、国のかたちを歪めてきた異常極まりない勢力は退場させなければならない。
=====================================================
[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]
――――――― (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。#投票倍増委員会 会員として、いつも通り、当然に、#わたしも投票します。
――――――― (神保哲生さん)《ほとんど政治に変革が期待できない日本でも、選挙の投票率が先進国の平均レベルに達した瞬間に、大きな変革が起きているのです。つまり、どうせ政治に変革なんて期待できないから投票に行っても意味がない、のではなく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです。そして、この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではないことを…》
――――――― 故・石川真澄さん《『死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない』などと、小選挙区制導入に反対の論陣を張った》新聞記者
――――――― 中島岳志さん「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」 (2021年11月6日[土])
日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/公正なルールを欠いた岸田自民は日本経済の衰退を加速させる】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296583)。
《医療崩壊が起きた大阪では100万人当たりの死者が344人に達した。病院削減が原因にもかかわらず、張本人の維新が「身を切る改革」をシレッと訴え続けているのは、本質的な追及を受けていないからだ。…安倍、菅、そして岸田へと続く9年間の自民党政治が日本社会をぶっ壊した。メディアの検証能力が著しく減退したことで、根本的な問題が忘れられている》。
《公正なルール》…《公正》 《公平》と最も程遠い自公お維。
やはり今回も、脱メディアコントロールを進めなきゃ…。酷い状況だ。神保哲生さん「政治が活気を保つためには、選挙と並んでもう一つ重要な条件があります。それは、多くの人を惹きつけることのできる魅力的な政治報道が存在するかどうかです」「伝え手の腕や能力次第ではとても面白くもなり得る素材を、日本のメディアはきちんと料理できているでしょうか」「日本ではメディア、とりわけ政治メディアが正常に機能していないと考えざるを得ない」「この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではない」。
『●(ヨナオシフォーラム2020)《アベにスガるキシダメ内閣》よりも、
#政権交代で命を守る新しい政権を! #わたしも投票します!』
『●経産省内閣復権でいいの? …デモクラシータイムス【総選挙の争点③
どうするエネルギー EVと原発(古賀茂明×飯田哲也×山田厚史)】』
『●#VoiceProject #わたしも投票します #投票はあなたの声
#投票倍増委員会 #YourVoteIsYourVoice #ImVotingToo』
『●「2/4」の選挙に行かない眠り猫の皆様が間接的に自公お維を
支持する、それではいけない… #投票はあなたの声 #投票倍増委員会』
『●古舘寛治さん「『投票に行こう』というのが『異例』というなんて、
どれだけ恐ろしい国なんだ。主権者は僕らなのに、みんなが黙っている…」』
『●神保哲生さん《…期待できないから投票に行っても意味がない、のでは
なく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです》』
『●あとの祭り…アベノカビマスク《当初は配布の目的を「品薄対策」と
しながら、…「再流行への備え」を強調。批判の回避に懸命》だったが…』
『●あとの祭り…自公お維政治屋は《民を飢えさせない、安全な食べ物の
供給、そして絶対に戦争をしないことが政治家の役目》を担い得ない』
自公お維ではなく、#政権交代で命を守る新しい政権を!…からほど遠い結末でした。地獄一歩手前の最悪な結果。いつもながらの、後悔先に立たず。
選挙の時期、いつも思い出す ――― 森達也さん、「僕はもうあきらめた」「これから4年間でこの国がどう変わるのか、とてもとても楽しみだ」(2014.12)。
『●森達也さん、「僕はもうあきらめた」「これから4年間で
この国がどう変わるのか、とてもとても楽しみだ」』
2019年参院選以来、脱メディアコントロールはほとんど進まず。
【巻頭特集 野党共闘競り負け こんな自民党政権が続く痛恨と絶望<中>】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296850)によると、《いろいろ大メディアは書き立てるだろうが、野党共闘の成果はあった 全289小選挙区の7割強にあたる217選挙区で野党候補が一本化した結果は、野党の62勝だった。立憲民主党、共産党、社民党、れいわ新選組の野党4党が政策協定を結んだことに対し、自民党は「立憲・共産主義」などとイチャモン批判を展開。それに乗っかった大メディアは立憲の敗北に…》。
最悪の結果。しかし、共闘なければ「地獄」だった。それにしても、メディアは酷い。
『●次の国政選挙に向けて、先ずは脱メディアコントロール…
…2019年7月参院選「あとの祭り」を繰り返さぬために』
あとの祭り…(ヨナオシフォーラム2020)《アベにスガるキシダメ内閣》がニッポンを破壊。
日刊ゲンダイの記事【巻頭特集 野党共闘競り負け こんな自民党政権が続く痛恨と絶望<下>】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296851)によると、《この先、自公政権の経済政策はどうなるのか。もし、自民党が大敗し、単独過半数を下回っていたら、経済政策もドラスチックに変わる可能性があった。しかし、自公の“安定多数”という結果になったことで、従来の政策が継続されるのは間違いない。この総選挙は、貧富の格差を拡大させたアベノミクス…》。
(石川真澄さん)《死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない》。
東京新聞の記事【投票率の低迷は自民有利の傾向 獲得票数は大敗した2009年と同程度】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/140331)によると、《衆院選の小選挙区(定数289)では、自民党が追加公認の無所属を含め計189議席を獲得した。2017年の前回衆院選から26議席減らしてもなお全体の65%を占める。小選挙区全体での獲得票数は2762万票で、同党が下野した09年衆院選とほぼ同じ。一方で投票率は、政権復帰を果たした12年衆院選以降、低迷している。近年の同党の強さは、獲得票数よりも投票率と連動する傾向がある》。
中島岳志さんのつぶやき:
――――――――――――――――――――――――――
【https://twitter.com/nakajima1975/status/1455403373469986823】
中島岳志@nakajima1975
「今回の選挙の総括をまちがえてはいけない。野党共闘が否定されたのではない。野党共闘が徹底できなかったことが問題なのだ」という趣旨の論考を、5日発売の『週刊金曜日』に書きました。
午後2:16 2021年11月2日
――――――――――――――――――――――――――
日刊ゲンダイの記事【立憲と共産は野党共闘やらなきゃもっと負けていた…「“失敗論”は自公の思うツボ」と識者】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296898)によると、《1区の星取表を前回と比較すると、2017年は野党が12勝35敗と大敗したが、今回は17勝30敗だった。17勝のうち、岩手、長崎、大分を除く14選挙区は野党一本化が実現していた。前回、一本化できず自民に敗れ、今回一本化により野党が勝った選挙区は7つ(茨城、千葉、神奈川、兵庫、奈良、徳島、宮崎)もある。…金子勝氏(憲法)が言う。「野党共闘を失敗と評価するのは間違っています。野党がまとまっていなければ、獲得できなかった議席もあるし、接戦にすら持ち込めなかった選挙区もあるでしょう。今回は競り負けた選挙区も少なくなく、力不足は否めない。選考方法など課題も多い。ブラッシュアップは必要ですが、野党が共闘に後ろ向きになれば、自公の思うツボです」》。
日刊ゲンダイの記事【野党論客の落選に「批判ばかり」と報じるメディアのトンチンカン 元NHK政治部記者も使命放棄と指摘】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296934)によると、《「ようやくモリ・カケ・桜もおしまいだな」 政府・与党内でこんな声が漏れている。31日に投開票された衆院選で、モリ・カケ・桜疑惑を徹底追及してきた野党の「論客」たちが軒並み落選したからだ。…一部メディアでは、落選した野党候補に対し、<批判ばかりしてるから落選した><有権者は見透かしている>などと報じているが、「合同ヒアリング」などがなければ、モリカケ・桜疑惑は曖昧なままで終わっていたことは確かだ》。
マガジン9のコラム【言葉の海へ 第185回:異形の夜(鈴木耕)】(https://maga9.jp/211103-5/)によると、《最後に指摘しておかなければならないのは「選挙制度」である。ヘンじゃないか、復活当選制度って? 甘利自民党幹事長の選挙区落選は、この異形の夜の、ほぼたったひとつの溜飲の下がる出来事だった。しかし、その甘利氏「比例復活当選」という形で議席を確保した。落選議員がゾンビ復活、国会議事堂に棲息する。こんなおかしな制度も珍しい。ぼくは「小選挙区制」には、これが議論された時から反対してきた。「死に票」が異常に多い制度は問題だからだ。1人しか当選しない小選挙区制では、51対49で、当選が決まる。つまり49%の人の票が死んでしまう。それを救うための妙な手段としてつくられたのが「比例復活」という制度だ。この制度を強引に推し進めたのが、小沢一郎氏だった。当の言いだしっぺが、岩手3区で落選した。自分が作った制度で敗れたのだ。これも歴史の皮肉というしかない。このコラムでも何度か指摘したけれど、歪なものは直さなくてはならない。選挙は終わった。すぐにでも「選挙制度改革委員会」を発足させて、もっと民意がストレートに反映される制度に改革すべきだと、強く主張しておく。ぼくは、31日の日が改まる前にテレビを消した。チャラチャラと後出しじゃんけんで騒ぎまくる「選挙特番」には反吐が出た。ぼくの「異形の夜」はこうして終わった。ベッドに入って本を読み始めたのだが、うまく眠れなかった。本音を言おう、口惜しいいいいいいいなあ……。》
『●内省の〝無い〟国 ~不適切かつ無責任で、道徳的に誤った国~』
…さらなる恥さらし。恥の上塗り。あぁ自公お維、あとの祭り…内省の〝無い〟国 ~不適切かつ無責任で、道徳的に誤った国~。
東京新聞の記事【官房長官、化石賞に反論 「日本へ高い評価」と強調】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/140870?rct=politics)によると、《環境団体が地球温暖化対策に後ろ向きな国に贈る「化石賞」に日本を選んだことに反論した。岸田文雄首相が国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で表明した発展途上国の温暖化対策支援に「多くの参加国から高い評価と歓迎の意が示された」と強調した。同時に、2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」への取り組みを推進し「脱炭素社会の実現に向けて国際社会を主導していく」と述べた》。
=====================================================
【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296583】
金子勝 立教大学大学院特任教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。
金子勝の「天下の逆襲」
公正なルールを欠いた岸田自民は日本経済の衰退を加速させる
公開日:2021/10/27 06:00 更新日:2021/10/27 06:00
今だけ無料
(岸田首相の「新しい資本主義」とかいうスローガンは、
“アベスガ政治”との決別を印象付ける単なる小道具
(C)日刊ゲンダイ)
総選挙をめぐる報道を見ていると、大手メディアは与党に忖度していると思えてならない。本当に問わなければいけないのは、安倍・菅・岸田政権のありようだ。ところが、取り上げるのは表面的な政策ばかり。給付金支給の有無とか、スローガンに過ぎないところを争点化することで、有権者の選択は歪められかねない。
この4年間、この国で何が起きたかをハッキリさせないといけない。問題は大きく3点ある。まず、コロナ失策によって死者は1万8000人を超えた。東日本大震災と同等の被害だ。英国では国会議員が超党派でまとまり、科学者もリーダーシップを発揮してコロナ対策を検証し、ジョンソン首相が謝罪する局面があった。しかし、日本ではそうした動きは全くない。政策を間違えても責任を問われず、間違え続けるのであれば、政策論争の意味はない。
医療崩壊が起きた大阪では100万人当たりの死者が344人に達した。病院削減が原因にもかかわらず、張本人の維新が「身を切る改革」をシレッと訴え続けているのは、本質的な追及を受けていないからだ。
次に、アベノミクスの失敗についても検証されていない。20年以上も実質賃金が下落しているのは日本だけで、韓国にも抜き去られた。成長戦略に掲げた原発輸出、カジノ、リニア中央新幹線、東京五輪によるインバウンド拡大。すべて失敗した。大臣の暴言やNTTによる高額接待を見る限り、デジタル戦略もうまくいっているとは思えない。「成長と分配の好循環」がどうすれば生まれるのか、岸田首相の口からはキチンとした説明がない。
「新しい資本主義」とかいうスローガンは、安倍・菅政治との決別を印象付けるための小道具だ。だから中身はなく、古くさい縁故主義がはびこっている。口利きワイロ疑惑を抱える甘利幹事長の復権は象徴的だ。アベ、アソウ、アマリ、キシダとみな世襲でまるで江戸時代に逆戻りだ。政権交代によって、モリカケ桜問題をはじめとするあらゆる疑惑に関連する公文書をオープンにし、国家私物化を白日の下にさらさないといけない。公正なルールを欠いた資本主義は経済を衰退させるからだ。
安倍、菅、そして岸田へと続く9年間の自民党政治が日本社会をぶっ壊した。メディアの検証能力が著しく減退したことで、根本的な問題が忘れられている。
=====================================================
=====================================================
【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296934】
野党論客の落選に「批判ばかり」と報じるメディアのトンチンカン 元NHK政治部記者も使命放棄と指摘
公開日:2021/11/04 06:00 更新日:2021/11/04 14:24
(野党の尽力があったからこそ(C)日刊ゲンダイ)
「ようやくモリ・カケ・桜もおしまいだな」
政府・与党内でこんな声が漏れている。31日に投開票された衆院選で、モリ・カケ・桜疑惑を徹底追及してきた野党の「論客」たちが軒並み落選したからだ。
立憲民主や共産などの野党はこれまで、不祥事が発覚する都度、「合同ヒアリング」を立ち上げて疑惑を追及してきた。憲法62条には、<両議院は、各々国政に関する調査を行い、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる>との国政調査権に関連した規定があり、野党は森友問題では改竄された財務省の決裁文書の提出を求めたり、桜疑惑では安倍元首相の事務所とホテルでやり取りされた資料の提出を求めたりしてきた。
安倍・菅政権で起きた数多くの不祥事をめぐり、予算委などで参考人招致などが実現し、国民の知る権利につながったのも、こうした野党の尽力があったからだ。
ところが、今回の選挙では、野党「合同ヒアリング」の常連だった、立憲民主の辻元清美氏(大阪10区)、黒岩宇洋氏(新潟3区)、今井雅人氏(岐阜4区)、川内博史氏(鹿児島1区)などが落選してしまった。
こうした状況に対し、ネットでは<黒岩さんや今井さん、川内さんがいなくなって、合同ヒアリングはどうなるの?><モリカケ・桜は?><まさかこのまま終わりじゃないよね>といった書き込みがチラホラ。
一部メディアでは、落選した野党候補に対し、<批判ばかりしてるから落選した><有権者は見透かしている>などと報じているが、「合同ヒアリング」などがなければ、モリカケ・桜疑惑は曖昧なままで終わっていたことは確かだ。
そもそも、野党に対して<批判ばかり>などと報道しているメディアは一体、何のために存在しているのか。本来であれば、政府、与党の姿勢を批判するのはメディアの役目であり、その使命をメディアが放棄しているため、代わって野党議員が前面に立たざるを得なくなったのではないか。
元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏はこう言う。
「野党が政府・与党の姿勢をただすために批判する。当たり前じゃないですか。政治の原点ですよ。野党が与党と一緒に『いいね、その通り』と言っていればいいのであれば、野党である必要がないし、国会もいらない。メディアが政府・与党応援団と化しているから、野党議員の批判が目立っているのです」
落選した野党前職は捲土重来を期待したい。
=====================================================
――――――― (狙撃兵)《歴然としているのは、選挙に行かないこの5割の有権者こそが今日の政治状況を変えうる最大勢力であるという点だ。そのうち2~3割が動いて投票率が70~80%の選挙が展開されるだけでも局面はガラリと変わることになる》。#投票倍増委員会 会員として、いつも通り、当然に、#わたしも投票します。
――――――― (神保哲生さん)《ほとんど政治に変革が期待できない日本でも、選挙の投票率が先進国の平均レベルに達した瞬間に、大きな変革が起きているのです。つまり、どうせ政治に変革なんて期待できないから投票に行っても意味がない、のではなく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです。そして、この低い投票率が、決してメディア報道とは無関係ではないことを…》
――――――― 故・石川真澄さん《『死票を大量に生む小選挙区制では民意を国会に反映できない』などと、小選挙区制導入に反対の論陣を張った》新聞記者
(2021年11月04日[木])
週刊朝日のコラム【菅原文太が危惧した落第国家 古賀茂明】(https://dot.asahi.com/wa/2021102900067.html)。
《ここまで議論が盛り上がったのだから、一人当たり○○万円給付という政策は実施される可能性が高い。しかし、事態は、そんな限定的な支援ではとても済ませられないくらい深刻化している。…「どんなふうにやさしいの?」「おかあさん、ご飯食べないの。食べると私の分がなくなるから」。小さな子供がこんな言葉を口にする。思わず涙が出て来た》。
『●アベ様参院選公約「子育て…」:
「3歳児、おなかすいて盗んだ」…アベ様のニッポン、病んでいないか?』
《万引きで補導されたのは3歳の保育園児だった…ほぼ子どもだけで
アパートで暮らしていた…空腹を満たすため万引きした》
「あぁ………。アベ様のニッポン、とんでもなく病んではいないか?
格差社会や子どもの貧困問題の解決なんて、簡単でしょ?
ドブガネや、防衛費といった無駄ガネ、企業献金というワイロを
もらっておきながらの自民党の政党助成金という二重取りの
詐欺ガネを回せばいいのです」
あとの祭りだ。自公お維はニッポンを破壊し続ける。(菅原文太さん)《民を飢えさせない、安全な食べ物の供給、そして絶対に戦争をしないことが政治家の役目》を担い得ない。
(古賀茂明さん)《選挙は終わった、もう議論などしている余裕はない。満足に食べることができない全ての人々に食料を届ける。政府には、全てに優先して、それを直ちに実現する義務がある》はずなのだが…軍事費を増強し、すぐに壊憲を口にし始める始末。
『●#VoiceProject #わたしも投票します #投票はあなたの声
#投票倍増委員会 #YourVoteIsYourVoice #ImVotingToo』
『●「2/4」の選挙に行かない眠り猫の皆様が間接的に自公お維を
支持する、それではいけない… #投票はあなたの声 #投票倍増委員会』
『●古舘寛治さん「『投票に行こう』というのが『異例』というなんて、
どれだけ恐ろしい国なんだ。主権者は僕らなのに、みんなが黙っている…」』
『●神保哲生さん《…期待できないから投票に行っても意味がない、のでは
なく、投票に行かないから政治が変わらないだけのことだったのです》』
『●あとの祭り…アベノカビマスク《当初は配布の目的を「品薄対策」と
しながら、…「再流行への備え」を強調。批判の回避に懸命》だったが…』
琉球新報の【<社説>改憲勢力3分の2超 国会で熟議を求める】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1417177.html)によると、《衆院選の結果、自民、公明両党と日本維新の会など「改憲勢力」の議席数が国会発議に必要な定数の3分の2(310議席)を超えた》。
日刊ゲンダイの記事【巻頭特集 野党共闘競り負け こんな自民党政権が続く痛恨と絶望<上>】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296849)によると、《首都圏は野党が一矢報いたが結局「絶対安定多数」のやりきれなさ 投票率は55・33%前後とみられ、前回2017年の53・68%をわずかに上回ったが、戦後3番目の低水準だった。有権者の関心の低さが、岸田自民の高揚感なき勝利につながった》。
お維の元大阪「ト」知事は、早速、壊憲のための国民投票を次期参院選で同日にやることを自公に呼びかけました。予想できたでしょ、自公お維に投票すればそうなることは。あとの祭りです。
そんなに戦争したいものかね? 戦場に子や孫を送りたいものかね? 子や孫の顔、恋人の顔を思い浮かべれば、自公お維に投票できないと思うのですが? 選挙に行かなければ、間接的に自公お維を支持してしまうでしょ? 色々な事情で選挙に行けない人々を放置する、自公政権とお維。投票率が上がることを恐れている。
《…多数決をしたらあとはすべて従えというのは本来の民主主義じゃない!》《それは「民主主義」とは呼ばない》。劣化したニッポン、人治主義国家であり、独裁へ堕ち行く。
『●まだ「積極的平和主義」を言うか!? ダメだこりゃ……
「薔薇の花束」を理解できないアベ様!』
《昨年、亡くなった俳優の菅原文太さんは、沖縄知事選に立候補した
翁長雄志候補の集会で、こう訴えました。「政治の役割はふたつあります。
ひとつは、国民を飢えさせないこと。もう一つは、これが最も大事です。
絶対に戦争をしないこと!」。聴衆は割れるような拍手で賛成しました》
『●「平和と憲法を守る決意をもった著名人」菅原文太さん:
「政治の役割は…絶対に戦争をしないこと」』
「日刊スポーツの記事『大橋巨泉、愛川さん訃報「日本にとって大マイナス」』
(http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1463027.html)によると、
「菅原文太さんに続いて、平和と憲法を守る決意をもった著名人が
他界した事は、日本にとって大マイナスである。ボクも簡単には
死ねないなと考えている」。
「絶対に戦争をしないこと!」、この一点を死守したい。「アベ様のNHK」を
はじめとしたマスコミの堕落、そして、「”テレ朝は今日、死んだに等しい
と思います”」状態。何度も引用するが、俳優や芸人の矜持の無さ…」
『●宮崎駿さん「沖縄の非武装地域化こそ、東アジアの平和のために必要です」』
「「俳優の故菅原文太さんの妻・文子さんが就任。同県出身報道カメラマンの
石川文洋氏の就任」に加えて、「「辺野古基金」の共同代表に、映画監督の
宮崎駿氏が就任する意向」
『●「アベ様のNHK」では、永六輔さんは「戦争が嫌だ…。
戦争はしちゃいけない」ということを伝えれない』
《2014年12月、俳優の菅原文太が亡くなったときには夫人がコメントを発表し、
そのなかで菅原の晩年の活動について〈一つは、先進諸国に比べて
格段に生産量の少ない無農薬有機農業を広めること。もう一粒の種は、
日本が再び戦争をしないという願いが立ち枯れ、荒野に戻って
しまわないよう、共に声を上げることでした〉と触れたが、
NHKはこの部分を丸々カットして放送した》
『●映画『コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方』…
「軍隊を持たない意味」を理解しようとしない本家』
《…多数決をしたらあとはすべて従えというのは本来の民主主義じゃない!
多数派に属する者たちが「選挙で選ばれたのは俺たちだから議論なんて
時間の無駄。お前らは黙って言うことを聞け。それが嫌なら次の選挙で
見返してみろ」と主張する社会。それは「民主主義」とは呼ばない。
野坂昭如氏、大橋巨泉氏、愛川欽也氏、菅原文太氏、金子兜太氏など、
戦争を体験し、その経験をもとに強く平和を訴えてきた世代が次々と鬼籍に
入りつつある。現在の権力者たちは、彼らが命がけで得た知見や反省を
無きものにしようとしつつあるが、その先にあるのは70年以上前の
悲劇の再来であることは火を見るよりも明らかだ。
私たちは彼らの残してくれた警鐘を無にしてはならない》
『●「将来の子や孫の世代が、あの時、
つまり今の我々が頑張ったおかげで、平和な島になったんだよ」、と…』
《『戦場ぬ止み』という映画は2014年、翁長知事を誕生させる島ぐるみの
大きなうねり、激動の沖縄を捉えている。辺野古には基地を造らせない
と訴える翁長さんを取り巻く観衆が、数百人が数千人になり、1万人を
超えたセルラースタジアムで菅原文太さんが駆け付けたときの熱狂は
まさに地鳴りのよう。島を揺るがすほどのエネルギーで、保革を超えて
沖縄を束ねる初めての存在「翁長知事」を押し上げていった》
『●《辺野古ノーの「弾」を放った。だが国は…
協議を、工事を中断しないまま行っている。仁も義もない態度》』
=====================================================
【https://dot.asahi.com/wa/2021102900067.html】
菅原文太が危惧した落第国家 古賀茂明
政官財の罪と罰
2021/11/02 07:00
古賀茂明
(菅原文太さん(C)朝日新聞社)
衆議院総選挙が終わった。今回の選挙の特徴の一つは、ほぼすべての政党が、公約の中で、国民への直接給付を強調していた点だ。格差是正や成長か分配かについての議論も盛んだった。先進国の中で日本だけが労働者の給料が上がっていないという事実が、かなりの時間差を伴って、ようやく国民に知れ渡るようになったことで、与党と言えども、国民の所得の引き上げについて強く意識せざるを得なくなったのだろう。
ここまで議論が盛り上がったのだから、一人当たり○○万円給付という政策は実施される可能性が高い。しかし、事態は、そんな限定的な支援ではとても済ませられないくらい深刻化している。
テレビや新聞では、貧困にあえぐ人々のニュースを目にしない日はないと言っても良いくらいだ。例えば、あるテレビの報道番組で、フードバンクに食料をもらいに来たシングルマザーに連れられた小さな女の子にインタビューしている場面が流れた。正確ではないが、こんな趣旨のやり取りだ。
「お母さんのこと、好き?」「うん、大好き!」。
「どうして?」「優しいから!」。
「どんなふうにやさしいの?」「おかあさん、ご飯食べないの。食べると私の分がなくなるから」。
小さな子供がこんな言葉を口にする。思わず涙が出て来た。
これは、ほんの一例でしかない。ネットで検索すれば、親が食事を1日1食にしているとか、パンと水で飢えをしのいでいるというような話が、全国あちこちで報じられている。これが日本の現実なのかと、暗澹たる気持ちになるのと同時に、どうしてこんな事態が放置されているのだろうと不思議になり、そして憤りの気持ちが高まる。
今、私は、7年前の2011年11月28日に肝がんで亡くなった俳優の菅原文太さんのことを思い出している。もうすぐ命日だ。菅原さんは死の直前の11月1日、沖縄で演説を行った。文字通り、命を削りながらの訴えだ。
「政治の役割は二つあります。一つは、国民を飢えさせないこと、安全な食べ物を食べさせること。もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと!」という冒頭の名文句は時代を超えて語り継がれるだろう。
ただ、沖縄での演説ということもあり、当時の私は、「戦争をしないこと」という言葉にばかり関心が向かい、正直なところ、「国民を飢えさせないこと」という言葉には、あまり注意が行かなかった。
しかし、菅原さんは、当時から経済大国日本にも満足に食べられない人がいることに深く心を痛め、危機感を抱いていたのだ。だから、国家の役割として、演説冒頭でこの義務に言及した。
そして、今日、私たちは、無数の人々が、飢えに苦しむ姿を見ている。それを放置する国家とは何か。菅原さんなら、最低限の役割を果たさない落第国家という烙印を押すだろう。
私たちはのんびり選挙を行い、どんな給付が必要かを議論していた。その間も、日々、命をつなぐのに必死の人々がいるというのに。
何たる危機感のなさ。
選挙は終わった、もう議論などしている余裕はない。満足に食べることができない全ての人々に食料を届ける。政府には、全てに優先して、それを直ちに実現する義務がある。
■古賀茂明(こが・しげあき)/古賀茂明政策ラボ代表、「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。1955年、長崎県生まれ。東大法学部卒。元経済産業省の改革派官僚。産業再生機構執行役員、内閣審議官などを経て2011年退官。近著は『官邸の暴走』(角川新書)など
※週刊朝日 2021年11月12日号
=====================================================
沖縄タイムスの磯野直記者のコラム【[大弦小弦]しわがれた声が沖縄セルラースタジアム那覇に響いた光景…】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/350714)。
《前回知事選の真っ最中だった4年前の11月1日、俳優の菅原文太さんが翁長雄志さんの総決起大会に駆けつけた…▼演説にどよめいた万余の人々は、1カ月もしないうちに訃報を聞くことになる。「辺野古を他国へ売り飛ばさないでくれ」は、「最も危険な政権」と断じた安倍政権への命懸けの忠告だった…沖縄への遺言、28日の命日にかみしめたい》。
菅原文太さんの命日のコラム。
『●騙されることの責任、再び: 特定秘密保護法案を
仲良く協議する翼賛与党・翼賛野党議員に投票した人々』
《きょうの集会には俳優の菅原文太さん(1933年生まれ)も駆けつけた―
「こういう法律が出てくるなんて考えもしなかった。戦後初めてでしょう。
私は戦争中の時代をかすっている。その頃は異常な時代だったから
考えられないことが沢山あった。この法案が通ればトドメになるのか
と思うくらい悪法。娯楽と騒々しい中に放り込まれて、考える事を
なくしてしまった中で、こんなものが突きつけられている。
ここにいる皆さんが考えつかないような時代になる」》
『●まだ「積極的平和主義」を言うか!? ダメだこりゃ・・・・・・
「薔薇の花束」を理解できないアベ様!』
《昨年、亡くなった俳優の菅原文太さんは、沖縄知事選に立候補した
翁長雄志候補の集会で、こう訴えました。「政治の役割はふたつあります。
ひとつは、国民を飢えさせないこと。もう一つは、これが最も大事です。
絶対に戦争をしないこと!」。聴衆は割れるような拍手で賛成しました》
『●「平和と憲法を守る決意をもった著名人」菅原文太さん:
「政治の役割は・・・絶対に戦争をしないこと」』
「日刊スポーツの記事『大橋巨泉、愛川さん訃報「日本にとって大マイナス」』
(http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1463027.html)によると、
「菅原文太さんに続いて、平和と憲法を守る決意をもった著名人が
他界した事は、日本にとって大マイナスである。ボクも簡単には
死ねないなと考えている」。
「絶対に戦争をしないこと!」、この一点を死守したい。「アベ様のNHK」を
はじめとしたマスコミの堕落、そして、「”テレ朝は今日、死んだに等しい
と思います”」状態。何度も引用するが、俳優や芸人の矜持の無さ…」
『●宮崎駿さん「沖縄の非武装地域化こそ、東アジアの平和のために必要です」』
「「俳優の故菅原文太さんの妻・文子さんが就任。同県出身報道カメラマンの
石川文洋氏の就任」に加えて、「「辺野古基金」の共同代表に、映画監督の
宮崎駿氏が就任する意向」
『●「アベ様のNHK」では、永六輔さんは「戦争が嫌だ…。
戦争はしちゃいけない」ということを伝えれない』
《2014年12月、俳優の菅原文太が亡くなったときには夫人がコメントを発表し、
そのなかで菅原の晩年の活動について〈一つは、先進諸国に比べて
格段に生産量の少ない無農薬有機農業を広めること。もう一粒の種は、
日本が再び戦争をしないという願いが立ち枯れ、荒野に戻って
しまわないよう、共に声を上げることでした〉と触れたが、
NHKはこの部分を丸々カットして放送した》
『●映画『コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方』…
「軍隊を持たない意味」を理解しようとしない本家』
《…多数決をしたらあとはすべて従えというのは本来の民主主義じゃない!
多数派に属する者たちが「選挙で選ばれたのは俺たちだから議論なんて
時間の無駄。お前らは黙って言うことを聞け。それが嫌なら次の選挙で
見返してみろ」と主張する社会。それは「民主主義」とは呼ばない。
野坂昭如氏、大橋巨泉氏、愛川欽也氏、菅原文太氏、金子兜太氏など、
戦争を体験し、その経験をもとに強く平和を訴えてきた世代が次々と鬼籍に
入りつつある。現在の権力者たちは、彼らが命がけで得た知見や反省を
無きものにしようとしつつあるが、その先にあるのは70年以上前の
悲劇の再来であることは火を見るよりも明らかだ。
私たちは彼らの残してくれた警鐘を無にしてはならない》
『●「将来の子や孫の世代が、あの時、
つまり今の我々が頑張ったおかげで、平和な島になったんだよ」、と…』
《『戦場ぬ止み』という映画は2014年、翁長知事を誕生させる島ぐるみの
大きなうねり、激動の沖縄を捉えている。辺野古には基地を造らせない
と訴える翁長さんを取り巻く観衆が、数百人が数千人になり、1万人を
超えたセルラースタジアムで菅原文太さんが駆け付けたときの熱狂は
まさに地鳴りのよう。島を揺るがすほどのエネルギーで、保革を超えて
沖縄を束ねる初めての存在「翁長知事」を押し上げていった》
沖縄タイムスの記事【安倍首相とデニー知事の出席検討 新基地集中協議 次回終了見通し】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/350718)によると、《一方、政府は1996年の普天間返還を含めた日米特別行動委員会(SACO)最終報告の取り組みに触れ、辺野古を断念する考えがないことを伝えている。協議は平行線の状態だが県は対話の継続を要望しており、協議期間の終了後も話し合いの機会を設けるよう求める見通しだ》そうだ。
「森」を殺す、「美ら海」を殺す愚行を続ける。与党自公・癒党お維キト。
《政治の役割は…絶対に戦争をしないこと》。辺野古破壊はこの政治の役割を果たしているのか?
とても読み応えのある、マガジン9の記事【こちら編集部/「非軍事中立戦略」は、理想論かリアリズムか?──『9条の挑戦』出版記念イベントを聞いて(西村リユ)】(https://maga9.jp/181128/)から、3つの部分を引用させて頂く。
《布施祐仁さん…「非軍事中立というと、やはり『すぐに軍隊をなくすべき』と主張するイメージがあったんです。でも、僕は『今は』自衛隊は必要だけど、いずれは軍事力に頼らない方向性を目指すべきだと考えている。神原さんと議論するうちに、それも一つの『非軍事中立』の考え方じゃないかと考えるようになりました」》。
《伊藤真さん…「非軍事中立、というと誤解されることがありますが、これは単なる倫理的、あるいは宗教的な話ではないのです。私自身、『殺すより殺されたほうがいい』なんてまったく思っていません」ときっぱり。「非軍事中立」を唱えるのは、むしろそれが「現実的な選択」だから。貧困などさまざまな問題が山積する中で、現実的な問題として、軍隊にお金をつぎ込むことが国民を幸せにすることになるとは思えない、と指摘》。
《高遠菜穂子さん…からは、イラクなどで民間人の命を奪ってしまい、PTSDに苦しむ米兵の話も紹介いただきましたが、それを受けての伊藤さんの言葉がとても印象的でした。「軍隊をもつというのは、被害のみならず加害をつくり出すこと、我々がそれに荷担するということです。もちろん税金もそこに使われる。社会としてそれを受け入れる覚悟もなしに、『軍隊をもつ』などと言うべきではありません」 安倍首相や自民党は、憲法に自衛隊の存在を明記しても「現状は何も変わらない」と繰り返してきました。あまりにもそれは、「軍隊をもつ」ということを軽く見た発言ではなかっただろうか、と思わされます》。
==================================================================================
【https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/350714】
[大弦小弦]しわがれた声が沖縄セルラースタジアム那覇に響いた光景…
2018年11月27日 07:24
しわがれた声が沖縄セルラースタジアム那覇に響いた光景を忘れない。前回知事選の真っ最中だった4年前の11月1日、俳優の菅原文太さんが翁長雄志さんの総決起大会に駆けつけた
▼ゆっくりと、一言ずつかみしめるように語る81歳の言葉。民を飢えさせない、安全な食べ物の供給、そして絶対に戦争をしないことが政治家の役目と説いた上で対立候補の名を挙げ、ぶつけた。「弾はまだ1発、残っとるがよ」
▼1973年の映画「仁義なき戦い」の名セリフだ。生前、「週刊プレイボーイ」のインタビューで「弾」の意味を聞かれると「自分がこれまで勉強したことや、周囲から受けた愛情や支えだと思えばいい。で、本当に自分が勝負を賭けたい時にその弾をブッぱなせばいいんだ」
▼演説にどよめいた万余の人々は、1カ月もしないうちに訃報を聞くことになる。「辺野古を他国へ売り飛ばさないでくれ」は、「最も危険な政権」と断じた安倍政権への命懸けの忠告だった
▼4年前と今回の知事選で、県民は辺野古ノーの「弾」を放った。だが国は新基地を巡る玉城新県政との協議を、工事を中断しないまま行っている。仁も義もない態度
▼「弾」がなかなか届かなくても、菅原さんなら当たるまで言い続けるだろう。「まだ1発残っとる」と。沖縄への遺言、28日の命日にかみしめたい。(磯野直)
==================================================================================
asahi.comの記事【巨泉さん、自己主張する司会先駆け 「遺言」で首相批判】(http://www.asahi.com/articles/ASJ7N3GHDJ7NUCLV00H.html?iref=comtop_8_01)。
《「最後の遺言」として安倍晋三首相を批判》。
『●争点は「壊憲」: 大橋巨泉さん「最後の遺言」…
日本を『戦争ができる国』に変えてはいけない』
《〈今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません。
だが今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずな事が
連日報道されている。書きたい事や言いたい事は山ほどあるのだが、
許して下さい。しかしこのままでは死んでも死にきれないので、
最後の遺言として一つだけは書いておきたい。
安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に
一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。
最後のお願いです〉》
『●「平和と憲法を守る決意をもった著名人」菅原文太さん:
「政治の役割は・・・絶対に戦争をしないこと」』
「日刊スポーツの記事『大橋巨泉、愛川さん訃報「日本にとって大マイナス」』
(http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1463027.html)によると、
「菅原文太さんに続いて、平和と憲法を守る決意をもった著名人が
他界した事は、日本にとって大マイナスである。ボクも簡単には
死ねないなと考えている」。
「絶対に戦争をしないこと!」、この一点を死守したい。「アベ様のNHK」を
はじめとしたマスコミの堕落、そして、「”テレ朝は今日、死んだに等しい
と思います”」状態。何度も引用するが、俳優や芸人の矜持の無さ…」
『●アベノサギで違法な壊憲:
永六輔さん曰く「「9条を守る」ことは「99条を守ることだ」」』
東京新聞の記事【大橋巨泉さん死去 人気番組の司会者、82歳】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016072001000847.html)によると、《元参院議員の大橋巨泉(おおはし・きょせん、本名克巳=かつみ)さんが12日午後9時29分、急性呼吸不全のため千葉県内の病院で死去した。82歳。東京都出身》。また、asahi.comの記事【大橋巨泉さん死去 テレビ司会者、82歳】(http://www.asahi.com/articles/ASJ7N3529J7NUCLV003.html?iref=comtop_8_01)によると、《大橋巨泉(おおはし・きょせん、本名大橋克巳=おおはし・かつみ)さんが、12日午後9時29分、急性呼吸不全のため死去した。82歳だった。葬儀は親族で営んだ。後日、しのぶ会を開く予定。喪主は妻寿々子さん》。
また、東京新聞の記事【大橋巨泉さん死去 昭和のマルチタレント TVの申し子】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016072090141305.html)では、《NHKの人気バラティー「夢であいましょう」を手掛けた永六輔さんを「神」と呼んで敬い、この番組から多くを学んだという巨泉さん。…中学生時代に始めた句作のほか、趣味のジャズやゴルフ、ギャンブルなどさまざな分野で多芸多才ぶりを発揮。口八丁手八丁のマルチタレントは、晩年も特定秘密保護法の成立を手厳しく批判するなど「権力」への批判精神を貫く気骨も併せ持っていた》、とあります。
大橋巨泉さんの「最後の遺言」…日本を『戦争ができる国』に変えてはいけない。巨泉さんの「最後の遺言」は届かず、2016年7月参院選の後に亡くなっておられました。永六輔さんに続き、とても残念です。ご冥福をお祈りします。
==================================================================================
【http://www.asahi.com/articles/ASJ7N3GHDJ7NUCLV00H.html?iref=comtop_8_01】
巨泉さん、自己主張する司会先駆け 「遺言」で首相批判
2016年7月20日11時54分
戦後テレビのバラエティー番組を支えた立役者がまた一人、亡くなった。テレビの黄金期に自由奔放な司会ぶりで数々の名番組を生み出した大橋巨泉さん。活躍中に「セミリタイア」を宣言し、日本と海外を行き来する悠々自適の後半生を送ったが、晩年は病と闘い続けた。
芸名の「巨泉」は高校時代に使った俳号で、巨人ファンから「巨」、尽きないアイデアのイメージを「泉」に込めたという。
放送作家として立ち上げに関わった「11PM」では「テレビでいかがなものかと思われていたものを」とゴルフ、マージャン、競馬を取り上げるコーナーを提案。週1回の「巨泉のなんでもコーナー」が始まり、さらに司会の1人に。「野球は巨人、司会は巨泉」というキャッチフレーズと黒縁メガネをトレードマークに人気者となった。「ボイン」という言葉も“発明”し、世に広めた。
「クイズダービー」では、竹下景子さんを「3択の女王」、正解率が高いはらたいらさんを「宇宙人」と名付け、「せーの、ドン」「倍率、ドン」といったかけ声で盛り上げた。「世界まるごとHOWマッチ」では、石坂浩二さんを本名からとった「兵ちゃん」、ビートたけしさんを「たけし」と呼び捨てにした。くだけたキャラクターと型破りな発言で、自己主張するタレント司会者の先駆けとなった。
私生活では、1956年にジャズシンガーのマーサ三宅さんと結婚したが、8年で別居し、離婚。その後ニッポン放送のラジオ番組のアシスタントだった寿々子さんと69年に再婚した。
人気だったレギュラー番組を50代半ばで降板し、生活スタイルを一変させた。「セミリタイア」後は、季候のいい時期の太陽を追い求めるように、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、日本を1年で巡る「ひまわり生活」を続けた。「仕事や会社は生きていくための手段ですが、究極の目的は定年後に、自分の人生を演出することです」と語り、将棋やジャズ、ゴルフ、釣りなどの趣味を楽しんだ。
毎年受けていた人間ドックがきっかけで、2005年に胃がんが判明した。大学時代に母親を子宮がんで亡くした経験から「お袋が自分の命と引き換えに教えてくれた」と健康には人一倍気を使っていた。中咽頭(いんとう)がんやその後の転移で手術や放射線治療を繰り返した。
1994年からのべ20年にわたって書き続けた週刊現代での連載コラムは、体調不良のため今春から休載。最終回とした7月9日号では「今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません」などと病状を説明し、「最後の遺言」として安倍晋三首相を批判。読者に向けて「長い間ありがとうございました」とつづっていた。
今年2月の「徹子の部屋」では「畏友(いゆう)」とする永六輔さんと出演したが、4月からの3カ月間は「死を覚悟し、すべてを受け入れ、一言の文句も言わず、痛みも訴えずに、じっと我慢をしてくれました」(妻の寿々子さん)。7月に入ると眠っている時間が長くなり、7日に亡くなった永さんの訃報(ふほう)は「ショックの大きさを考えて」伝えなかったという。寿々子さんは関係者宛てのファクスに「どうぞ大橋巨泉の闘病生活に“アッパレ!”をあげて下さい」と記した。一方で、在宅介護中に鎮痛剤を過剰投与され、病状が悪化したとも指摘した。
==================================================================================
『LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)の新田樹氏による記事【大橋巨泉が臨死の床で綴った“最後の遺言”「安倍晋三に一泡吹かせて下さい」しかしテレビは巨泉の思いを一切報じず…】(http://lite-ra.com/2016/07/post-2380.html)。
《〈今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません。だが今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずな事が連日報道されている。書きたい事や言いたい事は山ほどあるのだが、許して下さい。しかしこのままでは死んでも死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです〉》。
『●争点は「壊憲」: 公明党と共に《(戦争への)「この道を。
力強く、前へ。」(選挙後に壊憲)―自民党》』
大橋巨泉さんの「最後の遺言」。その真意はマスコミではほとんど報道されなかったそうです。「日本を『戦争ができる国』に変えてはいけない」ということ。
与党・「癒(着)」党が「2/3」をとる情勢だと言われています。アベ「ドアホノミクス」=「アベドアホノ丸」の虚飾を喧伝し、選挙が終われば、公約にもしない「壊憲」を始める、すなわち、三度目のアベノサギを直ぐに始めます。選挙に行かなければ、そのリスクが異常に高まります。《7月の参院選挙、野党に投票して下さい。最後のお願いです》。
『●「平和と憲法を守る決意をもった著名人」菅原文太さん:
「政治の役割は・・・絶対に戦争をしないこと」』
「日刊スポーツの記事『大橋巨泉、愛川さん訃報「日本にとって大マイナス」』
(http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1463027.html)によると、
「菅原文太さんに続いて、平和と憲法を守る決意をもった著名人が
他界した事は、日本にとって大マイナスである。ボクも簡単には
死ねないなと考えている」。
「絶対に戦争をしないこと!」、この一点を死守したい。「アベ様のNHK」を
はじめとしたマスコミの堕落、そして、「”テレ朝は今日、死んだに等しい
と思います”」状態。何度も引用するが、俳優や芸人の矜持の無さ。
『●『佐高信の新・筆頭両断』読了(2/2)』
「権力に立ち向かうような俳優や芸人が日本には少ない。
成田三樹夫は、「最近の役者・・・いやらしいのが多すぎる
・・・総理大臣主催のナントカ会・・・ニコニコして出かけて行って、
握手なんかして喜んでるだろ。・・・情けなくなっちまうね。
権力にへたへたする役者じゃ意味がない。
・・・バカがどんどん図にのるんだよ、ハハハ」」
これまた、いつも引用している・・・・・・城山三郎さん「戦争待望論を
唱える若い文士がいると聞いて、鳥肌の立つ思いがする。
平和の有難さは失ってみないとわからない」
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/46cffbbda63235587e36a8f40865b28b)、
「日本は先の戦争で、ほとんどすべてを失ってしまった。
唯一、得られたのは、憲法九条だけだ」
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/07980877a3742cbd8a23034f725a7386)。」
記事に出てくる《桜を見る会》について、asahi.comに当時、【「桜咲くように賃上げ実現」 安倍首相、桜見る会で語る】(http://www.asahi.com/articles/ASH4L358RH4LUTFK001.html?iref=comtop_list_pol_n02)という記事に、《芸能人やスポーツ選手ら約1万5千人の招待客を前に…》とありました。成田三樹夫さん風に言えば、《いやらしいのが多すぎる…情けなくなっちまうね。権力にへたへたする…バカがどんどん図にのるんだよ、ハハハ》。
==================================================================================
【http://lite-ra.com/2016/07/post-2380.html】
大橋巨泉が臨死の床で綴った“最後の遺言”「安倍晋三に一泡吹かせて下さい」
しかしテレビは巨泉の思いを一切報じず…
安倍晋三 新田樹 2016.07.01
(大橋巨泉オフィシャルウェブサイトより)
大物司会者の大橋巨泉氏が、一時意識不明状態に陥り、5月下旬より集中治療室に入っているとの報道があった。巨泉氏自身が、20年近く続けてきた「週刊現代」(講談社)の連載コラム「今週の遺言」で、明らかにしたものだ。
巨泉氏は2005年に早期の胃がんが見つかったのを皮切りに、13年には中咽頭がんが見つかり摘出手術。また、14年にはリンパ節、15年には右肺、16年には左鼻腔内にもがんが見つかるなど、長らく闘病生活を続けてきた。連載によると、3月半ば頃から体力の落ち込みがひどく、4月には意識不明の状態に陥り、2週間ほど意識が戻らず、5月からは集中治療室に入っていたというのである。
そのためこの「週現」の連載も、4月9日号を最後に休載となっていたが、今週発売の7月9月号をもって最終回とするという。その最終回の原稿でも、
〈体力が戻ってこず衰えた〉
〈何時まで生きられるかわからない〉
〈老いた体をベッドに横たえ、たまに車椅子で外に出れば
直ぐに高熱を出す始末である〉
〈ボクにはこれ以上の体力も気力もありません〉
と、死をも意識する重篤な病状にあることを繰り返し綴っている。巨泉氏の豪放磊落なイメージからは想像できないほど、深刻な状態にあるようだ。この最終回の原稿も、妻と弟のサポートを受けて何とか完成までもっていけたものだという。その最終回の原稿の最後は、こんな文章で締められている。
〈今のボクにはこれ以上の体力も気力もありません。
だが今も恐ろしい事や情けない事、恥知らずな事が
連日報道されている。書きたい事や言いたい事は山ほど
あるのだが、許して下さい。しかしこのままでは死んでも
死にきれないので、最後の遺言として一つだけは書いておきたい。
安倍晋三の野望は恐ろしいものです。選挙民をナメている安倍晋三に
一泡吹かせて下さい。7月の参院選挙、野党に投票して下さい。
最後のお願いです〉
「何時まで生きられるかわからない」「ボクにはこれ以上の体力も気力もありません」と死を意識する壮絶な状況のなか、巨泉氏がまさに最後の力を振り絞って綴った、「最後の遺言」。それは、「改憲」を争点からひた隠しにして参院選を行い、着実に日本を戦争へと向かわせている安倍政権への痛烈な批判だった。
巨泉氏の状況を思えばその言葉の重みもより増すが、もちろん巨泉氏は突然こんなことを言い出したわけではない。民主党議員だった2001年に、アメリカの同時多発テロを非難し「アメリカを支持する」との表明に民主党でたった1人反対するなど、巨泉氏は徹底して反戦を掲げ続けてきた。安倍政権に対しても、第二次政権が発足した当初より、安倍首相の危険性を訴え続けている。
「僕は、ポピュリズムの権化のような安倍首相をまったく信用しない。
(略)本当にやりたいのは憲法改正であり、日本を
『戦争ができる国』に変えることでしょう。実際、ニコニコして、
口当たりの良いフレーズを並べておきながら、国民の過半数が
反対した特定秘密保護法を強引に通してしまった。
法衣の下に鎧を隠しているような男の言動にだまされてはいけません」
(「日刊ゲンダイ」/2014年5月12日)
また、昨年4月19日には『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)にゲスト出演し、安倍首相主催の「桜を見る会」に言及。自身も招待を受けていたがそれを断ったと告白して、さらに、巨泉氏とは逆に出席する道を選んだ太田光をこう批判している。
「お前利用されてるんだよ。今日のスポーツ紙に出てたよ。
『ああ、安倍さんって心の広い人だなあ』って(大衆に)思われちゃうんだよ」
さらに同番組では、テレビ朝日とNHKが自民党に呼び出された一件についても「とにかく、自民党に呼ばれて行ったテレ朝とNHKはいかん。なんで一政党に呼ばれて、言論の自由を守らなければいけない放送局が出て行く? これが陰ながらの圧力なんだ」「俺は戦いたい。(略)言論の自由っていうのはね、命をかけて守るべきものなんだよ」と発言。政権に忖度して自粛を繰り返すメディアの姿勢を痛烈に批判した。
また、同じく15年の「週刊朝日」(朝日新聞出版)9月18日号では、1934年生まれで実際に先の戦争を見てきた自身の経験を踏まえ、戦争がいかに人の命を軽んじるものであるかを痛切に訴えている。
〈何故戦争がいけないか。戦争が始まると、すべての優先順位は
無視され、戦争に勝つことが優先される。
昔から「人ひとり殺せば犯罪だけど、戦争で何人も殺せば英雄になる」
と言われてきた。
特に日本国は危ない。民主主義、個人主義の発達した欧米では、
戦争になっても生命の大事さは重視される。捕虜になって生きて帰る
と英雄と言われる。日本では、捕虜になるくらいなら、自決しろと教わった。
いったん戦争になったら、日本では一般の人は、人間として扱われなくなる。
それなのに安倍政権は、この国を戦争のできる国にしようとしている。
(中略)
ボクらの世代は、辛うじて終戦で助かったが、実は当時の政治家や
軍部は、ボクら少年や、母や姉らの女性たちまで動員しようとしていた。
11、12歳のボクらは実際に竹槍(たけやり)の訓練をさせられた。
校庭にわら人形を立て、その胸に向かって竹槍(単に竹の先を斜めに
切ったもの)で刺すのである。なかなかうまく行かないが、
たまにうまく刺さって「ドヤ顔」をしていると、教官に怒鳴られた。
「バカモン、刺したらすぐ引き抜かないと、肉がしまって抜けなくなるぞ!」
どっちがバカモンだろう。上陸してくる米軍は、近代兵器で武装している。
竹槍が届く前に、射殺されている。これは「狂気」どころか「バカ」であろう。
それでもこの愚行を本気で考え、本土決戦に備えていた政治家や軍人が
いたのである。彼らの根底にあったのは、「生命の軽視」であったはずである〉
このように巨泉氏は、いかなる戦争も個人の尊厳を破壊するものとして一貫して反対する姿勢を貫き、「戦争のできる国」作りを画策する安倍政権に対し批判を続けてきた。その姿勢は、病に倒れた後も決して変わることはなかったのだ。
大橋巨泉が集中治療室に入り、長らく続けられていた「週刊現代」の連載が終了したことは各テレビ局でも大きく報道された。しかし、巨泉氏が最も伝えたかった〈安倍晋三の野望はおそろしい〉〈選挙民をナメている安倍晋三に一泡吹かせて下さい〉というメッセージを放送した番組はひとつたりともなかった。巨泉氏が危惧していたメディアの萎縮は残念なことにここでも起きてしまったのだ。
〈書きたい事や言いたい事は山ほどある〉
〈このままでは死んでも死にきれない〉
と自身でも綴っているように、現在の閉塞した言論状況にあって巨泉氏は貴重なリベラル論客であり、まだまだ語ってほしいことがたくさんある。巨泉氏の「最後の遺言」を胸にきざむと同時に、なんとか回復しまた舌鋒鋭い批判を繰り出してくれる日が訪れることを祈りたい。
(新田樹)
==================================================================================
東京新聞の三つの記事【横田・辺野古「問題は同じ」 住民の反対無視】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015051002000134.html)と、
【「辺野古に固執、禍根残す」日米同盟 品格問う】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015051002000127.html)と、
【「普天間停止 空手形にしないで」 知事、政府に不信感】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015051002000132.html)。
「国は県や住民の反対をよそに強行する構えだ。何の説明もなく決まった横田配備に、首都圏の基地周辺住民からも「民意無視は全く同じだ」と憤りの声が上がる」。
相変わらず辺野古破壊を強行し、一方、バカな価格の危険な殺意オモチャ=オスプレイを横田に配備だそうです。 「主権在アベ様」=「地域住民ごときが文句を言うのは許されないというのが安倍政権の立場」。住民の声など完全無視。
『●「主権在アベ様」=「地域住民ごときが
文句を言うのは許されないというのが安倍政権の立場」』
「「辺野古に固執、禍根残す」日米同盟 品格問う・・・・・・翁長氏は「辺野古が唯一の解決策という考えに日米両政府が固執すると、日米安保体制に大きな禍根を残す」と指摘」したそうですが、アベ様らのやり方は確かに「下品」。
『●アベ様の周りには忠実なシモベばかり・・・
辺野古破壊「続行を」、「強硬論次々」だそうです』
『●アベ様と菅官房長官らが辺野古でやっていること・・・
「人権や言論の自由も軽視され、植民地支配と同じ」』
『●「政治の堕落」: 上から目線で「力のある者が、
自分の意を通すだけの政治なら、民主制など空虚な看板」』』
『●沖縄県民に対するアベ様達の振る舞いを、
番犬様の米国へ説明してみたらどうか?』
『●王様による「人治主義国家」を沖縄辺野古から覆す:
「あらゆる手法を用いて辺野古に新基地は造らせない」』
『●「平和と憲法を守る決意をもった著名人」菅原文太さん:
「政治の役割は・・・絶対に戦争をしないこと」』
「五年以内の運用停止は、仲井真弘多前知事が辺野古埋め立てを承認した際に強く求め、安倍晋三首相が努力を約束した」・・・・・・。
さて、仲井真氏は「空手形」を承知の上で、「いい正月」を迎えていたのではないか? アベ様らはサル芝居をして、沖縄県民をバカにしていたのではないか? ・・・・・・米側が「空想のような見通し」とまで言っていた普天間運用停止。
『●国外移設どころか、やはり辺野古埋立承認へ:
2010年11月の沖縄知事選の予想が現実に』
『●辺野古破壊: 「いい正月になる」なんて、
仲井真氏もアベ様らも猿芝居をしていたんじゃないのか?』
=====================================================
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015051002000134.html】
横田・辺野古「問題は同じ」 住民の反対無視
2015年5月10日 朝刊
(昨年7月、米軍横田基地に着陸するオスプレイ=
東京都羽村市上空で、本社ヘリ「あさづる」から(嶋邦夫撮影))
米政府が、空軍の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイを、二〇一七年から米軍横田基地(東京都福生市など)に配備する方針を九日、明らかにした。初の本土常駐で、基地負担に苦しむ沖縄県の住民感情に配慮したとされるが、沖縄では「訓練が続けば、負担軽減に逆行する」との見方もある。米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾市(ぎのわんし))の名護市辺野古(へのこ)への移設では、国は県や住民の反対をよそに強行する構えだ。何の説明もなく決まった横田配備に、首都圏の基地周辺住民からも「民意無視は全く同じだ」と憤りの声が上がる。
「『計画はない、知らない』と言いながら、国民に知らせるときには決定している。普天間の移設問題でもそうだ」
横田基地周辺の五市一町の一つ、立川市の元市議で市民団体「横田基地問題を考える会」メンバーの島田清作さん(76)は、オスプレイ配備方針の決定に「日本にオスプレイは必要ない。米国が必要なら米本土に配備すればいい。沖縄の負担軽減のため横田、というのは全くの筋違いだ」と、怒りを露わにした。
米軍がオスプレイの横田配備に初めて言及したのは、二〇一三年夏。米太平洋空軍司令官が日本配備先として横田基地を候補と明言し、波紋を広げた。島田さんは今年三月、六つの在日米軍基地の騒音訴訟団が政府に申し入れを行った際、この件を防衛省の担当者にただしたが、担当者は「日米間でそういう話はしていない」と答えたという。
「地元が意見を差し挟まないようにして強行する。普天間同様、横田でもそうするつもりなのか」
島田さんは「横田に来るのはオスプレイだけではない」とも。米国防総省は最新鋭ステルス戦闘機F35の整備拠点を将来、日本に置くと発表している。エンジン整備拠点は横田に隣接するIHI瑞穂工場とされ、「東京の住宅街にある横田が、騒音や危険をまき散らす戦闘機の基地になっていく。絶対反対を強めなければ」と意志を固める。
福生市の奥富喜一市議(66)も「こんなに早く配備されるとは思っていなかった。北関東防衛局は否定し続けてきた。だまし討ちに遭ったような気持ちだ。反対運動を大きくしていきたい」と、国への不信感を口にした。 (榎本哲也、林朋実)
=====================================================
=====================================================
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015051002000127.html】
「辺野古に固執、禍根残す」 日米同盟 品格問う
2015年5月10日 朝刊
(沖縄県庁で会談に臨む中谷防衛相(左)と翁長雄志知事=9日)
中谷元・防衛相と翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事による九日の会談は、日米両政府が四月の日米首脳会談などで名護市辺野古(へのこ)への新基地建設を再確認して以降、初となる政府と沖縄との対話。翁長氏は中谷氏に不信感を隠さず、政府と沖縄の溝が深まった印象だ。 (石川智規)
会談は約三十分間。中谷氏は、海洋進出を強める中国に触れ「沖縄は安全保障上、大変重要な地域」と説明。普天間飛行場のオスプレイに関し「できるだけ県外で訓練を実施できるようにしている」と、負担軽減を進める方針を強調した。
しかし、翁長氏は「辺野古が唯一の解決策という考えに日米両政府が固執すると、日米安保体制に大きな禍根を残す」と指摘。「日米同盟はもっと品格がある、誇れるものであってほしい」と訴えた。中谷氏が三月の記者会見で、対立が深くなるなら(翁長氏と)会っても意味がないと発言したことについて「高飛車な発言」とも批判した。
中谷氏は会談後、記者団に対し、既定方針通り今夏にも埋め立て工事に着手する考えを説明。翁長氏は、岩礁破砕許可取り消しなどの可能性を記者団に聞かれ、否定しなかった。
=====================================================
=====================================================
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015051002000132.html】
「普天間停止 空手形にしないで」 知事、政府に不信感
2015年5月10日 朝刊
中谷元・防衛相と沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が九日、県庁で初めて会談した。翁長氏は、米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対した上で、普天間飛行場の五年以内の運用停止も実現するよう念押しした。
五年以内の運用停止は、仲井真弘多(ひろかず)前知事が辺野古埋め立てを承認した際に強く求め、安倍晋三首相が努力を約束した。
翁長氏は、中谷氏が以前、運用停止の定義について「飛行機が飛ばないこと」と国会答弁しながら、その後「幻想を与えるようなことは言うべきでない」と撤回したことに不信感を示した。「五年以内の運用停止は埋め立て承認の大きな柱。空手形にならないようにしてほしい」と求めた。
中谷氏は会談後、記者団に「あらゆる努力を通じて実施したい」と話した。
=====================================================
asahi.comの記事【菅原文太さんとは「同志的連帯」 妻が語る辺野古問題】(http://www.asahi.com/articles/ASH515TW1H51UTIL046.html?iref=comtop_list_nat_n04)。
「辺野古移設を阻止するため4月に作られた「辺野古基金」に、全国から1億1900万円を超える寄付が寄せられた。その共同代表の一人が、昨年11月に81歳で亡くなった俳優菅原文太さんの妻、文子さん(73)。「現政権への不服従を示すため」に代表を引き受けた思いと、文太さんと平和について語った日々を振り返った」。
「政治の役割はふたつあります。ひとつは、国民を飢えさせないこと。もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと!」
『●まだ「積極的平和主義」を言うか!? ダメだこりゃ
・・・・・・「薔薇の花束」を理解できないアベ様!』
「昨年、亡くなった俳優の菅原文太さんは、沖縄知事選に
立候補した翁長(おなが)雄志候補の集会で、
こう訴えました。「政治の役割はふたつあります。
ひとつは、国民を飢えさせないこと。もう一つは、
これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと!」。
聴衆は割れるような拍手で賛成しました。
残念ながら、菅原さんの訴えは、与党政治家には
受け入れ難いようにみえます」
日刊スポーツの記事『大橋巨泉、愛川さん訃報「日本にとって大マイナス」』(http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1463027.html)によると、「菅原文太さんに続いて、平和と憲法を守る決意をもった著名人が他界した事は、日本にとって大マイナスである。ボクも簡単には死ねないなと考えている」。
「絶対に戦争をしないこと!」、この一点を死守したい。「アベ様のNHK」をはじめとしたマスコミの堕落、そして、「”テレ朝は今日、死んだに等しいと思います”」状態。何度も引用するが、俳優や芸人の矜持の無さ。
『●『佐高信の新・筆頭両断』読了(2/2)』
「権力に立ち向かうような俳優や芸人が日本には少ない。
成田三樹夫は、「最近の役者・・・いやらしいのが多すぎる
・・・総理大臣主催のナントカ会・・・ニコニコして出かけて行って、
握手なんかして喜んでるだろ。・・・情けなくなっちまうね。
権力にへたへたする役者じゃ意味がない。
・・・バカがどんどん図にのるんだよ、ハハハ」」
これまた、いつも引用している・・・・・・城山三郎さん「戦争待望論を唱える若い文士がいると聞いて、鳥肌の立つ思いがする。平和の有難さは失ってみないとわからない」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/46cffbbda63235587e36a8f40865b28b)、「日本は先の戦争で、ほとんどすべてを失ってしまった。唯一、得られたのは、憲法九条だけだ」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/07980877a3742cbd8a23034f725a7386)。
=====================================================
【http://www.asahi.com/articles/ASH515TW1H51UTIL046.html?iref=comtop_list_nat_n04】
菅原文太さんとは「同志的連帯」 妻が語る辺野古問題
聞き手・今村優莉 2015年5月4日17時45分
(「辺野古基金への関心が高まって欲しい」と
話す菅原文子さん=山本和生撮影
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古(同県名護市)移設を阻止するため4月に作られた「辺野古基金」に、全国から1億1900万円を超える寄付が寄せられた。その共同代表の一人が、昨年11月に81歳で亡くなった俳優菅原文太さんの妻、文子(ふみこ)さん(73)。「現政権への不服従を示すため」に代表を引き受けた思いと、文太さんと平和について語った日々を振り返った。
◇
初めて辺野古に行ったのは約5年前です。以来、菅原と一緒に沖縄に行くたび足を運びました。白い砂浜に突き刺さる鉄条網に強い違和感を持ちました。
昨年11月、菅原は沖縄県知事選で翁長雄志知事の応援演説をし、こう訴えました。
〈政治の役割は二つあります。
一つは国民を飢えさせないこと、
安全な食べ物を食べさせること。
もう一つは、
これが最も大事です。
絶対に戦争をしないこと〉
結婚生活47年。菅原とは「同志的連帯」みたいな感じで、仕事を選ぶ時も社会にとって良いことか、ということで選んできました。私が彼から教わったのはジャズとボクシングと格闘技の知識くらい(笑)。忙しい彼に代わり、新聞や本を読んで気づいたことを「いまこんな事が問題みたい」と伝えると、彼は「おお、そうだな」と。そんなふうに2人でやってきました。・・・・・・・・・。
=====================================================
東京新聞の記事【「積極的平和主義」談話に 首相、戦後70年で方針】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015010602000114.html)と、
二つの社説【年のはじめに考える 平和主義引き継ぐ責任】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015010602000162.html)、
【年のはじめに考える 「戦争しない国」を貫こう】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015010802000168.html)。
年末年始の東京新聞の社説がすばらしい。
アベ様曰く、「日本は積極的平和主義の旗の下、世界の平和と安定のため一層貢献しなければならない。その明確な意思を、戦後七十年の節目に当たり、世界に向けて発信したい」・・・・・・ま~だ「積極的平和主義」を言うか!? ダメだこりゃ・・・・・・「薔薇の花束」を理解できないアベ様!
『●「積極的平和主義」という愚:
『軍隊は人を守らない』『戦争で得たものは憲法だけ』』
「人に銃を突きつけて「オレのことを好きになってくれ」と脅しても
相手は決して好きになってくれない。相手に突きつけるべきは銃ではなく、
薔薇(ばら)の花束であるべきなのだ▼・・・・・・▼黙々とごみを集める
日本人の背中。それこそ計算のないソフトパワーであり、
薔薇の花束なのである」
「集団的自衛権の行使容認を具体化する安全保障法制の整備に意欲を示した上で、原発再稼働や改憲も含めて「(昨年の衆院選で)公約に掲げたことを実行していく責任を負っている。国会論戦を通じ、国民に丁寧に説明していきたい」と述べた」!? え~っと、大公約である「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」はどこに行ったの? アベ様の決まり文句「国民には丁寧に説明をしていく」、でも、そうしたタメシはなし。
『●TPP交渉: アベ様の「原点」は
「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」のはずですよね!?』
『●アベ様の決まり文句
「国民には丁寧に説明をしていく」、でも、そうしたタメシはなし』
「今年は戦後七十年。節目の年に国のかじ取りを担う安倍晋三首相には、先人たちが営々と築いてきた「平和主義」を、後世に引き継ぐ責任があります」。それなのにアベ様ときたら、「積極的平和主義」を言うボケっぷり。
重ねて、それなのにこの国ときたら・・・・・・「◆主権者にも歴史的役割 その歴史的役割を果たすのは、何も政治家だけではありません。主権者である国民の良識と覚悟こそが政治を動かします。選挙で投票すれば、あとはお任せというわけにはいかないのです」。・・・・・・「眠り猫」達にも起きてもらわないと。
『●衆院選の酷い結果:
本当に、「「眠り猫」は眠っているように見えて実は起きている」のか?』
それにしても、そんなに人殺しをさせたいものでしょうかね?・・・・・・「安倍晋三政権は自衛隊法など安全保障関連法の改正を目指します。平和を祝う戦後七十年の節目に「戦争のできる国」に戻ってよいはずがありません」。
『●日米ガイドライン:
アベ様達は、そんなに「人殺し」をさせたいものでしょうかね?』
==============================================================================
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015010602000114.html】
「積極的平和主義」談話に 首相、戦後70年で方針
2015年1月6日 朝刊
安倍晋三首相は五日、三重県伊勢市で伊勢神宮を参拝後、年頭の記者会見を行った。首相は「日本は積極的平和主義の旗の下、世界の平和と安定のため一層貢献しなければならない。その明確な意思を、戦後七十年の節目に当たり、世界に向けて発信したい」と述べた。八月に発表する新たな首相談話に、首相の持論である積極的平和主義の推進を盛り込む考えを明らかにした発言だ。 =社説<5>面
積極的平和主義について首相は「世界の平和と安定にこれまで以上に貢献していく」と説明しているが、自衛隊の海外での活動範囲が際限なく広がるとの批判がある。
首相は会見で「世界のためにどのような貢献を果たしていくのか、英知を結集して考え、新たな談話に書き込んでいく」と説明。過去の植民地支配と侵略を謝罪した村山談話など歴史認識に関しては「歴代内閣の立場を全体として引き継いでいく」と強調した。
首相は「あらゆる改革を大きく前進させる一年にしたい」と目標を示した。今月召集される通常国会については「改革断行国会としたい」と述べた。
集団的自衛権の行使容認を具体化する安全保障法制の整備に意欲を示した上で、原発再稼働や改憲も含めて「(昨年の衆院選で)公約に掲げたことを実行していく責任を負っている。国会論戦を通じ、国民に丁寧に説明していきたい」と述べた。
==============================================================================
==============================================================================
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015010602000162.html】
【社説】
年のはじめに考える 平和主義引き継ぐ責任
2015年1月6日
今年は戦後七十年。節目の年に国のかじ取りを担う安倍晋三首相には、先人たちが営々と築いてきた「平和主義」を、後世に引き継ぐ責任があります。
安倍首相がきのう、三重県の伊勢神宮を参拝し、その後、年頭の記者会見を行いました。二〇一五年の日本政治の始動です。
自ら「アベノミクス解散」と名付けた昨年十二月の衆院選では、全国を駆け巡った首相です。
年末年始は都内のホテルに滞在し、フィットネスクラブで汗を流したり、映画やゴルフに出掛けたりしました。休養を取り、英気を養ったことでしょう。
◆不戦は尊い犠牲の上に
七十年前の五月にはドイツが、八月には日本が降伏し、第二次世界大戦は終結しました。節目の今年は、世界各地でさまざまな関連行事が行われます。
日本国民にとっては終戦でも、隣国の中国にとっては対日戦勝七十年、韓国にとっては植民地支配からの解放七十年です。
中韓両国が連携して、歴史認識問題に絡めて対日批判を強めようという動きもあります。日本がこれからどんな道を歩むのか、厳しい視線が注がれています。
首相は会見でこう述べました。
「先の大戦ではたくさんの先人たちが祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら亡くなりました。その尊い犠牲の上に、私たちの現在の平和があります。平和国家としての歩みは、これからも決して変わることはありません」
冷戦構造や日米安全保障条約体制があったとはいえ、七十年間にわたって戦火を交えない歴史は、近現代史では極めてまれです。
平和国家という歩みは、日本国民だけで三百十万人という先の戦争での犠牲を経て、後世の私たちが享受しているのです。そのことを忘れてはならないはずです。
◆評価と尊敬を勝ち得る
平和国家の歩みに変わりないという首相の決意は信じたいのですが、首相が掲げる積極的平和主義には不安もあります。その源は、首相自身のこれまでの言動です。
まずは、集団的自衛権です。
歴代内閣は少なくとも田中角栄内閣以降の四十年間、行使できないという憲法解釈を堅持してきましたが、安倍内閣は昨年七月の閣議決定で解釈を変更し、行使容認に転じました。
行使容認を受けた安全保障関連法案は、今月下旬に召集予定の通常国会に提出される見通しです。
海外での武力の行使を禁じた憲法九条は、先の大戦の反省の上に立った平和主義の根幹です。
他国同士の戦争への参戦を認める集団的自衛権の行使容認とは、相いれるはずがありません。それでも平和国家の歩みに変わりないと言い切れるのでしょうか。
自分たちだけ平和ならいいという一国平和主義に陥ることなく、世界の平和と安定のため、日本にふさわしい貢献はすべきですが、他国同士の戦争に加担することなど、あってはならないのです。
歴代内閣は、国際紛争を助長することのないよう「武器輸出三原則」で武器の輸出を原則禁じてきましたが、安倍内閣が武器輸出を一転拡大する新しい三原則を閣議決定したことも見過ごせません。
そして歴史認識の問題です。
首相は会見で、戦後五十年に過去の植民地支配と侵略へのおわびを表明した「村山富市首相談話」を含めて「歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいきます」と述べてはいます。
しかし、首相はかつて「侵略の定義は定まっていない」と国会答弁しました。これでは侵略を正当化する意図があるのでは、との疑いを招きかねません。
安倍首相は戦後七十年談話を出す意向を表明しています。村山談話を継承、発展させるのならともかく、書き換えてしまうことがあってはならないのです。
残念ながら、人と同じように、国家も過ちを犯します。大切なことは、その過ちを繰り返さないために、どう身を正すかです。
戦後日本の平和主義は、過去の反省の上に立った国際的な宣言です。それが日本国民や国家に対する評価と尊敬を勝ち得る源になってきたのです。今を生きる私たちには、この「政治的資産」を後世に引き継ぐ責任があります。
◆主権者にも歴史的役割
その歴史的役割を果たすのは、何も政治家だけではありません。主権者である国民の良識と覚悟こそが政治を動かします。選挙で投票すれば、あとはお任せというわけにはいかないのです。
もちろん、私たちの新聞の役割も重いと自覚しています。平和国家の歩みが誤った方向に進もうとするのなら、警鐘を鳴らすのは新聞の役割です。それが、真実を報道せず、虚偽の戦況を伝え続けた新聞の反省でもあるのです。
==============================================================================
==============================================================================
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015010802000168.html】
年のはじめに考える 「戦争しない国」を貫こう
2015年1月8日
安倍晋三政権は自衛隊法など安全保障関連法の改正を目指します。平和を祝う戦後七十年の節目に「戦争のできる国」に戻ってよいはずがありません。
昨年、亡くなった俳優の菅原文太さんは、沖縄知事選に立候補した翁長(おなが)雄志候補の集会で、こう訴えました。「政治の役割はふたつあります。ひとつは、国民を飢えさせないこと。もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと!」。聴衆は割れるような拍手で賛成しました。
残念ながら、菅原さんの訴えは、与党政治家には受け入れ難いようにみえます。
◆空論が生む「武力行使」
安倍首相はペルシャ湾の入り口にあるホルムズ海峡に機雷が敷設された場合、自衛隊を派遣して除去する意向を示しています。機雷敷設は戦闘行為であり、遺棄されていない機雷の除去も戦闘行為にあたります。これまで違憲とされてきた「海外における武力行使」が検討されているのです。
なぜホルムズ海峡なのか。唐突な問題設定は、米国の知日派グループが二〇一二年にまとめた「第三次アーミテージ・リポート」で「イランがホルムズ海峡を閉鎖する事態に日本はただちに掃海艇を派遣するべきだ」と提言したことが原点のようです。
ただ、核放棄へ向け関係六カ国との話し合いを続けるイランがホルムズ海峡を封鎖するでしょうか、仮に強行したとして機雷に反応しないよう木やガラス繊維でできたもろい船体の掃海艇を戦闘の最中に派遣してよいのでしょうか。
「並走する米艦艇の防護」「米本土を狙った弾道ミサイルの迎撃」など、安全保障面、技術面からみて、およそ現実離れした事例を積み上げ、ついに集団的自衛権の行使容認に踏み切った与党協議と同じぐらいの空論といえます。
◆頬かむりする政治家
アーミテージ・リポートは、集団的自衛権の行使解禁と原発再稼働も求めています。安倍政権が次々に受け入れているのをみると、日本を自分たちの言いなりにしたいジャパンハンドラー(日本を飼いならす人々)の言葉を真に受けているとしか思えません。
政治家は自らの判断によって引き起こされた結果に責任を負わなければなりません。あえていうのは、自衛隊の活動が憲法違反との判決を受け、政治家が頬かむりした実例があるからです。
イラク戦争でクウェートに派遣された航空自衛隊は〇六年七月、陸上自衛隊のイラク撤収を受けて、空輸対象を米兵に変えました。もちろん政治の判断です。政府は米兵空輸を伏せ、国連物資や人員を空輸すると発表しました。
航空自衛隊の輸送機が首都バグダッドの上空まで来ると、ミサイルに狙われたことを示す警報音が機内に鳴り響き、アクロバットのような飛行を余儀なくされたのです。名古屋高裁は〇八年四月、「航空自衛隊の空輸活動は米軍の武力行使と一体化していて憲法に違反する」との判決を出しました。政府は無視しましたが、政治家の命令に従って活動し、裁判所から憲法違反とされたのではたまったものではありません。
非戦闘地域へ派遣されたはずの陸上自衛隊の宿営地へは二年半の間に十三回で二十二発のロケット弾が発射されました。無事帰国した隊員のうち、陸上自衛隊は二十人が自殺、航空自衛隊は八人が自殺しています。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)が疑われますが、政府は初の「戦地」派遣となったイラク派遣について、まともな検証をしていません。検証どころか、太平洋戦争下の陸軍大本営もかくやと思わせるような偏った情報しか発表せず、国民に判断材料を提供してこなかったのです。
その政府が昨年七月、集団的自衛権の行使容認を閣議決定した。米軍などへの後方支援も拡大し、名古屋高裁が違憲としたような活動を認めることにしたのです。
安全保障関連法をめぐる国会論議は四月の統一地方選後に始まり、八月には防衛省が一六年度防衛費の骨格を決めます。専守防衛の枠を超えるのだから、装備、人員の増強が見込まれます。
◆首相が狙う憲法改正
年末には日本防衛の指針「防衛計画の大綱」が見直され、国際平和協力活動という名の「戦争」や「戦争支援」が本格化する公算が大きい。そうなれば、憲法九条は何も禁止していないのと同じことになります。菅原さんの訴えた「絶対に戦争をしないこと」から大きく外れることになるのです。
政権の思惑通りに安全保障関連法改正が進めば、次は安倍首相が「私の使命だ」と明言する憲法改正です。
戦後七十年の節目に、日本は重大な岐路に立ちます。
==============================================================================