ACC-J [Alpine Climbing Club of Japan]

東京の山岳会『ACC-J』のページです。

谷川岳_中央カンテ

2009年09月25日 23時37分15秒 | クライミング


24日夕方出発で25日に荒井&木村氏の2名で
中央カンテに登って来ました。

2人のみでの谷川岳は初めてで中央カンテ取付きを見付けるのに不安だったので
事前に入念な打ち合わせをし向かいました。

その甲斐あって取り付きも迷う事なく登攀自体はうまく登りきったのですが
下降の段で6ルンゼの下降路を予定していたのですが
ちょっと手前の所にしっかりと作られていた下降支点を見付けたので
アドリブでそこから下りる事にしたのですが
それがタイムロスのはじまりで
1ピッチ目を空中懸垂で下り、2ピッチ目を下り始めた途端行き詰まり
それ以上懸垂では下りれない状況になってしまったので
周辺を観察し地形から予想して、たぶん壁沿いの藪を越えれば
南稜ルートに出れるだろうと考えコンテでトラバースして行ったところ
案の定支点とテラスと思わしき所に辿り着くことが出来ましたが
そこが南稜のどの辺りなのか判らず、どっちにしろ下降点が見つかったという事で
とにかく懸垂すればなんとか下りれるだろうと下り始めたのですが
やはり予習してなく、ある意味楽観的に構えたのがアダで
何mづつ何ピッチで下りればいいのか分からないととんでもない目に遭うという
アルパインやバリエーションの難しさの洗礼を受け、
普通に下降していたら掛かっても2~3時間程だろうところを
結局登りで使った時間よりも大幅に消費し、
下山出来た時には真っ暗闇になってしまったというお粗末をしてしまいました。

今回もまた失敗からいろいろと勉強出来たと自分達では思いましたが
会のみなさまには心配やらいろいろとご迷惑を掛けてしまいました。

m(_ _;)m

でも登れたのは良かったです。






















滑らず安い靴 ハイパーVソール

2009年09月14日 12時41分06秒 | グッズ 道具
岩手のK村です。

TV等で見たことがあると思いますが、
フリクション抜群の靴底ハイパーVソールを使用した作業靴【忍】の写真です。
ハイパーVソールを使用した靴で、
石鹸水や油を塗った角度の付いたステンレスの板を登ってもスリップしない動画
インターネット上にありますので、興味のある方は覗いて下さい。
この【忍】を沢登りに使っている人の書き込みもネット上にあります。

私はこの作業靴【忍】をハサミで切って短くして、更に穴を開けて靴紐を使用していますが快適です。
まだ沢登りに行く機会が無いので沢ではまだ試してはいませんが、
濡れた木の根や濡れて木道でも滑らず安心して歩く事が出来ました。


ハイパーVソールを使用したスニーカーはハイキング用に使用していますが、
フリクションが良いのでアプローチシューズとして使用可能と思います。
作業靴【忍】はワークマンで2,980円でした。
【忍】は安全靴なのでつま先にプロテクターが入っています。
スニーカーは茨城のジョイフル山新で3,980円でした。
N隊長いかがですか?