ACC-J [Alpine Climbing Club of Japan]

東京の山岳会『ACC-J』のページです。

八丁山

2013年08月03日 12時38分12秒 | 山登り
名雪さんからの山行報告です。


7月5日金曜日夜出発

 明日朝出発しようか?と思うが、なんか今晩から熱帯夜になりそうなので、出かける。奥多摩の沢井駐車場で、宴会後寝るが結構ここでも暑い。後ろのハッチを空けておくと風がとおり心地よいが、一晩中トラックが通り、振動と騒音で熟睡とまではいかない、

7月6日土曜日 
 5時にあきらめて起きる。
日清のカレーそばを食べて出発、これがかなり美味い蕎麦だった。
日原の駐車場に車を止めて、7時30分車道から登山道に入った。
川まではゆるいくだり、橋を渡ってすぐジグザグの道を登る。
登りきった所に有る指導表の裏に踏み跡風の登山道があり、これが八丁山の入り口と思える。これを行く。
 
所々ふみ跡不明瞭だがやがて八丁山の東尾根に乗る。
忠実に尾根をたどる、熊のセンサー、鹿よけの金網沿いに行くと簡単に八丁山山頂、山頂の看板がやっと見つかる。ここからは適度な上り下りが続き、
岩尾根が出てきたり、やせ尾根になり右側がかなり切り立っている。
結構楽しい。冬積雪期に歩いて見たいところだ。

お伊勢山をすぎて少し下ると鞘口のタワ、ここは十字路になっていて右は巳の戸谷の鞘口クボ左は巳の戸沢。
 
今度巳の戸沢から鞘口のタワを経由して巳の戸谷を下降したいと思った。
それにしても暑い、しばらくは何も無いのぼり、やがて鷹巣山~日原を結ぶ登山道に出る。ここがヒルメシクイのタワといわれる平らなところだ。
これを通り越して少し行くと鷹巣山だ。10時調度、ここまで2時間30分。山頂は石尾根の登山者と日原から上がってきた登山者で混雑している。
それにかなり風が強い、もう雲取、大菩薩など周辺の山には積乱雲が発達している。

一服して、ヒルメシクイノタワに戻る。
ここでビール、ウイスキー、ラーメン、枝豆、茶碗蒸し、温卵。
1時間以上ここで休む。
くだりはゆっくり、稲村岩のてっぺんで好い風に当たって汗が引く。
も少し下っ巳の戸沢につく、ここで水浴びして、さっぱりしてから日原のバス停前の店で赤木しぐれ60円を食べて頭が痛くなった所で車へ帰った。
15時10分。

巳の戸沢

2013年08月03日 12時30分59秒 | 沢登り
名雪さんからの山行報告です。

6月29日土曜日 
 
日原川孫惣谷出会いに車を置き、
フライ用ブルーシートを三枚、炊事用具一式、缶ビール2本焼酎400cc
つまみ少々雨具など背負い、巳の戸沢に入る。
 林道を10分歩き、急な降りで日原川に降り立つ、大滝を右から巻くと
やがて広い河原に出る。今日はここまで。
フライを張り、薪を集め、缶ビールを一本、で釣りをしてみる、ここは山女の生息する沢だ、なんと毛ばりに24㌢一匹ゲット。
フライに戻り昼寝、3時頃起きて焚き火を始め、買ってきた生のめざしを焼く、冷奴、ワサビ漬け、でビールと焼酎の水割り、飯を炊き、酢飯にのりをまぶし、マグロの漬け、半分はつまみ。
 7時頃からしとしと雨、8時40分まで起きていたが、その後意識不明。

6月30日日曜
  
 夕べ一回3時頃目が覚めて、薪を6本ほど放り込んだが、5時目がさめると火の勢いが盛んでお湯が沸いていた。
お茶を飲み一服、酢飯をお茶漬けにして、またお茶の時間。
ラジオの声があるだけで、沢の音がさわやか、本日奥多摩辺りは良い天気になりそう。
 8㍉×30㍍一本、シュリンゲ3、ビナ4ヘルメット、軍手雨具、草もち、など持って7時30分出発。忌山の悪場を抜けようと思う。
初めの滝は左岸右側のバンドをたどる。さらに右側の壁を5㍍登り滝を下に見て、左トラバース、ここが笹がすべて枯れていて悪くなっていた。
悪場の真ん中に下降。
沢身を行き6メートル滝の左壁を登る滝の流芯から離れないで悪場を通過、
しばらく行くと4㍍滝、ここは左、右岸を巻く、やがて鞘口窪をすぎて小屋跡に出る。3㍍滝を越えて、右からの崩壊を超える。
穏やかな沢になる。ここは、30~40年前、海沢の水産試験場からただでもらった、純正の日光岩魚の稚魚を2回放流したところだ、一回30匹ほどだったと思う。試し釣りをしてみるが、まったく岩魚は出てこない。
絶えてしまったのだろう、残念。
大きな岩魚がうじゃうじゃいることを夢に診ていたが、現実はそんなに甘くないのだ、がっくり来て下降に移る2回の懸垂でテント地到着。
夕べの山女の焼き枯らしでウイスキーで乾杯この独り占めの自然に感謝しつつ、孫惣谷出会いの車に帰った。13時丁度。