ACC-J [Alpine Climbing Club of Japan]

東京の山岳会『ACC-J』のページです。

ヌク沢左俣

2009年06月13日 22時35分50秒 | 沢登り
12日夜発で道の駅みとみで一泊、小宴会。
参加はN雪、荒井I、S。

翌朝、村営駐車場へ移動して出発。しばらくは川沿いの遊歩道を歩く。
そのまま近丸新道に入り、沢音を下のほうに聞きながら登山道をいく。1時間ほど
で沢と登山道が交わるところで、ようやく沢に入る。ちょうど堰堤があり、越える
前に朝食にする。その後二俣までは少し行くと堰堤ががでてくる、を3回くらい繰
り返す。二股を越えるとしばらく苔と緑がきれいな沢登りらしくなったところで、
大滝につく。ちょうど前の2人パーティが滝の左側を登っているので、右側から登
ることにする。「誰がリードをするか?」になるが、予想よりも大きい大滝にへっ
ぴり腰になったところN雪さんがすかさず「じゃあ俺が。」と登る。


一段目を登りきったあたりからしばらくはロープを抱えて、さらに滝の右側を登る。
そうするうちに2段目を越え、3段目の取り付きにつく。3段目は水流の中を直上も
できるらしいが、左側の草と岩の入り混じった斜面を登る。



3段目は60~80mくらいということだったが、左側のピッチをきった所にはリン
グボルトが打ち込んであり、50mロープで10m弱くらい余っていたので、そんな
に高くはないのかもしれないと思った。
滝を越えたところで小休止。
ヌク沢といっても、水はまだ冷たくて、ちょうどビールがよく冷えるくらいの冷たさ。

先行の2人パーティは大滝を少しあがったところで、そのまま戸渡尾根にあがってい
ったようだった。

その後も沢をつめて登っていくが、ガソリンを入れた名雪さんが猛烈にスピードを上
げて登り始め、沢の水が枯れたころには遠くに豆のようにみえるくらい離される。

くだりは徳ちゃん新道を下る、ちょうど2000m付近で荒井2名、獣道に入り込み40分
くらい時間をロス。
なんだか下りがずいぶん長く感じられた。

駐車場下のかわらで足を洗ってうちに帰る。