ACC-J [Alpine Climbing Club of Japan]

東京の山岳会『ACC-J』のページです。

2007平成19年8月の山3

2007年08月26日 23時09分05秒 | クライミング
2007平成19年8月岩トレ
8月25日
 夜出発、荒井、郁子と三人
8月26日
 二子山中央稜へ、一本目荒井トップ先行パーティーが愚図めいたため熱い壁の中に3時間もへばりついていて大分消耗した、二本目郁子トップ、選考パーティー無し、で1時間40分でサクッと抜ける
 一の倉のトレーニングと言うことだった、一の倉は壁のスケールとしては二子山といい勝負だ、が一の倉はアプローチが長い1時間半から2時間ぐらいかかってしまう、これを往復するのだ、これだけでもかなり消耗する、それに天候の変化が早い、だからこそ壁をスピーディーに抜けなくてはいけない、結果的に短時間で登るのだ、それは何も急いで登るのではない、岩場の中で何に時間が取られるのか、登る速さなんてうまい人も、下手な人もそう時間的には違わない、一番違うのはザイル操作だ、一ピッチをのぼる時にランニングをどこで取るか?もう取るべきか、まだ早いのか?今何メートルザイルが伸びたか?この先はテラスが出てくるのか?ビレイポイントは何メートル先か?ザイルの流れは?と言う常に先のこと、と現状を冷静に考え、ビレイポイントに付いたら何をするべきか(当然セルフビレイが最初だ)、ここでセルフビレイを取ってボーっとしているクライマーを時々見かける、クライミングはビレイポイントについて、セルフビレイを取ってからが忙しくなるはずだ、弾む息を整える間も無くザイルを引き上げ、エイト環にセットしてビレイポイントにセットし大声で下のパートナーを呼ぶ,これが遅滞無く行われ初めてスムーズな登攀になる。
 時間短縮はザイル操作と読みである。
来る一の倉では見事な登攀を見せて欲しいものである


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