まず、お気に入り美術館の一年を振り返ります。
東京国立博物館
ここはいつも私のドリームテーマパーク。
土偶、仏像から工芸、刀、茶道具、能、近代絵画まで
なんでもあり。資料も大変充実。
四季の変化を感じられる木々も、庭園も満喫。
表慶館、法隆寺館もセットで芳醇な香りに埋没できる。
何度通っても楽しさのアベレージは高いまま。
通年で一番滞在時間が多いところ。
ここさえあれば、元気でいられる。
妙心寺、阿修羅、染付、皇室の名宝、土偶・・・
どれだけ通ったことだろう。
出光美術館
日比谷公園のすぐそばのビルの中に
落ち着いた静寂の中、ゆったりとしたオアシス。
皇居を俯瞰する不敬も楽しいし、この眺望からのお茶がありがたい。
今年一年、企画力で鑑賞することの幸せを沢山頂けた。
我が家からも電車で一直線。
いつでも安心していかれるところ。
期待はずれしたことがない。
一度月曜講義を体験してみたいものだ。
三井記念美術館
日本橋に三井記念美術館が開いてから
ずっと楽しんできている。
構造上私語がご法度な空気は否めないが、
それを承知さえすれば、
極上のコレクションと、その場に溶け込む展示が楽しめる。
日本橋界隈を散策する楽しみも忘れたくない。
高橋コレクションの浮世絵は垂涎物だった。
是真、これは今年にカウントせずに、
来年に回すことにした。
会期が細切れになっての通観は良し悪しあろうが、
毎回通う楽しみもあるということで、納得。
サントリー美術館
あちこちの伝統建築と現代建築を融合させる再開発で
引っ張りだこの隈研吾氏による建物。
サントリーのコレクションの凄さは工芸、屏風など。
垂涎物というものと沢山対面させてもらえる。
ガラスのコレクションはため息。
清方の美しさには新しい日本の美術への道のりが感じられた。
シアトル美術館のグレードの高さにも驚かされた。
関連イベントも充実。
五島美術館
お茶道具の美術館、畠山、根津、五島。
この御三家からはいつも渋いコレクションで
ついつい滞在時間が延びる。
庭園もたっぷり楽しめる。
最近は庭園がない美術館には閉塞感があると感じ始めている。
ぎゅっと詰まった企画にはいつも痺れている。
庭園のお散歩もはずせない魅力。
畠山記念館
高輪台の閑静な住宅街にぽつりたたずむ畠山記念館。
お茶道具の歴史的逸品と、琳派のコレクションが充実。
畳の鑑賞ケースと、
その奥のお茶室も体験できるし、
茶花はどんな風に活けられているかも楽しみ。
静嘉堂美術館
二子玉川からバスで世田谷の奥に入ると、
ここはどこかと思うところにある、静嘉堂。
岩崎家の堂々たるコレクション。
こぢんまりとしているが、その質の高さは
見れば見るほど驚く。恐るべし岩崎家。
水墨画と文具の秀逸な所蔵品は他では
なかなか見ることができない。
江戸東京博物館
両国の駅前にへんてこな建物と揶揄されてきたが、
江戸の文化を支えてきた様々のコレクションは
わくわく生きてきた大衆のざわめく声が今でも充満。
気風のよさと、威勢のよさを感じたくなればここに。
今年は楽しい企画が続々とあった。
大正新版画は最高にテンションがあがった。
江戸の香りが元気にさせてくれる。
根津美術館
今年待ちに待った開館。
サントリー美術館を作った、隈研吾氏がここでも
力を発揮する。
立派になった美術館と、庭園が新しい表参道の顔になりそう。
それにしても根津青山のコレクションの凄さは
以前よりぐっと輝きを持って見ることができる。
まだその環境に慣れていないけれど、
お茶の新しい時代に一石を投げる場所になりそうな気配も。
来年もたっぷり楽しませていただくことだろう。
他に東京都庭園美術館、永青文庫、戸栗美術館、
松涛美術館、大田記念美術館、たばこ塩博物館、
国立近代美術館、工芸館、民藝館などもはずせない。
こうしてみるとあべまつのこだわりが見えてくる。
そして、海外は日本を見る重要な指針で、
アジア圏、特に中国には興味が広がる。
あれだけ恋焦がれた中国の文明文化が瓦解していったのは
日本と、世界の戦争からなのか。
現代アートももう少し見ることにしたいとは思うけれど、
時間に限りがあるので、どうしても後回しになってしまう。
来年は現美、森、原、も通ってみようと思ったり。
横須賀は未だに未訪。
原山渓園も遠いまま。
人生は長い、いずれめぐる遭遇のチャンスを
たっぷりエンジョイしたい。
ともかくはこうしたミラクルテーマ・パークのおかげで
今日も私が元気でいられるわけだ。
会員になったり、ぐるっとパスを使ったり
あちこちで優待を頂戴したり、
様々な関わりも広がり、ますますアートから力を頂いている。
今年一年、お付き合いに感謝申し上げます
ベストテンは次回に
東京国立博物館
ここはいつも私のドリームテーマパーク。
土偶、仏像から工芸、刀、茶道具、能、近代絵画まで
なんでもあり。資料も大変充実。
四季の変化を感じられる木々も、庭園も満喫。
表慶館、法隆寺館もセットで芳醇な香りに埋没できる。
何度通っても楽しさのアベレージは高いまま。
通年で一番滞在時間が多いところ。
ここさえあれば、元気でいられる。
妙心寺、阿修羅、染付、皇室の名宝、土偶・・・
どれだけ通ったことだろう。
出光美術館
日比谷公園のすぐそばのビルの中に
落ち着いた静寂の中、ゆったりとしたオアシス。
皇居を俯瞰する不敬も楽しいし、この眺望からのお茶がありがたい。
今年一年、企画力で鑑賞することの幸せを沢山頂けた。
我が家からも電車で一直線。
いつでも安心していかれるところ。
期待はずれしたことがない。
一度月曜講義を体験してみたいものだ。
三井記念美術館
日本橋に三井記念美術館が開いてから
ずっと楽しんできている。
構造上私語がご法度な空気は否めないが、
それを承知さえすれば、
極上のコレクションと、その場に溶け込む展示が楽しめる。
日本橋界隈を散策する楽しみも忘れたくない。
高橋コレクションの浮世絵は垂涎物だった。
是真、これは今年にカウントせずに、
来年に回すことにした。
会期が細切れになっての通観は良し悪しあろうが、
毎回通う楽しみもあるということで、納得。
サントリー美術館
あちこちの伝統建築と現代建築を融合させる再開発で
引っ張りだこの隈研吾氏による建物。
サントリーのコレクションの凄さは工芸、屏風など。
垂涎物というものと沢山対面させてもらえる。
ガラスのコレクションはため息。
清方の美しさには新しい日本の美術への道のりが感じられた。
シアトル美術館のグレードの高さにも驚かされた。
関連イベントも充実。
五島美術館
お茶道具の美術館、畠山、根津、五島。
この御三家からはいつも渋いコレクションで
ついつい滞在時間が延びる。
庭園もたっぷり楽しめる。
最近は庭園がない美術館には閉塞感があると感じ始めている。
ぎゅっと詰まった企画にはいつも痺れている。
庭園のお散歩もはずせない魅力。
畠山記念館
高輪台の閑静な住宅街にぽつりたたずむ畠山記念館。
お茶道具の歴史的逸品と、琳派のコレクションが充実。
畳の鑑賞ケースと、
その奥のお茶室も体験できるし、
茶花はどんな風に活けられているかも楽しみ。
静嘉堂美術館
二子玉川からバスで世田谷の奥に入ると、
ここはどこかと思うところにある、静嘉堂。
岩崎家の堂々たるコレクション。
こぢんまりとしているが、その質の高さは
見れば見るほど驚く。恐るべし岩崎家。
水墨画と文具の秀逸な所蔵品は他では
なかなか見ることができない。
江戸東京博物館
両国の駅前にへんてこな建物と揶揄されてきたが、
江戸の文化を支えてきた様々のコレクションは
わくわく生きてきた大衆のざわめく声が今でも充満。
気風のよさと、威勢のよさを感じたくなればここに。
今年は楽しい企画が続々とあった。
大正新版画は最高にテンションがあがった。
江戸の香りが元気にさせてくれる。
根津美術館
今年待ちに待った開館。
サントリー美術館を作った、隈研吾氏がここでも
力を発揮する。
立派になった美術館と、庭園が新しい表参道の顔になりそう。
それにしても根津青山のコレクションの凄さは
以前よりぐっと輝きを持って見ることができる。
まだその環境に慣れていないけれど、
お茶の新しい時代に一石を投げる場所になりそうな気配も。
来年もたっぷり楽しませていただくことだろう。
他に東京都庭園美術館、永青文庫、戸栗美術館、
松涛美術館、大田記念美術館、たばこ塩博物館、
国立近代美術館、工芸館、民藝館などもはずせない。
こうしてみるとあべまつのこだわりが見えてくる。
そして、海外は日本を見る重要な指針で、
アジア圏、特に中国には興味が広がる。
あれだけ恋焦がれた中国の文明文化が瓦解していったのは
日本と、世界の戦争からなのか。
現代アートももう少し見ることにしたいとは思うけれど、
時間に限りがあるので、どうしても後回しになってしまう。
来年は現美、森、原、も通ってみようと思ったり。
横須賀は未だに未訪。
原山渓園も遠いまま。
人生は長い、いずれめぐる遭遇のチャンスを
たっぷりエンジョイしたい。
ともかくはこうしたミラクルテーマ・パークのおかげで
今日も私が元気でいられるわけだ。
会員になったり、ぐるっとパスを使ったり
あちこちで優待を頂戴したり、
様々な関わりも広がり、ますますアートから力を頂いている。
今年一年、お付き合いに感謝申し上げます
ベストテンは次回に
今年は沢山のブログにお邪魔して参りました。
その中で、あべまつさまのブログを見つけられたことは、僕にとって最高の幸運でした。
本当に本当に、あべまつさまがお元気でよかった。
お身体をご自愛のうえ、良い年越しをお過ごし下さいませ。
心からの感謝を込めて。
お返事遅くて申し訳ありませんでした。
何かと主婦は年末年始休めませんで・・・
ブログをやっていて、普段知りえない方とぱったりこうしてご縁を頂ける奇遇が何よりも幸運なことと思っています。
kenさんとも、そんなつながりを感じます。
温かな励ましがいつもとても嬉しく心がぽかぽかいたします。ありがとう~~♪
今年もどうぞよろしくお付き合いお願いいたします。
kenさんにとって素敵な一年となりますように☆