あべまつ行脚

ひたすら美しいものに導かれ、心写りを仕舞う玉手箱

イタリア映画、「カオス・シチリア物語」

2007-03-08 22:25:08 | 映画
突然思い出すことがあって、これも忘備帳代わりのブログ。
ちょっとメモしておくことにした。

「カオス・シチリア物語」本があったら読んでみたくなった。

「エレンディラ」もよかった。
「そして船は行く」の陶酔。

「赤い靴」を先日NHKBSだったかで見た。

映画のゴウジャスさといったら、やはり昔に限るようだ。
これもとても好きな空気が流れていた。
ストイックな監督の目線が狂気じみていて、良いのだ。

フェリーニのサーカス、オペラ仕込みは嬉しい。
「カサノバ」衣装の凄さが思い出される。

「パリ・テキサス」も素敵だった。
切ないギターの音が物語に溶けていた。
ビム・ベンダース監督。

「ニキータ」も好き。
女の子のマッチョパワー小気味よかった。

ちょっと思い出したついでのメモ。

澁澤龍彦の「高丘親王航海記」久々の大感動。
高丘親王、ミーコも喉が痛くなった病気だったのだ。
そしてそれを書くことが渋沢龍彦でいられる最後の時だったことも。
読み終わったばかりなのに、また読みたくなる稀有な本。
名古屋で観たお芝居が、
ちゃんと真剣に見なかったことが悔やまれてれてならない。

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