あの熱狂的なエツコ&プライスコレクションが終わり、夏が過ぎ、
秋風が吹き、どこからともなくキンモクセイの香り。
お天気も何という晴れ晴れ
こんな日は、美術館に出かける絶好日和。
出かけた先は、本当は、芸大美術館がいいかと思ったのだが、
なんとなく、東京博物館に行ってみたくなった。
10月に入ると、沢山の仏様達で、人々も沢山お参り行脚されると思うし、
東博のHP情報によれば、
東洋館がとってもキラキラ充実の展示品があることを知って、
たまには、中国の優れものや、朝鮮のやきものに触れるのも良かろうと思った。
これが、もう、涎ばっちりの最高!!!
勘が当たるってのか、好きな物が私を呼んでいるというのか、
ウヒョウヒョ嬉しくなった。
それもまた、人が数人程度。
ほとんど、貸し切りだった。
デジカメ画面は あべまつ遊山の方に飛んで行ってみて下さい。
圧巻は、「五龍図巻」 伝 陳容筆
これは、龍好きの人にとっちゃ、垂涎物。
ボストンにある、九龍図を図録で思い出すが、
5匹の龍が絡み合って、鼻の穴も上に向いていたり、
雲の上で、何をやっているのだろう??
この中国書画精華作品は、前期、後期に分かれているので、
また、来月仏様を拝みに来た帰りに、ぜひまた立ち寄ってみたい。
東洋館は、朝鮮のやきものの密かな麗しの場所だ。
やきものの流れがなんとなく中国から、朝鮮に渡り、海を越えてきたことが
証明されている。
みんなそこから始まったのだと。
本館へはいる。
今日は、「懐月堂派の肉筆浮世絵」を楽しみにしてきた。
伊万里のやきもの人形にもある、美人の佇まい。
骨太の縁取り、鮮やかな着物の柄、動きのある姿。
他の浮世絵とはまったく趣が違う。
表装もとてもすばらしく、使われている生地にも目を奪われた。
ちょうど、2時から始まる列品解説も聞いてきた。
2階の特別2室は100人くらい集まってしまって、大盛況だった。
驚き
若い可愛い系のおねぇさんが、若々しく解説してくれた。
その前にデジカメでお気に入り絵を撮っていたので、
沢山の人を見て作戦成功。
向こう側の特別室では、「佐竹本三十六歌仙絵の魅力」が展示されていた。
あんまりにも懐月堂安度の肉筆美人図がかっこよかったので、
今日はそちらにシフトして力が入ってしまった。
他にも、見るところ満載。
帰りにショップに立ち寄り、
週刊日本の美をめぐる 2 「奇跡の出会い 宗達と光悦」
13「驚異のまなざし 伊藤若冲」
美術館へ行こう 「琳派に夢見る」 仲町 啓子 著 新潮社
を買い求めた。
他にも見所満載の、充実の東京博物館めぐりだった。
ぜひ、落ち着いた、東京博物館へ、お出かけしてみてください。
思いがけない掘り出し物との遭遇が、待っているはずです。
秋風が吹き、どこからともなくキンモクセイの香り。
お天気も何という晴れ晴れ
こんな日は、美術館に出かける絶好日和。
出かけた先は、本当は、芸大美術館がいいかと思ったのだが、
なんとなく、東京博物館に行ってみたくなった。
10月に入ると、沢山の仏様達で、人々も沢山お参り行脚されると思うし、
東博のHP情報によれば、
東洋館がとってもキラキラ充実の展示品があることを知って、
たまには、中国の優れものや、朝鮮のやきものに触れるのも良かろうと思った。
これが、もう、涎ばっちりの最高!!!
勘が当たるってのか、好きな物が私を呼んでいるというのか、
ウヒョウヒョ嬉しくなった。
それもまた、人が数人程度。
ほとんど、貸し切りだった。
デジカメ画面は あべまつ遊山の方に飛んで行ってみて下さい。
圧巻は、「五龍図巻」 伝 陳容筆
これは、龍好きの人にとっちゃ、垂涎物。
ボストンにある、九龍図を図録で思い出すが、
5匹の龍が絡み合って、鼻の穴も上に向いていたり、
雲の上で、何をやっているのだろう??
この中国書画精華作品は、前期、後期に分かれているので、
また、来月仏様を拝みに来た帰りに、ぜひまた立ち寄ってみたい。
東洋館は、朝鮮のやきものの密かな麗しの場所だ。
やきものの流れがなんとなく中国から、朝鮮に渡り、海を越えてきたことが
証明されている。
みんなそこから始まったのだと。
本館へはいる。
今日は、「懐月堂派の肉筆浮世絵」を楽しみにしてきた。
伊万里のやきもの人形にもある、美人の佇まい。
骨太の縁取り、鮮やかな着物の柄、動きのある姿。
他の浮世絵とはまったく趣が違う。
表装もとてもすばらしく、使われている生地にも目を奪われた。
ちょうど、2時から始まる列品解説も聞いてきた。
2階の特別2室は100人くらい集まってしまって、大盛況だった。
驚き
若い可愛い系のおねぇさんが、若々しく解説してくれた。
その前にデジカメでお気に入り絵を撮っていたので、
沢山の人を見て作戦成功。
向こう側の特別室では、「佐竹本三十六歌仙絵の魅力」が展示されていた。
あんまりにも懐月堂安度の肉筆美人図がかっこよかったので、
今日はそちらにシフトして力が入ってしまった。
他にも、見るところ満載。
帰りにショップに立ち寄り、
週刊日本の美をめぐる 2 「奇跡の出会い 宗達と光悦」
13「驚異のまなざし 伊藤若冲」
美術館へ行こう 「琳派に夢見る」 仲町 啓子 著 新潮社
を買い求めた。
他にも見所満載の、充実の東京博物館めぐりだった。
ぜひ、落ち着いた、東京博物館へ、お出かけしてみてください。
思いがけない掘り出し物との遭遇が、待っているはずです。