昨日 大瀧詠一の古いアルバム「ロングバケーション」を聞く。当日僕は23才、車はトヨタ トレノ1600GT、場所は川西市多田神社の川沿い、時は5月夜、隣のシートには18才の彼女。今日は彼女の誕生日、風は涼やかにふいている。彼女が買ったCDをカセットにおとしてくれた(当時の車はみんなカセットです)彼女はこのアルバム「ロングバケーション」に夢中でとくに「スピーチ・バルーン」になるとじっと眼をつぶり全神経を研ぎ澄まし、曲に身をゆだねるのだった。しばしの余韻のあとこんどはじっと僕の眼を覗きこみいかに素晴らしいかをもくもくと延々と話し続ける、僕はツンと上を向いたかわいらしい鼻を眺めながら、彼女の感受性の豊かさと言葉にする時の確かさを感じながら海を目指して走り続けた「暗い海に向かってヘッドラインのバッシング」のフレーズをしてみるために。
昨日 大瀧詠一の古いアルバム「ロングバケーション」を聞く。当日僕は23才、車はトヨタ トレノ1600GT、場所は川西市多田神社の川沿い、時は5月夜、隣のシートには18才の彼女。今日は彼女の誕生日、風は涼やかにふいている。彼女が買ったCDをカセットにおとしてくれた(当時の車はみんなカセットです)彼女はこのアルバム「ロングバケーション」に夢中でとくに「スピーチ・バルーン」になるとじっと眼をつぶり全神経を研ぎ澄まし、曲に身をゆだねるのだった。しばしの余韻のあとこんどはじっと僕の眼を覗きこみいかに素晴らしいかをもくもくと延々と話し続ける、僕はツンと上を向いたかわいらしい鼻を眺めながら、彼女の感受性の豊かさと言葉にする時の確かさを感じながら海を目指して走り続けた「暗い海に向かってヘッドラインのバッシング」のフレーズをしてみるために。
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