フクロウは夕暮れに

接触場面研究の個人備忘録です

送る会

2008-02-20 23:07:39 | today's seminar
今日は久しぶりに寒さが弛み、太陽の光の暖かさが空気の暖かさのおかげでわかりました。いろんな雑務をしていましたが、夕方からは送る会ということで修士を終える二人を招いてお祝いをしました。

いろんな話をしましたが、学部から大学院までの勉強で一番忘れられないのは3年生のときのゼミの共同研究だったという話が出ました。彼女たちの期はとても元気な人が多くて、共同研究のテーマを決めるだけのために延々と何週間も議論をしたのです。私は、ゼミなんだからお互いに議論をしないで理解しあうようなことはやめろ、とけしかけたのですが、彼女たちはもう意地になったみたいに自分のやりたいテーマとその理由について妥協しなかったんですね。こっちも何週間でも決まるまでやると心に決めていたので、何というか伝説のような共同研究が起きたのだと思います。最近流行のシラバスの予定を最初から決めて動かさないといった北米流の授業システムでは、とうてい起こらなかったんじゃないでしょうか。

いつか元気な学生がそろったらまたやってみたい気持ちはあります。
コメント
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