晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

革工房

2021-01-15 06:04:27 | 仲間たち
昨日は学生時代の友人で定年後に趣味で革細工を始め、
工房を開くほどの職人になってしまったI君を訪ねた。
二年前のクラス会の折に是非作ってよと言いながら、
去年はコロナでほとんど会えずやっと細かい打ち合わせです。

住まいは小牧市内にあるが工房は木曽川を渡った各務原市鵜沼で、
我が家からは車で20分でした。
意外と近い。
小高い住宅街にあり木立に囲まれ小鳥の囀りと木漏れ日さす工房です。

彼の得意は鞄です。
すべてお客さんの希望に合わせたオーダーです。

私の依頼はこんな普段持ち歩くショルダーバッグです。
役所へ行くときなどA4が入る鞄は既にあるので、
今回は身の回りの財布・タブレット・眼鏡など小物が入れば良く、
プラスで医者へ行った時にもらう薬が入ればいいぐらいです。
横26cm×縦20cm×マチ6cmの大きさで写真の中間ぐらいかな。
色は今あるのが茶系なので気分を変えて濃紺です。
健康年齢を考えると10年使えればいいし最後の鞄となるか。

4件の先客があるため完成時期は春になりそうですが、
その前にイメージと実際出来上がってからが違ってはいけないと、
安い皮を使ってイメージ鞄を作ってくれるという。
オーダーならではの気遣いだね。
今はこんな大きな鞄を製作中です。

また地元の消防団から不要となったホースを使って、
再活用できないだろうかと相談され試作もしている。
生かされている人生の最終舞台をこうして熱中できることは幸せです。
やっていることは人それぞれだが何か同士みたいな気持ちで応援したくなります。
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