東雲草（しののめぐさ）

9月に入り早くも半ばとなり、今日は十五夜だそうですね。
朝陽が昇る時間が遅くなりすっかり秋の気配です。

曙出づる頃に咲く花といえばアサガオですが、
東雲草とも呼ばれており何と秋の季語だそうです。
我が家のアサガオは役割を果たして満開は僅かとなってしまいました。


東雲草のように朝陽とともに花開き夕闇とともに蕾を閉じる植物は、
あたかも人の一生を凝縮している花かも。
昨日は近所に住んでおられた90歳になる古老の告別式でした。
今月に入って2人目で人生の先輩たちが続きます。

私の小学校時代の恩師でもありました。
一学年20人しかいなかった小規模校で、
6学年の内半分くらい担任だったように思い出しました。
厳しくも優しい先生で今ある自分の基礎をつくっていただきました。

地元町内へは葬儀場から送迎バスが出ます。
参列するのも老人ばかりとなっています。


ちなみに東雲草（しののめそう）は全く別の花のようです。