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思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

直虎が竜宮小僧になる時 四

2017-01-30 00:10:09 | おんな城主直虎

 

南渓和尚が手を打ってくれたことで、おとわが今川の人質から解放されました。

 

が、南渓和尚の提案で龍潭寺に入り修行をすることになります。

 

名前は 「次郎法師」 

 

でも…

 

井伊存続のため得度すると言った舌の根も乾かぬうちに

 

禅寺の厳しい修行に根を上げ、脱走!

 

でもまあ母上様、なだめつすかしつ、おとわをお寺に帰らせました。

 

南渓和尚は、次郎法師をがんじがらめにするのではなく、

 

少し泳がせて、自ら考え行動させるように仕向けていました。

 

さて、

 

どんなことが起きて、どんな風に解決するのか?

 

と私、見ておりましたが、なるほどね。

 

南渓和尚が 「托鉢」 を促しました。

 

ここでまた、『竜宮小僧』 のお話になりました。

 

伝説の中の竜宮小僧は心優しい妖怪で、

 

そっと現れて、そっと人助けをしておいてくれるという。

 

おとわは、亀ちゃんの竜宮小僧になって助けると言ってました。

 

和尚さんは、竜宮小僧になりたければ、竜宮小僧の様に振る舞えと。

 

素直に聞き入れ市に行き、水汲みをそっとしておき、

 

お餅?お焼き?のお店のおじさんから、食べ物を頂くことに成功。

 

第一関門、突破!

 

 

そうそう、こんな言葉が出てきてましたね。

 

 

” 一日作(な)さざれば一日食らわず ”

 

唐の禅僧、百丈の言葉だとか。

 

私にも分かり易い言葉です。

 

「働かざる者食うべからず」 ですね。

 

また、僧侶が食事をする時、ごはんを一口食べては、

 

数粒のごはんを除けていましたが、

 

” 餓鬼道に落ちた者に施すのが僧の務め ”

 

これを 仏教儀式の「施餓鬼」 というそうです。

 

この動作ですが、

 

禅宗では、毎食の前に「生飯~さば」という作法をします。

お茶碗から7粒ほどお米を取り分けて、手のひらで3回まわし御膳の隅に置く。

食後回収して餓鬼に施す。

 

知りませんでした。

 

また、「餓鬼道」 とは、(飢えと渇きに苦しむ世界)

 

「六道」のひとつで、他に

 

天道 (苦しみがほとんどない世界)

人間道 (苦しみと楽しみが混ざっている世界)

修羅道 (争いが絶えない世界)

畜生道 (獣や虫に身を落とす世界)

地獄道 (極苦の世界)

 

と怖いですね。

 

 

 

ラストシーンで、成長した次郎法師が現れましたね。

 

南渓和尚は 『蝶よ花よと育てる者ではない』 と言ってました。

 

『女子にこそあれ次郎法師』

 

蝶の様に花の様に、なんとも美しい次郎法師

 

男子ならずとも、ワクワク致します。

 

ではまた、井伊谷にて

 

 

 

 

三人には楽しませて頂きました、ありがとう。

 

 

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