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kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

時代祭・維新勤王隊

2010-10-23 18:10:06 | 京都

京都三大祭りのひとつ「時代祭」 を見てきました(10/22)

    

     

「時代祭」 は、平安神宮のお祭りです。

平安神宮は、明治28年(1895) 平安遷都1100年を記念して創建されました。

お祭りしてあるのは、「桓武天皇」…平安京創始の天皇と

「孝明天皇」…幕末の激動の中、近代日本誕生に関わられた天皇、です。

   

時代祭は京都が日本の首都として培ってきた伝統工芸技術の粋を、

「動く歴史風俗絵巻」 として内外に披露することを主眼としています。

    

市民組織「平安講社」 によって執行されています。

京都市民の支え、参加によって伝えられてきたお祭りなのです。

    

私はこの動画に上げました「維新勤王隊」 がとても好きでして、

祇園祭りの祇園囃し、壬生や神泉苑の狂言のお囃子、そしてこの維新勤王隊の

笛、太鼓の音色がたまらなく好きなんです。

すべて、私の子供時代に通じていきます。聴いて育ったサウンドなんです。

心踊り、ワクワクしてくるんです。

   

いつまでも、守り受け継がれていくことを願っています m(__)m

     

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船岡山

2010-08-18 22:24:53 | 京都

16日に五山の送り火を見たのは、船岡山からでした。

大文字、妙法、船形、左大文字が見られる数少ないスポットとして有名です。

      

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平安京が、中国の長安をまねて「四神相応(しじんそうおう)」 に基づいて

造られましたが、北の「玄武」 つまり大きな岩に当たるのが「船岡山」 です。

標高112mの小高い山で京都の町中にあり、山中には「織田信長」 をまつる

「建勲神社」 があります。

今回はもう日が落ちて来ていて、よう見に行きませんでした。

      

応仁の乱の時には、山名氏の西軍の砦を築いたといいます。

船岡山の南側には西陣が広がります。

      

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大文字を船岡山から見るのは、今回が初めてでした。

いくつかの送り火が見えるという事で出かけたのですが、

船岡山上にある公園には、沢山の人がビニールシートを広げ、酒宴が

賑やかに催されていました。

若い人達は、間もなく点火という時になって、カウントダウンを始め、

乾杯!と盛り上がっていました。

元来、宗教行事である「五山の送り火」 なのですが、そんな気配はみじんも…、

      

京都にいた時は、自宅からとか、近くの小学校の屋上からとか見ていました。

火が消える頃には、手を合わせ、お精霊さん(おしょらいさん) を送り、

行く夏を惜しみ、ちょっぴりしんみりとなったものなのですが…、

    

ま、ボヤいていてはいけませんよね (^_^;)

雨にもならず、人それぞれの「五山の送り火」 を堪能出来たのはよかったです。

五山の送り火の保存会 の皆さま、今年もお疲れさまでした。

特に今年はちょっとした変化もあったりとかで大変だったことと存じます。

また来年を待っています m(__)m

     

    

     

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大文字(五山の送り火)

2010-08-17 14:09:13 | 京都

きのう、8月16日は、「五山の送り火」 でした。

    

東山の大文字、午後6時半頃。 画面中央あたりに山肌が三角形に薄緑に

なっていてそこにうっすら「大」の字があるのが分かりますでしょうか?

    

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午後8時、大文字、点火。

まず、「要」 の部分(大の字の三画すべてが交わるところ)に点火されました。

     

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 次第に「大」 の字は漆黒の夜空に赤く激しく燃え上がります。

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なんとか上手く写真の撮れるところは…と、あちこち移動するのですが、

山に生えている木で隠れたり、沢山の人だったり…、

これも、木と木のほんの少しのすき間から。

       

京都市北区にある「船岡山」 から「五山の送り火」 を見たのですが、

この東山の「大文字」 の他に、「妙法」 「船形」 「左大文字」 も見えました。

     

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↑ 柔らかな文字の「妙」 が見て頂けてますでしょうか?

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                      ↑ 「法」 の字は角ばっています。

          

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「船形」 です。山らしきもので船底が隠れていますが、

波を打ち割って進む船に見えないとも…?

   

↓ 「左大文字」 です。船岡山からは、火床のひとつひとつが分かりました (^^♪

     

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皆さん、五山の送り火を見つめ、「お精霊さん(おしょらいさん)」 が

無事にあの世に帰れるようにと手を合わせます。 

    

次第に送り火は火の勢いを失い、ふと気付くと秋風が頬をかすめ、

行く夏に寂しさを感じ…、

と例年思うのですが、まあ~、今年の暑さはどうなんでしょう。

夏の終わりを惜しむなんて、まだまだ考えられません。    

暑いです。

   

” 燃えて身を焼く大文字 ♪ ” 

    

祇園小唄のこのフレーズも、ロマンチック且つ、セクシーなはずが、

ただただリアルに、この身も焦げそう、 暑い暑い… (>_<)

  

    

     

      

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五山の送り火、つづき

2010-08-06 12:18:07 | 京都

五山の送り火、大文字の点火から遅れること10分、

「妙法」 に火がともります。

「妙」 の字は、「松ヶ崎西山~万灯篭山」 に、

「法」 の字は、「松ヶ崎東山~大黒天山」 と二つの山に点火されます。

     

     妙   法参考:妙法

      

「妙」 と 「法」 の字体が違うんですよね。

「法」 は角々とした感じですし、「妙」 はさらさらとしなやかな字体ですよね。

私は、「妙」 の雰囲気が好きかなあ~(^^♪

   

「妙法」 は法華経の「南無妙法蓮華経」 の「妙法」。

「妙」「法」 は互いに相反する意味を持たせることが多いとか、記されていますが、

難しくって私には、よく分かりません (^_^;)

        

そして、8時15分、「衣笠大北山」 の 「左大文字」 に点火されます。

    

大文字参考:左大文字

        

同じく、8時15分、「西賀茂明見山」 に「船形万灯篭」 

     

舟形参考:船形

        

最後に、「嵯峨鳥居本曼荼羅山」 に「鳥居形松明」 が点火されます。

    

Img_4029_2 普通の日の鳥居形(2009.11.8写)

         

      

   

当日は、賀茂大橋、船岡山、吉田山、京都駅ビルなど、大勢の人が、

この送り火を見て、壮大な京都の行事を堪能したり、

手を合わせて、亡き人の御霊を見送ったり…。

      

勢いよく燃え上がる送り火も、次第に火の勢いが衰え…、

その後には、行く夏を惜しむ何とも言えないさびしさが、ふっと心をかすめます。

    

さあ、今年の送り火、雨の降らないことを祈ります。

     

      

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五山の送り火

2010-08-06 01:57:02 | 京都

口を開ければ、『暑いですね~』 ばかりです。

なんだか、このままずうっ~と暑い夏のままの様に思えるのですが、

もう、すぐそこまで秋が来ているんですよね。

暦を見てみましたら、あしたはもう「立秋」。 

この暑さもきっとあと少しの我慢だと思います。

    

そんな京都では、夏の大きな行事 「五山の送り火」 が8月16日にあります。

京都の町をとり囲む山々に壮大な送り火が燃え上がります。

     

参考:大文字(東山の如意ヶ嶽)

      

これだけ有名な行事でありながら、そのはじまりがはっきりしていません。

平安時代に弘法大師が始めたとも、室町時代からだとも諸説あるそうです。

      

「五山の送り火」 盂蘭盆会(うらぼんえ) 、この世に帰って来た亡き人々の

魂が再び冥界に帰っていく、その暗い夜空にともす送り火なのです。

今は「信仰の火」 というより「観光の火」 の感が強い様です。

    

「五山の送り火」 を 「大文字」 と呼ぶこともあるのですが、

東山連峰にある如意ヶ嶽(大文字山) は一番大きくて

夜8時、一番初めに点火されます。

「大」 の字は、山の中腹七千坪ほどの所にあり、第一画目が80m、

二画目が160m、三画目が120mあります。

    

Img_2083 普通の日の大文字山

      

その文字の上に火床が合計75か所。そこに松割り木を井桁に積み重ね、

その間に松葉を入れます。

「大」 は仏教では人の身を表わします。

器の中で「大」の字が映った水を飲むと病気にならないという言い伝えもあります。

    

さて、その後に北山を東から西に向けて、「妙法」「左大文字」「船形」「鳥居」 

点火されていきます。

京都の人びとは、送り火に手を合わせ、御先祖様を送ります。   つづく、かな?       

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龍馬点26

2010-07-24 23:07:06 | 京都

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龍馬さん達、長崎に行ってしまって…、

 「龍馬伝・第三部」 始動しました。

   

良きにつけ悪しきにつけ、脱藩浪士であることに、変わりない龍馬達。

薩摩の西郷隆盛、奇兵隊を率いる高杉晋作、それに長崎商人や外国商人など、

したたかな人物を相手に渡り合うために、龍馬もやはりしたたかに、うるさく、

その時代を駆け抜けていったのでしょうか?

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夏空の下

2010-07-19 18:15:22 | 京都

前日までの台風まがいの天候も嘘のように、7月17日には

夏空の下、祇園祭の山鉾は都大路を堂々と巡行しました。

2009年ユネスコ無形文化遺産に登録されて初めての巡行、

たくさんの見物の人びとの声援を受けながら無事、それぞれの鉾町に

帰っていきました。     

連日の雨にすっかり湿ってしまった鉾の木組みや緞通、御神体、

その後の晴天に、うまく乾かすことが出来てよかったなあと思います。

      

先日、菊水鉾に上がらせてもらった時、

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まだ幼い囃子方さんが、ちょっと一服中でした。

千年以上、こうして次の世代へと受け継がれているのだと思いますと、

すごいなあと、その鉾町の皆さんに敬意を感じずにはおれませんでした。

「大船鉾」 が復興に向けて動き始めましたが、他にも復興が出来ないままの

山鉾があります。

鉾町にとって伝統を守っていくのは、並大抵のことではないと思います。

鉾町にもそれぞれのお家事情が…、

周囲の者が「早く…、頑張って…」 と無責任には言えませんが、

やっぱり、これからも祇園祭の伝統が守られ、発展していく事を

願います。

   

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それぞれの祇園囃子

2010-07-17 15:53:09 | 京都

今日は夏の日差しの中の「山鉾巡行」で、本当によかったです。

仕事で私は見に行けなかったのがとても残念です。

    

↓ これは宵々山での長刀鉾の祇園囃子です。録音が悪いのですが…、        

    

↑ 山鉾の中で一番大きな長刀鉾ですが、お囃子の皆さんが、びっちり座って、

ほぼダークダックス式に肩並べてますよね (*^_^*) 

      

↓ 「綾傘鉾」 の 「棒振りばやし」 です。(宵々山にて)

      

       

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↑ 参考に2009巡行時の「棒振りばやし」を。赤熊をかぶり、棒を振って踊ります。

    

Img_8935 綾傘鉾(2010宵々山)

    

↑ 綾傘鉾は、この大きな傘と棒振りばやしの行列です。

       

↓ 函谷鉾(かんこぼこ)の祇園囃子です。

お囃しさんの手に着いているのでしょうか?

長い紐が手の動きに合わせて上下するのが楽しいです (^^♪

     

     

↓ 「大船鉾」 の祇園囃子です。

船が凱旋する様子を現しています。

       

     

「大船鉾」 は幕末の蛤御門の変の時の大火で船体は焼失してしまいましたが、

御神体(神功皇后)や懸装品は難を逃れ、「居祭り」 といって巡行はないが、

こうして、鉾町にてお囃子を披露します。

今回、本格的に「大船鉾」 の復興が決まりました。

巡行で見れる日が待ち遠しいです。

    

宵々山は雨でした。本日の山鉾巡行は晴れました。

宵々山しか行けなかった私は…、やっぱり正真正銘の雨女でした (T_T)

     

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かまきりが届けてくれるおみくじ

2010-07-17 04:27:10 | 京都

            

      

「蟷螂山・とうろうやま」 では、かまきりの人形がおみくじを届けるコーナーが、

行列のできる人気でした。(もちろんこのかまきりは、鉾に乗るものとは別です)

    

 この鉾には、屋根の上のカマキリがカマを振りあげ、御所車が動くというからくりがあります。

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 「蟷螂の斧を以て降車のわだちをふせがんと欲す」という中国の詩文にちなんだものです。

 蟷螂山の起源は南北朝時代。

足利義詮軍と戦い戦死した当町に住んでいた四条隆資(たかすけ)卿の武勇ぶりを

蟷螂に見立て、永和二年(1376)、四条家の御所車に蟷螂を乗せて巡行したのが始まりです。

山鉾のなかでもユニークでユーモラスな山です。

      

 

   

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祇園祭・宵々山

2010-07-16 16:10:14 | 京都

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↑ 「長刀鉾・なぎなたぼこ」 

    

昨夜、「祇園祭の宵々山」 を見に行きました。

やはり長刀鉾は人気でこの周辺が一番、人が多かったです。

そして、山鉾の中でいちばん大きいのです。

    

雨も強いし、あと一日「宵山」 もあるからか、人出はさほどではありませんでした。

しばらくは雨がまだ降っていて、傘とカメラとバッグを手に、モタモタしながら

頑張ってきました。でもやっぱり気に入った写真は撮れません (T_T)

        

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↑ 「蟷螂山・とうろうやま」 です。

「かまきりやま」 とも呼ばれ、山鉾の中で唯一からくりが施されています。

かまきりと御所車が動きます。

   

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↑ 「菊水鉾」 です。

「ちまき」 を買いましたら、鉾に上がらせて頂けました。

      

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菊水鉾内の天井画です。迫力ある眼でこちらを睨んでいます。

天井は綿が入っている様でフワフワした感じでした。

巡行中の鉾の揺れで、乗っているお囃子の皆さんが

万が一、飛び上がってぶつけた時、緩衝の役目をするためなのか?

或いはお囃子の音の反響に対してか?

聞いておけばよかった (>_<)

    

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鉾の内部はこんなに狭い。

    

     

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「駒形提灯」

菊水鉾の上(室町通り)から南を見ると、遠くに「鶏鉾」 が見えます。

      

     

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ちょっと、ポーズをお願いしましたら快く応じてくれました。ありがとうございました。

最近は、「粽・ちまき」 だけでなく、手拭い、ストラップ、Tシャツなども販売しています。

各鉾の維持に必要な費用は莫大ですから。

     

きょうは、パソコンのご機嫌ななめです。

『暑いし、蒸すし』 って言ってるみたい。 同感同感 (@_@;)

   

      

     

     

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