ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

偉業

2014-03-28 13:09:10 | 雑感

美しい笑顔で今シーズン最後を迎えた浅田真央選手。

彼女がこだわり飛び続けたトリプルアクセルの凄さ・美しさ


女子選手に於けるトリプルアクセルの先駆者
伊藤みどりさんの1992年アルベールビル五輪のことが何度も
思い出される。

もう22年も前のことだったのかと今更ながら驚くが。

当時の新聞だったか、TVニュースでだったか?
彼女も金メダルを期待されて、現地入り直後からガチガチに緊張し
トリプルアクセルが決まらなくなったとの報道を覚えている。

今の真央ちゃんのように、唯一トリプルアクセルを飛べた彼女が
五輪直前でやはりものすごい重圧に襲われていた。

それで今のSPにあたるオリジナルプログラムでトリプルアクセルを
ルッツに替えたが、それでも失敗してしまう。

フリーでもトリプルアクセルに挑んだが転倒。

それでも彼女は諦めなかった。
なんと演技後半にルッツではなく、再びトリプルアクセルを
もってきて成功させたのだ。

勇気と不屈の精神、同じアスリート魂をもってふたりは五輪史に
その名を刻んだ。

女子では伊藤みどりさん以来、二十年以上経っても真央ちゃん
しか飛び続けていない大技、トップクラスの男子でもよく失敗
している至難の技。

大舞台に於けるトリプルアクセルの成功はふたりの生涯の
誇りであり、スケート史に残る大偉業なのだ。
コメント (2)
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