花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

ジャノメエリカ

2018-02-21 | 近所
病院前の生垣に咲いたジャノメエリカ つぼみの頃はなにかな~と思っていたのです。







雄しべの葯の色は黒というところに特徴があるのでしょう♪
お日様に当たっていたらもっときれいに写ったのに・・・と言い訳したくなりますが
日の当たる時間は場所柄から早朝の間と短いみたいです。




名前がずっと分からないままだったのが判明してすっきりなのですがもうひとつ得られたことは
ジャノメエリカは 「エリカ」あるいは「ヒース」と呼ばれることも知ることができました。
これは衝撃でした! 何故なら 「ヒース」というのは荒野に生えるイネ科の植物のようなものを想像していたから!
高校生の頃に読んだ「嵐が丘」に出てくるヒース畑を思うに
”花など咲かない白っぽく枯れた広大な一面の荒れ野のヒース” という風景を思い描いていたのです。
ヒースの正体を何十年も経た今頃になって認識するなんて思いもかけないことでした。
作者のエミリーブロンテの時代ではまだ花はあまり咲くこともなかったのかしら・・・という疑問も感じているところです。
ジャノメエリカから昔の思い出やら今に至る生きてきた道のりなどに思いをはせることになりました。
ちなみにジャノメエリカ(ヒース)は ツツジ科エリカ属 の常緑低木
コメント (24)
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