花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

大王わさび農場へ(7/15)

2022-08-02 | 信州
「バケツの水をひっくり返したような大雨になる日」という予報ですが
出発時点ではそんな気配はまず感じることはなく まずまずのお天気でした。
大王わさび農場入口







丁度川の流れに沿うように寒冷紗までも流れているような感じがします。
広い広い 広~~~い どこまでも続くワサビ田




何か所かでは寒冷紗が避けられていて中を見ることができるようになっていました。




ワサビちゃんのオブジェ


ワサビ田周辺 
大きな木々や野草など自然が豊富でワサビ農場の認識を新たにすることになりました。
丁度ネムノキに花がびっしりのとき♪  マメ科 ネムノキ属





こんな大木もありました。小石川で見たことがあったキササゲでした。
ノウゼンカズラ科 キササゲ属








ワサビ田周辺は広くて全部は周りきれないほど!
のんびり歩きながら周ってみることにしました。

白馬旅行 2日目朝(7/15)

2022-08-01 | 信州
宿の部屋から見えた 白馬行き 二日目の朝の空模様はこんな感じ
天気予報のお姉さんから聞いた ♪お言葉♪ は  
「今日は 『バケツの水をひっくり返したような大雨になるでしょう』」って・・・
まさに朝からそんな感じの空もようなんです。
晴れてすっきりした青空だったら 
左に五竜岳~右には白馬岳 美しい山並みが見えるのに・・・


白馬の宿は いつもここと決めているのです。
今まで何度も希望の部屋が取れず 悔しい思いをしてきました。
でも! 今年は初めて白馬の山並みが目の前に広がって見える側の部屋が取れたため
家族の者 大喜びですごく楽しみだったのです。
それが朝からこんな塩梅で・・・気落ちすることったらないです。

宿の部屋から見えている川の流れ この川は「姫川」なんです。
景勝地(勝手にそう思っている)「姫川源流」は左へ行った先の方に位置しています。



目の前は明るく見えても 遠くはまるで霞がかかりよく見えない

すごく濁ってる  お天気悪いこと暗示しているし・・・


これは「白馬ジャンプ台」!


引いてみるとこんな感じです♪
ジャンプ台の上のほうには白馬の山並みがず~~~っと広がって見えるはず・・・


2日目の予定は「栂池自然園」あるいは「白馬五竜高山植物園」一応もくろんでいましたが
お天気の塩梅から まだ行ったことのない安曇野の「大王わさび農場」へ
行ってみることに!
そこなら雨でもなんとかなるかもしれない・・・ということで決めました。

菅平湿原6(7/14)

2022-07-30 | 信州
菅平湿原散策  チョウとクサフジ  マメ科 ソラマメ属
セセリチョウのなにかかもしれない





おかしな葉が!!!誰かさんの仕業? 不思議でならない




ミゾホオズキ  ハエドクソウ科 ミゾホオズキ属
かえで☆さんから教えていただいて正しい名前は「オオバミゾホオズキ」でした。
花柄があることが「ミゾホオズキ」との違いでした。
かえで☆さん、いつもお世話になりありがとうございます♪





おっちょこちょいばかりで 申し訳ないです.。
葉柄のない部分をトリミングして入れておきます♪
なんどもお世話をおかけした上にお手間を取らせてしまいました。
これで頭には印象づけられたのではないかと勝手にいい方へ考えています。
重ねてありがとうございました(*^。^*)



シキンカラマツ  遠くてアップでは撮れなかったことが残念
キンポウゲ科 カラマツソウ属





チダケサシ  ユキノシタ科 チダケサシ属


カンボク 形のよい葉をしていました。おしゃれな感じ♪ 若い果実つき
真っ赤な実になる頃 見てみたいです~
レンプクソウ科→ガマズミ科 ガマズミ属





カラコギカエデ  ムクロジ科 カエデ属




「イオウゴケ」とか「イオウハナゴケ」とか・・・赤い色がすごく目立ち目を引きます~
赤いところは「子器」ここに胞子が入っているそうです。







生き物色々  キモチワルイ カワイイ それぞれ生きてる~




植物園出入口 風情を醸し出している水車小屋が送迎してくれるのです♪



菅平湿原の植物に癒され 至福のときを過ごすことができ大満足でした。

菅平湿原5(7/14)

2022-07-29 | 信州
オニシモツケ 丁度最盛期といった感じ
いたるところ オニシモツケが固まって咲いているので感激でした。
バラ科 シモツケソウ属







繊細で小さな花がいっぱい!




ピンク色も多かったです♪


つぼみも花も見ごたえありました。






もう果実になっていたりしていました。









感動で胸がいっぱいに! オニシモツケ三昧 至福のときでした。

菅平湿原4(7/14)

2022-07-28 | 信州
ドクゼリがたくさん生えていました。 セリ科 ドクゼリ属
すごく草丈が高い! 普通のセリと間違えることはないでしょう。別名 オオゼリ
ドクウツギ トリカブトと並んで「日本三大有毒植物」だそうです。









花の咲き始めの頃




ハナアブみたいなのが来ています~




初めて見たのは! ホソバイラクサかもしれません。
イラクサ科 イラクサ属



托葉は2組各2枚



湿原の散策は涼しくて心地よく いつまでもこんなところで過ごしたい
そんな思いがますます高まってきていました。

菅平湿原3(7/14)

2022-07-27 | 信州
赤い実がすごく目だっていたのは ニワトコ!
ニワトコは身近にもあり! こういうところで見ているとちょっと雰囲気が出ていい感じ♪
ガマズミ科 (スイカズラ科)(レンプクソウ科) ニワトコ属 
科名色々変わるみたいでややこしい 
杖にもなるし 葉やつぼみは食用にもなるそう♪







赤く色づき始める頃




こっちは クロミサンザシという木でした。


まだ黒くなっていなかった 初々しい果実





優しさを思わせる形の葉でした。可愛い托葉もついてるし! 花は白で果実は黒

調べてみたら クロミサンザシは
 ※北海道と長野県菅平に隔離分布している。北海道レッドデータブックでは絶滅危機種(CR)
 長野県版レッドデータリストでは絶滅危惧IA(CR)である※ となっていました。
意味はよく分からないけれど 大事にされなくてはならないというニュアンスは伝わります。

菅平湿原2(7/14)

2022-07-26 | 信州
野生ランがたくさん! ほとんど同じランのような気がしていました。
このランはオオバノトンボソウかもしれない  ラン科 ツレサギソウクモキリソウ属
多摩さんからのアドバイスでこのランは「クモキリソウ」でした。
葉の縁には細かな鋸歯がありました。名前がはっきりしてうれしいです 
多摩さんありがとうございました♪






一番の盛りは過ぎていて とても残念








もうひとつランが!!!
オニノヤガラがあったのでした!!! ラン科 オニノヤガラ属
もう枯れ始めているものの ランとしての最後の気概・・・無理無理感じておきましょう




菅平湿原1(7/14)

2022-07-25 | 信州
湿原の案内板




こんな「木の道」から中に入っていきました。


まずはマユミの若い果実♪


巨大化したミズバショウ!!!



答えは ”あれ” ですね




穴をあけたのは? 誰なんでしょう(^^♪


オオマルバノホロシ
ナス科 ナス属








湿原の遊歩道は草刈りされたばかりという感じで とても歩きやすく 助かりました。

横堰調整池(長野県東御)(7/14)

2022-07-24 | 信州
灌漑用水路 横堰で一休み

読みは「よこせぎ」  「よこぜき」と読むのかとばかり思っていました。
「せぎ」とは長野県において用水路のことを意味する・・・そうです。



霧が出たり 晴れたりの繰り返しでした。


この付近ですごく多く咲いていた花 サボンソウとかいう名前かもしれない
道路の のり面や道路にはみ出して咲いていました。(逸出帰化植物)












この後はお昼を済ませ 標高1200Mにある 菅平湿原へ行ってみることになりました。
どこへ行くかはお天気次第ゆえ その都度調べてからでした。

菅平高原スキー場の花たち5(7/14)

2022-07-23 | 信州
ノアザミの茎に水滴がいっぱい!!!




一緒に写っている茎が赤いこの葉は・・・
野イチゴのなにか?  調べても結局分かりませんでした。



ネバリノギラン 多かったです!!!


シラビソの茎についているのは粘菌?
粘菌ではなく「地衣類」でした。平家蟹さんから教えていただけました♪



道の隅に重機が置いてありました。
スキー場には欠かせない 働く乗り物




この後は東御市の灌漑用水路付近で休憩(*^。^*)

菅平高原スキー場の花たち4(7/14)

2022-07-22 | 信州
なにこれ~




もしかして・・・やっぱりそうでした!
上の二枚はヤナギランのつぼみ 咲き始めようとしているときだったのです。
きれいに花開いているのがたくさん出てきました。  アカバナ科 ヤナギラン属
ヤナギランは雄性先熟だそうです。 雄しべが先に熟し 後から雌しべが熟す





花粉せっせと運んでくれる虫がいました!


             ▼この下あたり 雌しべが見えます!下向きになってる




雌しべ 開いた後クルンと反り返ってきていました。





こんな感じの雰囲気 ヤナギランには似合っていました(*^。^*)

菅平高原スキー場の花たち3(7/14)

2022-07-21 | 信州
どこかの学校の施設らしいです。
そこにもヨツバヒヨドリが色違いで咲いていました。 キク科ヒヨドリバナ属


3枚~5枚の葉が輪生する


クロヅルかな?って思っている木 つぼみができていました。
間違っているかも・・・
ニシキギ科 クロヅル属





マイナーな感じ これはなんでしょう さっぱり分かりませんでした。


野生ラン つぼみでしたが・・・
エゾスズランというのが菅平高原にはあるそうですが・・・
幅広の葉にその特徴があるような感じも・・・





ニッコウキスゲ・・・でいいかな~




鮮やかな赤紫色のノアザミ

一気に植生色々で息苦しいほど~ でもうれしさは計り知れない(^^♪

菅平高原スキー場の花たち2(7/14)

2022-07-20 | 信州
菅平高原スキー場 続き
オダマキ   キンポウゲ科 オダマキ属



シャジクソウ   マメ科 シャジクソウ属




トリアシショウマ ピンク色  ユキノシタ科 チダケサシ属




白のほうが多かったものの ピンク色と両方生えていたのでした。


トリアシショウマの葉

トリアシショウマとかこの類は見分けがとても難しく 一応名前をつけておいたものの
果たして合っているかどうかは全く自信なくて・・・


シモツケが岩のてっぺんを飾っていました。  バラ科 シモツケ属




シラビソ通り~


心奪われるシラビソの木 葉の部分を大きく撮ってきました。マツ科 モミ属







↑シラビソの葉柄は短く直線的で
オオシラビソの葉柄は長く曲がっているそうです。

落倉自然園4(8/14)

2019-10-14 | 信州
涼しげなミズタマソウ  ほかの草と一緒だとよく分からないです。アカバナ科ミズタマソウ属


果実の周りには鉤状のトゲトゲがいっぱい

花弁は2枚で先が2裂している  
裂けている部分がハート型に見えるのにうまくいかずとっても残念



チゴユリに果実がついていました。  イヌサフラン科チゴユリ属


ツクバネソウにも果実でき始め!熟すと鮮やかな色が出るでしょう   ユリ科ツクバネソウ属






ヒメジソが咲いていました。   シソ科イヌコウジュ属




花はついていなかった ツルリンドウ


ボタンヅル 高速道路では塀にからまっているボタンヅルをよく見ます。
そのたびに「いいな♪」と思うだけでそばへ行かれないのがとても残念
自然園の入り口付近にかたまりがあるのを帰りに見つけました。 
センニンソウより出会える機会が少なく花もその後も一味違うボタンヅルは残り花でも幸せ (*^^)v
味わい深い葉も撮っておきました。    キンポウゲ科センニンソウ属









信州らしい道の駅での田園風景の眺め

信州での数々の思い出はこれで終わりにします。
長くお付き合いくださりありがとうございました。  ♪信州いいとこ何度も行きたい♪

 大型の台風のせいで美しい信州の風景が損なわれているのではと懸念されます。
 なにより気持ちの優しい人たちの心に深い傷が残ったら・・・
 とそのことに心が痛みます。ずっとずっと応援し続けていきたい! 心のふるさとだと思っていますので
 力強く耐え抜き誇らしい美しい自然を取り戻されますようお祈りしたいです。

落倉自然園3(8/14)

2019-10-11 | 信州
奥のほうまで行くとそこには神社がありました。
大山祇(おおやまづみ)神社  山の神様が祀られているそうです。





水神様も祀られ 近所の人たちと密なつながりがあるのだと感じます。
自然園から一歩外はもう民家がたくさんありました。



ヒメシロネ 咲いていました。   シソ科シロネ属




息子の嫁が「なにこれ!」と言って待っていて・・・
そこには見たいと願っていたツチアケビが立派な株となり立っていたのでした。    
ラン科ツチアケビ属  別名ヤマシャクジョウ 日本固有種 
地下茎がナラタケと共生する大型の腐生ラン 薬用になる


果実は「まるでソーセージ」とよく形容される まさにその通りだと思いました。
アケビ バナナ などにも似ているし!




先の方に咲き残りの花が!  花も実も見られ大満足でした。






ウバユリ  花と若い果実と!     ユリ科ウバユリ属