夕方、そのホームページにお知らせが掲載された。
第11回いわきサンシャインマラソン
開催可否について
開催に当たっては、日本国内で新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、様々な感染症対策の準備をしてきたところでありますが、全国から多くのランナーが参加し、沿道にも応援される方々が大勢集まるなど、感染拡大リスクが高まること、更にはボランティアスタッフの確保が懸念され、安全な大会運営に支障が生じるおそれがあることから、本大会を実施することは困難であると判断いたしました。
このことから、本日16時から実施した第6回企画運営委員会にて、大会前日のウェルカムパーティーも含め、大会開催の可否を協議した結果、苦渋の決断ではありますが、本大会を中止することとしました。
いわきサンシャインマラソン実行委員会事務局
いわきサンシャインマラソン。
今年も、開催中止となってしまった。
去年は降雪で、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大で。
マラソン実行委員会の皆さんや関係者の皆さんの心中を考えると、その無念さはいかばかりのものがあろうか、と思ってしまう。
去年は、直前の降雪で中止となってしまった。
それでも、完走記念に渡されるはずだったメダルを、わざわざエントリーした人全員に送ってくれるという配慮をしてくれた。
そして、次の大会こそ雪の危険性の少ない時期になるようにと、開催時期を2週間遅らせて今大会の準備を着実に進めていた。
つい先日には、地元産の米やしょう油などを事前に送ってくれていた。
去年の無念さを晴らすべく、なんとか今年こそ開催したいという強い意欲が感じられた。
そして、東日本大震災や去年秋の台風19号で被害になったときの支援にも感謝したいという誠実な気持ちも、たくさん伝わってきていた。
そこへ降ってわいたような新型コロナウイルス感染症。
これに対しても、マラソン実行委員会は、マスクの準備やハイタッチの自粛など、様々な準備や協力の呼びかけなどを行って、できるかぎりの対策を講じてきたのが伝わってきていた。
参加者としても、去年のことがあるから、なんとか今年は開催してほしいと思っていた。
ウイルス感染の沈静化を期待していたが、今週に至っては、政府から厚生労働省やら首相官邸やら次々と広報が出され、警戒感がいっそう高まってきてしまった。
こうなると、さすがに開催を強行するのは難しい。
やろうと思えば、やれるだろう。
しかし、万が一、である。
大会後、参加者のなかに新型コロナウイルスに感染したという人が出たら、どうなるだろうか?
政府があれだけ言っていたのに、それを守らないで新型コロナウイルスをまき散らし感染を拡大させた、とんでもないマラソン大会だ、ということになる。
開催した側に責任が生じてしまう。
そうなっては、このマラソンも、いわき市も、福島県も、大きなダメージを追うことになってしまう。
だから、開催中止は残念だが、やむを得ないと思う。
去年のことがなければ、開催期日は2月の10日前後のままであっただろう。
それならまだ開催できたのに、と悔やむ人も多いかもしれない。
大会関係者は、2年も連続して開催中止になると来年以降参加してくれなくなるのではないかと懸念する人もいるようだ。
そんなことはないですよ!
前回大会の中止後の措置や、今回の事前のおもてなしで、十分に参加者に対する誠意は伝わっている。
大会関係者からの誠意を感じた人は多いはず。
大会関係者の皆様、苦渋の決断だったと思います。
でも、私は、これは「英断」だったと信じています。
次回こそ何の問題もなく開催できることを祈ります!
第11回いわきサンシャインマラソン
開催可否について
開催に当たっては、日本国内で新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、様々な感染症対策の準備をしてきたところでありますが、全国から多くのランナーが参加し、沿道にも応援される方々が大勢集まるなど、感染拡大リスクが高まること、更にはボランティアスタッフの確保が懸念され、安全な大会運営に支障が生じるおそれがあることから、本大会を実施することは困難であると判断いたしました。
このことから、本日16時から実施した第6回企画運営委員会にて、大会前日のウェルカムパーティーも含め、大会開催の可否を協議した結果、苦渋の決断ではありますが、本大会を中止することとしました。
いわきサンシャインマラソン実行委員会事務局
いわきサンシャインマラソン。
今年も、開催中止となってしまった。
去年は降雪で、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大で。
マラソン実行委員会の皆さんや関係者の皆さんの心中を考えると、その無念さはいかばかりのものがあろうか、と思ってしまう。
去年は、直前の降雪で中止となってしまった。
それでも、完走記念に渡されるはずだったメダルを、わざわざエントリーした人全員に送ってくれるという配慮をしてくれた。
そして、次の大会こそ雪の危険性の少ない時期になるようにと、開催時期を2週間遅らせて今大会の準備を着実に進めていた。
つい先日には、地元産の米やしょう油などを事前に送ってくれていた。
去年の無念さを晴らすべく、なんとか今年こそ開催したいという強い意欲が感じられた。
そして、東日本大震災や去年秋の台風19号で被害になったときの支援にも感謝したいという誠実な気持ちも、たくさん伝わってきていた。
そこへ降ってわいたような新型コロナウイルス感染症。
これに対しても、マラソン実行委員会は、マスクの準備やハイタッチの自粛など、様々な準備や協力の呼びかけなどを行って、できるかぎりの対策を講じてきたのが伝わってきていた。
参加者としても、去年のことがあるから、なんとか今年は開催してほしいと思っていた。
ウイルス感染の沈静化を期待していたが、今週に至っては、政府から厚生労働省やら首相官邸やら次々と広報が出され、警戒感がいっそう高まってきてしまった。
こうなると、さすがに開催を強行するのは難しい。
やろうと思えば、やれるだろう。
しかし、万が一、である。
大会後、参加者のなかに新型コロナウイルスに感染したという人が出たら、どうなるだろうか?
政府があれだけ言っていたのに、それを守らないで新型コロナウイルスをまき散らし感染を拡大させた、とんでもないマラソン大会だ、ということになる。
開催した側に責任が生じてしまう。
そうなっては、このマラソンも、いわき市も、福島県も、大きなダメージを追うことになってしまう。
だから、開催中止は残念だが、やむを得ないと思う。
去年のことがなければ、開催期日は2月の10日前後のままであっただろう。
それならまだ開催できたのに、と悔やむ人も多いかもしれない。
大会関係者は、2年も連続して開催中止になると来年以降参加してくれなくなるのではないかと懸念する人もいるようだ。
そんなことはないですよ!
前回大会の中止後の措置や、今回の事前のおもてなしで、十分に参加者に対する誠意は伝わっている。
大会関係者からの誠意を感じた人は多いはず。
大会関係者の皆様、苦渋の決断だったと思います。
でも、私は、これは「英断」だったと信じています。
次回こそ何の問題もなく開催できることを祈ります!