ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

吉田祐也選手の走りに心動かされて

2020-02-03 21:32:09 | ひと
走るときに使うものとして欠かせないのがシューズである。
今、走るためのシューズとして、ナイキ社製の厚底シューズが話題になっている。
昨日の別大マラソンでも、丸亀国際ハーフマラソンでも、箱根駅伝同様にたくさんの人がそのシューズをはいて走っていた。
丸亀国際ハーフマラソンでは、日本記録も出たし、箱根駅伝でも区間賞続出だった。

はくと記録が飛躍的に伸びる魔法のシューズのように思われるけど、記録を伸ばすためには、シューズに合った走り方も必要なはず。
必要な練習をこなさずに記録だけがよくなるなんてありえない。
そのことを、昨日の別大マラソンで日本人トップとなった吉田祐也選手は教えてくれたように思う。
彼も、そのシューズの使用者ではあった。
青学大で去年もおととしも箱根を走れない11番目の選手だったのに、今年は4年生で初めて箱根を走り4区区間賞。
卒業後は実業団選手として走ることを選んでいなかったのに、初めて走ったフルマラソンで初マラソンの日本人歴代2位の記録を生み出した。
ただ、彼を見ていると、シューズの使用だけではない継続した努力の存在が伝わってきた・
青学大原晋監督も、「努力は裏切らない」と絶賛だった。

他の多くの選手同様に、その吉田祐也選手も、ナイキ社の厚底シューズをはいていたが、「箱根駅伝以降、充実したマラソン練習が積めた」と言っていた。
そのシューズのよさを使いこなせる練習内容や練習量をこなしていたということだ。
最初で最後のマラソン挑戦かもしれないのに、そこに向かう姿勢と生み出した結果は、本当にすばらしいなあ、と思った。

大学を卒業したら、彼が就職するのは、私たち新潟県人にとっては地元に本社がある菓子会社だ。
その会社では、水球はやっているが、陸上はやっていない。
走ることをスパッとやめたりはしないだろうけれど、彼は、どのようにして、何を目標にして走っていくかなあ、と興味がある。
これからも、彼の動向に多少注目していきたい。
コメント
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