ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

体調不良も、白根ハーフマラソン強行参加

2018-05-13 19:37:00 | RUN
白根ハーフマラソン当日。
前夜は、夜中と明け方の2回、目が覚めたが、咳き込みは軽かった。
3日間薬を飲んで、やっと効いてきたのかな、と思う。
5時に起き、今日のハーフマラソンに走ることを決めた。

この大会は、初参加。
旧白根市役所(現新潟市南区役所)が駐車場。
そこから、シャトルバスが出る。
車を止め、バス待ちをする人の列に並び始めたら、知り合いのSNさんと合流。
SNさんも、今春定年退職を迎え、別の仕事に就いたばかり。
いろいろと話をしていたが、なかなかシャトルバスが来ない。
どうやらバスの台数が極端に少ないようだ。
まあ、それでも早く着いていたから、会場の白根カルチャーセンターには余裕をもって到着はできた。

カルチャーセンターは、体育館と同様で、アリーナ内に荷物を置き、SNさんと体ほぐしや服装の準備などを行った。
後ろから、去年ホノルルマラソンを走ったSIさんが声をかけてくれたので、ホノルルマラソンの話をあれこれ聞いた。

それにしても、ここは静かだ。
場内アナウンスもないし、外で開会式をしたらしいがその声も聞こえない。

スタート時間の20分前になったので、並びに行った。

先ほどから、ぽつぽつと雨が落ちてきている。

寒いというほどではないが、半袖・短パンの身ゆえ、濡れるのはいやだ。
スタート時刻になって、突然号砲が鳴った。
ここでもアナウンスなしで、突然だった。

スタート地点に行くまで40秒ほどの時間がかかり、多くの人が前を走っていたから、最初は走りづらくてタイムもよくはない。
それでも、1kmを走るころには、だいぶ走りやすいスピードになってきていた。

体調がよいわけではないので、今日は1km5分30秒を越えないくらいのタイムで行こう。
可能なら5分15秒くらいで行きたい。
そんな思いで走っていた。
SNさんのすぐ前で走るような形で、5kmまで進んだ。
①5分51秒、②5分14秒、③5分07秒、④5分16秒、⑤5分22秒。
コースは、完全に水田地帯の農道を進む感じ。
5km過ぎの給水で、SNさんが先行する形になった。
やはり病み上がりの身には、少し入りが速すぎたかもしれない。
おまけに、ずっと向かい風できつい感じがしていた。
それでも、SNさんに付いていこうと呼吸と歩幅を整えながら後走した。
⑥5分11秒、⑦5分11秒、⑧5分13秒。
速いが付いていけるから、このままいきたいと思っていた。

ところが、SNさんが、「ふくらはぎがつって、ダメそうだ。先に行ってください。」と言った。
仕方がない。できるだけこのままのペースで行こう、と決めて進んだ。
⑨5分22秒、⑩5分21秒、⑪5分12秒、⑫5分16秒。

10㎞を過ぎて、道を折れたら追い風になったので、少し楽になった。
しかし、他のランナーに比べて、自分のかく汗の量が半端なく多い。
他の人は、背中ににじむのが見えるのだが、私の背中は、完全びっしょり状態。
異常な汗の量に、普通じゃないと感じていた。
追い風で楽だったはずが、2度右に折れたら、再び向かい風になった。
この辺りから、足が前に進むというより止まる感じになってきた。
⑬5分24秒、⑭5分31秒、⑮5分49秒。
目標にしていた5分30秒を越えるようになってしまった。

突然、背後から声がした。
「やっと復活してきたよ。」
SNさんだった。
ふくらはぎ痛を気にせずに走れるようになったらしい。
抜かれてしまったが、SNさんが目に見えるところで走っていたいと思って進んだ。
しかし、少しずつSNさんとの距離は、離されていった。
⑯5分30秒、⑰5分36秒、⑱5分34秒。

やはりずっと風邪をひいていて走っていないという体調の悪さは、ここまで走っては来れたが、最後の5kmを走る体力を奪っていた。
それが一層顕著になったのは、残り3kmを切ってからだった。
動悸がするのである。
ドクン、ドクン…こんなところで無理をして命を縮める必要はない。
だから、動悸が鎮まるくらいのスピードで走るようにした。
それにしても、周囲の人がラストスパートをかけていけるのがうらやましい。
まあ、こんな体調で参加したからしかたがないか。
⑲5分49秒、⑳6分08秒、㉑6分02秒。
それでもゴール直前で意地で一人を抜いて、フィニッシュ。

その意地は、ゴール地点手前で、ひと足早くゴールしたSNさんが声援を送ってくれたこともあって出たのかもしれない。

ネットタイムは、1時間55分台。
60歳以上男子の部で、154人中50位弱。3分の1の辺り。
総合順位では、920人中420位台。半分より少し上。
まあ、こんなものでしょう。

荒天の笹川流れマラソンに比べてずいぶん悪いけれども、2時間を切れているし、完走できたのだから、よしとしよう。

ゴール後、具たっぷりのきのこ汁をいただいた。

汗びっしょりの体が冷える前にいただいたが、食後ずいぶん冷えてきた。
急いで着替えてほっとした。
早く帰りたかったが、駐車場行のシャトルバスが20分に1本しか来ない。
おまけにそのバスは27人乗り。
20分待ってバスが来ても、乗れないために、さらに待たされる人が続出。
これはちょっとひどいのじゃないかなあ。
アナウンスとシャトルバスのなさには閉口した。

けれども、まずは、こんな体調でも2時間を切ってハーフマラソンが走り切れるとわかったことは収穫だった。
SNさんも言っていた。
「いつまで走れるか、わかんないからねえ。」
そう。だから、健康に気をつけ、今やりたいこと・やれることをやって、生きていくことにしよう。
改めてそのように思った、白根ハーフマラソンであった。

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