ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

今季、ホーム初勝利~監督交代初戦を勝利で飾る

2012-06-17 15:21:39 | アルビレックス新潟
いやあ、よかったなあ!!!
アルビレックス新潟、今季ホーム初勝利。
ホーム7戦目にして、初だよ。
ここまで何と苦しんだことか。
監督を交代して臨んだ初戦だった。
対戦相手は、チームカラーを同じオレンジとする、清水エスパルス。
今季好調、4位につけている強敵であった。
これに、どう対抗するか、新生柳下アルビレックス。

今日の試合前は、今やドイツ・シュツットガルトのレギュラーに定着した酒井高徳選手のあいさつもあった。

「今までも苦しい時はあったけど、新潟は、それを乗り越えてきた」
という励ましが、うれしかった。


さて、試合開始前から、ゴール裏Nスタンド、新潟のサポーターが元気だ。
やたら大きな、いい声が出ている。


こちら清水よりも、

新潟の方が、本数が多いぞ、と。(ホームだから当たり前)

新潟に対する拍手や応援の声は、バックスタンドのEスタンドやアウエー側Sスタンドでも、いつもより大きく響いていた。
監督交代して生まれ変わったアルビレックス新潟に対する期待が伝わって来る。

ところが、前半の試合内容は、まったくひどいものだった。
圧倒的にボールを支配される。
相手選手のパスが正確で速いばかりか、動きも実に俊敏だ。
DFの金珍洙選手は、動きを止められず、ファールを犯す。
イエローカードを1枚もらって、さらにまたファール。
このままでは、もう1回イエローカードをもらって退場か?
不安だ。

ところが、ここで、さすが経験豊富な柳下新監督。
前半まだ26分だというのに、金珍洙に代えて、菊地を起用する。
これが、ズバリ当たる。
守備の不安が、解消されてきた。
とはいうものの、相変わらず清水の攻勢。
新潟は、1本もシュートを打てていなかった。

そんな前半39分、初めて新潟が相手陣内深く入り込んだ。
ミシェウ→田中亜土夢とよいパスが回り、最後は走り込んだ藤田がゴールにボールを突き刺した。
子どもが生まれたばかりの藤田選手に、同じく父となって2か月の三門選手たちが加わって「ゆりかごダンス」。
気持ちいい!
あれだけおされていたのに、初めてのシュートが得点になるのだから、サッカーは面白い。


試合は後半になり、雨が降って来た。

しかし、新潟の選手たちが、躍動し始めた。
ボールの保有率が格段に上がった。
セカンドボールも取りに行く勢いが出てきた。

後半も、シュートは2本しか打てなかったけれど、相手も後半はわずか1本だった。
そして、久々の勝利!!

観衆は、多くなく23,797人だったけど、昨夜の観衆は、心から新潟を応援する人が多かった。
歓喜に沸くスタジアム。
私たちは、前の席の中年のオジサンとも、ハイタッチを交わし、喜びを分かち合った。

ホームで勝利のバンザイは、昨年10月23日以来。
なんと8か月ぶりである。
順位も1つ上がって、16位。
降格圏を脱出する15位の大宮まで、あと勝ち点3、つまり1勝の差でしかなくなった。
試合後のコメントを聞いても、試合中の采配を振り返っても、柳下監督、さすが10年の監督経験保有者だと思った。

藤田選手のヒーローインタビューを聞き、気持ちよく帰宅した。

さあ、これで1週間、仕事がんばるぞ、と。

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