ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

あ、そっか。負けたんだった …そんな感じ ~2022アウェイ町田戦~

2022-05-15 18:01:03 | アルビレックス新潟


そりゃね、負けて首位陥落したんだから、悔しい。
だけど、試合前からそうなるんじゃないかなという危惧はしていたのだ。
だって、今週5人もCOVID-19感染者が出たと公表されていたのだから。

できれば、せめてレギュラークラスの選手でないように、と思ったサポーターは多かったはず。
ふたを開けてみると、前節得点を挙げた4人が、先発メンバーどころかベンチ入りもしていなかった。

普通のチームならここで、ああ今日の試合は負けだな、と思うはず。
でもね、今季の新潟は違うのだよ。
前節まで、2試合連続同じスターティングメンバーということは一度もなかったのだ。
様々な選手を使い、それでいて勝ち点を積み上げてきたのだから。
だから、じゃあ今日は誰が出場して、誰が活躍してくれるかな、と逆にワクワク感しかなかった。
まあ、多少の不安感はあったけれども。

そんな今日の試合、結局は負けたけれども、「ちょっと運がなかったな」と思ったくらいで、「欠場した選手がいたら勝てた」なんて思いは抱かなかったよ。

その運のなさの一つは、言っちゃ悪いがジャッジの問題。
前半まだ時間の速いときに、攻め上がった三戸が倒されたが、それはユニフォームをめちゃくちゃ引っ張られていたから。
それなのに、ノーファウルとは。
それ以降、ラフなプレーが増えて痛みを抱えてうずくまったり倒れたりする選手が続出してしまった。
試合をそうなってしまったのは、そのジャッジが多少荒っぽくてもファウルをとらない、というのが、試合の基準となってしまったから。
それなのに、相手チームほどひどいファウルでもなかったのに、舞行龍はイエローカードを提示されてしまった。
多少「演技」した鄭大世は、しめしめとほくそ笑んでいたのが印象的だった。
与えたフリーキックで、スーパーなキックを決められ、先制を許してしまった。
キッカーも、あんなすごいキックを蹴ったのは人生初めてだろう。
そういうキックが決まってしまったのも、運のないところだな。
0-2のアディショナルタイムに、ペナルティエリア内でユニフォームを引っ張られて鈴木が倒されたときに、主審はようやく笛を吹いてPKを示したけど、さすがに遅かったね。

運がなかったとはいえ、アルビの選手たちの戦いぶりは見ていて非常に楽しかったなあ。
今まで試合出場のチャンスの少なかった選手たちが、やはりかなりやれる力があるということを見せてくれた。

初めてボランチとして出場した星雄次。
違和感なくこなしていた。
前半の先制のチャンスは、相手GKのスーパーセーブに防がれたが、決めてほしかったなあ。
(これも今日の運のなさか…?)

途中出場した小見洋太。
ボールに触れたくてしようがない雰囲気満々で、1-2となったときにゴールからいち早くボールを拾って駆けていった姿に、負けるのが嫌いな勝利への執着心を見たよ。

久々出場の鈴木孝司。
PKを獲得し、見事に決めたのはさすが。
その後のチャンスでも、ゴール前でボールを収めてゲデスにラストパスを送ったのは見事だった。

初出場を果たした、吉田陣平。
高卒ルーキーなのに、全く臆せず、堂々としたプレーぶり。
コーナーキックを蹴ったり、意外なパスを選択して送ったりする姿は、十分に楽しめた。

そして、チーム全体でやっていたサッカーは、まったくいつも通りのもの。
そのうえ、セットプレーでの様々な変化は、今後精度を上げたときの得点力を予感させるものだった。

同じ勝ち点で並んでいた仙台も横浜FCも勝ってしまったから、新潟は勝ち点3差の3位に落ちてしまった。
しかしながら、まだ16試合を終えたばかり。
あと26試合もあるのだ。
今日は、日ごろ試合出場の少ない選手たちの潜在能力をかいま見せてもらった。
これからの新潟の各選手の活躍が、ますます楽しみになってきた。
今回の感染禍が、今後チームを、さらに良い方向に向かわせてくれるような気がする。

次は、ホームで横浜FCとの「6点ゲーム」だ。
ホーム戦8連勝といきましょう!

Visca Albirex !!


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